フランス

映画 海辺のポーリーヌ

昨日の「最強のふたり」につづき、今日もまた超ステキなフランス映画を観ました

「最強のふたり」は少しアメリカ映画っぽかったけど、この「海辺のポーリーヌ」は、まさにフランス映画ど真ん中という感じ

モンサンミッシェルに近いビーチに、15歳のポーリーヌ♀と25歳くらいのマリアン♀(二人はいとこ)がパリからバカンスにやって来る

マリアンはこのビーチが初めてじゃなくて、現地に昔の恋人もいて、男女数人が入り乱れてビーチで短い夏を過ごします

ストーリーだけ見るとドタバタ痴話げんかっぽいんだけど、それがさすがフランス人で、オシャレ、セクシー、哲学的なんだよね

ストーリーは単純で、雰囲気(ムード)を楽しむ映画です

こんなムードは、フランス映画じゃないと味わえないなぁ

中のひとり、アタマが少しハゲかかった中年男(と言っても40歳くらいかな)のアンリは、いい女とみると見境がなくて、次々に引っかけようとする浮気性の強い奴なんだけど、これがけっこうモテるんだ

欧米では「ハゲの男はモテる」って聞くけど、こんな感じなのかな?

マリアンは、まさにフランス女って感じで、コケティッシュな魅力を思い切り振りまいている

中年男アンリはマリアンと関係しながらも、「彼女は完璧すぎる」とかなんとか難癖を付けている(たぶん、浮気の言い訳)

映画の題名にもなってるポーリーヌは、まだ15歳で子供っぽいんだけど、周囲の大人たちの恋愛に混じりながらボーイフレンドを作ったりして、しかも自分なりの恋愛観を持って毅然としてるのはかっこいい

マリアンがポーリーヌを預かって二人でビーチに来たという設定だから、ポーリーヌの母親とかが出て来ないのもいいんだろうね

フランスの女の子って、こうやって「大人の女」になっていくのかなぁって感じ

フランスには女性の年代層の中に、しっかり「大人の女」という区分があって、これが質量ともに存在感がスゴいなぁと思う(主にフランス映画からの印象だけどね)

日本では下手をすると、「少女」「若い女」からいきなり「主婦」とか「中年女」に跳んでしまって、「大人の女」の幅や存在感が薄いような気がする

「大人の女」という存在が、「主婦」や「中年女」と何が違うのか、と問われたら、まず「恋愛の現役感」でしょうかねぇ

フランス映画の強みを3つ選ぶとしたら(日本人の男である私の目から見たら)

フランス女 フランスの風景(特にパリ) フランス語

かなぁと思う

イタリア人もそうだけど、ラテン系の女はカワイイし、自由奔放で魅力的だ

フランスは階級社会だから、上流と下流では違うだろうけどね

同じ白人でも、ゲルマン系は生真面目で固い感じがするし、デカくてゴツい

パリの街並みを背景にして映画を撮れば、下手な監督でもいい映画を撮れそう

恋愛映画でフランス語の話し言葉としての上品さは強力で、英語やドイツ語はかなり不利だ

フランス語:愛をささやく言葉

英語:部下に用事を言いつける言葉

ドイツ語:家畜をののしる言葉

そして、愛をささやきながら、哲学っぽい会話をする

(フランスの高校卒業試験であるバカロレアでは、「哲学」が必須科目)

さて日本語は、世界でどう感じられているのかな?

日本のアニメ映画は世界を席巻する勢いだけど、子供向けが多いから、ほとんど吹替かな

私は基本的に外国映画は吹替で観る方が好きだけど、フランス映画は字幕もいいなぁと思います

とにかく「海辺のポーリーヌ」、各シーンが長く記憶に残りそうで、何年も経って再び観ると懐かしさを感じそうな映画

1983年の映画だから、もう40年以上も前なんだけど、まったく古さを感じない

むしろ、最近のフランスは移民が増えすぎて荒廃しちゃってるから、古き良き時代のフランスが描かれたステキな映画と言えそう

パリ五輪の演出は、世界中から叩かれて「フランスも落ちたもんだ」と言われたし、フランス人はプライドが高くて周辺国を見下してるから、何かと嫌われがち(日本で言えば京都に似ている)

だけど過去には、いい映画をいっぱいつくってますね

(^_^;)~♪

映画 最強のふたり

久しぶりにいい映画だったので、感想を少し書きますね

映画評で評価の高い映画を観ると、期待が高くなる分がっかりすることもあるんだけど、本作は期待を裏切らなかった

ハングライダーの事故で、首から下がマヒした富豪の中年フィリップ

貧しいスラム街の出身だが陽気な黒人の若者ドリス

フィリップは、住み込みで身の回りの世話をする人を募集し、採用面接に多くの人が並ぶ

真面目そうな応募者が多い中で、気むずかしいフィリップは、ズバズバものを言うドリスが気に入る

ドリスは介護役に採用され、何もかも正反対の二人に友情が芽生えていく

階級差 パリの街並み 冒険 孤独と愛 不機嫌と愉快

寝たきりや、首から下がマヒでも、人生はそれなりに楽しめる

暗く湿っぽくなりがちな身体障害者の世界を、明るく愉快に描く

まあ、余り暗くならないのは、身体障害者でも大富豪だからかもしれないけどね

上流階級的な気取った世界を、痛烈に笑い飛ばしているところも痛快だ

2011年のフランス映画だから近作ではないが、この映画には実在のモデルがいて、ふたりともたぶん今も健在(もちろん一人は体が不自由)

黒人が主人公だからアメリカ映画っぽいけど、やはりフランス映画っぽさはよく出ている

(^_^;)~♪

映画「アメリ」

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有名なフランス映画だが、観たのは今日が初めて

変な親に育てられ、学校へも通わず、友達のいない少女アメリは、モンマルトルのカフェで働きながら、彼女独特の「空想の世界」を作って生きている

ひょんなきっかけからアメリは、

周囲にいる人たちの人生に密かに影響を与える

という不思議な趣味に入り込んでいく

そのドタバタが、ブラックユーモア的で、パリらしく少しオシャレで、ほのぼのしている

その背後にあるメッセージは、フランス映画によくある

la vie est merveilleuse(人生は素晴らしい)

で、彼女から影響を受けた周囲の人たちは、みんな少しずつ幸せになっていく

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そして彼女も不器用ながら恋人を見つけ、二人でバイクに乗ってパリの街を疾走する場面で映画は終わる

この、バイクでパリの街を疾走するシーンは印象に残る

私の大好きな映画「パリでかくれんぼ」でも似たシーンがあった(こっちは一人でバイク便の配達だが)

映画の中で歌う ENZO ENZO も印象的で、私はファンになった

映画「アメリ」は2001年の作品だが、ミュージカルになったりして、その後もいろいろ話題が尽きない作品

来月(2023年11月)には日本全国で、デジタルリマスター版が再上映らしい

この映画にも、モロッコ出身の移民(八百屋の店員)が登場して、パリの下町で貧しくひっそりと生きている

移民があふれて暴動を起こしている最近の殺伐としたパリとは別世界

日本でも埼玉県川口市で、クルド人が騒ぎを起こしたりしているから他人事ではない

(^_^;)

 

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▲映画「パリでかくれんぼ」 バイクで疾走するナタリー・リシェール

 

▲ ENZO ENZO ▼

 

▲全然関係ないけど、かわいいビダルちゃん

 

▲移民が暴動を起こしている最近の殺伐としたパリ(2023年7月)

 

死について モンテーニュ「エセー」

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▲ミシェル・エケム・ド・モンテーニュ(Michel Eyquem de Montaigne)

 

昨日ジョブズの最後の言葉から死について書いたので、そのつづきを書く

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大学受験のころ、英文解釈の英文に下のような文章があった

我々の多くは、100年前にはこの世に存在していなかった

我々の多くは、100年後にはこの世に存在していないだろう

ではなぜ、前半を悲しまず、後半だけを悲しむのか?

当たり前じゃないかと感じる人も多いかもしれないが、私にはなぜか心に刺さり、記憶に残って長く気になっていたが、その時は誰の文章なのか分からなかった

それから20年以上たったある日、読書をしていたら、その文章にぶつかった

16世紀ルネサンス期のフランスの哲学者モンテーニュの言葉で、彼の代表作「エセーの中の文章だった

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彼はワインの産地で有名なフランス南西部の中心都市ボルドー(→)の近くの、モンテーニュ村の貴族の息子だった

彼の家が支配している村なので、彼の名前と同じ村名になっている

さほど大貴族と言うほどではなかったようだが、フランス革命より2世紀以上も前のフランス貴族の生活は、非常にぜいたくなものだった

彼がまだ幼いころ、専門の目覚まし楽団がいて、目覚めの音楽を毎朝演奏していた

目覚ましベルのような荒々しい音で目覚めると、脳の発育に良くないと親が考えたようだ

最初はごく静かな音楽から始め、彼が目覚めるまで少しずつ音量を上げ、彼が目覚めてからもしばらく演奏を続ける

まさにアンシャンレジーム期の、貴族の優雅さの極致のような生活だ

現在の超高級ホテルで、このようなサービスを提供したら面白いと思うのだが、まだ眠っている部屋に楽団が入って来るのを嫌がる人も多かろう

彼の父親は息子の教育に熱心な教育パパだったようで、家庭教師をやとって彼に当時の学問教養を広く身につけさせた

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当時すでにラテン語は日常語ではなかったが、彼の父は家庭教師にフランス語の使用を禁じ、ラテン語だけで彼を教育した

当時の学問教養は、ほぼすべてラテン語で書かれていたので、そのための配慮だった

ラテン語の聖書→   

おかげで彼は、ラテン語をフランス語と同様に、母国語としてあやつれるようになった

彼は成長して裁判官になり、ボルドー高等裁判所(パルルマン)で働いた

しかし彼は裁判官の仕事に飽き(貴族は飽き易い)、37歳の時に退職して故郷のモンテーニュ村に帰り、屋敷の中に書庫を兼ねた読書室(librairieを設けて読書生活に入った

 

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▲モンテーニュの読書室(librairie)

天井の梁(はり)に、古典文献からとった格言名言が書かれている

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彼の読書室はモンテーニュ村に現存している

一度尋ねてみたいと思っているのだが、コロナのせいで延び延びになっている

右の写真(→)は、モンテーニュの屋敷の片隅にある塔で、この3階に彼の読書室がある

彼が生きた時代は16世紀の後半で、日本で言えば戦国時代、織田信長の生きた時代と重なる

今より平均寿命が短かったとはいえ、37歳でご隠居さんのような生活に入るのは、かなり早かったはずだ

ただ、当時の貴族は生まれてから死ぬまでずっとご隠居さんみたいな生活の人もいたので、特に問題はなかったようだ

それからの彼は、モンテーニュ村の領地管理という必要最低限の雑務(ビジネス)以外は、この読書室にこもってギリシャ、ローマの古典を広く渉猟(しょうりょう)し、その合間に「エセー」という本を書いた

当時のフランスは宗教戦争のまっただ中で、カトリック勢力とプロテスタント勢力が、血で血を洗うような抗争を続けていた

時には彼の屋敷に暴徒がなだれこむような事件も発生しているが、彼は穏健な思想だったので、カトリックとプロテスタントの両派から信頼されており、のちに一時ボルドー市長をつとめて両派の調整もしている

彼はそんな両派の抗争からは距離を置いて、読書室での静かな読書と執筆の生活を続けた

まあ、働く必要のない貴族だからできた生活と言えばその通り

だが現在の平和で自由で豊かな日本で「適度なレベルのお金(some money)」があったら、誰でもその気になれば実現可能な生活かもしれない

彼はカトリック教徒だったが、「エセー」には宗教的記述が乏しく、この時代の人としては驚くほど合理精神に貫かれている

武人と文人という違いはあるが、合理精神のカタマリのような信長とモンテーニュが出会っていたら面白かったのではないかと思う(モンテーニュは信長より1歳年上)

彼はラテン語の達人だったが、「エセー」は日常語のフランス語で書いた

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そのせいか広く読まれて、ちょっとしたベストセラーになった

当時のフランス国王とも親しく、国王が彼の屋敷に泊まりに来て夜遅くまで語り明かしたり、彼がパリまで遊びに行って国王と会ったりもしていた

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モンテーニュは、国王アンリ3世の「侍従」という立場だったが、常に近くにいて臣従していた訳ではない

国王のアドバイザーやコンサルタントのような立場だったと思われる

書名の「エセー」は、エッセイ(随筆)の語源となっており、もともとは「試み」や「企て」という意味

彼は自分という実験台を通して、散文形式で率直に思いつくままに、人間という存在を描写してみようと「試み」た

「エセー」は現在、日本語訳されて岩波文庫にも入っており、全6巻2224頁という大部の作品だが、体系もストーリーもなく、思いつくままのバラバラなテーマで書かれた本なので最初から通して読む必要はなく、好きな所から読み始めても楽しめる

だから夜眠る前に「エセー」を開き、適当なページから眠くなるまで読むというのを習慣にしている人も多く、私もその一人だ

冒頭に「ではなぜ、前半を悲しまず、後半だけを悲しむのか?」と書いたが、これだけを読むと唐突な感じで納得できる人は少ないと思う

だが、彼の「エセー」に読み親しんでいると、この考え方(哲学)が心に染み込んできて、死が余り怖くなくなるような気がするのだ

(^_^;)

 

つまらない男 会社に勝訴する フランス

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フランスと言えば、個人主義の本場ですが、こんなことやってる会社もあるんですね

楽しくないのに楽しんでるフリをする、気分が落ち込んでるのに「明るい」フリをする

そうしなければならない集団圧力(同調圧力)というものが、程度の差はあれど、どこの職場(集団)にも存在します

日本なんか、それが強そう

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会社の募集案内に「和気あいあいとした職場です」なんて書いてる会社は、そうかもしれません

もちろん飲み会が好きな社員には、天国ですけどね

集団主義には、欠点ばかりでなく、長所もあります

最高裁判所を破毀院(破棄院)と呼ぶのは、そのものズバリな感じがします

  (^_^;)

 

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職場で「つまらない人間」でいる権利を、フランス人の男性が裁判で勝ち取った。

この男性は、会社側の求める「同僚と飲みに行く」のを断り、非公式な交流時間が少なかった。

「Cubik Partners」社は、「明るい」チーム構築アプローチを採用して、勤務時間後に同僚とパブに行くことを奨励している。

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しかし社員の1人が、この会社方針に従わず、飲み会に顔を出さなかった。

同社は2015年、役職に不適合との理由で、男性を解雇した。

男性は「つまらない人間」であると非難された。

会社幹部は、この男性が人の話を聞くのが下手で、一緒に仕事をしにくいと判断した。

「つまらない人間」であるとされた男性は、会社側を相手取り裁判を起こして勝訴した。

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パリ破毀院(最高裁判所)は、男性には飲み会を拒否する権利があるとの判決を下し、企業に対し男性へ2900ユーロ(約42万円)の支払いを命じた。

裁判所の決定によると、男性はプライベートな生活の尊重と尊厳に対する基本的権利を 持っており、企業行事に参加しないという表現の自由を実現したことになる。

 

マクロンする

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熟女好みで有名な仏大統領マクロン(44)と夫人(69)

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 カフェで優雅にお茶しながら

 上から目線で評論するのは好きだけど

   汗かいて何かするのは大嫌い!

 というイメージが、フランス人にはありますね

 まあ、そうゆう人は、どこ国にもいますけど

  (^_^;)

 

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ウクライナ語に最近加わった単語がある。

マクロンする(マクローニッティ)」

フランス大統領マクロンの名前を、動詞として使う。

ウクライナ東部ドンバスの最前線の兵士にまで広がっている。

「中身のない話をする」

「心配するけれど、何もしない」

という意味で使われている。

 

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▲マカロン

 

ゴーン フランスからも指名手配

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▲国際逃亡犯人カルロス・ゴーン

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ちょっと見ない間に、髪が薄くなって老けた印象がしますね

レバノンでは、近所で大爆発が起きたり、過激派に命を狙われたりしてますから、いろいろストレスが重なっているのでしょうか

彼が安眠できる場所は、東京拘置所の中だけかもしれません

(^_^;)

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4/21、フランス検察当局は、逃亡犯人カルロス・ゴーンを国際指名手配した。

逃亡犯人カルロス・ゴーンは、会長を務めていた仏自動車大手ルノーの会社資金(数百万ユーロ=数億円)を不正使用し、個人的な遊興目的で大型豪華ヨットなどを購入していた。

日本側はICPO(国際刑事警察機構)経由でレバノンに身柄拘束を要請しているが、これまでのところ実現していない。

逃亡犯人カルロス・ゴーンは

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「日本の司法制度は不公正だ!

 フランスの司法制度なら信頼できる!

 フランスなら無罪を立証できる!」

などと主張していた。

国際指名手配が事実なら、カルロス・ゴーンは頼りにしていたフランスでも、正式な容疑者となったことになる。

 

聖職者による子供への性的虐待

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▲パリのノートルダム大聖堂

 

以前から問題視されていたカトリック教会の闇に、やっと調査の光が当てられた訳ですが、これはどう見ても「氷山の一角」なのに、被害者が何と22万人!

調査対象がフランスだけで、しかも過去70年間に限定されていることから、実際の被害者総数は、この数十倍~数百倍(数千万人)になる可能性があります

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チャイナチス中国共産党の毛沢東(→)による大虐殺(数千万人)に匹敵するような、世界史レベルの大事件です

権威を背負った人間が、自らを「正義の人」であると認識した場合、ケタ外れの規模で残虐な犯罪を行うことは、世界史が証明しています

((((;゚д゚))))

 

カトリック神父による性的虐待問題が世界中で噴出しているカトリック教会に、新たな汚点が加わった。

10/5、フランスのカトリック教会における

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聖職者による子供への性的虐待

を調査してきた独立調査委員会

が、

過去70年間の聖職者による性的虐待で

被害者の子供は21万6000人に上る

とする調査結果を公表。

多くの事案が既に時効を迎えているなか、調査委はカトリック教会に対し、隠蔽や黙殺ではなく金銭的補償をするよう求めた。

調査委員長ジャンマルク・ソベは、調査委が1950年代にさかのぼって調査した結果、

「カトリック教会は、2000年代初めまで

 性的虐待の被害者である子供たちに対して

 残酷なまでに無関心(隠蔽や黙殺)を貫いた」

と批判した。

報告書によれば、証拠が見つかっているだけでも性的虐待犯人は約3000人。

そのうち3分の2がカトリック神父であったという。

被害者の大半は男の子で、被害当時は10~13歳だった。

被害者団体は、カトリック教会による隠蔽が大規模な犯罪を許したとしつつ、調査結果は「歴史的転換点」になると評価した。

 

 

映画 グランド・イリュージョン

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4人のスーパーイリュージョニスト(手品師)チーム“フォーホースメン”。

彼らはラスベガスでショーをしながら、遠く離れたパリの銀行から金を奪い、観客を驚かせた。

このことから、FBIとインターポールから追われることになったホースメン。

・・・という話なのだが、ストーリーがゴチャゴチャしてて分かりにくい

ラスベガス、ニューヨーク、パリと、絵になる街を背景に、ド派手なアクション場面が続くので、退屈はしないが、奥深さの乏しい「子ども向け娯楽映画」という感じがする

(^_^;)

 

ワインとフランス人

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▲フランスの1人あたりワイン消費量

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 フランスと言えばワイン、というイメージがありますが

  実際のフランス人は、以前ほどワインを飲まないそうです

 (^_^;)

詳細はここをクリック