予報円は、ほぼ日本列島の中に収まる

台風13号は暴風域を伴う台風へと発達し、北上を続けています。
今後も海水温が28℃~29℃程度の暖かな海面上を発達しながら北上し、あさって月曜日に小笠原の東を通過したあと、火曜日頃には北緯30度ラインを越えて、伊豆諸島の南東の海上に進んでくる予想です。
この時点での予報円の直径は480キロと比較的小さくなっており、火曜日頃までの進路はほぼ固まってきたと言えるでしょう。
ちなみにこの時点で、中心気圧965hPa、最大瞬間風速55メートルの強い台風に発達している予想です。
そして問題はこのあとです。
水曜日~木曜日にかけて、予報円の真ん中を進むと、まさに首都圏直撃のコースもあり得そうですが、木曜日(5日先)の予報円の直径は1400キロで、本州付近をスッポリと包み込んでいる状況です。
ただ昨日の時点では直径1900キロもあったので、徐々にではありますが、進路の幅は狭まってきたと言えるでしょう。
そして木曜日の予報円は中心の東側(三陸沖へそれる)を進む可能性より、中心の西側(東~西日本に上陸)を進む可能性の方が高いものと思われます。
それは以下のような理由からです。
猛暑と台風 究極の選択
どっちがいいですか? (^_^;)