▲オーストリアのザルツブルク山中にある、中谷美紀の自宅
日本生活の便利さを、海外生活で期待するのは
たぶん、かなり難しいようです
山の中なら世界中どこでも虫は多いけど
美観のために網戸をつけない
という判断は、ちょっと理解しがたいなぁ
(^_^;)
女優の中谷美紀(45、→)が、オーストリアでの生活について語った。
中谷はウィーン・フィルハーモニー管弦楽団で活躍するドイツ人のビオラ奏者・ティロ・フェヒナー氏と2018年11月に結婚。
現在は、オーストリアのザルツブルク山中にある自宅と日本を行き来する生活を送っている。
オーストリアとの生活の割合は
「大体半分、半分くらいですかね。
出稼ぎ労働者なんですけど」
「文化や芸術へのアクセスが本当に敷居が低くて、
比較的安価でいい芸術に触れることができるので、
何て素晴らしいんだろうと思いました。
心が癒やされる体験でした」
だが、誰もが憧れるような生活にも、大変なことが。
一つは虫との戦いを挙げ、
「もうブヨ、蜂、蚊、ナメクジ、
戦っても仕方ないので、
最近はお友達と思うようにしています。
この夏も5カ所くらいブヨに刺されまして。
たいがい脚は刺された跡だらけ」
と苦笑いした。
網戸はつけられないのかと聞かれると、
「皆さん美観の問題で網戸はつけないんですね。
かつ冷房がないんです。我が家もないんですよ。
で暑いので窓を開けますよね。
そうすると虫さんたちたくさん入ってきて。
なので蚊にさされたり、
顔の上をハエがぶんぶん飛んでたり」
網戸をつけたいと夫に話したこともあったが、
「そんなの美しくないからやめてくれ」
と言われたとした。
またごみ出しも一苦労だとし、
「ごみの収集は2週間に一度、
かつ有料で40ユーロ(約5200円)かかる」
と明かし、
「それ以外はリサイクルできるものは
リサイクル集積所に自ら車に乗せて、
とにかく細かく分別して持っていきますし、
生ごみは庭の片隅にコンポストを設けて
それで肥料を作ります」
と説明した。
ウイーン生活の不便さや
効率性の低さについては
哲学者の中島義道(→)が
中公新書で書いてます
「戦う哲学者」を自称している
かなりの超変人なので
公平な意見とは限りませんが
さすが哲学者ならではの洞察もあります
(^_^;)