天体観測

火星着陸成功!

 

米航空宇宙局(NASA)が昨年11月に打ち上げた史上最大の無人火星探査車「キュリオシティ(好奇心)」が、米太平洋時間5日夜(日本時間8月6日午後)、火星の赤道付近に着陸した。

▲想像図

奇抜なデザインの、デジカメ三脚といった感じ (^_^;)

ペルセウス座流星群

 

 8月12日の20時より生中継

ウェザーニューズは2012年8月2日、毎年8月中旬が活動期の「ペルセウス座流星群」のようすを、極大日(流れ星の出現数がピークを迎える日)である8月12日の20時より生中継すると発表した。

ライブ映像は、スマートフォン用アプリケーション「ウェザーニュースタッチ」(iOS 版/Android 版)の生中継チャンネル「SOLiVE24 Ch.」やパソコン向けサイト、テレビの「BS 910Ch」で視聴可能。

また同社は、ウェザーニュースタッチの新チャンネルとして、天体観測に役立つ情報を提供する「星空Ch.」を新たに開設した。

ペルセウス座流星群は、8月の中旬に活動し、極大を迎える時間帯には1時間当たり30個から50個の流星を観測できる天体現象。

ウェザーニューズが、「流星見えるかなマップ」 で提供している情報によると、極大日には太平洋高気圧の勢力が弱まって南から暖かく湿った空気が流れ込みやすくなるため、西日本と東日本では太平洋側を中 心に雲が多くなるという。

一方、湿った空気の影響を受けにくい日本海側、特に西日本ほど雲が少なく、流星群を見られる可能性が高いとしている。

ウェザーニューズが「ペルセウス座流星群」を生中継、8月12日20時より
流星見えるかなマップ
*クリックして拡大

そこで同社は、観測が期待される全国7か所から流星のようすを生中継する。

中継番組では、ウェザーニュースタッチや携帯電話向けサイト「ウェザーニュース」利用者から寄せられたコメントも紹介し、流星を見た感動や喜びを共有したいとしている。

また、星空Ch. にペルセウス座流星群の専用ページを設け、流星見えるかなマップを掲載するほか、同流星群の特徴解説、関連する神話の紹介を行う。

さらに同流星群にとどま らず、星の見え具合が10分ごとに分かる「10分天気マップ」、星座情報、月の満ち欠けがカレンダー、月の出/月の入り時刻表など、天体観測に役立つコン テンツを用意する。

 

東京の明るい空でも 見えますかねー (^_^;)

 

 

日食と地震

 

金環日食ブームの一方、見逃せないのが「日食と地震」に関する不気味な諸説だ。

月と太陽の引力が地球に大きく作用することは科学的に証明されている。独立行政法人「防災科学技術研究所」は10年1月に、「地殻のひずみが十分にたまったときに、月や太陽の引力が地震発生の最後の引き金になると考えられる」と発表したから、日食が大地震を引き起こしてもおかしくない。

さらに、「ニュートリノ説」も出てきた。今月6日、米ケーブルTVチャンネルが、「日食と地震」の関係を指摘。日食になると太陽から放射されるニュート リノが月のレンズ効果で増幅され、地球の核に影響。その核に引っ張られた圧力波が地表に伝わるという。ニュートリノが集中して降り注ぐのが、日食が見られ る地域の軌道上だ。

例えば、1999年8月11日。ヨーロッパで皆既日食が観測されたが、その6日後の17日、死者約1万7000人を出したイズミット地震(トルコ)が起 きている。ヨーロッパなどで皆既日食が見られた06年3月29日には、2日後の31日に日食帯付近のイラン西部で死傷者1000人を超える大地震が発生し ている。

ちなみに、21日の金環日食をバッチリ観測できる地域は、房総半島、東海・東南海・南海地震の発生予想地域となぜか重なる。

日食を見るついでに外出して

屋外にいたほうがいいかも ((((;゚д゚))))

 

金環日食 5月21日朝7時すぎ

 

さあ、ついにあと1日足らず!

2012年5月21日の朝、九州・トカラ列島から福島県南東部にかけての日本の太平洋側の広い地域で、太陽がリング状に欠けて見える珍しい天文現象 金環食(金環日食)が観測できます。

下の図は当日の金環食帯を地図上に示したものです。

 

この上下のオレンジ色の線に囲まれた帯の中にいれば金環食を観測することができます。

金環にはならないそれ以外の地域でも、三日月のように細く欠ける大変見応えある部分日食が日本全国で楽しめます。

素晴らしいことに、今回の日食では東京・大阪・名古屋の三大都市圏が金環食帯に入っている上、中心食線(日食帯の中心線)が南関東・静岡・紀伊半島南部などの多数の都市・観光地を通ります。

図鑑で見るような真円のリングが国内で観測できる、またとないチャンス!

 

金環食が観測できる代表的な都市と大体の最大食時刻

* 鹿児島 … 7:22:10頃

* 高知 … 7:26:46頃
* 大阪 … 7:29:52頃
* 名古屋 … 7:31:35頃
* 静岡 … 7:32:13頃

 * 東京 … 7:34:33頃

* 水戸 … 7:36:22頃

※場所にもよりますが最大食の約2分半前位から金環となりますので少し早めに観察を始めましょう。

 

太陽を直接見ると、目を痛めるので、ご注意くださいね (^_^;)

 

スーパームーン

 

満月が通常よりも大きくて明るく見える「スーパームーン」と呼ばれる現象が5日から6日にかけ、世界各地で観測された。

米航空宇宙局(NASA)などによると、楕円形の軌道を描く月が地球に最も接近するタイミングで満月になると、最も遠い時より最大で大きさが14%、明るさは30%増すという。

同様の現象は昨年3月にも見られた。

 

 

確かに昨夜の満月はデカかった! (^_^;)

 

 

金環日食

 国内で25年ぶりとなる5月21日の金環日食を前に、専門家が「直接太陽を見ないで」と子どもたちに注意を呼びかけている。

3年前の日食では目の痛みなどが報告されたことや今回は日食が見られるピークが通学時間帯に重なることから学校向けに資料を作成した。

天文や宇宙の専門家らでつくる日本天文協議会は今回初めて日本眼科学会、日本眼科医会と連携。

安全な観察方法を文部科学省のホームページに掲載したほか、同省に都道府県教委などへの周知を依頼した。

日本眼科学会などによると、太陽光に含まれる青色の光が網膜に達すると、目に痛みが出たり視野の中心が暗くなったりするほか、視力が落ちたまま戻らない場合もある。

 

書店には金環日食コーナーが出来てるよ (^_^;)

 

こと座流星群

National Geographic News  April 20, 2012

活動がピークになるのは4月22日(日本時間)。

月がほとんど姿を見せない新月の時期と重なっているため、ここ数年では最も見ごたえがあると期待される。

 

 

こと座流星群、今週末は好観測条件

専門家によると、基本的に地味な流星群だが、毎年4月には予想外の出来事がいくつか起こるという。

「流星の数は1時間に10~20個程度だが、100個現れることも珍しくない」

そう語るのはカナダ、バンクーバーにあるH.R.マクミラン宇宙センターの天文学者ラミンダー・シン・サムラ氏。

「ごくまれに強烈な光を放つ星が夜空を横切ることもある。なかなか感動的な光景だよ」

 

◆原因はちりと地球大気の衝突

他の1年周期の流星群と同様、こと座流星群も彗星から放出された砂粒大のちりが引き起こすと考えられている。

彗星は太陽に接近するにつれて内部の氷が気化し、細かいちりや小さな岩石を放出。

それらは太陽の周回軌道上に残存することになる。

こと座流星群の母彗星は、太陽を416年周期で周回するサッチャー彗星と考えられている。

太陽系の軌道面に対してほぼ垂直の軌道を持つため、残された細かいちりや岩石が、惑星や小惑星、他の彗星の引力によって乱されることがほとんどない。

数百年に渡って毎年観測できる理由と考えられている。

サムラ氏は次のように話す。

「サッチャー彗星が太陽に最接近したのは1861年が最後だが、現在も軌道上には細かいちりなどが残っている。毎年4月、通過する地球の大気にちりや岩石が突入し、そのまま高速で移動しながら燃える。その光が流星群となってわれわれの眼に届く」。

 

◆出現場所はベガが目印

こと座から放射されているように見えるためその名が付いている。

非常に明るい恒星「ベガ」が存在するので、他の流星群に比べると放射中心点が発見しやすいという。

サマラ氏は、「夜の明かりがこうこうと灯る都市部でもベガを目印にできる」と説明する。

放射中心点が地平線付近または下に位置する南半球では、それほど多くの流星は期待できないかもしれない。

今年は新月なので、北半球では絶好の条件といえる。

「光害がない地方なら、ここ数年で最もきれいに見えるのではないか」

とサムラ氏は予測している。

 

  たくさん願い事がある人には、チャンスかも (^_^;)~♪

 

金-月-木

 

先日、銀座を歩いていて空を見たら、月の上下に星が出ていて、面白いな~と思って撮ったのが下の写真。

撮影日時、2012-03-26 18-28-00 (デジカメの内部時計なので多少の誤差あり)

後でニュースを見たら、日食ほどではないけど、割と珍しい天体現象なのだそうです (^_^;)

 

【ニュースより】

26日夕方から夜にかけて、全国各地の西の空で金星、月、木星が等間隔でほぼ一直線に並ぶ天文ショーが見られた。

国立天文台によると、三つの星が一直線に並ぶのは04年11月以来で、次回の15年11月には火星も含めた四つが並ぶという。

国立天文台HPの「ほしぞら情報」では、3月のトピックスとして「夕方の空の惑星を見よう」と木星と金星のランデブーについて触れている。

「日が暮れて すぐの西の空には、金星と木星が見えています。金星はマイナス4.2~マイナス4.4等、木星はマイナス2.2~2.1等と非常に明るいので、 夕焼けの残る空でも、とてもよく目立っています」とし、事実日没直後の西の空には、一際明るい金星と、それよりやや暗い木星を観察することができた。

そして26日には、この金星、三日月、木星が一直線に並ぶように見える。

国立天文台も「26日は金星、月、木星がほぼ等間隔で縦一列に並び、とても美しい光景になるでしょう」と、東京の日没30分後の予想図も掲載している。