天体観測

皆既月食と地球平面協会

昨夜の皆既月食、私はうっかり眠ってしまい、生では見れませんでした

昼カラ会(次回は10/15)のたけちゃん(竹永さん)が、高性能デジカメで撮影した月食画像(上の画像)を送ってくれました

たけちゃんの、一瞬を切り取る撮影技術は、スゴいよ!

たけちゃん、ありがとねー

上のような、地球の影が月面に映ったとき、

影の境界線が直線ではない

ことに気が付いて、古代ギリシャの哲学者(ソクラテス?)は「地球は丸い」と考えたそうです

古代エジプトでは月食をもとにして、地球や月の大きさや距離まで計算していたと言うから半端ない

上の写真で見ると、影の境界線はハッキリした明暗の線ではなく、徐々に明暗が移行(フェードアウト)する幅があるように見えますが、これは地球の大気で太陽光が拡散するせいなのかな?

この他にも、地球は丸いという根拠はいろいろあるみたいですが、世界にはなんと「地球は丸くない!」と主張する面白い人たちもいます

厳密に言えば、地球は自転しているので赤道方向にふくらんだ楕円球で、表面は山とか谷とかデコボコしてますが、その人たちが言うのはそんなレベルではなく「地球は平面だ!」と大胆に主張しています

その面白い人たちは「地球平面協会」(Flat Earth Society)という不思議な団体を作り、現在も活動しているようです

地球平面協会では、一部に科学的っぽい説明(疑似科学)もしていますが、根拠の多くは聖書の記述にあるようなので、科学と言うより宗教(キリスト教原理主義)の世界です

今でもアメリカ人の2人に1人は進化論を信じておらず、聖書の創世記のまま「人間は神が創造した」と本気で信じていますから、それと似たような話です

地球平面協会の活動の中心は、米国カリフォルニア州(ロスやシスコのある州)にあるそうです

カリフォルニアと言えばリベラル(民主党)が強く、今では「かなりヤバいエリア」で、都市部は麻薬常習者や犯罪者の巣窟となりつつあり、治安の悪化を嫌った大企業が本社をテキサスとか他州に移しつつある

逆に言えば、カリフォルニアはそれだけ自由な(リベラルな)気風なので、地球平面協会みたいなエキセントリックな活動も許容されやすいのかもしれません

いま話題になってる俳優の清水尋也とか、サントリー会長だった新浪剛史とかも、カリフォルニア絡みで麻薬に親しんだようです

地球平面主義者は、ヴィーガン(過激な菜食主義者)とは違って、さほど迷惑な活動はしてないみたいですから、球でも平面でもどっちでもいい、好きな方を信じればいいと思います

最近は日本にもヴィーガンの一種(?)がいて、「かわいい熊を殺すな!」とか主張して、役所に抗議電話とかかけまくってますね

月食や日食は、人の心を不安にさせる効果が大きいので、歴史上の事件や伝説に関連づける説も多い

邪馬台国の卑弥呼の失脚(死?)に日食が関連しているとの説は、かなり根強いようです

まあ、古代史には根拠となる史料が乏しいから、何とでも言えるんですけどね

(^_^;)~♪

ほぼ皆既月食 140年ぶり

74439_01

f6c1250b139ab6eadb8b41842cbe48793a0bc95d

 

月食のこと、まったく知らなくて

 旅先で駅前を歩いていたら

みんなが空を見上げていて

 尋ねたら月食だった

(^_^;)

 

camera_satsuei_sankyaku_man

荘厳な雰囲気の岐阜城

撮影者の別所さんによると、

「岐阜城と月食のコラボが凄すぎた!」

「あ、合成じゃないよ!ワンショット!」

とのことで、岐阜城から離れた場所で、超望遠レンズで撮影することで、このような迫力ある1枚が撮影できるそうです。

140年ぶりとなる天体ショーにふさわしい、見事な1枚に、絶賛の声が寄せられています。

・すごい!感動的!

・自分が住んでいる地域からは、真っ暗な状態の月しか見ることができなかったので、嬉しい。

・当日は月が雲で見えなかったから、ありがたい!

なお、2022年11月には皆既月食が、2023年10月には部分月食が見られる。

 

オリオン座流星群

nagareboshi_oinori_negaigoto

 

 秋の風物詩でもある

  オリオン座流星群

 そろそろ見れますよ~

  (^_^;)

 

2021年のオリオン座流星群は、10/21の20時頃が極大と予想されていますが、10/5ころから活動が始まっています。

昨日10/15は、オリオン座が東の空に高度を上げ始めると、いくつかのオリオン座流星群の流れ星を見る事が出来ました。

散在流星もありますが、動画の1:24には緑色の痕を残して、明るい大きなオリオン座流星群の流れ星が流れます。

ソニーα7SⅢで撮影した、リアルタイム動画です。

 

スーパー皆既月食

5ccc7b3eac3830853c4c55e95124ae95

 

 うちの近所(東京)では

  曇っていて

 何も見えませんでした

  (T_T)

 

昨日5/26(水)、日本全国で観測可能な皆既月食が起こりました。

皆既月食は、満月が地球の影に完全に隠されて赤黒く見える天文現象です。

また、今回の満月は今年一番大きく見える満月で「スーパームーン」でもありました。

次に日本全国から皆既月食が見られるのは、1年半後の2022年の11/8です。

北海道なよろ市立天文台きたすばるでは、皆既月食の一部始終が撮影できました。

 

流れ星

35260075

unnamed

 

 中国コロナが

  早く終息しますように!

 (^_^;)

 

がれ母子3大流星群の一つ「ふたご座流星群」が13日夜から14日明け方にかけてピークを迎える。

国立天文台によると、今年は15日が新月のため月明かりの影響はほとんどなく、

「観測にはかなり良い条件」

だという。

流星は、ふたご座の2等星・カストル近くの「放射点」から四方八方に飛び出すように現れる。

放射点は13日夜は東の空にあり、日付が14日に変わる頃に真上に来る。

午後8時頃から流星が見え始め、本格的な出現は午後10時頃からになる。

ピーク時は、1時間あたり55個前後の流星が見られるという。

12日と14日の夜にも、最大で1時間あたり20個前後が観測できる。

国立天文台の山岡均広報室長は

「防寒をしっかりして、目が暗さに慣れるまで

 15分間は観察を続けてほしい」

と話している。

 

はやぶさ2帰還

35260072

nagareboshi_oinori_negaigoto

 

いま大気圏に突入して、火球になって上空を移動する「はやぶさ2」のカプセルを、オーストラリア現地からの生中継で見ることが出来ました

感動しました!

\(^_^;)/

 

 

読書 実見・江戸の暮らし

518Da7ZZpRL

いやぁ、グイグイ引き込まれるほど面白かった!

歴史の本にはなかなか出て来ない庶民の生活を、実にリアルに分かりやすく描いている

著者は江戸時代の生活を描いた絵を数千枚も所有していて、その絵の中に現れた庶民生活をこまめに拾っているので、文献資料だけに頼った歴史家よりずっと現実感のある描写が可能になっている

歴史書の面白さは、説明力より描写力にあるように思う

著者は江戸時代をテーマにした小説家で、1933年生まれの86歳

いな吉ファンの皆さんはご存じかもしれませんが、著者の小説『大江戸神仙伝』に登場する深川芸者のおねえさんの名前が「いな吉」なんですよね

著者の子どものころの庶民の生活は、現在よりも江戸時代に近かったようなところもあり、最近80年ほどで、日本人の生活スタイルが激変したことがよく分かる

特に面白かったのは、江戸時代の旧暦(太陰太陽暦)と、明治以降の新暦(グレゴリオ暦)の違いで、これほど分かりやすい説明は他に無さそう

歴史の本を読む楽しさというものは、現在とは異なる時代精神に触れることだと思い、そのために最近は中世史関係を多く読んでいるのだが、わずか200~300年ほど前の日本でも、これだけ違う生活があって、それなりに合理的に動いていたことが分かって、非常に楽しむことが出来た

large_191111_tomettoranomonhills_01

そんな訳で、いな吉ねえさんの登場する小説も、読みたくなりました!

(^_^;)

 

映画 三大怪獣 地球最大の決戦

EO8iYRvVAAEdGUZ

 

1964年公開、ゴジラシリーズ第5作

前作の「モスラ対ゴジラ」と、1年に2作公開

東宝は怪獣映画の量産体制に入った

特撮技術の向上も著しく、リアリティがアップしている

地球の三大怪獣(ゴジラ、モスラ、ラドン)が協力しながら、キングギドラ(金星文明を滅亡させたという凶悪な宇宙怪獣)をやっつけるという、実に心温まる展開

前作まで悪役だったゴジラも、今回から更生して善玉に転換

子供の頃にこの映画を見て、巨大な隕石(卵)からキングギドラが誕生する場面に、非常にドキドキ感動した記憶があります

 

キングギドラは宇宙へ逃げ、モスラはインファント島へ帰ったが、善人(善獣)になったゴジラとラドンが、その後どうなったかは誰も知らない

(^_^;)

5583

ダヴィンチが素描した怪獣 キングギドラによく似てる

 

映画 天才脳の行方と秘密

71t92HCd2BL._AC_SX466_1955年アインシュタインが亡くなり、解剖を担当した医師が、遺族に無断で、脳を取り出し保存する

この行為は大した結果に至ることなく、映画はアインシュタインの劇的な人生をたどる

20世紀最大の天才も、若い頃は就職で苦労し、大学に働き口を得られず、特許庁の審査官となって、余暇に独自の研究を進める

他の自然科学分野とは異なり、数学や理論物理は、ペンと紙さえあれば最先端の研究を進められるところが痛快

やがて1915年に論文を4本発表するが、どの論文もそれぞれノーベル賞級の画期的な研究で、それを短期間に4本書き上げたところに、天才特有の創造爆発を感じる

ニュートンも、有名な三大研究(万有引力、微分積分、光の分解)を、ペスト蔓延から避難したわずか18か月間に完成させた

ニュートンはリンゴの落下を見て、普通の人とは異なる疑問を持ったが、アインシュタインは子供のころ、磁石の針を動かす不思議な力の存在に、同じような疑問を持った

(^_^;)

ホリエモンロケット成功

space_rocket

 

 1号機2号機が失敗だったけど

  ついにやりましたね  \(^o^)/

 

日本で初めて、民間で開発したロケットが宇宙空間に到達した。

北海道大樹町の宇宙ベンチャー、インターステラテクノロジズは、5月4日午前5時45分に同町から小型ロケット「MOMO(モモ)」3号機を打ち上げた結果、高度113.4キロの宇宙空間に到達したと公式Twitterで発表した。

インターステラテクノロジズは「ホリエモン」のニックネームで知られる実業家の堀江貴文さんが創業したことから、ロケットも「ホリエモンロケット」と呼ばれることが多い。

WS000

その堀江さんは打ち上げ直後、

「宇宙は遠かったけど、なんとか到達しました」

と感慨深げにツイートした。

MOMO3号機は全長約10メートル、直径50センチ、重さ約1トンの小型液体燃料ロケット。

当初は4月30日に打ち上げる予定だったが、燃料の液体酸素漏れが直前に発覚。

部品の交換や強風のため、打ち上げを3度延期していた。