佐賀県が情報発信プロジェクト「サガプライズ!」の一環として、ゴジラを「佐賀県かたち観光大使」に任命し、新たなプロジェクトとして「ゴジラ対(つい)サガ」を進めている
佐賀県と言えば、目立たない県、地味な県の代表で、東日本の人は佐賀県が九州のどこにあるのか、よく知らない人も多い
福岡県や長崎県という、何かと目立つ県に挟まれて、とにかく目立たない
そんな佐賀県が、「ゴジラと佐賀県はほぼ同じ”かたち”」と主張している
そう言われればそう見えなくもない、といった程度で、少し無理があるかなぁ
「ゴジラ対(つい)サガ」というキャッチフレーズも、語感にイマイチ破壊力が乏しく、ズバリ「ゴジラ県」と打ち出した方がいいのに
佐賀県と言えば、有田焼 、伊万里焼、唐津焼、鍋島焼 などの焼き物が有名
幕末には聡明な藩主(鍋島直正)が出て開明的な政策を推進し、明治政府では薩長土肥の一角(肥前藩=佐賀藩)となったものの、薩長の影に隠れてイマイチ目立たなかった
佐賀藩(肥前藩)は近隣の藩との交流を長く絶って、二重鎖国などと呼ばれてきた
その藩風のせいか、九州の中でも孤立感があり、これが今でも「目立たない県、地味な県」という印象につながっているのかもしれない
11年前に佐賀長崎を旅しましたが、やはり長崎県中心で、佐賀県は観るところがやや少なかった印象です
佐賀県の県土のカタチがゴジラに似ているというところから始まった今回の「県おこし」プロジェクトですが、世の中には市とか県とか国のカタチが何かに似ているというのは少なくない
当ブログの11年前の記事「東京都イラ区」では、渋谷区とイラクが似ていることを取り上げた
神奈川県は、犬のようにも見えます
(^_^;)~♪