▲この動画は、映画とは違います
世界を震撼させたベイルート港爆発事故から1年余
報道ニュースでは、主に爆発の遠景動画が流されましたが
人々は爆発の瞬間とその余波をスマホで撮影していました
この映画は、それらの個人撮影の動画を編集したドキュメンタリーです(監督 Adam Harve)
レバノンの首都ベイルートで、2020年8月4日18時頃(現地時間)、壊滅的な大爆発が街を襲いました
広島原爆の14分の1の規模で、核兵器以外では、人類史上最大の人工爆発
まるで災害映画のワンシーンのように見えましたが、現実に起こったのです
都市の半分以上が被害を受け、死者218人、負傷7000人、そして30万人が家を破壊されて住む場所を失いました
ベイルート港の倉庫には、約2750トンの硝酸アンモニウムが保存されていました
レバノン政府の首脳たちは、このことを知っていたが、何もしなかったのです
保管とは「保存して管理する」という意味ですが、誰も管理していなかった
2750トンもの爆発危険物のすぐ近くで、倉庫を修理するため、溶接工事の火花を飛ばしていた!
まったく、恐れ入ります
爆風の速度は、時速300キロ
爆風で割れた窓ガラスの破片などが、時速300キロで人々に浴びせかかりました
私の家は東京湾に面していて、近くには倉庫も少なくありません
日本政府が、危険物をちゃんと管理してくれているといいのですが・・・
((((;゚д゚))))
▲爆発後のベイルート港
向こう側の、まだ立っているビルの多くも
内部は破壊されて、使えなくなっています
▲東京湾