三角折

オフィスやデパート、飲食店などのトイレで、先端が三角折されたトイレットペーパーを見かけますよね。

「使った後は、三角折するのがマナー」

「なんだかキレイだから」

「誰かにそう教えてもらったから」

といった理由で、こう思っている人も多いことでしょう。

よかれと思っての行動とはいえ、これは大きな間違いだといわれています。

とある病院のトイレで、こんな貼り紙を見かけました。

トイレットペーパーを三角折にしないでください

用を足した後の手を洗う前に、トイレットペーパーを折ると、便中や尿中(感染している場合)の細菌などの微生物が付着し、細菌感染する可能性が高くなることがあります。

用を足し、トイレットペーパーを使って拭いた手で、次の人が使用するトイレットペーパーを触る…。

確かにこの行動は、細菌感染を引き起こす可能性があります。

元々は『掃除しましたサイン』

この三角折は、清掃スタッフによる『このトイレは清掃しています』というサインとしての役割が発祥といわれています。

トイレを使用する人も、トイレットペーパーがキレイに三角折されていると「ここ、こまめに清掃されていそう!」と思いますよね。

ネットでは「次に使う人が取りやすいように、と思ってやっていました」と驚く声も。

その心遣いはとても素敵ですが、念のためにトイレットペーパーは三角折しないほうがよさそうです。

日本的な「おもてなし」も

医学的には 問題あり  (~_~;)

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