1937年(昭和12年)の初夏、場所はイタリア北部、コモ湖畔の高級リゾートホテル
イギリス人中年男女(50代後半くらい)が繰り広げる、ひと夏の淡い大人の恋の物語
ドイツにナチス、イタリアにもファシスト党が台頭し始めている戦争前夜だが、コモ湖の周囲はまだのんびりとした雰囲気を保っている
派手なアクションが好きな人には退屈な映画かもしれないが、時間が止まったようなホンワカしたムードが心地よい
二人の間に割って入る若い女(ユマ・サーマン)が、ちょっと満島ひかりに似ている
(^_^;)
1937年(昭和12年)の初夏、場所はイタリア北部、コモ湖畔の高級リゾートホテル
イギリス人中年男女(50代後半くらい)が繰り広げる、ひと夏の淡い大人の恋の物語
ドイツにナチス、イタリアにもファシスト党が台頭し始めている戦争前夜だが、コモ湖の周囲はまだのんびりとした雰囲気を保っている
派手なアクションが好きな人には退屈な映画かもしれないが、時間が止まったようなホンワカしたムードが心地よい
二人の間に割って入る若い女(ユマ・サーマン)が、ちょっと満島ひかりに似ている
(^_^;)
「近頃の旅ガイドは、グルメ本みたいで詰まらない」と言う文豪・松本清張が、自ら旅ガイドを作った
京都の名所旧跡40か所を選び、友人の歴史学者・樋口清之の協力を得ているので、歴史的な背景説明が豊富だ
清張自身も古代史に造詣が深いので、古代史への言及も多い
第二次大戦で日本の大都市のほとんどが空襲で壊滅し、現在あるのは戦後の街であるのに対して、京都には平安時代から続く永い歴史が、現在の大都市の中に生きている
観光化された、俗化された、京都人は閉鎖的で意地悪だなどという京都批判は多いが、やはり京都の魅力は捨て難い
京都には何度も旅しているので主な名所は行き尽くした気分でいたが、この本を読んで京都は奥が深く、まだまだ楽しめそうだと感じた
幸か不幸か、今はコロナで外国人観光客が激減し、どこの名所も空いているという
京都の紅葉の季節は11月中旬から12月上旬と言われているので、何となく落ち着かない
(^_^;)
その昔「化学精義」という、大学受験のやや高級な参考書があって、不思議なことが書いてあった
原子を構成する素粒子(陽子、電子、中性子など)には、「位置と運動量を同時には確定できない」という不思議な性質があり、この性質に着目した場合、「量子」と呼ぶという
量子力学における不確定性原理のことだが、日常生活(ニュートン力学の世界)からは想像も出来ない、摩訶不思議な世界観である
あの天才のアインシュタインも、「神はサイコロを振らない」と言って、この原理を認めなかったそうだが、現在では科学者の常識になっている
この原理は「人間に自由意志はあるのか」という哲学の議論にも影響を及ぼしている
「位置と運動量を同時には確定できない」ということは、科学にとって困ったことのようにも感じられるが、今では量子の持つそのような不思議な特性を逆利用して、量子コンピュータの開発が進められているという
まったく世の中には、驚くような大胆な発想をする天才がいるもんだ
しかし現在の我々が使っているコンピュータが初めて登場した時、すべての情報を0と1、つまり電子ビットに還元するという大胆な発想に驚いたはずだ
10進法には、指の数以外の、何の必然性も無いことを知らされた
このときの天才は、チューリングとか、フォン・ノイマンだった
チューリングの開発した原始的なコンピュータは、ナチスのもっと原始的な軍事暗号を破り、第二次大戦における連合国の勝利に多大な貢献をした
すべての情報を電子ビット(0と1)に還元可能なら、すべての情報を量子的不確定状態(量子ビット)に還元するという発想も有り得る
その長所は、信じられないような高速演算であり、従来型コンピュータが何年もかかる計算を、わずか数秒で終えることも可能になるらしい
広く実用化されれば、世界を一変させる可能性がある
現在のコンピュータでは、時間がかかりすぎて計算できない問題が、世の中にはたくさんあるのだ
特に既存の暗証番号による機密性保持メカニズムは、量子コンピュータなら簡単に破ってしまうというから、セキュリティの大問題となりかねない
まだまだ開発途上の技術であり、正確な未来予測は難しいが、これ以外にも、新しい薬品や工業材料の開発など、幅広い応用が期待されている
量子コンピュータの実物は、極低温による超電導を利用するので、巨大なハードウェアなのだが、現在ではそれをクラウド上に設置して、誰でもアクセス可能になりつつある
基本的な原理(量子ビット)は、電子ビット(0と1)よりは複雑だが、それほど難しいものではなさそうだ
量子コンピュータに与える演算指示(プログラムのようなもの)が、音楽の楽譜によく似ているのは面白い
(^_^;)
アメリカ大統領選挙で
すっかりカスんでしまった
秋篠宮殿下の立皇嗣宣明の儀
最近は深酒が過ぎて依存症の危険も
((((;゚д゚))))
▼ロング・バージョン
蛭子能収コレクション第1集(全7冊)を一気に読んだ
数ページの作品が1冊に十数作品、計100作品ほど
つげ義春の「ねじ式」から影響を受け、シュールな作品ばかり
「ねじ式」のパロディ(↓)も書いている
編集者から「面白いんだけど、絵がねぇ~」と絵の下手さを指摘され、画力よりもストーリーで勝負しようと考えた
確かに余り上手な絵ではないが、独特の味があり、デビュー当時の「へたうま」ブームに乗った
ぼぉーっとしてるように見えるが、意外と機を見るに敏だ
(^_^;)
▼競艇と映画が大好きな、脱力系のおじさん (^_^;)
▲鉗子(かんし)
人間の体って異物に対して
意外と鈍感なんだね~
それにしても発見してから3年半って
公表が遅すぎない?
((((;゚д゚))))
鹿児島市立病院は11/5、16年前の手術で女性(現在60歳代)の体内に医療器具を置き忘れるミスがあったと発表した。
約13年後に取り出し、後遺症は無いという。
鹿児島市立病院によると、女性は2004年9月に外科手術を受けた。
2017年4月、別の病気のため同病院で磁気共鳴画像(MRI)検査を受診した際、腹痛を訴えた。
レントゲン検査を行ったところ、鉗子(かんし)が体内に残っているのが確認された。
鉗子は、傷を縫合する糸をつかむ道具で、長さ約14センチ、幅約6センチほどの大きさ。
2017年4月、摘出手術を行った。
女性はMRI検査を受けるまで、器具が原因とみられる体調不良はなかったという。
今年8月、鹿児島市立病院側が女性に和解金130万円を支払った。
鹿児島市立病院は「今後、こうした事故が二度と起こらないよう再発防止に努める」としている。
著者は京大を出て、東レの海外営業に長く携わっていた人
本書から受ける印象は、商社マンのそれに近く、内容に余り深みは無いが、商売でユダヤ人と付き合った経験から学んだことや教訓が豊富に並べてある
確かに自国というものを持たず、2000年も異民族に迫害されながら身を小さくして生きて来たユダヤ人だけに、実にしぶといと言うか、抜け目が無いというか、とにかくトコトン合理的な知恵に満ちている
経済学の前提となる経済人仮説(人間は損得だけで動くとする仮説)は、ユダヤ人をモデルにしたのではないかとさえ思えてくる
それがややもすると、相手の無知につけこんで儲けようとするエゲつない姿勢や、選民意識による傲慢さに転化する場合もあり、これでは他民族から嫌われるだろうなぁという感じもする
いわゆるユダヤ・ジョークがふんだんに盛り込まれていて、ちょっと毒が強いが、これはこれで面白い
例えば、コーヒーにハエが入っていた場合、東アジア・ジョークでは
日本人:コーヒーを飲まずに静かに会計をし、店を出てその店には二度と行かない
韓国人:ハエが入っていたことに大声で文句を言い、謝罪と賠償をしつこく要求する
中国人:珍味珍味と言ってハエを食う
となっているのだが、ユダヤ・ジョークでは
中国人:珍味珍味と言ってハエを食う(中国人のこのイメージは世界共通か?)
フランス人:ハエを取り除いてコーヒーを飲む(フランス人は、あまり清潔好きではないと見られている)
ユダヤ人:ハエを中国人に、コーヒーをフランス人に売って儲ける
となっている
(^_^;)
本が売れなくなった
と言われて久しい昨今
久しぶりの販売チャンスに
出版社も書店も色めき立ってる?
(^_^;)
作家の三島由紀夫の死から50年、大手出版社から関連書の出版が相次いでいる
最も強烈なタイトルは宝島社の『三島由紀夫事件 検視写真が語る「自決」の真実 』
中央公論新社『彼女たちの三島由紀夫』には岸田今日子氏らとの全集未収録対談も
こりゃ笑える (^_^;)
アジアの夜を人工衛星から撮影した写真です
日本が超明るくて、北朝鮮が超暗い(真っ暗)
台湾西岸も超明るい
あとインドが明るいね~
明るい面積なら中国より広いかも
タイがかなり明るいけど、周囲が真っ暗で島みたい
(^_^;)