天皇皇后両陛下は、イタリア大統領とその長女を皇居へ招き、昼食会を催されました
昼食会では、皇后さまが大統領に
「猫がお好きなんですね?」
と声をかけられ、猫の話題で話が弾んだということです
猫って本当に、話が弾まない時に、便利な存在ですよねー
(^_^;) ニャー
▲小林まこと「ホワッツ マイケル」より
猫ってたいてい、コーヒーミルクが大好きです
なお、言うまでもありませんが
イタリア大統領が「話の弾まない客」だと
言っている訳ではありませんよ
(^_^;)~♪
天皇皇后両陛下は、イタリア大統領とその長女を皇居へ招き、昼食会を催されました
昼食会では、皇后さまが大統領に
「猫がお好きなんですね?」
と声をかけられ、猫の話題で話が弾んだということです
猫って本当に、話が弾まない時に、便利な存在ですよねー
(^_^;) ニャー
▲小林まこと「ホワッツ マイケル」より
猫ってたいてい、コーヒーミルクが大好きです
なお、言うまでもありませんが
イタリア大統領が「話の弾まない客」だと
言っている訳ではありませんよ
(^_^;)~♪
昨日の「最強のふたり」につづき、今日もまた超ステキなフランス映画を観ました
「最強のふたり」は少しアメリカ映画っぽかったけど、この「海辺のポーリーヌ」は、まさにフランス映画ど真ん中という感じ
モンサンミッシェルに近いビーチに、15歳のポーリーヌ♀と25歳くらいのマリアン♀(二人はいとこ)がパリからバカンスにやって来る
マリアンはこのビーチが初めてじゃなくて、現地に昔の恋人もいて、男女数人が入り乱れてビーチで短い夏を過ごします
ストーリーだけ見るとドタバタ痴話げんかっぽいんだけど、それがさすがフランス人で、オシャレ、セクシー、哲学的なんだよね
ストーリーは単純で、雰囲気(ムード)を楽しむ映画です
こんなムードは、フランス映画じゃないと味わえないなぁ
中のひとり、アタマが少しハゲかかった中年男(と言っても40歳くらいかな)のアンリは、いい女とみると見境がなくて、次々に引っかけようとする浮気性の強い奴なんだけど、これがけっこうモテるんだ
欧米では「ハゲの男はモテる」って聞くけど、こんな感じなのかな?
マリアンは、まさにフランス女って感じで、コケティッシュな魅力を思い切り振りまいている
中年男アンリはマリアンと関係しながらも、「彼女は完璧すぎる」とかなんとか難癖を付けている(たぶん、浮気の言い訳)
映画の題名にもなってるポーリーヌは、まだ15歳で子供っぽいんだけど、周囲の大人たちの恋愛に混じりながらボーイフレンドを作ったりして、しかも自分なりの恋愛観を持って毅然としてるのはかっこいい
マリアンがポーリーヌを預かって二人でビーチに来たという設定だから、ポーリーヌの母親とかが出て来ないのもいいんだろうね
フランスの女の子って、こうやって「大人の女」になっていくのかなぁって感じ
フランスには女性の年代層の中に、しっかり「大人の女」という区分があって、これが質量ともに存在感がスゴいなぁと思う(主にフランス映画からの印象だけどね)
日本では下手をすると、「少女」「若い女」からいきなり「主婦」とか「中年女」に跳んでしまって、「大人の女」の幅や存在感が薄いような気がする
「大人の女」という存在が、「主婦」や「中年女」と何が違うのか、と問われたら、まず「恋愛の現役感」でしょうかねぇ
フランス映画の強みを3つ選ぶとしたら(日本人の男である私の目から見て)
フランス女 フランスの風景(特にパリ) フランス語
かなぁと思う
イタリア人もそうだけど、ラテン系の女はカワイイし、自由奔放で魅力的だ
フランスは階級社会だから、上流と下流では違うだろうけどね
同じ白人でも、ゲルマン系は生真面目で固い感じがするし、デカくてゴツい
パリの街並みを背景にして映画を撮れば、下手な監督でもいい映画を撮れそう
恋愛映画でフランス語の話し言葉としての上品さは強力で、英語やドイツ語はかなり不利だ
フランス語:愛をささやく言葉
英語:部下に用事を言いつける言葉
ドイツ語:家畜をののしる言葉
そして、愛をささやきながら、哲学っぽい会話をする
(フランスの高校卒業試験であるバカロレアでは、「哲学」が必須科目)
さて日本語は、世界でどう感じられているのかな?
日本のアニメ映画は世界を席巻する勢いだけど、子供向けが多いから、ほとんど吹替かな
私は基本的に外国映画は吹替で観る方が好きだけど、フランス映画は字幕もいいなぁと思います
とにかく「海辺のポーリーヌ」、各シーンが長く記憶に残りそうで、何年も経って再び観ると懐かしさを感じそうな映画
1983年の映画だから、もう40年以上も前なんだけど、まったく古さを感じない
むしろ、最近のフランスは移民が増えすぎて荒廃しちゃってるから、古き良き時代のフランスが描かれたステキな映画と言えそう
パリ五輪の演出は、世界中から叩かれて「フランスも落ちたもんだ」と言われたし、フランス人はプライドが高くて周辺国を見下してるから、何かと嫌われがち(日本で言えば京都に似ている)
だけど過去には、いい映画をいっぱいつくってますね
(^_^;)~♪
久しぶりにいい映画だったので、感想を少し書きますね
映画評で評価の高い映画を観ると、期待が高くなる分がっかりすることもあるんだけど、本作は期待を裏切らなかった
ハングライダーの事故で、首から下がマヒした富豪の中年フィリップ
貧しいスラム街の出身だが陽気な黒人の若者ドリス
フィリップは、住み込みで身の回りの世話をする人を募集し、採用面接に多くの人が並ぶ
真面目そうな応募者が多い中で、気むずかしいフィリップは、ズバズバものを言うドリスが気に入る
ドリスは介護役に採用され、何もかも正反対の二人に友情が芽生えていく
階級差 パリの街並み 冒険 孤独と愛 不機嫌と愉快
寝たきりや、首から下がマヒでも、人生はそれなりに楽しめる
暗く湿っぽくなりがちな身体障害者の世界を、明るく愉快に描く
まあ、余り暗くならないのは、身体障害者でも大富豪だからかもしれないけどね
上流階級的な気取った世界を、痛烈に笑い飛ばしているところも痛快だ
2011年のフランス映画だから近作ではないが、この映画には実在のモデルがいて、ふたりともたぶん今も健在(もちろん一人は体が不自由)
黒人が主人公だからアメリカ映画っぽいけど、やはりフランス映画っぽさはよく出ている
(^_^;)~♪
▲カーネギーホール
買収額は141億ドル(約2兆円)
USスチールは122年の歴史を誇り、かつて世界最大の企業でした
米国を代表していた大企業が海外勢に買収されるというのは、米国人にとっても感慨深いようで、米国でも大きく報じられています
「中国ではなく日本の企業に買収されて良かった」
と感じているかもしれません
いま中国は不動産バブルの破裂で、それどころではないと思いますけどね
日本でも東芝が、海外ファンドに買収されそうになってましたね
私も理系出身なので、友人が何人も東芝に就職しました
いま「半導体JAPAN」復活の流れに乗って、東芝が大復活して欲しいものです
USスチールは1901年の大合併で誕生しました
日本製鉄の前身の八幡製鉄も1901年の設立
良きライバルと言いたいところですが、かつての八幡製鉄から見たら、USスチールは雲の上の存在でした
USスチールの設立に深く関与したのが、鉄鋼王カーネギー(←)
日本で言えば、新一万円札の顔、渋沢栄一みたいな人
NYのカーネギーホールで有名です(↑↓)
カーネギーホールで演奏することは、世界の演奏家の夢
ピアニストのルービンシュタイン(→)が、ニューヨークで道を歩いているときに観光客から
カーネギーホールへの道
を尋ねられ
Practice, practice, and practice.
(練習して、練習して、さらに練習してください)
と答えたという逸話は余りにも有名
歩行者には5分で行ける道のりでも、演奏家には遠い遠い、さらに遠い道のようです
鉄鋼王カーネギーにも、次のような有名な逸話があります
母親と一緒に市場へ買い物に行ったカーネギー坊や
果物屋に山積みされていたサクランボに見入る
気付いた果物屋のおじさんが
「一つかみ、あげるよ」
しかしカーネギー坊や、手を出さない
おじさん「サクランボ、嫌い?」
坊や「好き」 でも手を出さない
おじさんは不思議そうな顔で、サクランボをつかんで坊やの帽子に入れてやる
帰宅後に母親が「どうして自分で取らなかったの?」と尋ねると、カーネギー坊や
「おじさんの手の方が大きかったから」
さすが大実業家、ガキのころからシタタカだったようです
この種の逸話は、伝言ゲームで話が盛られていくので、どこまでホントか知らんけど
(^_^;)
▲カーネギーホールの内部
有名なフランス映画だが、観たのは今日が初めて
変な親に育てられ、学校へも通わず、友達のいない少女アメリは、モンマルトルのカフェで働きながら、彼女独特の「空想の世界」を作って生きている
ひょんなきっかけからアメリは、
周囲にいる人たちの人生に密かに影響を与える
という不思議な趣味に入り込んでいく
そのドタバタが、ブラックユーモア的で、パリらしく少しオシャレで、ほのぼのしている
その背後にあるメッセージは、フランス映画によくある
la vie est merveilleuse(人生は素晴らしい)
で、彼女から影響を受けた周囲の人たちは、みんな少しずつ幸せになっていく
そして彼女も不器用ながら恋人を見つけ、二人でバイクに乗ってパリの街を疾走する場面で映画は終わる
この、バイクでパリの街を疾走するシーンは印象に残る
私の大好きな映画「パリでかくれんぼ」でも似たシーンがあった(こっちは一人でバイク便の配達だが)
映画の中で歌う ENZO ENZO も印象的で、私はファンになった
映画「アメリ」は2001年の作品だが、ミュージカルになったりして、その後もいろいろ話題が尽きない作品
来月(2023年11月)には日本全国で、デジタルリマスター版が再上映らしい
この映画にも、モロッコ出身の移民(八百屋の店員)が登場して、パリの下町で貧しくひっそりと生きている
移民があふれて暴動を起こしている最近の殺伐としたパリとは別世界
日本でも埼玉県川口市で、クルド人が騒ぎを起こしたりしているから他人事ではない
(^_^;)
▲映画「パリでかくれんぼ」 バイクで疾走するナタリー・リシェール
▲ ENZO ENZO ▼
▲全然関係ないけど、かわいいビダルちゃん
▲移民が暴動を起こしている最近の殺伐としたパリ(2023年7月)
▲ミシェル・エケム・ド・モンテーニュ(Michel Eyquem de Montaigne)
昨日ジョブズの最後の言葉から死について書いたので、そのつづきを書く
大学受験のころ、英文解釈の英文に下のような文章があった
我々の多くは、100年前にはこの世に存在していなかった
我々の多くは、100年後にはこの世に存在していないだろう
ではなぜ、前半を悲しまず、後半だけを悲しむのか?
当たり前じゃないかと感じる人も多いかもしれないが、私にはなぜか心に刺さり、記憶に残って長く気になっていたが、その時は誰の文章なのか分からなかった
それから20年以上たったある日、読書をしていたら、その文章にぶつかった
16世紀ルネサンス期のフランスの哲学者モンテーニュの言葉で、彼の代表作「エセー」の中の文章だった
彼はワインの産地で有名なフランス南西部の中心都市ボルドー(→)の近くの、モンテーニュ村の貴族の息子だった
彼の家が支配している村なので、彼の名前と同じ村名になっている
さほど大貴族と言うほどではなかったようだが、フランス革命より2世紀以上も前のフランス貴族の生活は、非常にぜいたくなものだった
彼がまだ幼いころ、専門の目覚まし楽団がいて、目覚めの音楽を毎朝演奏していた
目覚ましベルのような荒々しい音で目覚めると、脳の発育に良くないと親が考えたようだ
最初はごく静かな音楽から始め、彼が目覚めるまで少しずつ音量を上げ、彼が目覚めてからもしばらく演奏を続ける
まさにアンシャンレジーム期の、貴族の優雅さの極致のような生活だ
現在の超高級ホテルで、このようなサービスを提供したら面白いと思うのだが、まだ眠っている部屋に楽団が入って来るのを嫌がる人も多かろう
彼の父親は息子の教育に熱心な教育パパだったようで、家庭教師をやとって彼に当時の学問教養を広く身につけさせた
当時すでにラテン語は日常語ではなかったが、彼の父は家庭教師にフランス語の使用を禁じ、ラテン語だけで彼を教育した
当時の学問教養は、ほぼすべてラテン語で書かれていたので、そのための配慮だった
ラテン語の聖書→
おかげで彼は、ラテン語をフランス語と同様に、母国語としてあやつれるようになった
彼は成長して裁判官になり、ボルドー高等裁判所(パルルマン)で働いた
しかし彼は裁判官の仕事に飽き(貴族は飽き易い)、37歳の時に退職して故郷のモンテーニュ村に帰り、屋敷の中に書庫を兼ねた読書室(librairie)を設けて読書生活に入った
▲モンテーニュの読書室(librairie)
天井の梁(はり)に、古典文献からとった格言名言が書かれている
彼の読書室はモンテーニュ村に現存している
一度尋ねてみたいと思っているのだが、コロナのせいで延び延びになっている
右の写真(→)は、モンテーニュの屋敷の片隅にある塔で、この3階に彼の読書室がある
彼が生きた時代は16世紀の後半で、日本で言えば戦国時代、織田信長の生きた時代と重なる
今より平均寿命が短かったとはいえ、37歳でご隠居さんのような生活に入るのは、かなり早かったはずだ
ただ、当時の貴族は生まれてから死ぬまでずっとご隠居さんみたいな生活の人もいたので、特に問題はなかったようだ
それからの彼は、モンテーニュ村の領地管理という必要最低限の雑務(ビジネス)以外は、この読書室にこもってギリシャ、ローマの古典を広く渉猟(しょうりょう)し、その合間に「エセー」という本を書いた
当時のフランスは宗教戦争のまっただ中で、カトリック勢力とプロテスタント勢力が、血で血を洗うような抗争を続けていた
時には彼の屋敷に暴徒がなだれこむような事件も発生しているが、彼は穏健な思想だったので、カトリックとプロテスタントの両派から信頼されており、のちに一時ボルドー市長をつとめて両派の調整もしている
彼はそんな両派の抗争からは距離を置いて、読書室での静かな読書と執筆の生活を続けた
まあ、働く必要のない貴族だからできた生活と言えばその通り
だが現在の平和で自由で豊かな日本で「適度なレベルのお金(some money)」があったら、誰でもその気になれば実現可能な生活かもしれない
彼はカトリック教徒だったが、「エセー」には宗教的記述が乏しく、この時代の人としては驚くほど合理精神に貫かれている
武人と文人という違いはあるが、合理精神のカタマリのような信長とモンテーニュが出会っていたら面白かったのではないかと思う(モンテーニュは信長より1歳年上)
彼はラテン語の達人だったが、「エセー」は日常語のフランス語で書いた
そのせいか広く読まれて、ちょっとしたベストセラーになった
当時のフランス国王とも親しく、国王が彼の屋敷に泊まりに来て夜遅くまで語り明かしたり、彼がパリまで遊びに行って国王と会ったりもしていた
フランス国王アンリ3世→
モンテーニュは、国王アンリ3世の「侍従」という立場だったが、常に近くにいて臣従していた訳ではない
国王のアドバイザーやコンサルタントのような立場だったと思われる
書名の「エセー」は、エッセイ(随筆)の語源となっており、もともとは「試み」や「企て」という意味
彼は自分という実験台を通して、散文形式で率直に思いつくままに、人間という存在を描写してみようと「試み」た
「エセー」は現在、日本語訳されて岩波文庫にも入っており、全6巻2224頁という大部の作品だが、体系もストーリーもなく、思いつくままのバラバラなテーマで書かれた本なので最初から通して読む必要はなく、好きな所から読み始めても楽しめる
だから夜眠る前に「エセー」を開き、適当なページから眠くなるまで読むというのを習慣にしている人も多く、私もその一人だ
冒頭に「ではなぜ、前半を悲しまず、後半だけを悲しむのか?」と書いたが、これだけを読むと唐突な感じで納得できる人は少ないと思う
だが、彼の「エセー」に読み親しんでいると、この考え方(哲学)が心に染み込んできて、死が余り怖くなくなるような気がするのだ
(^_^;)
ニューヨークが大雨だそうです
ニューヨークは、ビジネスチャンスをつかむには、世界で最高の街
でも普通に生活するには、余り暮らしやすい場所ではないかもしれません
冬には寒くて大雪になったりするし、ニューヨークに限らないけど、医療費が異常に高くて、うっかり医者にもかかれないとか
今は異常な物価高で、卵1パック(12個)2500円とか言ってた時期もあったけど、少しは収まったのかな?
まあ雪が降ろうがヤリが降ろうが、赤組(中露韓北)の国に住むよりは、はるかにマシだと思います
(^_^;)
* * * * * * *
現地時間の9/29金、アメリカ・ニューヨークは記録的な大雨に見舞われました。
上空の寒気を伴った低気圧、寒冷渦の影響で雨雲が発達したとみられます。
現地時間の9/28木の深夜から雨が強まり、9/29金の午後にかけて大雨となりました。
ジョン・F・ケネディ国際空港では9/29金の雨量が約200mmに達し、1948年の統計開始以来、最も多い記録を更新。
セントラルパークの雨量計でも150mm近い雨を観測しています。
大雨によって市街地では大規模な冠水が発生し、丘陵地帯では土砂崩れの起きた所があります。
すでにニューヨークの中心部からは活発な雨雲が離れつつあるものの、影響が残っている可能性があるため、現地の気象当局は引き続き注意を呼びかけています。
久しぶりに映画「ゴッドファーザー」の1~3をまとめて観ました
さすが映画史に輝く超名作映画だけあって、何度観てもいいもんですねぇ
特に2が絶品で、心が締め付けられるほどいい!
初代ゴッドファーザー(年配役)のマーロンブランド、二代目のアルパチーノもいいんだけど、初代(若者役)のロバートデニーロ(→)がものすごくいい
1と2が作られたのが1970年代なので、すでに半世紀が経過しているが、これを超える映画は余り出て来ていないような気もする
シシリー島(←)のコルレオーネ村で、地元のマフィアに両親や兄を虐殺された初代ゴッドファーザー(1901年、わずか9歳)が、命をねらう地元マフィアの追手を逃れて新天地アメリカへ渡る
小さなカバン一つで無一文、身寄りも無く、やや栄養失調気味で、英語もまったく話せず、まさに完全ゼロから出発
それが44年後(1945年、53歳)には、ニューヨーク5大マフィアの最大ファミリーのボスにのし上がって、孫の洗礼祝いに盛大なパーティーを催し、地元の名士や上院議員も出席する
まさにアメリカンドリームなのだが、けして大昔の話ではなく、我々の祖父祖母の生きた時代
わずか100年ほど前なのに、今と比べると生きる環境が非常に厳しい
特に社会的弱者には厳しいのだが、みんなたくましく生きている
教育や労働環境、福祉などが充実して、日米欧など先進国の生きる環境は最近100年間で格段に良くなった
だがそのぶん、人間が弱くなっているような気もします
はっきりしたデータは手元にありませんが、社会が豊かになって生きる環境が良くなるほど、自殺者は増えているような気がします
((((;゚д゚))))
▲坂本龍一の息子、映像作家の空音央(32)
3月に死去した音楽家、坂本龍一の「最後のコンサート」を記録したドキュメンタリー
「Ryuichi Sakamoto|Opus」
がイタリアのベネチア国際映画祭で公式上映された。
ピアノに向かった坂本龍一のこん身の演奏をモノクロ映像で撮影。
息子でもある映像作家の空音央が監督した。
空音央は昨年初めごろ、がんで闘病中だった坂本龍一から
「十分にコンサートもできない体になっているので、
映画という形で何か残したい」
と提案されたという。
空 音央 そら・ねお
米国生まれ、日米育ち。
コネチカット州ウェズリアン大学で映画と哲学を専攻。
以降、ニューヨークと東京をベースにフリーランスの映像作家、アーティスト、そして翻訳家として活動。
短編映画、ドキュメンタリー、PV、ファッションビデオ、コンサートフィルムなどを監督。2017年には東京フィルメックス主催のTalents Tokyo 2017に映画監督として参加。
2015年に北海道平取町二風谷で現代に生きるアイヌ民族を撮ったドキュメンタリー『Ainu Neno An Ainu』をアーティストコレクティブLunch Bee Houseと共同制作。日本による植民地主義の歴史に苦しみながらも強く楽しく文化を守り続けているアイヌを追ったこのドキュメンタリー同プロジェクトのインスタレーション版が2017年に東京のイタリア文化会館で展示、2018年には東京G/P Galleryで展示される。2022年の恵比寿映像祭参加作品。
アーティストグループZakkubalanの一人として、写真と映画を交差するインスタレーションやビデオアート作品を制作。2017年にはワタリウム美術館で作品を展示、同年夏には石巻市で開催されているReborn-Art Festivalに参加し、短編映画とインスタレーションを制作。2019年にはSingapore Biennale、Dojima River Biennaleに参加する。
2020年、志賀直哉の短編小説をベースにした監督短編作品『The Chicken』がロカルノ国際映画祭で世界初上映したのち、ニューヨーク映画祭など、名だたる映画祭で上映される。業界紙Varietyやフランスの映画批評誌Cahiers Du Cinema等にピックアップされ、10月に発表されたFilmmaker Magazineでは25 New Faces of Independent Filmの一人として選ばれる。
2022年にはSundanceのScreenwritersとDirector’s Labに参加した。
ハリケーン「ヒラリー(Hilary)」(熱帯暴風雨に勢力を弱めた)は8/20にメキシコに上陸した。
メキシコ北部や米南西部で豪雨と強風が予想されており、20億ドル(約2900億円)以上の損害をもたらす恐れがある。
米カリフォルニア州知事ニューサムは緊急事態宣言を出して州兵を出動させた。
メキシコの暴風雨は昼過ぎから夜にかけて予想されている。
最悪の影響は豪雨による洪水で、米国では10億ドルから20億ドルの被害が生じる可能性がある。
気象予報士らによれば、ヒラリーの影響で一部地域では1日で1年分の雨が降る可能性があり、降雨の記録を更新する地域もあるという。
* * * * * * *
ハリケーン(アメリカの台風)の名前が「ヒラリー」って、笑えるんですけど
あの大統領候補だったヒラリー・クリントン(Hillary Clinton)を思い出すよね
日本語(カタカナ)で書くとどっちも「ヒラリー」だけど、英語ではスペリングが少し違う
でもアメリカ人だって「笑えるんですけど」って言ってそう
ヒラリー・クリントンには多くのジョークがあって、その中の有名なのがこれ(↓)
米国大統領ビル・クリントンと妻のヒラリーが、ヒラリーの故郷をドライブしていた
二人は注油のため、あるガソリンスタンドに立ち寄った
そこは偶然、ヒラリーの高校時代のボーイフレンドが経営しているガソリンスタンドだった
経営者らしき男がヒラリーに手を振ってきたが、注油が終わると、なにごともなくクルマは動き出した
ビル・クリントンは少し嫉妬したのか、スタンドから離れるとこう言った
「僕と結婚していなかったら
君はガソリンスタンドのオヤジの奥さんだったね」
それに対して、ヒラリーはこう言った
「ビル、あなたって何も分かってないわね
彼が私と結婚していたら
彼が大統領になっていたのよ」
「おいおい」って感じですけど、ヒラリーが奥さんじゃなかったら、ビルが大統領になれたかどうか分からない
ビル・クリントン(→)はスゴく若く見えるので、彼が大統領時代に二人が並んでいる写真を見ると、私にはスゴ腕の母親と頼りない息子のように見えました
ビル・クリントンがモニカルインスキーと不倫(不適切で親密な肉体関係)をしてバレたとき、全米の男たちが
「ヒラリーが女房なら、俺だって浮気するよ」
と言って同情したとか(これもジョーク)
ハリケーン「ヒラリー」の名称が、どうゆう経緯で決まったのか知らないけど、ハリケーン「プーチン」とか、ハリケーン「習近平」なら、もっと面白かったのにね
(^_^;)
8/21に行われる予定だった、エンゼルス(大谷翔平所属)対レッズの試合が、ハリケーン「ヒラリー」の影響で中止となった。