41【映画舞台】

地獄に堕ちるわよ

4/27からNetflixドラマ「地獄に堕ちるわよ配信スタート

占い師の細木数子を、女優の戸田恵梨香が演じています

一世を風靡した細木数子がテレビに出始めたのは2000年代初頭、60代半ば

名前は「細木」だが、デブで貫禄たっぷり

細木数子が亡くなったのはまだ数年前だから、その姿は多くの人の記憶に残っています

それを37歳、細身の戸田恵梨香が演じる訳だから、若いころの回想シーンならともかく、細木数子がテレビで絶頂のころ(60代)の場面では、どうしても無理がある

戸田恵梨香ほんとすごい、けど細さに目がいく

どうしても違和感が拭えません 細すぎる

とりあえず体重が、20キロ足りない

などという視聴者からの声

役づくりで体重を増減させる役者さんはいるけど、20キロは無理でしょうね

戸田恵梨香、細木数子役は1度断った「朝ドラでの5キロ増量が限界」

私は満島ひかりの大ファンなので、かつて彼女をめあてに映画「駆込み女と駆出し男」を観ました

その時に共演の戸田恵梨香を初めて観て、その並外れた演技力や存在感に驚いた記憶があります

満島ひかりも憑依」(ひょういけい:役が乗り移ってる)と呼ばれるほど演技力への評価が高いので、満島ひかりと戸田恵梨香の共演は実に見応えがありました

それで映画を観てすぐに、舞台となった駆け込み寺、北鎌倉の東慶寺まで散歩に行きました

鎌倉駅の周辺は人が多すぎますから、鎌倉のしっとりした雰囲気を散歩で味わうには、北鎌倉駅の周辺がいいですね

まあ映画のせいか、駆け込み寺(東慶寺)は混んでましたけど

テレビ番組で占いとかスピリチュアル系は、非常に人気があります

細木数子と並んで一世を風靡したのが江原啓之

彼は十代後半から心霊現象に悩まされ、その解決のために何十人もの名の知れた霊能者を渡り歩くも解決できず、やがて自分が霊能者になっていく

これだけ科学技術が進歩した現在でも、

何か超自然的なものにスガリたい!

という人の心は旺盛なようで、占い番組は常に高い視聴率を稼げます

ただ、どうしても宗教性を帯びるので、電波の公共性を考えてテレビ局が自主規制したりするから、占いブームにも波がある

もう30年も前になりますが、オウム真理教がサリン事件を起こす

このとき、宗教に対する社会の嫌悪感は頂点に達し、その後しばらくテレビから占いとか宗教性のある番組が消えました

そのホトボリが冷めたころ、今から20年くらい前に登場したのが、細木数子と江原啓之

最盛期の細木数子、年収30億円に達していたそうです

最近私が注目しているのが深見東州

予備校を経営したりとか多方面に活動中

電車ドアの窓ガラスで広告を見たことありませんか?

一流ホテルで盛大なパーティーを開き、元英国首相のボリス・ジョンソンとか、世界の著名人を招いたりしている

ボリス、いったいいくらもらったんだ?

オペラを歌ったり、絵を描いて売ったり、いろいろやって、深見東州は「現代のダ・ヴィンチ」を自称してますね

先日のハマ研(横浜を歩く会)で私は今、高島嘉右衛門という明治時代の実業家にハマっています(ハマだけに)

この人、大実業家であると同時に、占い師!

彼は「横浜をつくった男」と呼ばれ、現在の横浜の地名(高島町とか高島台、新高島)に名を残している

幕末に金と銀の裁定取引(アービトラージ)で大儲けを狙って捕まり、6年間の牢獄経験

その時に出会った占いの本(易経)を暗記するほど読み込んで占いに目覚め、占いを活用して明治の元勲に接近して、御用商人として大儲けをします

特に伊藤博文との関係は極めて濃厚!

誰だったか忘れたけど、ある経営者が

大実業家になりたければ、投獄、倒産、大病の3つの人生経験(修羅場)が必要だ!

と言ってたなぁ

細木数子、深見東州、高島嘉右衛門・・・

何か理屈からハミ出した世界で、多くの人を惹き付けている人物って、ちょっと興味を引かれます

(^_^;)~♪

ゴジラ-0.0

11/3公開の新作「ゴジラ-0.0」 最初の予告動画

山潤さんからの情報提供、ありがとねー

(^_^;)~♪

蟹江敬三

蟹江敬三(かにえ・けいぞう)

1944年10月28日生まれ、東京都出身

2014年3月、胃がんのため69歳で死去

彼が俳優になったのは、都立新宿高校在学中に、ふとしたことで舞台に立ったことからだ

詳細はここをクリック

 

映画「君たちはどう生きるか」

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今週の 米国 映画収益ランキングで、

1位:「君たちはどう生きるか」

3位:「ゴジラ-1.0」

トップ3に日本映画2本は、ちょっとした快挙かな?

私はまだどちらも見てないので、内容についてどうこう言えません

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「君たちはどう生きるか」(↑)は、吉野源三郎が1937年に出した哲学的な小説

1937年(昭和12年)は、盧溝橋事件が起きて日中が全面戦争に突入し、日米関係が緊迫の度を高めていたころです

そんな86年も前の本を、いまアニメ化しようと考えた宮崎駿監督(→)

よほど思い入れのある本なんでしょうかね?

著者の吉野源三郎という人は、東大哲学科を出て、何を思ったか26歳で陸軍に入り、2年後に辞めてからは反戦活動を始める

戦前に元陸軍将校が反戦活動をするのだから、軍や政府の上層部からにらまれるよね

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もう少し後になって第二次大戦末期、時の首相の東條英機(→)は、気に入らない奴(特に左翼=共産主義者)を片っ端から徴兵して、危険な最前線に送るという手段を使った

その結果、若い人はもちろん、かなりの年配者でも最前線で亡くなったり、死ぬような苦労をした

私が東條英機を好きになれない最大の理由がこれだ

自分の周りにゴマすりイエスマンばかり集めて出世させ、優秀な人材を煙たがって左遷したのもこいつ

人間のちっぽけさ丸出しで、とても一国の首相とは思えない

今でもこんなトップのいる組織は、方向性や活力を失ってダメになりやすい

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出陣学徒壮行会で「天皇陛下バンザイ」を叫んだのもこいつ(→)

こんな奴に送られて最前線へ出陣させられた学徒たちが気の毒だ

吉野源三郎も年齢的に最前線に送られておかしくなかったのだが(終戦時46歳)、運よくそうはならなかったようだ

もう少し若かったら、元軍人なんだから、間違いなく最前線送りだったと思う

戦前の左翼は命がけの覚悟が必要だったし、立派な人物も多かった

現在のふやけたパヨクとはまるで違う

戦後の吉野源三郎は、岩波書店で岩波新書や雑誌「世界」の創刊に携わり、当時の左翼運動の先頭に立った

戦後25年間くらいは左翼(共産主義)運動が盛んで、全学連などの学生が暴れまくり、日本も共産化しそうになったことがある

その最若年層に坂本龍一もいて、新宿高校で暴れていた

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戦争に負けた日本(吉田茂内閣)は、米国中心の自由主義陣営と講和して国際社会に再デビューした

このとき吉野源三郎など左翼陣営は、ソ連や中国など共産国を含んだ講和を主張していた

この左翼陣営の主張が通っていたら、やがて左翼運動が盛り上がった1960年ころに日本が共産化して、現在の中国や北朝鮮のような暗黒独裁体制の共産主義国家になっていた可能性もあって恐ろしい

このころ、安倍ちゃんの祖父の岸信介首相が

「共産勢力に勝つためなら、何でも利用しよう!」

ということで、カルト宗教の統一教会(反共団体だった)に接近し、これが今に至る自民党と統一教会の腐れ縁になった

実際、共産革命を主張する全学連が国会を取り囲み(↓)、岸信介も命の危険を感じた

今では信じがたいが、日本が共産化するかどうか、紙一重だった

 

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▲国会を取り囲んだデモ隊(1960年)

 

統一教会のおかげも少しはあったのか不明だが、日本は共産化を免れた

当時の大学生の多くや坂本龍一は、共産革命の成功を本気で信じていた

その熱っぽい雰囲気は、柴田翔「されどわれらが日々」を読むと伝わってくる

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第二次大戦中の英国首相チャーチル(→)

「ヒトラーに勝つためなら、悪魔とでも手を組む!」

と言ったらしい(史実かどうか知らんけど)

まさに岸信介はそれを実行し、共産主義者に勝つために、悪魔(統一教会)と手を組んだ

チャーチルも岸信介も、相当な悪党だと思うが、東條英機よりははるかに人間が大きい

政治とは結局、力(パワー)の世界なのだから、必要とあらば猫の手でも悪魔の手でも借りるくらいの器の大きい悪党じゃなきゃいけないと思う

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黒船に乗ってペリーが日本に来てから170年、日本という国は随分と危険な橋を渡りながら現在に至っているのだなぁと思います

それでも何とか乗り切って来れたのは、徳川時代260年の天下太平の世で培われた民度の高さがあったからかな?

「どうする家康」終わっちゃったね

(^_^;)

 

* * * * * * *

 

追伸 大河ドラマ「どうする家康」の最終回

北川景子演じる茶々が、燃え上がる大坂城と血まみれの顔で最期に掃き捨てたセリフ

つまらぬ国になるであろう」

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「正々堂々と戦うこともせず、万事長きものに巻かれ

 人目ばかりを気にし、陰でのみ嫉み、あざける」

「やさしくて、卑屈な、かよわき者の国に」

まさにニーチェの言った「畜群」そのもの

器の大きい悪党のいない国ですね

(;´Д`)

 

 

▲映画「君たちはどう生きるか」予告編(2023年)

 

▲学徒出陣壮行会(明治神宮外苑、1943年)

 

▲全学連の安保闘争デモ隊(1960年)