新宿高校OBで世田谷区長の保坂展人(ほさか・のぶと)著
『国より先に、やりました
「5%改革」で暮らしがよくなる』
が4/30に発売される
「5%というのは決して小さくない数字です。
1年目で5%を変える、翌年、残りの変わっていない95%のうちの5%をまた変える。
これを繰り返していくと、8年で3割以上、12年なら半分近くが変わる計算になります」(本文より)
世田谷区長として4期目を迎えた保坂展人が、国政で解決できていない問題に取り組んだ12年半を振り返る
我々より1学年上だが、そのわずか1年の差が、洗脳されるかされないかの運命を分けたかもしれない
我々より少し上の学年だった世代は、坂本龍一がそうだったように、当時流行していた共産主義(共産教カルト)の宗教的イデオロギーに洗脳された人が多い
いまどき共産主義(共産教カルト)なんぞ、まともな知性のある人なら誰も見向きもしない
だが当時は、優秀な学生から洗脳されていったのだから、カルト宗教の流行は恐ろしい
そして一度洗脳されてしまうと、オウム真理教、共産教カルト、統一教会などカルト宗教はみんなそうだけど、抜け出すのは覚せい剤をやめるより難しい
保坂は、中学時代から学園闘争に熱中していた
保坂の父がマスコミ(NHK職員)だったので、その影響もあったのかもしれない
試験の成績は良かったはずだが、内申書に過激な活動歴を書かれ、昼間(全日制)の高校は全て不合格
新宿高校の夜間(定時制)に潜り込んだが中退している
だから最終学歴は中卒なんだけど、才能ある人は学歴なんか関係なくのし上がる、ということなんでしょうね
保坂展人
1955年11月26日、宮城県仙台市生まれ
東京都立新宿高校(定時制)中退
政治家、教育ジャーナリスト、世田谷区長
1996年10月に衆院議員となり、2011年に世田谷区長に当選して現在4期目
社民党副幹事長、総務省顧問等を歴任
著書に『<暮らしやすさ>の都市戦略 ポートランドと世田谷をつなぐ』(岩波書店)、『88万人のコミュニティデザイン』(ほんの木)、『NO!で政治は変えられない―せたがやYES!で区政を変えた8年の軌跡』(ロッキング・オン)など