11【新宿高校】

ベイノア君「新人王」獲得


新宿高校66回生H組のベイノア君が、10月10日(月)後楽園ホールで行われたキックボクシング・ウェルター級新人王決定戦において、延長判定3-0で勝利し、見事新人王を獲得しました。

「ブラックパンサー“ベイノア”」というリングネームを持つベイノア君の今後から目が離せません。

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「オリンピック・パラリンピック フラッグ掲揚式」で母校音楽部が演奏

平成28年9月21日(水)18時から都庁前都民広場(荒天の場合は都民ホール)で行われる、東京オリンピックのキックオフイベントである「オリンピック・パラリンピック フラッグ掲揚式」で新宿高校の音楽部が演奏を披露します。
詳しくはこちら東京都のサイトをご覧ください。

当日の「オリンピック・パラリンピックフラッグ掲揚式」を観に行かれた稲見一政さん(24回 朝陽合唱団チーフマネジャー)から、下記報告がありました。

当日18時から、都庁都民広場にて「オリンピック・パラリンピックフラッグ掲揚式」が開催され、母校音楽部が東京消防庁音楽隊の演奏で「オリンピック讃歌」を歌いました。 掲揚式は都内すべての市区町村に旗を披露する「フラッグツアー」のキックオフイベントで、今何かと話題の小池都知事のご挨拶や、リオで活躍したアスリート達のフォトセッション等で盛況なセレモニーとなりました。

小生はリハーサルから見ていたのですが、その頃はまばらだった観衆もさすがに本番では会場が満杯状態になり、その中でオリンピック旗の入場の際に音楽部が歌った「オリンピック讃歌」はとても印象的でした。

毎日新聞「母校を訪ねる」シリーズ 最終回

6月から3カ月にわたって連載してきた「母校をたずねる」東京都立新宿高校編。

紙面と毎日新聞ニュースサイトで募集した「私の思い出」には、多くの卒業生の読者の方からご投稿をいただきました。

最終回の今回、その一部を紹介します。

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新宿高校管弦楽部(SPO)コンサート

こんにちは。山崎潤です。皆様。

朝陽祭 新宿高校管弦楽部(SPO)コンサートのご案内です。

部員数も昨年より増え26名になり、小数精鋭ながら皆頑張ってます。

今回は4楽章のみですが、 大曲シベリウスの交響曲第2番を演奏します。

私は初日に行くつもりですが、皆様ご都合つくようでしたらご検討下さい。

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朝陽祭 SPOコンサート
●場所 : 新宿高校 3階大体育館
●日時 : 9/3(土) 開場 10:40
9/4(日) 開場 14:00
●曲目 : シューベルト : ロザムンデ
シベリウス : 交響曲第2番より2楽章

山崎さん 情報ありがとー  (^_^;)

朝陽祭2016

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今年の新宿高校「朝陽祭」(以前は「学園祭」)は9月3日(土)、4日(日)行われます。

今年の朝陽祭は、「単位より大切な何かを求めて ボクは新宿に恋をする」をテーマに、

9月3日(土)9:30~16:00、4日(日)9:00~15:00の日程で行われます。

各クラス、各クラブの総力を結集した若さ溢れるパフォーマンスが校舎、グランド全体を舞台に繰り広げられます。

夕方終わるのが早いので 早めに行った方が良いですよ (^_^;)

 

東京校歌祭

第24回東京校歌祭が今年も10月23日(日)、杉並公会堂で行われます。

朝陽同窓会からは六声会の皆さんを中心に水泳部OB・OG、更には母校100周年記念事業の一つとして今年結成された朝陽合唱団が出演されます。

どなたでも参加できますので、我と思わん方は是非ご参加下さい。

東京校歌祭は校歌の歌詞に込められた大切な教えを後世に残し、各校の卒業生が交流する場を作ろうと、都内の旧制中学の同窓生が中心となり結成した東京校歌振興会が平成5年から毎年開催しており、今年で24回目となります。

開演時間等の全体スケジュールは確認中ですが、新宿高校の出番は7番目で13時40分ころです。

詳しいパンフレット後日掲載します。

これまでの校歌祭はここをクリック

 

館山寮見学ツアー

平成28年8月18日(木)、台風が関東東岸にあって時折強い雨に見舞われる中、22名の参加者を得て館山寮の見学ツアーが実施された。幸い見学中は雨に遭うことも無く、厳しい暑さの館山寮を満喫した。

館山寮の厨房は老朽化が激しく、換気も悪く、劣悪な環境にあり、特に夏期には厨房が40℃を超える高温となり熱中症などが心配され、改修が喫緊の課題となっていた。

これにたいし、朝陽同窓会では、新宿高校創立100周年記念募金および朝陽会の資金を元に、館山寮の厨房・食堂の改修を行った。

見学者一同、猛暑にあって、さっそくに食堂に新設されたエアコンのありがたさに感謝であった。


新宿高校前からバスで 続きを読む

館山寮 見学ツアー

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館山寮(新宿高校の海の家)

の改修工事が完了しました!

卒業生も宿泊できますよ  (^_^;)

 

見学ツアー 日時:平成28年8月18日(木)
9:20 新宿高校 校門前集合
9:30 バス出発 館山寮見学後
16:30 新宿高校前 解散

詳細はここをクリック

新宿高校の模擬授業

201607Takeuchi 平成28年7月7日(木)午後、新宿高校3階視聴覚室において、竹内徹さん(新宿高校30回生)が「建築構造デザインの世界」と題して講演されました。

これは、母校進路指導部が東京工業大学 高大連携模擬授業として、「東京工業大学を目指している人はもちろん、そうでない人も、文系・理系を問わず、偉大な先輩による大学の講義を体験してみよう!!」と、2~3年生及び保護者を対象にして行われたものです。

「華麗でタフな構造デザイン」を目指し、日本の建築構造分野をリードされている竹内さんは、ご自身の新宿高校時代の思い出や建築の道を選ぶに至った動機やその後の歩みを振り返りつつ、最新の研究成果と多くの実践例について講演されました。

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毎日新聞「母校を訪ねる」シリーズ

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憲法学者・小林節さん

新宿高校1966年度卒

ぐるっと首都圏・母校をたずねる:東京都立新宿高校/7

苦悩の日々が「強さ」導く 小林節さん /東京 – 毎日新聞

 昨年6月の衆院憲法審査会で安保法案を「違憲」と断じ、10日投開票された参院選では「国民怒りの声」代表として各地を駆け回った憲法学者で慶応大名誉教授の小林節さん(67)=1966年度卒。

舌鋒(ぜっぽう)鋭い論客という現在の姿からは想像が難しいが、高校時代は「コンプレックスだらけで、現実から逃げ回っていた」という。悩み抜いた青春の日々を語ってもらった。

 出身の新宿区立淀橋中は、成績の良い生徒を都立戸山高か新宿高に振り分けていて、新宿高には受動的に入りました。

予習・復習の習慣を身につけてなかったから、授業についていけない。WS000000

それと、自分には生まれつき左手に指がない障害があって、それが「みにくいアヒルの子」のように思えて。

思春期でしょ。女性を意識するから、姿に欠点があることは当時の自分にとって致命傷でした。

 1年の夏に館山の臨海教室に参加しましたが、僕は泳げないから、遠泳に参加せず浜辺でずっと見ていた。

家に帰ったら顔にシミがたくさんできて、すごみのある顔になっていた。

シミは今も取れずそのままです。それが臨海教室の思い出です。

 2年あたりから、授業は好きな英語と政治経済だけ出て、あとはクラスメートに代返を頼んでいました。新宿御苑に壁の穴から侵入して過ごしたり、新聞部の部室で、全国の高校から送られる学校新聞を読んで過ごしたり。

一応出席していることになっているから卒業はできたけれど、3年の成績は学年430人中402番。担任から「大学に行くだけが人生じゃない」と言われました。

 高校時代は逃げ回っていた日々。一方で「きちんと生きなくちゃ」という悩みを熟成した期間でもありました。生きているのがいやだけど、死ぬ勇気もない。死ぬ勇気がないなら生きていくしかねえな、と。

何より自分を産んで育ててくれた母親に悪い。母が、私という障害児を産んでしまったために、親戚から「うちの面汚し」と言われていたのを知っていたので。

 卒業後は浪人する羽目になって、そこから反転攻勢しました。子どもの頃の目標である弁護士になろうと思いました。

小学校の同級生の父親に苦学して弁護士になった人がいて、その人に「小林君、負けてる人を助けるのが弁護士なんだ」と言われ、なりたいと思ったんです。慶応大に入学した後はひたすら勉強し、大学は首席で卒業しました。

 憲法学者は、差別された人や迫害された人に光をあてる職業です。被差別事件に関わっても、誰も僕のことを警戒しない。

一見すると障害者だから仲間と認めてもらえるし、外見の問題だけでなく、高校時代に心の修羅場をくぐっているからだと思います。

 昨年6月、衆院憲法審査会で安保関連法案に「違憲」を突きつけた翌日の夕方、記者から「学生団体のSEALDs(シールズ)が機動隊に植え込みに追い込まれている」と言われ、許せないと思って国会前に行き、街頭演説をしました。

憲法で認められた表現の自由で、誰にも迷惑をかけてない。子どもたちに「いいんだよ、これはやっていいんだ」と見せたかった。

 今の自分は孤立を恐れない、非常に自立した人間だと思います。それは、逃げ回っていた高校時代、自分という条件から逃げ切れないことを発見したからです。

代返してくれた仲間と、代返を見逃してくれた教師。そんな新宿高のおおらかで雑な雰囲気。その校風が、今の「強い自分」の原点に導いてくれたような気がします。

高校3年間は、本当に深いところでの哲学的決断をするための、迷っている時間をくれた場所です。

 

臨海教室で大遠泳 連帯感と達成感経験

 小林さんが思い出を語った臨海教室は、初代校長が掲げた「学校、家庭、同窓生、生徒が一体となった大家族主義」という理念を具体化する行事として1922年から始まった、同校を代表する伝統行事だ。

当初は希望者のみが参加したが、57年からは全員参加となり、1年生が夏休み期間中に3泊4日で、千葉県館山市にある同校の館山寮で過ごす形式になった。

 期間中は携帯電話使用禁止。各部屋にはテレビも冷房もない寮での集団生活で、生徒は心身ともに鍛えられる。

メインイベントは3日目の「大遠泳」だ。

寮の前の浜をスタートして約1キロ離れた大賀海岸まで平泳ぎで完泳を目指す。

生徒は泳力別に事前練習をし、水泳部の卒業生もボランティアで参加する。

手厚い指導と協力体制により、これまで無事故。最近10年は約9割の高い完泳率を誇る。

 水泳部OBとして約30年にわたり指導にあたってきた鈴木仁志さん(48)=85年度卒=は、臨海教室で味わった仲間との連帯感と遠泳の達成感を後輩にも経験してほしいと思い、参加を続ける。

鈴木さんは「泳ぎの不安な生徒もいる中、皆で無事ゴールした時の喜びは他ではできない経験」と魅力を語り、「今後も伝統を受け継いでほしい」と話す。

新宿高の「大家族主義」は、臨海教室として今も引き継がれている。