正義の人

正義の人

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世の中には、「自分は絶対に正しい!」という変なアドレナリンが、脳内でタレ流しになっているアブナい人がいる。

そういう人を「正義の人」と呼ぶ。

彼らの言う「正義」とは、視野の狭い「幼稚な正義」だ。

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「正義の人」は、ヤクザやDQNより危険なこともある。

「正義の人」は、自分には崇高な使命があって、社会のために「悪」を懲らしめなければならないと信じている。

「正義の人」は、いつも不機嫌そうにイライラしていて、自分の怒りをぶつける相手、つまり「正義の人」にとっての「悪」を探している。

「正義の人」から「悪」と見なされると、非常にメンドウなことになる。

やっかいな「正義の人」には近寄らず、関わらないのが一番だ。

詳細はここをクリック

 

無敵の人

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 人生に絶望して「失うものが無い」と思っているDQN(ドキュン)

  これを最近は「無敵の人」と呼んでいます

 「正義の人」と同じように非常に危険な奴らです

  そんな無敵DQNが、駐車場で日本刀を振り回しました

無敵DQNがいたらDQN三原則です!

近寄らない:1秒でも早く、1センチでも遠くへ、移動しましょう

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見つめない:特に目と目が合うと非常に危険です

関わらない:声をかけたりなんて、絶対ダメですよ

相手を人間と思わず、危険なケモノだと考えましょう!

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正義の人の精神構造

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▲十字軍

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人間はイライラが蓄積されると、攻撃性が高まります

 攻撃性が自分に向かう人(自責型)は自殺する場合もあり

他人に向かう人(他責型)は、面倒な人になります

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他人に「正義の制裁」を加えると、脳の快感中枢が刺激されます。

快感物質である「ドーパミン」が脳内に放出されます。

この快感にはまってしまうと、簡単には抜け出せません。

罰する対象をつねに探し求める人、決して人を許せない人になってしまいます。

こうした状態を「正義中毒」と呼ぼうと思います。

この構造は、いわゆる「依存症」とほとんど同じです。

 

人の脳は、罰することに快感を覚えるようにできています。

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 「間違ったことが許せない!」

 「間違っている人を、

  徹底的に罰しなければならない!」

 「私は正しく、相手が間違っているのだ!」

 「どんなひどい言葉をぶつけても構わない!」

 

このような思考パターンがひとたび生じると、止められなくなる状態は、非常に恐ろしいものです。

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冷静さ、自制心、思いやり、共感性などは消し飛んでしまい、攻撃的な人格に変化してしまいます。

特に対象者が、たとえば不倫スキャンダルのような「わかりやすい失態」をさらしている場合、そして、いくら攻撃しても自分の立場が脅かされる心配がない状況などが重なれば、正義を振りかざして快感を得る絶好の機会となります。

正義中毒者は、自分と異なるものはすべて「悪」と考えてしまうのです。

自分とは違う考えを持つ人、理解できない言動をする人に「バカなやつ」というレッテルを貼る。

そして、どう攻撃するか、相手に最大級のダメージを与えるためには、どんな言葉をぶつければよいかばかりに腐心するようになってしまいます。

 

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宗教的信念(イデオロギー)のパワー

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人間を突き動かす心理的原動力と言えば

 第1の原動力:本能(DNA)の命令(根源的欲望)

 第2の原動力:宗教的信念(イデオロギー)

 第3の原動力:理性に基づく損得判断(これはタカが知れている)

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だから政治の世界でも、ワイロとか裏金みたいな金権政治は、第3のタイプなので、その害はタカが知れてますが、共産主義やナチズム、十字軍、ジハード(聖戦)のような第2のタイプは、非常に恐ろしいです

正義の人」が登場して、100%の善意と信念で、恐ろしい大虐殺をします

もし地獄という場所があるのなら、そこには善意が満ちていると思います

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宗教的理由から、45年間右腕を上げたまま暮らしてきたインド人男性が話題になっている。

インド人男性のアマル・バルティさんは、ヒンズー教の「創造と破壊の神」であるシバ神(←)に自身を捧げるとして、1973年から45年間、右腕を一度も下ろさずに生活している。

過去にバラティさんは、妻と3人の子どもを持つ家長として働きながら平凡に暮らしていた。

しかし1973年に突然宗教的悟りを得て、ヒンズーの神に自身を捧げることを決心した。

バラティさんは家と家族を捨て、1人で山に入り修行を始めた。

彼は初めて、シバ神に対する信仰と感謝を表するために、片手を上げて生活を始めたという。

一部では彼が地球上のすべての戦争に反対して右腕を上げて生活し始めたと説明する。

45年にわたり上げられた右手の皮膚と爪は癒着し、肩の骨は固まってしまい手は全く使えなくなった。

現地メディアは

「やせ細った腕は、まるで棒のようだ」

と表現した。

バラティさんは最初の2年は苦痛の中で過ごしたが、その後、腕の感覚をすべて失ったと明らかにした。

あまりに長期にわたり腕を上げていたため、下ろしても腕に永久的な神経損傷ができる可能性が高く、一生手を上げたまま暮らすことがむしろ良いという。

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現在70歳をはるかに超えた年齢だが、彼の健康に大きな異常はないと外信は伝えた。

バラティさんのこうした行動が知らされ多くのインド人が、サドゥ(ヒンズー教の行者)になり彼のように腕を上げようとしたが、だれもバラティさんの記録を破ることはできなかった。

バラティさんは、いまも右腕を高く上げており、今後も下ろす計画はない。

星野伊佐夫 裏金要求か?

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▲星野伊佐夫

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これって、録音などの物証が提出されて、真実の録音と確認されたら、星野伊佐夫だけでなく、いま彼をかばっている新潟県連の幹部たちも全員、政治生命が終わりますね

逆に、はっきりした証拠を提出できないのなら、泉田裕彦の政治生命が終わるかもしれません

もともと田中角栄を輩出した、金権政治の土壌が非常に強い県ですから、これを機会に、一気に県政浄化するのも良いかもしれませんけど

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ただ、政治がカネで動く(悪しき現実主義)というのは良くないのは確かですが、共産主義やナチズムみたいに、政治がイデオロギーで動く(理念主義)のは、悪しき現実主義の100倍も恐ろしいというのは、近現代の世界史が証明しています

自分の脳内世界の正しさだけを信じて突っ走る人(正義の人)は、この世で最も危険な存在だと思います

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10月の衆院選を巡り、泉田裕彦(59、→)(自民党衆院議員、比例北陸信越)が12/1、

裏金を要求された!」

とツイッターに書き込んだ。

泉田裕彦は東京都内で記者会見し、現金を要求したのは自民党新潟県議の星野伊佐夫(82、↑)だと明かした。

泉田裕彦は

「選挙区民の買収費用(の要求)と認識した」

と主張し、近く新潟県連に

星野伊佐夫除名を求める!」

とする文書を提出する考えを示した。

一方、星野伊佐夫は金銭の要求について「全くない」と全面否定した。

星野伊佐夫は当選12回で、新潟県会議長や自民党新潟県連会長を歴任した「新潟県政界の重鎮」として知られる。

泉田裕彦によると、9/4午前、星野伊佐夫の自宅に呼ばれ、衆院選新潟5区の世論調査結果を示されて、

「勝とうや。比例に引っかからなかったら終わりだよ」

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「2000万、3000万をしぶったら人生終わるよ」

などと言われたという。

親指と人さし指で円を作るポーズをした星野伊佐夫からその後、

「(現金を)  け、撒け」

と言われたと説明した。

「この話は秘書の耳にも入れてはいけない」

などと言われたことから、泉田裕彦は買収だと受け止めたという。

星野伊佐夫との約30分のやり取りを録音した音声を公表する考えも示した。

泉田裕彦は

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「お金で票を買う行為は、

 民主主義の根幹をねじ曲げる」

と繰り返し強調。

泉田裕彦は、2004~2016年に新潟県知事を務めており

「(星野伊佐夫には)初めての知事選から

 お世話になっている。残念でならない」

と語った。

一方、星野伊佐夫はこの日、報道陣の取材に

「(金銭の要求は)全くない。全部うそだ!」

などと全面的に否定した。

泉田裕彦との関係については

「離別になるだろう。

 新潟県知事時代から仲間だったんだけどね」

と語った。

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泉田裕彦は会見で、自民党新潟県連会長で衆院議員の高鳥修一(比例北陸信越、→)に今回の件を相談したものの、先週末に

「自民党新潟県連としては対応しない」

と言われ、ツイッターで公表したと明かした。

新潟県連幹事長で新潟県議の小野峯生は取材に

「泉田裕彦から何も話は聞いていない。

 (事実関係の確認は)文書をもらってからになる」

と話した。

 

聖職者による子供への性的虐待

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▲パリのノートルダム大聖堂

 

以前から問題視されていたカトリック教会の闇に、やっと調査の光が当てられた訳ですが、これはどう見ても「氷山の一角」なのに、被害者が何と22万人!

調査対象がフランスだけで、しかも過去70年間に限定されていることから、実際の被害者総数は、この数十倍~数百倍(数千万人)になる可能性があります

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チャイナチス中国共産党の毛沢東(→)による大虐殺(数千万人)に匹敵するような、世界史レベルの大事件です

権威を背負った人間が、自らを「正義の人」であると認識した場合、ケタ外れの規模で残虐な犯罪を行うことは、世界史が証明しています

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カトリック神父による性的虐待問題が世界中で噴出しているカトリック教会に、新たな汚点が加わった。

10/5、フランスのカトリック教会における

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聖職者による子供への性的虐待

を調査してきた独立調査委員会

が、

過去70年間の聖職者による性的虐待で

被害者の子供は21万6000人に上る

とする調査結果を公表。

多くの事案が既に時効を迎えているなか、調査委はカトリック教会に対し、隠蔽や黙殺ではなく金銭的補償をするよう求めた。

調査委員長ジャンマルク・ソベは、調査委が1950年代にさかのぼって調査した結果、

「カトリック教会は、2000年代初めまで

 性的虐待の被害者である子供たちに対して

 残酷なまでに無関心(隠蔽や黙殺)を貫いた」

と批判した。

報告書によれば、証拠が見つかっているだけでも性的虐待犯人は約3000人。

そのうち3分の2がカトリック神父であったという。

被害者の大半は男の子で、被害当時は10~13歳だった。

被害者団体は、カトリック教会による隠蔽が大規模な犯罪を許したとしつつ、調査結果は「歴史的転換点」になると評価した。

 

 

肉屋 vs ヴィーガン(菜食主義者)

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肉屋の前で抗議活動を始めたヴィーガン(菜食主義者)

 肉屋のおばさんがブチギレています

肉食がイヤなら、自分だけ野菜を食べてればいいのに

 それを無理やり他人に押し付けるから混乱します

(^_^;)

 

ローマ教皇フランシスコ

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中世のローマ・カトリック教会が「非人間的で残忍な、下品な喜び」を享受する、悪魔のような偽善者の巣窟だったことがあることは、歴史が厳粛に証明しています

何百万人もの罪もない善良な人々が、魔女として、異端者として、異教徒として、地獄のような拷問に遭い、生きながら火あぶりにされ、虐殺されていきました

それを実行したローマ・カトリック関係者は、自らを「正義の人」であると名乗り、被告の魂を救うためだと称して、悪逆の限り、残酷の限り、偽善の限りを尽くしました

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ローマ教皇フランシスコは、愛する人との性交やよく調理された食事を食べることで得られる喜びは「神秘的なもの」であると述べた。

AFP通信が教皇の言葉を記した書籍「TerraFutura」を引用し、報じている。

ローマ教皇は

「喜びは神から直接届けられるものです。これはカトリックでも

 キリスト教でも他のものでもなく、単に神秘的なものです」

と語っている。

さらに教皇は、

「教会は常に、非人間的で残忍な、下品な喜びを非難してきたが

 人間的で、単純で道徳的なものは受け入れてきた」

と指摘している。

教皇は、喜びを否定する

「誇張化された道徳は、キリスト教のメッセージを誤って解釈したもの」

だと説明した。

また、教皇は、

「食べることへの喜びは人の健康を維持するために役立ち、

 性的な喜びは愛をより美しくし、種の存続を保証するもの」

との考えを示した。

 

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スペインの異端裁判官(大審問官)

枢機卿フェルナンド・ニーノ・デ・ゲバラ

何万人もの異端者を生きながらに、火あぶりの刑に処した

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 神の存在を確信した「正義の人」は、

  喜び勇んで、徹底的に悪を行う(パスカル)

 

読書 検非違使

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書名に惹かれて読み始めたが、日本中世史の専門的な論文を集めた本で、素人には読みにくいこと夥しく、かなり飛ばし読みになった

検非違使(けびいし)とは、中世における警察や裁判を扱った役所のことを言うのだが、その中の重要な役目として「ケガレ(穢れ)」を清める仕事の統括があった

例えば天皇がどこかにお出かけ(行幸)するときは、すべての道や宿を清める(清掃し、ケガレをはらう)必要があり、これも検非違使の重要な職務だった

この時代の「ケガレ」とは、まず第一にであって、死人の出た家は一定期間「ケガレた場」とされ、家族も「ケガレた者」として公的な場への出仕が一時的に止められる

「ケガレ」とは、一種の伝染病のようなものと考えられていたようだ

現在でも、家族が亡くなると学校や会社を休んで喪に服したり、葬式から戻ると清めの塩をまいたりするのは、この習慣の名残りだろう

人間や動物の死体は「ケガレ」た存在なので、やがてこれらを直接的に手を下して扱い、さらに清める専門職が登場し、「非人」と呼ばれる特殊集団を形成する

最も清い存在である宮中では、特に「ケガレ」を極端に忌避したので、「非人」の活躍する場も多く、ここに天皇と非人の特殊なつながりが形成された

書名は「検非違使」だが、主たる内容は中世における非人社会の在り方とその変遷であって、実に微に入り細にわたる検討が加えられている

歴史の専門家が学会などで、どんな議論をしているのかが見えてくる(非常に読みにくくて、参っちゃうけど)

当初は畏怖され特権を有する専門職だった「非人」だが、やがて「ケガレ」の概念が肥大化し、埋葬、屠殺、革細工などなど、非常に広範な仕事が「ケガレ」た仕事として、特に江戸時代に差別の対象になった

現代でも度々政治問題化する被差別民だが、その起源は古代・中世にまで遡る

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「ケガレ」を嫌う傾向は、現代の日本人にも脈々と生きていて、世界一清潔な生活習慣となって表れている

中国コロナで、みんな一斉にマスクをするようになったことも、関係があるかもしれない

東北地方のある県では、東京から帰省した人を「ケガレた民」として忌避し、「帰れ!」「出て行け!」と罵る「正義の人」まで登場している

(^_^;)

 

読書 スペインを追われたユダヤ人

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かつてスペインは、ユダヤ教徒、キリスト教徒、イスラム教徒という「一神教三兄弟」の混在する土地だった

キリスト教の極端な宗教的非寛容は、15世紀には、先鋭化、制度化されて、異端裁判(異端審問)が始まる

「洗礼(改宗)か、死(火あぶり)か」の決断を、ユダヤ教徒は迫られる

多くのユダヤ教徒が、キリスト教への改宗を選択し、マラーノ(豚)と呼ばれるようになる

改宗した後もマラーノには差別と弾圧があり、心の中はキリスト教とユダヤ教に引き裂かれる

異端裁判官は「正義の人」として、神の名のもとに何らの罪悪感もためらいもなく、何万人もの異端者を生きながらに、火あぶりの刑に処した

やがて死の恐怖は、改宗したマラーノにも迫り、ポルトガルへ、さらにイベリア半島の外へと、逃避と流浪の旅が続く

キリスト教の残忍な異端裁判制度は、その後300年以上、つい最近まで続いていた

本書は、そのようなマラーノたちの足跡をたどる旅日記風に書かれている

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スペインの異端裁判官(大審問官)

枢機卿フェルナンド・ニーノ・デ・ゲバラ