2020公開なので、ごく最近の映画
この映画を見たトランプ(←)が
「民主党を支持する腐ったセレブどもが、
オレを支持する善良なプア白人たちを殺している!」
と怒ったらしい
広大な森の中で目覚めた12人の男女、なぜ自分がここに来たのかも分からない
だが、突然銃声が鳴り響き、何者かに狙われて、虫けらのように殺されていく
かなりグロで、ストーリーもハチャメチャだが、けっこう引き込まれる
セレブとプアというアメリカの伝統的な対立に加え、ちょっとした発言が炎上して社会的生命が危険にさらされるという、最近の社会動向も織り込んでいる
ベティ・ギルピン(→)の演技が、なかなか良い
(^_^;)
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・・・この映画とは関係ないが
1828年、オーストラリア政府は、白人がオーストラリアの原住民アボリジニを自由に殺す権利を認める法律を制定した
当時の白人にとって、アボリジニなどの非白人は動物(類人猿)との認識であった
この認識は、非白人国家である日本が、白人国家のロシアに、日露戦争で勝利するまでは、世界の常識だった
そんな訳でオーストラリアでは、スポーツハンティングとして、白人(人類)が原住民アボリジニ(動物)を殺しまくった
週末は「アボリジニ狩り」なる、娯楽としてのスポーツハンティングが流行していた
「今日はアボリジニ狩りに行って、17匹やった」
「オレはウサギ3匹、アボリジニ2匹だ」
こんな白人の日記が、今でも山ほど残っている
アボリジニ狩りは、つい最近まで続いていた
100万人以上いたアボリジニは、現在7万人しかいない
狩られたアボリジニの気分を知るには、この映画は向いているかもしれない
((((;゚д゚))))