11【新宿高校】

バスケプロが新宿高校で指導

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株式会社nevele(代表取締役:3人制プロバスケ2019年日本代表候補-齊藤洋介)は、現役プロバスケ選手による1DAYトレーニング講座『Backside jam』を都立新宿高等学校バスケ部(男女)を対象に実施しました。

齊藤本人が理論化&監修を行ったSNSで話題のバスケスキル理論 “Back beat Attack” を、現役高校バスケ部を対象に指導しました。

詳細はここをクリック

 

館山寮の再建

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 今年の臨海教室は中止だそうです

  もちろん中国コロナのせいですが

 再建に1年間の余裕が出来ました  (^_^;)

 

館山寮の再建計画

第一期工事として、男子用風呂とトイレの改修工事及び男子宿泊棟の解体撤去を、令和2年7月までに行ないます。

第二期工事の男子宿泊棟再建については、令和3年度の臨海教室に間に合わせるように計画を進めます。

再建委員会では、いくつかの設計仕様及び業者の検討を始めていて、早い時期に決定したいと考えています。

 


 

2019年9月に関東地方を襲った台風15号の影響で、新宿高校の臨海教室が行われる館山寮についても甚大な被害を被ってしまいました。

写真は海岸から見て左側の男子寮の被害の状況ですが、屋根の部分が完全に剥がれ落ちてしまっています。

朝陽水泳会の有志の皆さんにライフラインが途絶えている中、現地に入っていただき、物品の整理、散乱したがれきの撤去、近隣の方々へは生活支援を行ってもらいました。

健児の歌へ

 

東京校歌祭

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 少し前のニュースですが

  東京校歌祭 続いてるようです  (^_^;)

 

第27回東京校歌祭は、杉並公会堂大ホールにて2019年10月27日(日)12時20分から行われました。

歌唱指導と伴奏は今年も新宿高校音楽教師の小峰先生、指揮は山本俊次郎(5回)さんにお願いしました。

今年は、新宿高校が中間考査中の日曜日ということで、現役音楽部員の参加はありませんでした。

朝陽合唱団と六声会を中心とした、新宿高校OB・OGのメンバー大勢の方々の参加を得て、

旧制六中校歌、新宿高校校歌、健児の歌

の3曲をご披露していただきました。

 

 

 

 

次回第28回は2020年10月25日(日)杉並公会堂大ホールで行うことが決まっています。

 

新宿高校でティーボール教室

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12月22日、東京都新宿区の都立新宿高校で「ティーボール教室」が行われた。

新宿高校はこれまでも「Shinjukuベースボールアカデミー」などの社会貢献活動を行ってきたが、今回は日本高野連の「200年構想」の「普及 子ども向けティーボール教室の開催」に準拠した、日本高野連公認のイベントだ。

当初はグラウンドでの開催を予定していたが雨の予報があったために、急遽大体育館で行われた。

田久保裕之監督は「初めてのことだから、何人が集まるか不安」と話したが、約20人の未就学児童が保護者に伴われて参加した。

田久保監督は軽妙な「お話」で、子どもたちをリラックスさせる。

命令口調ではなく「語りかける」口調だ。

まずは、ウォーミングアップとしてダッシュ、ベースランニング。

最初の段階で「ベースを回る」という経験をさせるのは、最後のティーボールゲームを理解させる上で非常に有効だ。

続いて柔らかいボールを使ってボール投げ。

自分でキャッチ、弾ませてキャッチ、そして選手のお兄さんとキャッチボール。

さらに転がるボールを「パクっ」と掴む体験も。

子供たちはボールを使う基本的な動作を身に着けた。

さらにボールを使った「的あてゲーム」「玉入れゲーム」この段階まで来ると、子どもはボールを自分から争って取りに行き、自分から進んで競技に取り組むようになる。

いよいよバッティング。まず選手が、フルスイングでボールをホームランを披露。

そして子どもたちはティーに置かれたボールを打っていく。

バッティングは、未就学児童でも個人差が出やすい。

特に女の子はティーのボールにバットが当たらないことが多い。

そこで田久保監督は段ボール箱の上にティーを置きボールを置いてバットで打たせる「箱ティー」も考案した。バットも少し太めにした。

これで、みんながボールでバットを打つ体験ができるようになった。

ティーボール教室の進行は田久保監督が行ったが、選手たちはイベントの趣旨をよく理解し、子どもがいいプレーをしたら褒めたり、ハイタッチをするなど大いに盛り上げた。

このイベントが、高校球児にとってどんな意義があるのかをよく理解していることが見て取れた。

最後は「どか点ティーボール」。

2面でゲームが行われた。

バットを使うゲームでは、子どもが打ったあとにバットを放り投げるのが危険だ。

今回は、コーンを倒し、その中にバットを入れる動作を子どもたちに教え込んだ。

攻撃側は子どもたち。守備側は子どもたちと選手。

1塁1点、2塁2点、3塁3点、本塁まで帰ってくれば4点が入る。走者は残らないスタイル。

子どもたちは歓声を上げて塁を回った。

通常、ティーボールでは、ゲームの当初は「塁の回り方がわからない」子どもが続出し、それを教えるのに少し時間がかかるが、ウォーミングアップでベースランニングを教えていたので、子どもたちはスムーズに塁を回ることができた。

小さいことのようだが、こうした工夫が、イベントの進行をさらにスムーズにする。

どちらが点が多く入ったかを競い、1時間20分でイベントは終了した。

途中で2回、給水タイムもしっかり取られた。

最後に記念撮影、そして今回は公認イベントで予算があったので、ボール、バット、コーンを使ったティーを子どもたちにプレゼントした。これも重要なポイントだ。

こうした体験は一過性のものに終わりがちだが、ボールやバットを持ち帰ることで、家でもこうした遊びに親しむことができる。

イベント後の保護者のアンケートでは「楽しかった」「子どもがこんなに楽しそうにしているのを久しぶりに見た」「お兄さん、お姉さんが優しかった」「野球ってこんなに楽しかったんだ」などのコメントが寄せられ、評判も上々だった。

こうした取り組みは「200年構想」発表以降、全国で行われているが「誰のための、何のための取り組みなのか」を選手がはっきり理解することがポイントになる。

新宿高校の取り組みは、自分たちが大好きな野球の楽しさを子どもたちにも伝えようという熱意がはっきり見て取れたのが有意義だった。

 

開成高校

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もし一流高校「男子御三家」が、プラモデルを組み立てると、

麻布生……組立説明書は無視、感覚だけで独創的かつ味のある逸品を製作する。

開成生……組立説明書を一言一句しっかり読み込み、精巧で完璧な作品を製作する。

武蔵生……組立の途中で各パーツにのめりこんでしまい、なかなか作品が完成しない。

今回は「開成」を取り上げたい。

東大ナンバーワンの座に38年君臨しつづける開成

開成といえば何といっても東京大学合格者数ナンバーワンを誇ることで全国的に名を馳せ、進学校の頂点に燦然と輝く学校だ。

この栄誉は近年だけのことではなく、1982年以来、実に38年に渡ってナンバーワンの座に君臨するというのだから凄い。

2019年の東大合格186名(浪人を含む)。

なお、第2位は筑波大学駒場が120名(過年度生を含む)である。

前回紹介した麻布が都心の一等地、高級住宅地の中に位置するのとは対照的に、開成は下町情緒漂う場所に存在している。

学校所在地は荒川区西日暮里4丁目。

開成卒業生同士のあいさつは「何組?」

わたしの経営する中学受験専門塾で開成出身の講師がいる。

あるとき、生徒の父親が開成出身だと判明した。そのとき、ロビーで二人のはしゃいだような声が講師室まで響いてきた。

「え!? お父様は何組ですか? わたしは紫組だったのですが」

「わたしは緑組だったのですよ!」

「そうなんですねえ!」

そんなふうに盛り上がっている。

ひとりの卒業生が「色」の意味を教えてくれた。

「運動会本番は8色分の桟敷があって、そこに並んで応援するのです。組ごとに色が決められています。1組が紫、2組が白、3組が青、4組が緑、5組が橙、6組が黄、7組が赤、8組が黒です」

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新宿高校のとうがらし畑

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真っ赤なトウガラシが、遠く離れた新宿区とフランスを結び付けた。

江戸時代、内藤新宿(現在の新宿区)の名産品だった「内藤とうがらし」を復活させたプロジェクトチームが、トウガラシの産地、フランスのエスプレット村で今月二十六、二十七日に催される「トウガラシ祭」に遠征する。

区内の大学生も同行、「内藤とうがらしを広めてきます」と意気込んでいる。

内藤とうがらしは、江戸時代、内藤家下屋敷(現在の新宿御苑)で栽培が始まった。

近隣の農家にも広まり、宿場で飛ぶように売れたが、都市化などで明治以降は姿を消したとされる。

それを、二〇一〇年発足の町おこし団体「内藤とうがらしプロジェクト」が復活させた。

今では区内の小学校などで栽培され、毎年十月には区内各地で「とうがらしフェア」が行われている。

内藤とうがらしプロジェクトのリーダー成田重行さん(77)は

「活動を始めた時からエスプレット村は新宿のお手本になると注目していた。特産品を町の文化として発信する力がある」

と話す。

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▲収穫期になると家の軒先にトウガラシが飾られる仏エスプレット村

一方、エスプレット村はフランスとスペインにまたがるバスク地方の人口二千人の村。

新宿とは比べものにならない山あいの村だが、欧州では「エスプレット」がトウガラシを指すほど有名で、たった一品での町おこしに成功している。

村との縁を結んだのはプロジェクトメンバーの川副剛之さん(59)。

フランス在住で、昨年、ふとしたきっかけでエスプレット村のトウガラシ祭を訪れた。

家々の軒先に飾られたトウガラシ。

観光客でにぎわうマーケット。

「二千人の村に二万人が押し寄せていた。ピーマン(現地でのトウガラシの呼び方)祭という名前も面白い」

と感じ、帰国した際に知り合った成田さんに報告。プロジェクトに加わった。

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▲多くの観光客でにぎわった昨年のトウガラシ祭

内藤とうがらしと、エスプレット村のトウガラシは、どちらもマイルドな辛さで、うまみ成分が多いという。

内藤とうがらしの名前の由来が徳川家康に新宿を与えられた内藤家、エスプレットも、かつての領主エスプレット男爵から来ているという共通点も。

遠征隊は約二十人。

うち六人は同区の学習院女子大学国際コミュニケーション学科で内藤とうがらしを栽培・研究している四年生だ。

現地ではフランス人にワサビなどを食べてもらい、辛さの感じ方を調べたり、七味作りのワークショップを行う。

渡辺瞳子さん(21)は

「エスプレット村ではチョコレートにトウガラシを入れるそうなので、参考にしたい」

トウガラシが大好きな星野冬帆さん(21)にとっては夢の村で「現地の人の生の声を研究に生かしたい」と目を輝かせる。

二十万円以上かかる旅費は自腹だけに物見遊山では済まされない。

前田理菜さん(21)は「目的意識をしっかり持ち、卒論の材料を集めてきます」と気合を入れた。

トウガラシ祭ではトウガラシの普及に貢献した人が表彰され、日本人で初めて成田さんが真っ赤なガウン姿でステージに立つ。

「新宿は多文化共生の町。内藤とうがらしで世界とつながる第一歩にしたい」

プロジェクトも豊かな収穫期を迎えたようだ。

彼女らには現地での撮影という使命もある。

それを今年から新宿区にキャンパスを構えた桜美林大学の学生が記録映像に仕上げ、十二月に新宿武蔵野館などで上映する。

製作費約五十万円はクラウドファンディングで調達予定。

同大の太田万葉(まほ)さん(20)は「映像を内藤とうがらしを広めるきっかけにしたい」と抱負。

青木伸之介さん(20)は「町おこしに興味がある人、頑張っている大学生を応援したい人に、ぜひ協力してほしい」と呼び掛けた。

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新宿高校のとうがらし畑で意気込む(左から)

学習院女子大学の渡辺瞳子さん、星野冬帆さん、前田理菜さん、

桜美林大学の太田万葉さん、青木伸之介さん

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▲新宿の都庁の前で内藤とうがらしを手にする

プロジェクトリーダーの成田重行さん

(10月21日東京新聞朝刊「TOKYO発」面に掲載)

 

千葉県民「もう家はあきらめた」

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▲先日の台風15号で屋根が吹き飛んだ新宿高校の館山寮

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9月に上陸した台風15号の爪痕が残る千葉県内では、11日午後7時半現在、全54市町村のうち42市町村で避難所が開設された。

自宅が壊れたまま、新たな台風を迎える被災者らは、避難所で不安な夜を過ごした。

館山市の避難所となった市立房南学園には台風15号の被害が大きかった布良(めら)、相浜両地区の高齢者ら約190人が避難した。

両地区の住民776人のうち65歳以上が約6割を占める。

地区内の漁港の岸壁には高波が押し寄せ、市は11日、マイクロバスを出して避難を助けた。

台風15号で屋根が飛んだ自宅で、比較的被害が少なかった一室に母、弟と身を寄せていた青木秀竜(ひでたつ)さん(59)は避難所で

「次の台風も規模が大きいと聞き、もう家はあきらめた

 60年近く住んでいるが、こんな被害は初めてだ」

と肩を落とした。

台風15号によって海に面した窓ガラスが割れて施設内が水浸しになった富津市の観光商業施設「ザ・フィッシュ」。

飲食店や物産販売店が入る施設の一部店舗が4日に再開したばかりだった。

11日から再び休業し、鈴木裕士社長(58)は

「来月1日の全面再開に向けて急ピッチで

 準備をしている時に、また台風なんて」

と修理中の施設内を見回した。