歌舞伎町に刃物女

昨日11/2の夕方、歌舞伎町の映画館「東宝シネマ」で、頭のおかしい女が包丁を振り回したそうです

こうゆうのって春に多いんですけど、気候の変わり目によく出ますよね

今回は映画館ですけど、特に危険なのが電車やバスの中

狭くて逃げられない場所が一番危ない

最近はつえ代わりに、常に傘を持ち歩いてます

傘には3つの機能があります

1)雨を防ぐ(基本機能)

2)転倒予防(つえの代用)

3)武器(狂人から身を守る)

何か武器を持ち歩くと、逆に加害者として疑われる危険性がありますが、傘ならおそらく問題ないでしょう

昨年あたりから猛暑のせいで、男性でも日傘が不自然でなくなったのも追い風

日本には古くから杖術(じょうじゅつ)という武道(護身術)があります

欧米にも似たような護身術があり「ステッキ術」などと呼ばれています

今のところまだ、杖術もステッキ術も、修行しておりませんけどね

クマも恐いけど、やっぱり一番恐いのは、頭のおかしい人間!

(^_^;)~♪

 

朝散歩 明治神宮

明治神宮には年に3~4回、月初めにお参りしてます

お参りと言うより散歩がメインかな

品川から原宿まで近いしね(山手線で15分くらい)

ご近所でこれだけ広大な境内がある社寺は多分ここだけ

この壮大な森が、すべて明治になって植えた人工林

林学博士本多静六が中心になって設計

この人、実は利殖の世界でも有名人

植林と利殖、何かつながり(植殖)がある?

Amazonで調べると、著書がいっぱい出て来ます

(^_^;)~♪

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利根川を歩く

最近は自宅周辺を歩き尽くして飽きたので、電車に乗ってアチコチ散歩に出かけます

山之内すずちゃんと、散歩の趣味が一致

昨日は千葉県印西市の利根川堤防の上を歩きました

最近はクマが出没して恐いので、クマが出ないと言われている千葉県、茨城県が狙い目です

(^_^;)~♪

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縄文時代には海面が現在より高く、千葉県はほぼ島だった

これが現在、千葉県にクマがいないことと関係してそう

漢詩を読む

▲李白

50歳を過ぎたころからだろうか、私は時々、漢詩の本を読みます

今週は久しぶりに3冊ほど読みました

1)村上「漢詩の名句・名吟」講談社現代新書

2)吉川三好「新唐詩選」岩波新書

3)「要説漢詩(唐代の詩ほか)」日栄社

どれも有名な漢詩を選んで集めた本(選集)ですから、長編小説のように1冊全体を読み通す必要はない

気に入った作品(漢詩)を選んで読むだけなので、さほど時間はかかりません

(1)(2)は新書なので読みやすい

(1)は、まさに超初心者向けの入門書で、解説の文章も味わいがある。手軽な座右の書で、読むのは何回目かな

(2)は、有名な文学者(吉川幸次郎)が書いているので、解説は重厚で奥深さがある。岩波新書の中でも超ロングセラーの1冊(初版1952年)

(3)は、高校生のころに買った受験参考書で、文法や語義の説明が詳しい。気に入った作品の背景などをもう少し知りたい時に便利

上記3冊はまったくの入門書で、もっと漢詩に突っ込むなら、「唐詩選」「三体詩」などの本格的な選集か、または好きな詩人の個人詩集へ進む訳ですが、今のところそこまで漢詩に入れ込むほどの熱意なし

漢詩と言えば、すなわち唐詩と言われるほど、唐の時代が漢詩の最盛期

当時、阿倍仲麻呂など多くの留学生が、遣唐使船に乗って唐へ渡りました(難破が多く命がけだった)

阿倍仲麻呂は、中国語を完璧にマスターしていましたから、漢詩もたくさん創っていますが、

天の原 ふりさけ見れば 春日なる

三笠の山に 出でし月かも

という和歌が有名で、これは故郷の奈良にある三笠山を思い出して詠んだ歌で、古今や百人一首にも入っている

電話もテレビもネットも無かった時代、誰かとのつながりを感じるには、

「離れてはいるが、同じ月を見ている!」

というような空間感覚が大切だったのでしょうね

彼は19歳で唐へ渡り、科挙に合格して、唐の高級官僚(大臣クラス)にまで出世

その才能に期待して、日本の朝廷が彼を帰国させるように唐の朝廷に働きかけます

唐の朝廷が彼の才能を手放すことに難をとなえ、50歳になってやっと、日本への「一時的な出張」という形で、なつかしい故郷の日本へ帰る手はずに

長安での別れの宴には、当時の大唐帝国のトップクラスの文化人が集まります

そのころに彼は故郷をなつかしんで、上の和歌を詠みました

ところが彼の乗った遣唐使船は、嵐(台風か?)に遭遇して安南(ベトナム)に漂着し、命からがら長安まで戻ります

結局、日本への帰国はお流れとなり、彼は大陸で人生を終えました

遣唐使船で大陸に渡った空海や最澄が、その後の日本に与えた影響の大きさを考えると、もし彼が嵐に遭遇せずに帰国していたら、日本の政治や文化にどれほど多大な影響を与えたことか、まことに悔やまれます

私は「歴史にイフは禁物」などとは思わないので

・もしも阿倍仲麻呂が無事に日本へ帰国していたら

・もしも織田信長が本能寺で殺されずに生きていたら

・もしも吉田松陰が処刑されずに明治まで生きていたら

など、いろいろ勝手な想像をめぐらせることがあります(大して深くは考えないけど)

▲杜甫と李白

さて、漢詩の最盛期に登場した詩人で有名なのが、杜甫、李白、白楽天(白居易)の3人

杜甫と李白は、唐詩を代表する二大詩人ですが、性格は正反対

生真面目で悩み深い杜甫と、酒豪で豪放磊落な李白、ネクラとネアカなどとも言われます

杜甫にも酒の歌はありますが、やはり酒と言えば李白で、毎日一斗(10升=18L)飲んだと言われています

「白髪三千丈」で、何でも大げさに言う国ですから言葉通りとは限りませんが、とにかく大変な大酒飲みだったのは間違いない

李白は62歳、杜甫は58歳で亡くなっています

李白は、大酒飲み(今ならアルコール依存症?)でしたが、当時としてはそこそこの長さの寿命を全うしました

船上で月見酒をしていて、水面に映った月を取ろうとして水に落ちて死んだという逸話があって、いかにも酒豪の李白らしい最期ですが、これはどうも作り話(ウソ)らしい

悩み多き杜甫は、ストレスで早死にしたのかな?

そう言えば、新宿高校で漢文を習った豊原先生、いつも歌舞伎町で飲み歩いているとのウワサでしたが、李白を気取っていたのかな?

あのころ仕方なく勉強していた漢文

だいたい漢詩の良さなんて、ふつうの高校生に分かる訳がない(と今は思う)

それにしても当時の「国語の先生」たちは、一癖も二癖もありそうな面構えですねぇ

列まんの先生なんか、歌舞伎町の893かと間違えそう(私は彼から習ったことがないと思うので、どんな人か実態は知りませんよ)

割と最近(11年前)の有元先生

同じ新宿高校の先生でも、マジメな学者タイプに見える「理科の先生」たちとは大違い

やっぱり文学部系と理学部系のキャラの違いか(あるいは、李白派と杜甫派?)

▲「理科の先生」たち

たぶん当時の新宿高校の屋上で、奥に高層ビル群が見える

当ブログで以前「中秋の名月 そして満月」を書いたとき、李白の「月下独酌」を取り上げましたが、酒飲みの心を歌った、まことにシビレるような素晴らしい作品!

酒を歌わせたら、やっぱり李白

3大スター3人目の白楽天(白居易)は、今では杜甫李白ほど有名ではありませんが、平安時代の日本で漢詩と言えば白楽天で決まり

杜甫李白が日本で有名になったのは江戸時代になってから

平安時代に、数百もの有名な和歌や漢詩を集めてつくられた「和漢朗詠集」には、白楽天の137作品が採用されていて、もちろんダントツ1位(2位は40作品)

生きた時代は杜甫李白の方が古いのですが、採用はそれぞれわずか1作品ずつ

平安時代の宮廷では、枕草子の「香炉峰の雪」の逸話のように、和歌や漢詩の教養が絶対必要条件でした

平安貴族にとって、和歌や漢詩の教養が乏しければ、宮廷での仕事や出世に差し支えるだけでなく、恋する人に手紙ひとつ書くことも出来なかった時代です(当時のラブレターは、基本的に和歌だった)

平安時代に漢詩が読めるほど教養があったのは、ほぼ貴族に限られていたのに対して、江戸時代ともなると庶民の識字率が向上し、大河ドラマ「べらぼう」みたいに出版活動が活発化して、漢詩を読む人が増えたことが関係していそうです

江戸時代も中期以降になると俳句が大流行で、多くの句会が開かれましたが、俳句ひとつ詠むにも関連する漢詩を踏まえて詠むのが俳句の達人

芭蕉「奥の細道」冒頭「月日は百代の過客にして」は、李白の詩「春夜宴桃李園序」の冒頭にある

夫れ天地は万物の逆旅にして、光陰は百代の過客なり

を踏まえているのは有名

とにかく江戸中期以降の日本では、杜甫李白の人気が白楽天(白居易)を圧倒していきます

平安貴族と江戸庶民では、社会階級がまったく違うし、数百年の時代のズレもあって、漢詩の好みが違って当然でしょうね

杜甫李白と白楽天、どっちが優れているかというような議論にはさほど意味がなく、長い歴史と伝統のある漢詩の世界にも、ゆっくりとした流行のようなものがあり、選集をつくるときの編集方針にそれが反映するということでしょうか

さて本日のブログの冒頭に「50歳を過ぎたころからだろうか」と書きましたが、年齢を重ねるにしたがって人の心境には大きな変化が訪れるもののようで、私もその例外ではないようです

特に60歳を過ぎた頃から、漢詩の描き出す世界観と自分の心境の適合度が上昇してきているように感じています

漢詩作者のほとんどが男性で、年齢の持つ意味合いは男女で異なるでしょうから、女性が漢詩をどう受け止めるか、私は男ですのでよくわかりません

漢詩と和歌で言えば、おそらく女性には、和歌(またはその変形としての俳句)に心引かれる人の方が多いかな

ただ少なくとも私のように「60歳を過ぎた日本人男性」にとって、漢詩の世界をまったく知らずに歳を取っていくというのは、ひどくもったいないことのように思われるのです

▲サントリーのCM

マーラー「大地の歌」が李白の詩に着想を得ているのは有名

 

▲マーラー「大地の歌」 カラヤン ベルリンフィル

 

▲1時間は長いと感じたらこちらをどうぞ ワルター NYフィル

10分たったあたりから下の詩が対応

 

春日醉起言志 李白

處世若大夢 この世に処ることが若し大きな夢のようであるなら
胡為勞其生 どうして其の生を労することがあるものか
所以終日醉 だから終日酔っぱらい
頹然臥前楹 頽然として柱の前に臥してしまう
覺來盼庭前 目が覚めて来て庭前を眺めると
一鳥花間鳴 一羽の鳥が花の間で鳴いている
借問此何時 おたずねしますよ、今は何の時候ですか
春風語流鶯 春風が流れる如く飛ぶ鶯と語る時ですよ
感之欲歎息 之に感じ入って嘆息したくなり
對酒還自傾 酒に対してまた自ら傾いていく
浩歌待明月 のびやかに歌って明月を待ち
曲盡已忘情 曲が尽きたときには心情を忘れていた

※スマホで詩の右が切れるときは、スマホを横にして観て下さい

 

中国には孔孟(儒教)と老荘(道教)という二つの大きな思想の流れがあり

昼は孔孟にしたがい、夜は老荘に遊ぶ

などと言われます

老荘に遊ぶのに、李白はまさにピッタリな詩人で、酒のCMにもピッタリ

(^_^;)~♪

こじのりさん ライブスケジュール

2339014i

 

 新宿高校出身こじのりさんのライブスケジュールです

  情報提供ありがとうございます (^_^;)

 

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フルート小島のり子です。
ひとつきちょっと前は、沖縄にいて暑い暑いといっていたのに!?
北へのツアーにでました。
素晴らしい2人との初めてのツアーです。日々進化する音となりたし。
ライブへのお越しをお待ちしています。

小島のり子
kojinori@mac.com
jazzkojinori@gmail.com

Website(ライブ詳細こちらで) kojinori.com

YouTube youtube.com/@jazzkojinori

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朝散歩 ウイーン国立歌劇場

▲品川駅前に新しい居酒屋が出来た \(^o^)/

▲高プリ日本庭園にガッシリした体格の外人多数 ラグビー選手か?

▲ホテルの通路にあったホワイトボード

ウイーンから楽団が来てるらしい これかな?

▲▼Google翻訳してみた この人かな?

▲▼これもGoogle翻訳

今日はこれから富士山と箱根に行くみたい

(^_^;)~♪



▲ロータリーはしょっちゅう会議してる

▲今日はドラフト会議なの?

▲駅はラッシュのピーク

▲列に混じってみる

▲遊歩道への階段にハロウィンの飾り付け

 

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▼YouTubeで関連動画を探してみました

 

熊さんによると、一番高い席は7万円超なのに、売り切れだそうです

チケット価格:26000~79000円

ウイーンまで行くこと考えたら安いけどね・・・

( ゚Д゚) ビックリ

▲ウイーンとウクライナの端は、400キロ(東京~大阪くらい)しか離れてない

紅葉の季節ですが熊が恐い

春の桜と秋の紅葉、四季の変化が鮮やかな日本の、季節感二大イベント

私も例年、歩くの大好きであちこち歩き回っているのですが、今年は異常事態!

とにかく熊の出没が多すぎる! ((((;゚д゚))))

山奥だけでなく、最近は市街地でも出没していて恐ろしい

そんな訳で「今年の紅葉は諦めようかなぁ」と考えている今日このごろ

奥多摩の紅葉(鳩ノ巣渓谷御嶽渓谷など青梅線沿線)が好きなんですけど、東京(たぶん奥多摩)にもけっこう出没してますね

まあ、近所でも紅葉の名所はありますし、千葉県に熊はいないらしい

下の図を見ると、茨城県もゼロだね

(^_^;)~♪

▲奥多摩の紅葉

▲これは11年前の11月に奥多摩の紅葉を見に行った時の写真です

 

東洋英和の中に入る

昔この辺に住んでいたので、この前の道(鳥居坂通り)は散歩などで何百回も歩いたけど、中に入るのは始めて

共学のキャンパスなら散歩のついでに入ることはよくあるけど、やはり女子大のキャンパスというのは、用も無いのに入るのはためらわれますね

私は今まで、女子大のキャンパスは3校入ったことアリ

最初は学生時代に、お茶の水女子大の学園祭

2回目は、聖心女子大ミュージカル研究会の公演(近所だったので何回も観た)

そして今回の東洋英和女学院の「遊戯療法」講演会

登校拒否などの問題を抱えた子供に、遊びを通じて働きかけをしていくという療法(セラピー)だそうです

なお今回の場所は、正確には東洋英和の大学院キャンパスです

東洋英和の学部は横浜にあって、六本木にあるのは幼小中高と大学院

* * * * * * *

講演の内容ですが、前半1時間は若い女性の先生が「遊戯療法とは何か」の授業で、wikiの内容を説明してるような感じ

いかにも女子大の先生といった感じの、おしゃれも控えめで清楚な感じの先生

後半1時間は二人の女性の先生(若い&年配)が加わってパネルディスカッション

若いと言っても大学の先生ですから、二人とも30歳くらいかな?

さらに司会をしてたオッサンの先生(東洋英和こども相談室の室長らしい)もかなり議論に加わってました

つまり若い女性2人、年配女性1人、オッサン1人の舞台

ファッションとは縁遠い、かなりだらしない格好のオッサンで(私もそれに近いが)、常にファンション命の女子学生に囲まれてると、その反動(男っぽさの強調?)でこうなるのかなという感じ

若い女性二人の先生は、良く言えば遠慮しながらものすごくていねいな言葉遣い、悪く言えば何を言ってるのか分かりにくいもの言い

対してご年配の女性の先生は、歯切れが良くてズバズバ結論を言うので、百戦錬磨を感じました(個人的な性格かもしれませんが)

「星の王子さま」のバッグを持っていたのが印象的

聴いてたのは50人くらいで、9割が女性という感じ(リモートで聴いてる人が、別に100人くらいいたらしい)

子育てに奮闘している若いお母さん、みたいな人が多かった

私は遊戯療法に格別な関心がある訳ではなく、東洋英和の中を見たいという、やや不純な動機で参加しました

私は、男子学生9割以上の理工系大学出身なので、女子大というのはまるで正反対の世界です

男女が適当に混ざってる一般社会に比べると、どちらもかなり「異質」な世界かな?

(^_^;)~♪

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