インドで旅客機が墜落して多くの方が亡くなりました
この種の事故が起きると、「九死に一生を得た!」という人が現れます
道路の渋滞で空港に着くのが遅れて助かった!、みたいな人
今回の事故では、乗っていたのに助かった人が一人だけいて、「265死に一生を得た!」のにもビックリしました
確か明石家さんまさんも、番組収録の関係で一便ずらしたおかげで、墜落ジャンボ機(JAL123便、1985年8月12日)への搭乗を免れ
「生きてるだけで丸もうけ!」
という悟り?の境地に達し、娘さんの名前を「IMALU」にしたのは有名な話
当時私はある会社のコンサルをしていて、そこの会社のある役員さんも、JAL123便に乗るはずだったのに、直前の会議が伸びて命拾いしてました
その人の役員室へ行ったら、まさにJAL123便の額に入った航空券が壁に飾ってありました
ちょっとクセの強い人で、いわゆる「一言居士」のウルサ型オヤジ
社内では「憎まれっ子世にはばかる」と言われてましたね
こんな奇跡で命が助かると、明石家さんまさんのように悟りの境地に達して、にわかに宗教心に目覚める人も少なくないようです
でもね、我々がいまここで平穏に生きてられるのは、それだけで大変な奇跡のおかげかもしれません
地球上に生命が誕生した確率が信じられないほど低いことは科学者が証明してますし、いまだに地球以外の星に生命が確認できていないことからも分かります
人類の歴史は少なくとも過去数千年、飢餓と疫病と戦争と暴力による壮絶な苦難の歴史でしたが、少なくとも現在(2025年)の我々日本人は、そのほとんどの苦しみから免れています(死だけは無理ですけど)
わずか30年くらい早く生まれていたら戦争に巻き込まれて、石川太郎先生のように大変な目に遭っていたであろうことを考えると、奇跡的に「いいタイミング」で生まれて来たなぁと思います
いま現在だって、ウクライナやガザに住んでたら、キツイだろうなぁ
そんな「奇跡」に立脚した今日このごろの日常ですが、それが当たり前の気分になっちゃうのも、人間という生き物の脳の習性(何でも慣れちゃう)なんでしょうかね?
平穏な毎日の中で、「生きてるだけで丸もうけ!」と悟りの境地に達するのは、簡単ではないようです
(^_^;)