米南部フロリダ州オーランドで昨年2016年6月12日(日)未明、29歳の男がナイトクラブで自動小銃を乱射し、死者50人、重軽傷53人という大惨事が起きた。
オバマ大統領は同日、ホワイトハウスから国民向け緊急表明を発表し、「テロ行為であり、米国史上最悪の銃撃事件だ」と述べている。
犯人は、米特別部隊に射殺されたが、イスラム過激派テロ組織「イスラム国」(IS)は同日、間接的ながら犯行声明を明らかにしている。
犯人の両親はアフガニスタン出身で、本人はニューヨーク生まれで米国籍を持つ。
テロ組織との関係は不明だが、ISは「ラマダン期間、欧米社会へテロを実行せよ」と呼び掛けてきた経緯がある。
ラマダンとは、イスラム暦の断食月。健康な人は日の出から日没まで飲食を絶つ決まりがある。
欧米のテロ問題専門家は、「ラマダン期間はテロの危険性が高い」と警戒を呼び掛けてきた。
オーランドの犯人の場合、詳細は不明だが、明らかな点は、ラマダン期間にテロ事件が発生してきたという事実だ。
ラマダン期間は毎年異なるが、今年2017年は5/27-6/25である。
日本国内なら絶対安全
という保証はありません (;´Д`)