50【健康管理】

アルコールの「適量」

Fotolia_53688805_XS-e1426126344591これから冷えたビールがますます美味しい季節に突入する。

ところで、1日に私たちが飲んでも問題ないとされるアルコールの「適量」は、従来考えられていた量よりも、かなり多いものだという説が発表され、話題を呼んでいる。

英紙「The Daily Mail」が報じたところによると、この説を発表したのはフィンランドのアルコール専門家、カリ・ポイコライネン博士だ。

過去に世界保健機関(WHO)で働いた経歴を持つ博士は、最新の著作「Perfect Drinking and Its Enemies(理想的な飲み方、そしてその敵)」の中で、自身の数10年にわたる調査の結果を報告した。

■1日にビール2.8リットルまでOK

ポイコライネン博士は、人々がビールを1日2,800ml程度まで飲んでも、健康を害することはないと主張している。

この量を、酒に含まれる純アルコール量に換算すると、およそ104gにもなる(日本のビールは5~6%なので140~168g)。

これまで日本において「適量」とは、ビールの中びん1~2本、純アルコール量にして20~40g程度とされていた(「社団法人アルコール健康医学協会」より)ため、博士の言う「適量」が、従来の基準よりかなり多量であるかが分かる。

研究では、男性の場合さらに多くのアルコールを摂取しても、健康に害が及ぶことはないという結果が得られたようで、博士の主張する「適量」は、これでもかなり控えめに導き出した数値のようだ。

ちなみに、一晩にワインのボトル1本を空けてしまっても、博士の言う「適量」にはまだ届かない。

加えて博士は、「度が過ぎた飲酒は当然健康を害する」としながらも、多少「適量」を超えて飲む人でも、酒を全く飲まない人よりは長生きできるとしている。

しかし、このような博士の主張には当然ながら反論も寄せられているようで、英シンクタンク「2020health」のジュリア・マニング氏は、「こんな貢献は役に立ちません。証拠も不十分です。アルコールは毒素で、利益よりもリスクのほうが大きいのです」とご立腹の様子。

また今回の記事には、

「他には誰もそんなこと言ってないよ。クレイジーなアドバイスだ」

「健康に害はないかもしれないけど、馬鹿になっちゃうね!」

「これって、博士はお酒を飲みながら本を書いたんだよ」

「毎日こんなに飲んだら、アル中になるでしょ!」

「それより金が尽きちゃうよね」

など、非常にユニークなコメントが多数寄せられている。

たしかにアルコール代謝には個人差があり、その日の健康状態にも左右されるということを、多くの人は経験上知っている。

ポイコライネン博士の主張を、ここ日本でそのまま受け入れるのは無理があるかもしれない。

いずれにしても、飲酒は「自身の体と相談して、ほどほどに」であることに変わりないようだ。

私は1日の純アルコール摂取量が

100ccを超えないように努力しています

ビールなら中ビン4本です

ときどき超えちゃうけどね~ (^_^;)

依存症が気になる方には 中島らも『今夜、すべてのバーで』 をオススメします

多摩朝陽会

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毎年恒例の多摩朝陽会は会を重ねること14回目。2016年7月2日(土)、京王プラザホテル多摩において、 今年も元気に開宴です。

今回は、旧師岩波先生、六中大先輩のお二方を含め、24名のご参加をいただきました。
世話人挨拶のあと、今年度より同窓会会長に就任された17回田中俊郎さんのご挨拶、岩波先生による乾杯を頂 戴して、 和やかに今年も宴が進みます。
お集まりいただいた幾人の方から、現役時代の懐かしいお写真をお持ちいただきました。 テーブルではそれらを元に、当時の思い出話やエピソードにも華が咲いた模様。世代は違えども、同窓の誼は、 ひとつの写真からたくさんの会話に結び付いていくものだと思います。
24回の宮崎直道さんより、母校と同窓会の近況のご報告をいただき、また20回冨山眞知子さん、21回黒川恵 子さんからは、 女性パワー全開で、男性にはやや耳の痛いプレゼンを頂戴するなど、、和気藹々のうちに2時間半。最後は健児 の歌を全員で高らかに歌い、 笑顔の散会となりました。途中からご参加の方がいらっしゃったため、集合写真は今年は一番最後。適度にアル コールが入った皆さんは たっぷりの笑顔だったように思います。
次回は2017年7月8日(土)開催です。どうぞ、皆さま奮ってご参加ください。

NHKテレビ高校講座

に出演されていた岩波先生

なつかしい~  (^_^;)

加齢とともに創造性や問題解決能力が高められる

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加齢とともに、認知制御はゆるくなり、注意を乱す事柄や無関係な情報が頭のなかに入り込んできやすくなる。

しかしこうした「ゆるみ」によって、かえって創造性や問題解決能力が高められる場合もあるという研究結果が発表された。

2016年11月15日付けで学術誌『Trends in Cognitive Sciences』に発表された文献レヴューのなかで、ハーヴァード大学などの研究チームは、年齢を重ねた頭脳がもつこうした特質は、より賢明な決断へとつながりうるため、単に回転が速いだけの頭脳よりも現実の世界では有利かもしれないと述べている。93f1db19db6bbdb6e14b36b7bf77559f

認知機能に関するデータを調査した研究チームは、加齢にともなう能力の低下は確かにあるが、それは諸刃の剣であることを発見した。

若い頭脳は厳格な認知制御に長けている。

言い換えれば、気を散らす要因を遮断しながら、目的に基づいた特定の課題にひたすら集中するために、脳内の各処理を調整することに秀でているのだ。

たとえば、混雑したコーヒーショップのなかで本を読もうとしているときなども、こうした制御のおかげで周囲の騒々しさを無視できる。

加齢とともに、こうした認知制御は少しずつゆるくなる。

脳が処理を行っている最中に、注意を乱す事柄や無関係な情報が頭のなかに入り込んでくるのを許すようになる。

だが研究チームは、こうした「処理の弛緩」によって、学習能力や問題解決能力が高められる場合もあると述べている。

たとえば、これまでに行われてきた研究から、高齢者たちは、制御された頭脳が無視するかもしれない、関係のなさそうな情報を拾い集め、その情報を使って物事を関連づける能力が高いことがわかっている。

これが有用なスキルであることに疑いの余地はないだろう。

創造性を試すための課題「遠隔性連想検査(RAT)」で、高齢者たちが若年層を打ち負かしたという研究結果もある。

RATでは、被験者たちは、3つの言葉を見て、それら3つをすべて結びつける4つ目の言葉を解答しなければならない。

たとえば「ship」「outer」「crawl」という言葉に対する「space」だ(spaceship[宇宙船]、outer space[宇宙空間]、crawl space[床下などの狭いスペース])。

これは彼らが、若者よりも「創造的な」心理状態にあると見なされる結果だ。

認知制御の「ゆるさ」が創造性を高めるという例は、高齢者以外にも存在する。

たとえば、認知制御をまだ習得していない、したがって、特定の情報に的を絞って注意を払うことが得意ではない幼児は、巨大なデータセットからパターンを見つけることがとりわけ得意だ。

こうした才能が、子どもが言葉や手強い文法構造を容易に吸収できる理由のひとつでもあるようだ。

また、ある研究では、認知制御の妨げとなる脳障害を抱えた患者たちは、いわゆる「洞察問題」を解く能力で、健康な成人を上回る成績を収めることができた。

洞察問題とは、マッチ棒パズルなど、通常は解くために「なるほど!」というひらめきの瞬間が必要とされる、創造的思考力をテストするための課題だ。

研究チームは、彼ら患者の「自由な」認知処理が、大局的あるいは意外な連想・連結を行うための機会を解放するのではないか、という仮説をたててている。

以上の研究結果を統合して研究チームは、高齢者の頭脳は、関係のある情報と無関係な情報の両方を無意識のうちに新たな文脈に持ち込むことによって、より優れた決断を行うより賢明な頭脳になりうると結論づけている。

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創造性とは 一見すると無関係に見える要素の

新しい価値ある組み合わせの発見です

厳格さは創造の敵 ゆるさは創造の母

足元のゆるさなら サンダルです  (^_^;)

ピロリ除菌中

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これを朝夕1週間飲みます お酒禁止なので

ビール飲めないのが ちとつらい  (^_^;)

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