TwitterやFacebookでの「位置チェックイン」が盛んだ。「チェックイン」というと、ホテルへのチェックインを想起する人が多いと思うが、ここでのチェックインには違う意味がある。
チェックインとは、自分が今どこにいるのかを、TwitterやFacebookの友人に知らせる(共有する)機能や行為である。
左の写真は、 Facebookアプリケーションで私が会社にチェックインしたときの画面だ。Facebookのユーザーであれば、誰しも一度はこのような投稿を目にし たことがあるだろう。
TwitterやFacebookをやっていても「位置チェックインはしない」という人からすると、「自分が今どこにいるのかを他人に伝えて、何が面白いのか」と怪訝に思うかもしれない。
しかし、実際にソーシャルメディア(Twitter、Facebook、mixiなど)のユーザーの約30%が日常的に位置チェックインを使って いると回答している(※)。
かくいう私も、ゴルフ場、レストラン、空港などでよくチェックインしている派だ。
このユーザー心理を理解すると、ビジネスにも 大いに役に立つ(詳細は後述)。
(※)出所:『ソーシャルメディア白書2012』(トライバルメディアハウス、クロス・マーケティング)