▲宮内庁書陵部
▲宮内庁書陵部
少し前から新橋駅前のSL周辺を工事していて、何だろな?と思っていたのですが、これ(高輪築堤)だったんですね
昨年秋に日本の鉄道開通150周年を迎え、鉄道開通時からある品川駅や新橋駅では、いろいろな行事が行われて、これもその一環のようです
150年以上前の日本人は鉄道など見たこともなかったので、明治政府で鉄道整備責任者になった大隈重信(早稲田大学の創立者、→)たちは鉄道用地の確保に非常に苦労しました
そのため都心の新橋品川間は、東京湾の浅瀬を埋め立てて線路(高輪築堤)をつくりました
日本に初めて出来た鉄道がいきなり海上を走るというのも奇抜で、下の絵(↓)のように対岸の高輪海岸には見物客が押し寄せ、小舟に乗って見物している人たちもいますね
港区高輪エリアは今でも高台ですが、高台に登るための道に手すりとして縄が張ってあり、それで高縄(たかなわ)と呼ばれていたそうで、それがいつの間にか高輪に変化しました
その後、東京湾の埋め立てが進んだために、海上だったはずの線路の周辺は地上になってしまい、高輪ゲートウェイ駅の工事で高輪築堤が出土した訳です
わずか150年前のものですから、1000年以上前の遺跡や歴史的建造物がいくらでもある日本では、余り大騒ぎするほどのものではありません
保存に手間をかけすぎると、現在の工事の障害になります
地元の港区には、あの有名なマック赤坂(←、本名:戸並誠、となみまこと)というタレント(?)港区議もいます
この人、これでも京都大学出身なんですよね
ちゃんと港区赤坂のマンションにお住まいです
港区長には区役所職員上がりの武井雅昭区長(↓)がいて、地味な実務家としてソツなく区政をこなしています
(^_^;)
▲高縄鉄道の図
右側の高台が高縄(高輪)で見物客が集まっています
右上の線路が地上に上陸しているあたりが現在の品川駅
左上の沖合には、お台場や黒船(?)まで描かれています
1世紀半前の1872年、鉄道開業時の線路を敷くため、東京湾の海上に築かれた高輪築堤(たかなわちくてい)。
それを再現した長さ22メートル、高さ1メートルの石垣が3月15日、東京・JR新橋駅前のSL広場に登場した。
地元の東京都港区による鉄道開業150周年の記念事業。
高輪築堤を解体した石を使い、新橋駅前のモニュメントとして親しまれているSLの土台として整備した。
品川駅周辺の再開発工事に伴い4年前に発掘された、高輪築堤の第七橋梁きょうりょう橋台部に使われていた安山岩267個を使って、実物のように30度の傾斜をつけた。
披露式典で、港区長の武井雅昭(→)は、日本初の鉄道が新橋—横浜間で開通したことに触れながら「鉄道発祥の地を一層、発信したい」とあいさつした。
地元・愛宕一之部連合町会会長の丸哲夫(81)も「SL広場に歴史的価値が加わった」と喜んだ。
港区によると、高輪築堤の実物の石を使ったモニュメントができるのは、明治新政府で鉄道整備の責任者だった大隈重信の故郷、佐賀県の県立博物館、東京・豊洲の広場に続いて3例目。
港区は、現地保存が一部にとどまっている築堤について、より広範囲な保存の必要性を訴えていきたいとしている。
▲虹橋(レインボーブリッジ)とお台場
オウム真理教や統一教会の教祖に負けないくらい、ウサン臭さのカタマリのような教祖でしたね
もちろん、初代というのは成り上がりですから、どんな偉大な教祖でも生存中の同時代人からはウサン臭い目で見られて、ときには弾圧されたり石を投げられたりします
とにかく、カルト宗教屋に洗脳されダマされて壺を買ったり大金を寄付したりするアホがいるから、カルト教祖は三日やったらやめられない訳です
元商社マンの教祖で、宗教をビジネスとして「洗脳の科学」を研究し、人の心の弱みにつけ込んで、洗脳ノウハウを磨いたようです
それにしても、意外とあっさり「死んだ」と公表しましたね
真言密教では教祖空海は未だ入滅しておらず、千年以上過ぎた今でも高野山では、教祖のために毎日食事が捧げられています
それをマネたのか、某S価学会でも「教祖は今でも生きている!」ということにしているようです
正確には教祖ぢゃないし、どうでもいいけど
(^_^;)
カルト宗教「幸福の科学」の教祖、大川隆法(66)が死んだ。
大川隆法は2/28、港区の自宅で倒れ、病院に搬送された。
3/2午前に死んだが、死因は不明。
71歳を迎え、記念発売される『坂本龍一 音楽の歴史』より、彼の足跡を一部抜粋。
三島由紀夫の担当編集者でもあった父・坂本一亀の長男として生まれた。
1970年、新宿高校を経て東京藝大に入学した日々を辿る。
(^_^;)
昨年の11月に、青梅線沿線で紅葉散歩した写真です
アップするのが、だいぶ遅くなりました
(^_^;)
中国コロナもようやく収まりつつある今日このごろ
永らくお休みだった特撮分科会が復活!しました
2/15の夕方から、場所は池袋のカラオケ「コートダジュール」
木下さんが準備してくださったDVD動画を、お店のディスプレイに流して、特撮議論に花が咲きました
木下さんの準備資料もスゴかった!
幹事の山潤さん、会場紹介の大野さん、ありがとー
(^_^;)
▲今回の分科会の議題「特撮クイーンは誰か?」
1位 : 出演作最多7作妖艶な、水野久美
2位 : 井野先生押し清純な、藤山陽子
3位 : 今見ても美しい、白川由美
(八千草薫は他と比べられない別格)
▲水野久美
▲藤山陽子
▲白川由美
▲別格の八千草薫が主演女優「ガス人間第一号」
▲「ガス人間第一号」予告編
▲山潤さんのご両親のコンサート・パンフレットに挟まっていた昔の切符
いわゆる「硬券」という、厚いボール紙で出来た切符
昭和29年5月7日、JRの電車が「省線」と呼ばれていて
まだ券売機も自動改札も無い時代ですね
田町から乗って、10円で両国まで行けた!
▲東京藝術大学 音楽学部正門(上野キャンパス)
東工大と医歯大の合併では、兆円単位の研究予算を獲得する熾烈な競争が背景にあったようですが、「不要不急」と見られがちの芸術大学では、かなり厳しい予算配分なのでしょうか?
研究予算に比例して研究成果(新ビジネスの開発など)が期待でき、国家の防衛にも関わる理系学問と違い、文系や芸術系は研究予算の重要性で相対的に低く見られがちです
それだけ予算配分の優先順位で後回し(不要不急扱い)になるのは、ありそうなことです
それにしても、芸術の入れ物(音楽ホールや美術館)の建設には巨額の予算が計上されている割には、芸術の中身に対する投資が乏しいというのは、ずいぶん昔から言われているような気がします
(;´Д`)
大学の予算削減のため、ピアノを撤去することとなりました
「日本の芸術エリート養成最高峰の学校がこんな・・・」
「もう日本には芸術を守る余裕がなくなってきてるのか」
などと衝撃が走った。
東京藝術大学に問い合わせたところ、
「練習室ピアノ撤去について学生にお知らせを行った」
「電気代高騰等の影響により、大学全体として経費削減を進めている」
「音楽学部では、保有台数が多く、調律代等の維持費がかかるピアノについて、設置場所や台数の見直しを行った」
との回答が得られた。
2019年に学費を20%値上げ、学食も値上げの東京藝大だが、
「空調の効きが悪くて、毛布とカイロが配られる」
「円安の影響で図書館で購入できる資料が減ってしまう」
など、学生たちが大学の窮状を指摘している。