92【東京近郊エリア】

多摩ファミ定期演奏会

 

毎年恒例の多摩ファミ定期演奏会が近づいてきました

私は毎年鑑賞させていただいています

山潤さんからご案内のメールをいただきましたので、転載させていただきます

(^_^;)

 

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こんにちは。山崎潤です。

皆様。

私の参加している多摩ファミリーオーケストラ第17回定期演奏会まであと2ヶ月半となり、練習も追い込みにかかって来ました。

今回ヴァイオリン独奏に読売日本交響楽団の對馬哲男さんをお招きしています。聴きに来て頂けるとうれしいです。ご検討よろしくお願いいたします。

●日時 : 2023年 12月3日(日)

開場13:30  開演14:00 終演16:30頃

●会場 : J:COMホール八王子(旧オリンパスホール)JR八王子駅直結

●曲目 :

ベートーヴェン/交響曲第7番

メンデルスゾーン/ヴァイオリン協奏曲

Vn.ソリスト 對馬哲男(読売日本交響楽団 次席第1ヴァイオリン奏者)

●料金 : 全席自由 ¥1,000

チラシ及び前売りチケットの販売方法は以下となります。

当日券もありますが混雑の可能性があります。

https://teket.jp/7680/26500

 

今回のメインプログラムは当オーケストラ8年振りのベートーヴェン交響曲第7番です。

この曲はTVドラマ・TVアニメ「のだめカンタービレ」で演奏されご存じの方も多いと思いますが、リズムがとても印象に残る曲で現代でも人気のある曲の一つです。

https://youtu.be/-76PybdeoE8

またもう一つのプログラムのメンデルスゾーン/ヴァイオリン協奏曲は誰でも聞いたことのある美しい旋律を持ち、ベートーヴェン・ブラームスと並ぶ三大ヴァイオリン協奏曲の一つとして知られています。

https://youtu.be/Js7wxuQcLb0

両曲とも人気曲であると同時に難曲でもあるのでいつも以上に気合いを入れて練習中です。

今回はヴァイオリン独奏をプロ奏者の對馬哲男さんにお願いしているため、申し訳ありませんが入場は有料になります。

よろしくお願いいたします。

 

 

忘れられたデビュー作

 

坂本龍一、千歳烏山育ち。

坂本龍一と竹田賢一が濃密に接触し、語り合ったのは1974年からYMOが散開した1983年までの日々である。

10年ほどだ。そしてその唯一のフルーツが『ディスアポイントメント・ハテルマ』である。

迷いながらも末期サカモトまで、この音が秘かな持続低音として長く響いていたと私は確信している。

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山手線は上下に細長い

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▲路線図ではこんなふうに丸く描かれることが多い

大ざっぱに言って、いかにも東京という都会的なエリアは下半分で

池袋は埼玉県、上野は東北地方というイメージもある

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首都圏に住んでる人なら、山手線の全駅はともかくとして、主要駅(上の太字の駅)くらいの場所はほぼ正しく知ってると思うけど、関西人だとそうでもないみたい

大阪にも山手線みたいな「大阪環状線」があります

どんな駅があるのか東京の人はほとんど知らないし、うっかり乗って奈良方面まで連れて行かれたりもします(私も昔やった)

グルグル回ってるから丸いだろうというイメージに反して、山手線は上下にかなり細長く、品川大崎間なんて「行って戻る」みたいにとんがってて、なんでこんな変なルートにしたんだろうと不思議に思うこともあります

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私は今、品川駅の近くに住んでるから山手線にはしょっちゅう乗るんだけど、新橋、東京、上野へ行くときは、山手線と並行して走ってて停車駅の少ない常磐線(上野東京ライン)が速くて快適です

同じ上野東京ラインでも、品川駅には途中停車するだけの東海道線経由(6番線)と違って、品川駅始発(10番線)なので必ず座れます

日中は空いてるから4人ボックス席(→)をひとり占めして、ちょっとした旅行気分も味わえます

(^_^;)

 

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有名なムンクの絵「叫び」(→)で

叫んでる男の顔の形が

山手線に似てますね

(^_^;)

 

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▲新幹線が止まるので主要駅になっている上野駅だが

乗降客数ランキングでは、さほど上位ではない

銀座に近い有楽町が大崎より下、というのがちょっと意外

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一夜城と福翁自伝

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先日、小田原の一夜城(石垣山城)に登りました

城の建物はありませんが、石垣の多くは残っており、駐車場の近くにパティシエ鎧塚俊彦(→)の「ヨロイヅカファーム」もありました

天下統一の総仕上げ、秀吉が北条攻めのために「一夜で築いた」と言われる城なので、急ごしらえのチャチな城かと思っていたら、一の丸、二の丸、天守閣まである壮大な城でした

これを一夜ではないにしても、わずか88日間(3か月弱)で築いたと言うからビックリ

城から小田原市街が一望できます

日本一堅固と言われていた北条の小田原城は平野に立つ平城なので、山の上に立つ一夜城(石垣山城)の天守閣から、秀吉は小田原城を見下ろしたのでしょうか

いきなりすぐ近くに壮大な城が出来たせいか、北条は戦意を失い、すぐに降伏しています

秀吉はその生涯で多くの名城を築いていて、「秀吉は建築家だった」と言う人もいる

海岸付近から歩いて標高260mまで、距離的には往復10キロ4時間くらい登り下りしたので、ほとんどは舗装された道路でしたが、かなりの脚力強化になったような気がします

家を出るときは雲っていて、その前数日間より涼しかったのですが、登っているうちに晴れてきて暑くなり、汗だくだくになりました

城から下る途中にあった自動販売機のポカリスエットが死ぬほど美味しかった

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行く前にグーグルマップ(↑)で下調べをしたら、松永記念館というのが目に付きました

もしかして「電力の鬼」松永安左エ門?(→)と思ったら、まさにその通りで、松永が晩年を過ごした邸宅が没後に記念館になっています

一夜城に登った帰りに寄ろうと思ったのですが、暑さでその気が失せ、次回の楽しみにしました

現在の民営電力会社地方分割9社体制は松永の主張によるもので、旧国鉄のような公営1社全国独占体制を考えていた当時の政界の動きを封じて、自由競争体制による効率経営を実現しました

その後の国鉄の腐敗堕落と大赤字、さらに分割民営化への国家的大混乱を考えると、いかに松永に先見の明があったかが分かります

現在もまだ1社独占体制を続けて底なしの腐敗堕落(ケタはずれの高給&高受信料)の極みに達している公共放送NHKも、早く解体整理してもらいたいものです

小田原から帰宅して、松永の著書「人間福沢諭吉」を読みました

その中で松永は、福沢諭吉を「日本史上の三大偉人」として持ち上げています(残り二人は、聖徳太子と弘法大師空海)

松永が慶應義塾に在学したころまだ福沢諭吉は存命中で、三田のキャンパス内にあった福沢の自宅に松永はたびたび押しかけ、直接の薫陶を受けています

特に面白かったのは、松永と福沢の最初の出会いの場面

慶應義塾で教授に廊下ですれ違う時に丁寧なお辞儀をしていた松永に向かって、粗末な服装をした変なじいさんが近より、

「教師に向かって、そんな丁寧なお辞儀をするな!」

と言うのです

「三尺下がって師の影を踏まず」という伝統的価値観が生きていた時代に、それとは真逆なことを言う変なじいさんに松永は驚くのですが、それが福沢でした

福沢が言うには、

「ここ慶應義塾において

 教師も学生も共に学問する仲間だから同列で

 身分の上下などは無いし、あっては困るんだ!」

ということでした

松永の著書「人間福沢諭吉」は、「福翁自伝」からの引用が多いので、いままた「福翁自伝」を読み始めています

「福翁自伝」を読むのは今回で3回目ですが、グイグイ引き込まれるような面白さ

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最初に読んだのは大学時代、江藤淳先生(→)の授業「福翁自伝を読む」でこの自伝の存在を知りました

私は江藤淳先生から「直接の薫陶」は受けておりませんが、多大な影響を受けています

次に読んだのは30代の半ば、そして今回と、それぞれ感じるところが微妙に違います

福沢諭吉は66歳で亡くなっており、「福翁自伝」が書かれたのは63歳のとき

明治時代の63歳は、立派に「翁」だったのですね

いま「福翁自伝」の半分ほど読み終えたところで、貧乏書生がいきなり咸臨丸による万延元年遣米使節団トップのところへ押しかけて「私も乗せて行ってください」と頼むあたり、福沢の押しの強さを感じます

「日本史上の三大偉人」の一人、空海が遣唐使船に便乗するのと似ています

そして使節団トップが「ああ、いいよ」と簡単にOKするのですが、国家を代表する外交使節団に、どこの馬の骨とも分からぬ貧乏書生が紛れ込めたことに驚きです

福沢の洋学知識や押しの強さもさることながら、当時の牧歌的な雰囲気も感じます

このときの咸臨丸の艦長が勝海舟で、通訳としてジョン万次郎も同乗していた

関西育ちの福沢諭吉と、チャキチャキ江戸っ子の勝海舟は、ウマが合わなかったようで、「福翁自伝」でも勝海舟のことを余り良くは書いていません

空海も福沢も、行った先で文献を買いまくって日本へ持ち帰り、日本のその後の文明化に多大な貢献をしています

 

第2回キネマ倶楽部

キネマ倶楽部の第2回が、6/23に池袋で開催されました

今回は、萩原さんご紹介の「ショーシャンクの空に

素晴らしい映画でした!

原作者が、あのホラー映画「シャイニング」のスティーブンキングなのでビックリでした 

  ( ゚Д゚)

熊さんも参加の中国文化研究会、楽しみにしています