新宿駅直結の商業施設「新宿ミロード」が来年2025年3月16日をもって閉館する
1984年の開業から40年
閉館の理由は、新宿駅西口地区開発計画の進捗に伴うもの
ミロードそのものは余り利用したことがありませんが、新宿駅南口で待ち合わせをすれば、いやでも中を通るので、親しみは感じます
新宿、渋谷、品川、どこも工事現場の中に駅があるみたいに変わりつつあります
(^_^;)
新宿駅直結の商業施設「新宿ミロード」が来年2025年3月16日をもって閉館する
1984年の開業から40年
閉館の理由は、新宿駅西口地区開発計画の進捗に伴うもの
ミロードそのものは余り利用したことがありませんが、新宿駅南口で待ち合わせをすれば、いやでも中を通るので、親しみは感じます
新宿、渋谷、品川、どこも工事現場の中に駅があるみたいに変わりつつあります
(^_^;)
ChatGPTに始まった最近のAI革命は、現在も着々と進行中で、ネット空間から収集した膨大なデータを日々「学習」し、その知的能力を飛躍的に高めています
その能力向上スピードが余りにも速いので、人間の知的能力がAIによって完全に凌駕(りょうが)される日(Singularity)も近いと言われています
それが人類にとって天国になるか地獄になるか、まだ予断を許さないようですが、AIの能力向上は24時間365日続いています
特に日本語の自然言語解析に必要な大規模言語モデル(LLM)が新たに開発されたというニュースです
((((;゚д゚))))
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12/19、産業技術総合研究所と東京工業大学の研究チームは、言語モデル「Swallow」を公開した。
「Swallow」は、米Metaが開発したLLM「Llama 2シリーズ」をベースに、日本語能力を改善させた、日本語に強い大規模言語モデル(LLM)
研究チームは、非営利団体「Common Crawl」が収集配布しているアーカイブ(2020~2023年に収集した約634億ページ)から日本語のテキストを独自に抽出・精錬し、約3121億文字(約1.73億ページ)からなる日本語のデータベース(コーパス)を構築した
* * * * * * *
「Swallow」という名称、たぶん東工大のマーク(→)から来ていると思います
産総研にも東工大出身者が多いですからね
四角い枠が東工大の「工」、中央のツバメ(Swallow)が「大」を表しています
来年、医科歯科大との統合で東京科学大学になると、このマークも変わるのかもしれません
(^_^;)
▲カーネギーホール
買収額は141億ドル(約2兆円)
USスチールは122年の歴史を誇り、かつて世界最大の企業でした
米国を代表していた大企業が海外勢に買収されるというのは、米国人にとっても感慨深いようで、米国でも大きく報じられています
「中国ではなく日本の企業に買収されて良かった」
と感じているかもしれません
いま中国は不動産バブルの破裂で、それどころではないと思いますけどね
日本でも東芝が、海外ファンドに買収されそうになってましたね
私も理系出身なので、友人が何人も東芝に就職しました
いま「半導体JAPAN」復活の流れに乗って、東芝が大復活して欲しいものです
USスチールは1901年の大合併で誕生しました
日本製鉄の前身の八幡製鉄も1901年の設立
良きライバルと言いたいところですが、かつての八幡製鉄から見たら、USスチールは雲の上の存在でした
USスチールの設立に深く関与したのが、鉄鋼王カーネギー(←)
日本で言えば、新一万円札の顔、渋沢栄一みたいな人
NYのカーネギーホールで有名です(↑↓)
カーネギーホールで演奏することは、世界の演奏家の夢
ピアニストのルービンシュタイン(→)が、ニューヨークで道を歩いているときに観光客から
カーネギーホールへの道
を尋ねられ
Practice, practice, and practice.
(練習して、練習して、さらに練習してください)
と答えたという逸話は余りにも有名
歩行者には5分で行ける道のりでも、演奏家には遠い遠い、さらに遠い道のようです
鉄鋼王カーネギーにも、次のような有名な逸話があります
母親と一緒に市場へ買い物に行ったカーネギー坊や
果物屋に山積みされていたサクランボに見入る
気付いた果物屋のおじさんが
「一つかみ、あげるよ」
しかしカーネギー坊や、手を出さない
おじさん「サクランボ、嫌い?」
坊や「好き」 でも手を出さない
おじさんは不思議そうな顔で、サクランボをつかんで坊やの帽子に入れてやる
帰宅後に母親が「どうして自分で取らなかったの?」と尋ねると、カーネギー坊や
「おじさんの手の方が大きかったから」
さすが大実業家、ガキのころからシタタカだったようです
この種の逸話は、伝言ゲームで話が盛られていくので、どこまでホントか知らんけど
(^_^;)
▲カーネギーホールの内部
全国的に師走となり、街にはクリスマスソングが流れ、何となく慌ただしい季節です
コンビニ「セイコーマート」の店頭に、290円のクリスマスケーキが登場しました
「まだ早すぎる」「小さすぎる」などと思ったら、実はこれ「試食用」のケーキ
本番のクリスマスケーキは、一家でそろって食べる「儀式用」なので、サイズも大きいし結構な値段がする
そんなケーキを12/24に一口食べたら、期待していた味と違ったりして
「あぁー、これ失敗じゃん!」
とガックリ経験をした人も少なくないはず
楽しいはずのクリスマスが台無しになりかねない
そこでセイコーマートが「試食用」ケーキを発売したら
「こーゆーのが欲しかったんだよ!」・・・(*)
と、ヒット商品になったそうです
試食用ケーキを買って味に安心できたお客さんの多くは、本番12/24にも同じ味のセイコーマートのケーキを買うでしょうから、顧客囲い込み戦略としても大成功!
まさに「天才の発明」です
マーケティングの世界には、「潜在ニーズ」という概念があって、顧客もまだ気付いていないニーズを発見して提供すると、(*)のような反応があって大歓迎されます
もちろん、潜在ニーズだと思って勝負したら大ハズレというケースもあるけどね
セイコーマートの試食用ケーキには、
「バタークリームデコレーション」
を筆頭に、
「ショコラピスターシュ」
「キャラメルポム」
「モンブラン」
「ショコラブラン」
「抹茶デコレーション」
など、おもわずヨダレが出てくる豪華ラインナップがズラリと並んでいます
同じくマーケティングの世界には
ホイラーの法則:ステーキを売るな、シズルを売れ!
というのもあって、「シズル」というのは、ステーキがジュージュー焼けるような音
何かを売りたければ「おもわずヨダレが出てくる」ように、商品のセールスポイントを最前面に押し出したマーケティングが重要とされています
結局、ビジネスとか経済って、心理学なんですよねー
コンビニ「セイコーマート」(→)は、東京では余り見ないんですけど、北海道ではそこらじゅう、セブンイレブンに負けないほど沢山あります
以前、北海道をドライブ旅したとき、その品揃え(特に食品)が素晴らしくて感動し、北海道以外にももっと進出して欲しいなぁと感じました
さすが北海道、日本最大の食品産地(特に乳製品)だけのことはありますよ
(^_^;)
今年の夏あたりから、
Gメールのメルアドにあてた
私からのメールが送達不能になる
という問題が発生していました
仕方ないので、LINEをしている人へはLINEで連絡したりして何とかしのいでいましたが、LINEをしていない人へは、ほとんどコミュニケーションが不可能な状態に陥っていました
昨日ネットでいろいろ調べたら、
この不具合(送達不能)が
世の中で広く発生している
ことが分かりました
特にPCメールソフトにサンダーバード(Mozilla Thunderbird)を使っていると、不具合になることが多いようです
私もメールソフトにサンダーバードを使っています
直接の原因は、Googleがセキュリティを高めるために、今年の夏あたりからGメールの機能変更をしたことにあるようです
さらにその原因には、セールスメールを何十万通も大量に送信するような悪質なスパム業者などがいて、Googleなどネットインフラの側でも、やむをえずセキュリティ機能を高めている事情があるようです
ただそのせいで多くのユーザーにとって、
メールがどんどん使いにくくなっている
のも事実
メールを使うための設定などがセキュリティ対応でドンドン複雑化して、多くのユーザーの手に余る状態になり、結果として
ネット・コミュニケーションの主流が、メールから
SNS(LINEなど)へと移りつつある
ようにも見えます
LINEなどのSNS業者が、メールを敵視して、メールを使いにくくさせるために、スパムをバラまいているんじゃないかと邪推したくもなります
* * * * * * *
■現在発生している問題と取り得る対応:
(Gメール以外のアドレス&サンダーバード)→(Gメールアドレス)
送信側がGメール以外のアドレスから、メールソフトのサンダーバードを使って、受信側のGメールアドレスにあててメール送信すると、送達不能になる
A)メール送信側が取り得る対応:
(A-1)メールソフトにサンダーバード以外を使って送信する
(A-2)Gメールアドレスを使って送信する
B)メール受信側が取り得る対応:
(B-1)Gメール以外のメールアドレスを使う
(B-2)SNS(LINEなど)を使う
受信側としては、必ず対応しなければならない状況ではありません
ただ、気が付かないうちに、一部の送信者からのメールが届かなくなっている可能性はあります
送達不能の場合、送信側には送達不能連絡がありますが、受信側には何の連絡もありませんからね(送達不能だから当然だけど)
■メール送信側としての私の対応:
(A-1)はいろいろ大変なので、とりあえず(A-2)で、
今までのメルアドから送達不能になった人には、
Gメールアドレスを使って再送信する
ことにしました
Gメール以外のアドレスと同じように、Gメールアドレスを使って、サンダーバードから送受信することは可能です
Gメールは非常に多機能ですし、他のGoogleサービスを使うにはGメールアドレスを取得する必要があるので、私もGメールアドレスを持っていますが、
Gメールは非常に多機能すぎて少々使い勝手が悪い
ところもあり、今のところ私はGメールアドレスをメインのメルアドにするのを躊躇(ちゅうちょ)しています
ただ今回のようなことがあったので、もしかすると今後は、メインのメルアドをGメールアドレスに変えるかもしれません
(Googleの策略に、まんまと乗せられているような気もしますが・・・)
(^_^;)
▲品川駅中央通路
東京の品川駅周辺が、さらに大きく変貌しつつあります
もともと品川駅の港南口には東京湾に面した倉庫が多くて、そこで働く港湾労働者や運送トラックの街、つまり肉体労働者の街でした
25年くらい前から品川インターシティなどの再開発が始まり、港南口にはソニー本社(→)、NTTデータ、キヤノン、ニコンなど、大企業のオフィスビルが次々に出来ました
今では、ちょっとした丸の内や大手町のようなオフィス街が形成されています
多くの倉庫跡地には高層マンションが林立して、現在ではタワマン街になっています
そしてごく最近、さらに大規模な再開発が品川駅周辺で進んでいます
リニア中央新幹線の始発駅建設(静岡県知事→が必死になって邪魔してますけどね)
JR品川駅と駅ビルの大改造(今までの高輪口駅ビルがショボ過ぎました)
高輪ゲートウェイ駅(↓)周辺の再開発(大型駅ビル、いくつも建設中)
高輪口の旧ホテルパシフィック跡地再開発(トヨタの東京本社などが出来ます)
京急とJRのホーム平面化工事(京急がJRと同じ1階へ下がってホームが1本増えますが、品川駅を出て横浜方面へ向かう京急線は、スグに急坂を登ることになります)
京急八ッ山橋跨線橋の掛替工事(「開かずの踏切」と言われていた京急八ッ山橋踏切が、立体交差で便利になりそう)
北品川駅周辺の再開発(★下の記事がこれです)
などが並行して進行中で、あと数年で品川駅周辺は、さらに大きく変貌します
▲高輪ゲートウェイ駅
ほとんど「品川駅の中にある」と言っていいほど品川駅に近い
なお品川駅の南側に「北品川駅」があったり、「品川駅」なのに品川区ではなく港区にあったりとか、いろいろ歴史的な事情があって面白いですよ
下の地図にある「くら寿司」は、我が家から近いので、ときどき食べに行きます
この北品川駅の近くを旧東海道が走っていて、江戸時代を感じさせるレトロな商店街になってます
(^_^;)
* * * * * * *
東京都品川区の「品川浦周辺地区再開発協議会」は、JR品川駅南側周辺で三つの再開発準備組合を2023年10月下旬に設立しました。
約13ヘクタールの敷地を三つの街区に分けて、再開発ビルなどの建設を検討します。
対象区域は北品川一丁目と東品川一丁目にまたがるエリアです。
屋形船(→)や釣り船が停泊する品川浦を囲むように南、西、北の3街区に分かれ、うち西街区は京急本線の北品川駅が立地します。
北側はJR品川駅や同駅東口地区の再開発で整備した品川インターシティなどの高層ビル群が近接しています。
南街区
面積-約40,000㎡
準備組合-品川浦周辺南地区市街地再開発準備組合
準備組合設立-2023年10月28日
事業協力者-旭化成不レジデンス、東京建物、日鉄興和不動産、三菱地所グループ、五洋建設、大林組、東急不動産
北街区
面積-約60,000㎡
準備組合-品川浦周辺北地区市街地再開発準備組合
準備組合設立-2023年10月30日
事業協力者-旭化成不レジデンス、日鉄興和不動産、三菱地所グループ、清水建設、大林組、京浜急行電鉄、住友不動産、中央日本土地建物、東急不動産、長谷工不動産
西街区
面積-約35,000㎡
準備組合-品川浦周辺西地区市街地再開発準備組合
準備組合設立-2023年10月31日
事業協力者-旭化成不レジデンス、日鉄興和不動産、三菱地所グループ、五洋建設、清水建設、京浜急行電鉄
スティーブ・ジョブズ、アップル社を創業した天才的経営者
1955年2月24日に生まれ、 今日からちょうど12年前の2011年10月5日に、56歳で亡くなっています
2003年、48歳のときに膵臓ガンが発見されましたが、当時東洋文化に傾倒していたジョブズは西洋医学的な手術を拒否し、菜食主義、ハリ治療などを用いて完治を図ろうとしました
9か月後の検査でガンが大きくなっていることが分かり、ジョブズは上の判断をのちに相当後悔しています
上の動画は治療の末期、すでに死を覚悟したジョブズの言葉です
お金には麻薬のような性質があり、手に入ると、もっともっと欲しくなるようです
人生で「適度なレベルのお金」が手に入ったら、別なことを追求すべきだと、ジョブズは上の動画で言っています
喜劇王のチャップリン(→)は、次のように言っています
人生は恐れさえしなければ、とても素晴らしいものだ。
そのために必要なものは、
勇気、想像力、そして少しのお金だ。
Yes, life is wonderful, if you’re not afraid of it.
All it needs is
courage, imagination, and some money.
この some money こそ、ジョブズの言う「適度なレベルのお金」でしょうか?
「適度なレベルのお金」がどれほどの金額かは意見が分かれるかもしれませんが、さほど大きな金額ではないはずです
松下幸之助(→)、松下電器(現在のパナソニック)を創業した日本の天才的経営者
彼は、1965(昭和40)年、本社を置く大阪府門真市が主催した成人式に出席しました
そして新成人たちを前にして、次のように話しました
もしできることならば、わたしは
自分のいっさいを投げ捨てても
みなさんの年齢にかえりたい
このとき松下幸之助は、71歳でした
この言葉には、成功した経営者が若者に向かって教訓を垂れているのではなく、「若い頃に戻りたい」という、老人の正直で切実な叫びを感じます
ジョブズは17歳の時、
「毎日を、それが人生最後の1日だと思って生きれば、望んだ人生になる」
という言葉にどこかで出会いました
それは彼にとってとても印象的な言葉に映りました
その日を境に彼は毎朝
「もし今日が人生最後の日だとしても、
いまからやろうとしていたことをするだろうか?」
と、鏡に映る自分に問いかけるようにしていたといいます
そのジョブズが人生の最後に、冒頭の動画のような言葉を話しています
ガンなどの重病になると、医者から「期待余命×年」とか「5年生存率××%」などと言われることがあります
この言い方を借りるなら、すべての人間は生まれた瞬間に
「期待余命81年」あるいは「81年生存率50%」
ということになります(女性は87年)
いま60歳の男性なら
「期待余命24年」あるいは「24年生存率50%」
になります
これは世界最高水準の、日本人の数字です
逆に短いと言われているロシア人では、生まれた時点で男性60年、女性73年です
この数十年という期間が、若いうちは非常に長く感じられて、ほとんど永遠のような気がするものです
人生を山道にたとえることがあります
若いうち目の前には山頂へ続く長い長い道があり、その向こうには無限の青空が広がっているように見えます
ところが人生のある時期に差し掛かると山頂に到達し、その先を見ると、下り坂の先に麓(ふもと)が見えます
その麓には大きな穴があいていて、それが死なのです
若いころにはまったく見えなかった、死という大きな穴が、いま目の前にありありと見える
それが人生のようです
((((;゚д゚))))
愛媛県松山市にある
の、猫の店員さん・ミクちゃんです
今日は兵庫県加古川市で、プリンの出張販売中です
ぜひ東京にも出張して欲しい
(^_^;)
▲なんとピアノも弾ける
コミック(マンガ)「ナニワ金融道」を再読した
累計発行部数1600万部という、日本の漫画史に残る有名な作品で、映画にもなっている
前回読んだのはバブル崩壊(1990年)直後で、まだ連載中だったので途中までだった
全19巻のうち、今日は1~15巻を読んだ
作者の青木雄二(←)は、マルクス主義者を自称するやや奇人変人、一種の天才奇才とも呼ぶべき人物なのだが、惜しくも2003年に肺がん(58歳)で亡くなっている
作者没後も後継者たちが「青木雄二プロダクション」というのをつくって「新ナニワ金融道」など続編をいっぱい出しているので、まだ未読が大量にあってしばらく楽しめそうだ
前回読んでから30年もたっているので記憶が薄れたところも多く、新しく読むような気分だったし、とにかくこの作品は元々メチャ面白い!
バブル崩壊のころは債権回収の「教科書」として、各銀行の支店などに本書が全巻そろえられていて、銀行員たちがむさぼるように読んでいたらしい
上の表紙から分かるように、大阪独特の下品さ泥臭さをこれでもかと言うほど前面に押し出した独特の画風で、人間のドロドロした欲望や情念が渦巻く修羅場をセキララに描いている
講談社のマンガ雑誌「モーニング」に1990~1996年連載で、まさに日本がバブル崩壊で揺れに揺れていた時期と重なる
突然襲ってきたバブルの破裂(と当時の人たちは思っていた)で、それまでの順風満帆の人生を根底から覆されて悲惨な地獄へ堕ちていく人たちの姿を、しかもユーモラスに描いている
それまでバブルでジャブジャブにお金を貸し出していた金融機関が、突然貸し出しを渋って債権回収に走った
お金を返せなくなった人たちも悲惨だが、返せない人から鬼や悪魔と呼ばれつつ、貸金の返済を迫る金融機関の最前線にいた金融マンたちも悲惨だった
▲債権回収とリストラの嵐で、ヤケクソになっているノンバンクの幹部
そのような金融機関の底辺に位置する街金融「帝国金融」の新人社員・灰原達之が主人公
街金融(まちきんゆう、消費者金融、サラ金)は、日本の金融カースト制度(↓)の底辺に位置し、上には都銀(メガバンク)、公庫、地銀、信金、クレジット、ノンバンクなどがあり、下には闇金融(やみきんゆう)という無法地帯もあって、本書にもたびたび登場する
考えてみると、日本がバブル崩壊した1990年からすでに33年も経過していて、当時のことを鮮明に覚えている人たちは50代以上だ
33年が過ぎても、日本バブルの後遺症はあちこちに残存しているが、日経平均がバブル崩壊後の高値を抜いたりして、ようやく後遺症から抜け出す気配が感じられ始めている
そして今、お隣の大陸では、超巨大な中国バブルの崩壊がすでに始まっている
何しろ不良債権の規模が33年前の日本バブル崩壊よりヒトケタ上(推計1000兆円~2000兆円)と予想されている
おまけに
何でも秘密主義、ワイロ主義の
暗黒独裁チャイナチス中国共産党
が経済を仕切っているから、マクロ経済統計の数字がまったくアテにならず、これから中国経済にどんな混乱が起こるのか非常に分かりにくい疑心暗鬼の状況になっている
なにしろチャイナチス中国共産党は、自分たちにとって
都合の良いことは100倍にして公表する
都合の悪いことは100分の1にして公表する
という超ウソつき体質で、かつての日本の大本営発表よりもはるかに悪質だ
とにかく、中国経済が壊滅するのは確実だが、日本を含めた世界経済も無傷では済まない
ノーベル賞経済学者クルーグマン(→)は、中国バブルの崩壊は、日本バブルの崩壊とは比較にならないほど大規模で悲惨なものになると予想している
ただし、経済学者の予想は外れることが多い
日本バブル崩壊のとき日本社会の混乱が比較的軽微で済んだのは、当初のバブル崩壊直後、金融機関が債権放棄などで不良債権処理を引き受けてバッファー(衝撃吸収材)となり、その後にゼロ金利政策などでゆっくり金融機関を救済したからだと思う
それでも30年かかったのだ
中国バブル崩壊の経済的な混乱はすでに始まっており、建築中のマンションを買ってお金をすでに払っっているのに(中国では完成前にお金を払うのが普通)、建築工事が中断してマンションが手に入らず、人生設計を台無しにされた人民が狂ったように泣き叫んでいる
そんな工事が中断して誰も住んでいないマンション群は「鬼城(きじょう、中国読みグェイチョン)」と呼ばれており、そんな廃墟(ゴーストタウン)が中国全土に山のように存在している
やがて中国バブル崩壊の経済的な大混乱が、中国の政治的混乱や社会的混乱に広がっていくのは間違いなく、これから半世紀くらいかけて、チャイナチス中国共産党の崩壊や、中国の国家分裂や内戦になる可能性もある
追い詰められたチャイナチス中国共産党が、活路を台湾進出(侵攻)に求めるかもしれない
それは世界恐慌→満州進出→真珠湾という、かつて日本がたどった道筋と重なって見える
((((;゚д゚))))
▲中国の鬼城と呼ばれる廃墟(ゴーストタウン)
楽天がアブナイみたいです
電波を管轄している総務省あたりが助け船を出さないと、本当に1~2年後に楽天は倒産するかもしれません
毎年数千億円もの赤字を出し続けて、なお存続できる会社なんて、そうそうあるもんじゃありませんよ
すでに金融市場では楽天の信用が地に堕ちているので、資金繰りのために発行した楽天の社債は年利10%などという異常な水準で、経営は自転車操業になりつつあります
いまは関連会社の株を切り売りしたりして、必死に生き残りを模索しています
楽天はプロ球団も持っていて、マスコミに大量の広告を出稿しているので、これまで大手マスコミが楽天やその経営者である三木谷をたたくことはありませんでしたが、ネットではすでにボロクソにたたかれています
その先頭に立ってたたいているのが、三木谷に「遺恨(いこん)あり」のホリエモン(←)
ホリエモンがプロ球団を買収しようとしたとき、三木谷が裏切って、ホリエモンは買収を断念しました
ホリエモンは正直な男で、思ったことをズバズバ言うタイプだから、三木谷とかSBIの北尾吉孝(→)とか、嫌いな奴は徹底的にボロクソにたたく
しかもホリエモンも実業家なので、いま楽天モバイルの主力商品にライバル商品をぶつけて、首つり三木谷の足を全力で引っ張ろうとしている
関係ない第三者から見たら、非常に面白い展開(対岸の火事)になってきました
その楽天モバイルの主力商品というのが、使い放題で月3千円ちょっとというモバイルSIM(スマホに入れて通信するやつね)で、楽天は「最強プラン」とか言っていま盛んに宣伝しています
データ通信も、価格も、通話も最強!と宣伝してるけど、最強なのは価格だけで、通信も通話も大したことないです
実はこれ私もいま使っていて、私は月に300ギガくらい使うけど(机上PCもこれでネット接続してる)、確かに激安で助かってます
通信状態がやや不安定で、時々つながらなくなったりするけど、この価格なら許せる
この最強プラン(使い放題モバイルSIM)のライバル商品を10月にホリエモンが出すらしいので、良さそうなら乗り換えようかなぁとも思っています
上の動画では、「NHKをぶっ壊す!」の立花孝志が、ホリエモンを応援して、三木谷をたたいています
応援する気が無くても、楽天が倒産しそうなのは、すでに「事実」ですけどね
何しろ今、三木谷は「水に落ちた犬」ですから、みんなが石を投げたり棒でたたいたりして楽しんでいます
三木谷は女グセなどの素行が極端に悪く、周囲の人に横柄な態度をとることが多かったので、それが今回の楽天経営のツマヅキで噴きだしてる感じ
実業家(特に創業者)は、会社を飛躍的に大きくするために大きなリスクをとって綱渡りのようなアブナイ経営判断をし、それで経営危機に直面することが多いのですが、それを乗り切って本物の大物実業家になる訳です
まあ楽天が崩壊しても、日本経済にも私の生活にも大した影響は無さそうですので、どうでもいい話だなぁ(対岸の火事)と思っています
それに対して中国経済のバブル崩壊は、楽天崩壊より数ケタ規模が大きいですから、地理的には対岸ですけど、そうも言ってられないなぁと気になっています
こっちは本当にヤバくて、世界大恐慌になるかもしれません
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100億トカシた元大王製紙の井川意高も、三木谷を叩いていますね
この人もホリエモンと同様にムショ経験があり、腹が据わった感じがします