リベラルの牙城であるLAは、今や無法地帯と化している
LAの治安を大阪に例えるなら、治安の悪いドヤ街(西成区)が大阪中に広がっているようなイメージだ
今回の暴動自体はまだ大した規模ではないから、すぐ鎮圧されると思うけど、リベラル(CA州やLA市)が事態を放置したので、コンサバ(連邦政府)が乗り出すという構図が危険です
これが米国分裂のスタートになるかもしれないと危惧しています
第一次大戦だって「一発の銃声」から始まり、3700万人が亡くなった
第一次大戦まで、世界最大の戦争は、アメリカ南北戦争だった
実は米国内の深刻な南北対立は、南北戦争から160年過ぎた今でもまったく解消しておらず、いつ火を噴くか分からない
この対立は、単なる地域対立ではなく、イデオロギー対立の色彩を帯びている
この対立が、二大政党制(共和党と民主党)の背後に横たわっている
米国の二大政党制を「民主主義のお手本」みたいに良く言う日本人もいるけど、余りにもノンキ過ぎる楽観的な見方だ
国内に深刻なイデオロギー対立があるというのは恐ろしいことだし、一般に内戦は国家間の戦争よりはるかに悲惨で残酷だ
同じころ(160年くらい前)日本では、戊辰戦争という内戦で旧幕府軍と明治政府軍が戦ったし、西南戦争という内戦もあったが、その対立は今ではほぼ完全に解消している
米国内の南北対立は、そうはいかなかった
トランプ政権は南部コンサバ代表みたいなもんだから、北部リベラル勢力は何かと反発している
マスコミは日米ともにリベラルの牙城だから、トランプをボロクソに書いているが、とにかく米国有権者の支持を受けて大統領選挙で圧勝したのはコンサバ代表のトランプだ
南北戦争の原因の一つは奴隷だったが、今は移民などで南北が対立し、米国分裂から第二次南北戦争へと進む可能性は十分に考えられる
そこに中露やイスラム原理主義勢力が付け込めば、第三次世界大戦から全面核戦争、人類滅亡もあり得る
悲観的すぎる見通しかもしれないが、妄想とは言い切れない
コメ不足くらいで大騒ぎしている日本国内が、余りにも牧歌的に見えてきます
((((;゚д゚)))) コワイ
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▼南北戦争を背景に激動の時代を描く大河映画「風と共に去りぬ」
私はこの映画の主題歌「タラのテーマ」を聴くと、いつも胸がいっぱいになって、涙が出て来そうになってしまいます
人間の歴史は、勇気と知恵で厳しい苦難を乗り越えてきた歴史かもしれませんが、大きな苦難をあらかた解決した現在の日本みたいな「自由で平和で豊かで便利すぎる」社会では、苦難への抵抗力が低下したせいか、コメが少し高いとかの苦難で大騒ぎしている
結局、社会がどれほど進歩し改善改良されても、個人にとっての「主観的な苦難」の総量は変わらないのかな?
苦難の少ない社会は、人間をひ弱にし、人生を退屈で詰まらないものにするのかもしれません
なお私は、高度成長期以降の「自由で平和で豊かで便利すぎる」日本で育ったので、すでに「ひ弱」になっちゃってる組だと思っています
(^_^;)~♪
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▼YouTubeですべて観れます(全3時間半、字幕)