これは2024年の脱線事故(資料PDF)で、レールの撤去作業中に作業員が手を放した一瞬、破断したレールを撮った報道写真
まさに「瞬間芸術」と呼ぶべきか!
2025年の新聞協会賞を受賞したというのもうなずけます
場所は2024年11月にJR函館線の森駅近くで発生した脱線事故現場
本来の鉄道レールには、中央部に充分な厚みがあって、これが列車の荷重を支えている
これが腐食(さび)によって、紙のよう薄くなり、脱線事故につながった
私は鉄道に乗るのがダイスキ(乗り鉄)
だからこの写真には大ショックを受けました!
鉄道会社には「保線」(ほせん)という仕事があり、線路が列車の安全運行に耐えるか、常に点検整備しています
事故発生までの函館線の保線部門は、いったい何をしていたのか?
レールはつながっているから、上の写真のようにレール断面を見ることは普段ありませんが、それを機械で測定して腐食(さび)の進行などを把握するのが保線の仕事
「鉄道」と言うくらいですから、レールが鉄で出来ていて錆びやすいことくらい、小学生でも知っています
脱線したのはJR貨物の車両だと思いますが、保線はJR北海道が担当していたと思われます
過疎路線の多いJR北海道は、旧国鉄から分離独立した時点で収益性に問題があり、現在でも政府からの補助金に頼った経営が続いています
純粋な民間企業とは言い難い「準公営企業」です
赤字が出ても補助金で助けてもらえる!
といった甘えが無かったのか?
この辺の経営体質と脱線事故の関係を徹底的に究明し、対策を講じてもらいたい!
しかし、その結論が「赤字路線の廃線」になるのだとしたら、それは何とも情けない!
そのように、乗り鉄の私は、シミジミ思います
((((;゚д゚)))) コワイ
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追伸 国内最古の車両が、2028年1月で引退です
小田急沿線の皆さんにはおなじみの箱根登山電車