43【文学読書】

代理ミュンヒハウゼン症候群

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 子どもへの実害は少なそうですが

  何やら心の闇を感じさせる

 不気味な事件です  ((((;゚д゚))))

 

生後2カ月の長男の口に何者かの血液を含ませて嘔吐させたとして、大阪府警捜査1課は8日までに、傷害の疑いで、大阪市住之江区新北島、母親のアルバイト井田莉歩(23)を9/7に逮捕した。

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井田莉歩は

「血液を注入するようなことはしていません」

と容疑を否認している。

大阪府警は虐待の可能性が高いとみている。

井田莉歩の逮捕容疑は、2月中旬と3月上旬、大阪市の病院の病室で、入院中の長男の口に誰のものか分からない血液を含ませ、吐かせた疑い。

長男の命に別条はない。

子どもを病気にして自分に注目を集めようとする代理ミュンヒハウゼン症候群の疑いもあるとみて、慎重に調べる。

* * * * * * *

代理ミュンヒハウゼン症候群

ミュンヒハウゼン症候群と同じく、周囲の関心を自分に引き寄せるために、ケガや病気を捏造する症例だが、その傷付ける対象が自分自身ではなく、身近の者に代理させるケースをいう。

症例は子を持つ母親に多く見られ、その傷付ける対象の多くは自分の子である。

懸命または健気な子育てを演じて、他人に見せることによって周囲の同情をひき、自己満足することも挙げられる。

多くの場合、傷害対象は自らの子や要介護者であるため、児童虐待、高齢者虐待、障害者虐待と同列に挙げられる。

しかしながら傷害行為自体は患者の目的ではなく、手段として傷害行為に及び、自分に周囲の関心を引き寄せることで、自らの精神的満足を他者から得ようとしているものである(共依存)。

子が患者の傷害の対象である症例では、患者は傷害を目的として行っているわけではないとはいえ、行為が反復・継続し、重篤な傷害を負わされる危険がある。

 

逮捕 伊勢谷友介

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 超イケメン 藝大現役合格  NY留学経験

  運動神経抜群 煌びやかな経歴 独身

 なんで麻薬なんかに?

  これが心の闇というもの?  (・_・?)

 

伊勢谷友介(いせやゆうすけ、44歳、1976年5月29日生まれ )は、日本の俳優、映画監督、美術家、実業家。

リバースプロジェクト所属・同代表。「Loohcs」発起人。

東京都目黒区出身。京藝術大学美術学部デザイン科卒業後、同大学院美術研究科修士課程修了。

初めファッションモデルとしてデビューし、その後は主に俳優として活動している。

12歳から英語教室に通っていたほか、大学4年生時にはニューヨーク大学に短期留学して映像を学んだこともあり、英語での演技も評価されている。

幼少期を北海道函館市(五稜郭町)で過ごした。

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父親は洋服の仕立て屋(テーラー)で、異母兄にはデザイナー・山本寛斎がいる(兄弟ではあるものの伊勢谷は父親が53歳9か月の時の子であり、山本とは30歳以上年が離れている)。

母子家庭で育ったが、母親は大変教育熱心で、「私はあなた達には学歴しか残す事ができない」と言われたという。妹がおり、妹も海外の大学に留学した。

子供の頃から絵を書くことが得意で、東京藝術大学に現役合格して進学。

デザイナーである石岡瑛子や兄・山本の影響もあり、当初はファッションデザインの道に進もうと考えたが、同校では映像について学んだ。

また学生時代については、3浪・4浪が当たり前の芸大出身ということもあり、同学年は年上の人間ばかりだったと述懐している。

運動神経も抜群。学生時代は水泳のインストラクターをしており、子どもたちにかなり懐かれていた。

大学在学中の1996年(平成8年)、モデルとしての活動を開始。

以後、CM・雑誌、ファッションショーなどに出演、ファッションブランド 「プラダ」のミラノコレクションにも参加した。

また同年、『天使の涙』のプロモーション番組 『地球に落ちてきた天使』に、金城武と監督のウォン・カーウァイとともに出演した。

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翌1997年(平成9年)、藝大メンバー3人で結成したアーティストグループ『カクト』の活動を開始した。

さらに1998年(平成10年)、『ワンダフルライフ』(公開は1999年(平成11年)で映画初出演している。

2002年(平成14年)には、初監督作品『カクト』が劇場公開された。

2008年(平成20年)より、「リバース・プロジェクト(Rebirth Project)」の活動を開始。

2009年(平成21年)、NHKのスペシャルドラマ『白洲次郎』の三部作に、テレビドラマ初出演した。

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翌2010年(平成22年)、NHK大河ドラマ『龍馬伝』の高杉晋作役に抜擢され、第三部より出演。

この年の第61回NHK紅白歌合戦の審査員にも選ばれている。

翌年2月に公開予定の映画『あしたのジョー』の力石徹の役作りのために、3か月以上にもおよぶ過酷なトレーニングを行い、体重を67kgから57kg・体脂肪率を15%から3 – 4%へ減量して撮影に臨んだ。

2011年の東北地方太平洋沖地震(東日本大震災)に際しては自ら「元気玉プロジェクト」と題する復興支援を積極的に行い、その一環として福島第一原子力発電所事故でできなかった福島県相馬郡飯舘村の子供たちの卒園式・卒業式の開催を企画・実施するなどしている。

2017年(平成29年)、宮藤官九郎脚本のテレビドラマ『監獄のお姫さま』で民放の連ドラに初出演を果たす。

2020年9月8日、警視庁に大麻取締法違反容疑で逮捕される。

 

 

▼昨年の動画

 

読書 ゲーテに学ぶ幸福術

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ゲーテと言えば、推定IQ210で、天才研究には必ず登場する世界文学の巨人

その作品群をちゃんと読みたいと思いつつも、重厚な作品が多いので、いつも本書のような軽い解説書に流れてしまいます

外から見る限り、ゲーテほど幸福な人生を送ったひとは珍しいように思える

若くしてベストセラー作家となり、小国とはいえワイマール公国の首相のような重責をにない、世界の文学史に残る作品群を生み出し続けた

石原慎太郎を、もっとはるかにビッグにしたような感じかなぁ

しかも相当なプレイボーイで、次から次へと恋をして、1人の恋人に1000通以上ものラブレターを送ったりもするし、その経験を詩や小説のコヤシにもしていく

恋愛対象の女性に対しては、かなり残酷なこともしたようで、多少サド傾向があったのかも

最後の恋は、何と73歳のとき19歳の少女に熱を上げ、真剣に求婚までしている(当然、断られましたけど)

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そこらのチンピラならともかく、相手はドイツ文学界の重鎮だから、少女の親もビックリしただろうね

新首相になりそうな菅さん(71、→)が、AKB48のメンバーの誰かに、毎日のように真剣かつ熱烈なラブレターを送り続け、ついに結婚を申し込んだようなもの

驚く周囲に対して「天才には青春が何度も訪れる」などと言っている

実際、ゲーテの人生には数年ごとに高揚期があり、恋や著作に対して非常に活動的になっている

著者は、大学を出てから数年間、ミニコミ誌の編集者をした以外は、翻訳家や物書きとして生きて来たらしい

読んでいると、やや世間知らずな学者先生風の印象も受けるが、とにかく読みやすい

幸福論ではなく幸福なので、具体的な生活指針のような話が多く、ゲーテの精神病理面への言及はほとんど無い

何しろ世界史的な天才なので、凡人にはマネできないことも多い

(^_^;)

 

安倍ちゃんの愛犬

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 悪妻は哲学者を作る

  などと言われていますが

 日本では 偉大な政治家も

  作ったようです  (T_T)

 

夫の安倍晋三が会見を開くことは知っていたが、突然の呼び出しに、安倍昭恵(58才)は

「何の用事かしら?」

といぶかしみながら首相官邸に向かった。

8/28午後5時に予定されていた安倍晋三首相(65才)の記者会見。

その直前、安倍昭恵を乗せたワンボックスカーが、官邸にこっそりと滑り込んだ。

「何も知らない安倍昭恵は、いつものように悠々と官邸に入った。

 そこで血相を変えた総理と対面した。

 総理から辞任することと、想定以上に深刻な病状を伝えられ、

 さすがの安倍昭恵も絶句した」(官邸関係者)

あの安倍昭恵に関する限り

んなこたー無いと思うよ (^_^;)

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安倍昭恵(→)は以前から

「総理なんて早く辞めて!」

とことあるごとに夫に伝えてきた。

第2次安倍政権発足後しばらくして

「どうしても辞めないなら、勝手にすれば。

 私も勝手にさせてもらうから!」

と険悪になったこともあったという。

しかし、辞意を固めたいま、仕事より何より、“夫の命にかかわる病気とどう闘っていくか”で昭恵の頭の中は真っ白になったに違いない。

んなこた~無いと思うよ (^_^;)

安倍家ではいま、愛犬のミニチュアダックスフンドの「ロイ」の体調も悩みの種だ。

「ロイくんはそろそろ20才になる。人間でいえば90才を超えています。

 安倍首相は帰宅すると、とにかくロイくんにベッタリ。

 今年初め頃からかなり体調が悪化し、安倍家では必死の看病が続いているそうです。

 ロイくんがどんどん元気を失っていく様子を見て、

 総理にはこたえたでしょうね」(安倍家の知人)

辞意と病状を伝えられ、官邸から出た安倍昭恵は、そのまま隣にある首相公邸に入り、動揺を隠せない様子で安倍首相の会見をテレビ中継で見守ったという。

んなこた~無いと思うよ (^_^;)

 

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読書 江戸藩邸物語

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先日読んだ『実見・江戸の暮らし』は、主に町人の生活を描いたものだが、この本はその武士バージョンと言える(著者は異なる)

直前まで戦場で殺し合いをしていた荒くれ武士たちが、天下泰平の江戸時代になったからといって、急に頭の回路を切り替えることは出来なかった

17世紀の江戸では、歩いていて刀のサヤがぶつかったとか、道を譲らなかったとか、詰まらない原因で口論となり、斬り合いになることが非常に多かった

「勇と忠」という武士道の2要素のうち、「」が圧倒的に優先されていた

悪く言えば当時の江戸は、凶暴なヤクザや狂犬のような連中がウロウロしている、かなり危険な街だった

そこで遠慮したり後ずさりしたりすれば、「腰抜け武士」と馬鹿にされるので、武士のメンツとメンツが正面からぶつかり合う、実に殺伐とした時代だった

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しかも主君からは「武士にあるまじき卑怯者」として切腹を申し渡されたりする可能性もあるので、互いに一歩も引けない緊張感が満ちていた

やがて江戸幕府や諸藩は、たくさんの法度(行動規範)を定めて対策を講じ、荒くれ武士を平和な時代の従順なサラリーマン武士へと、時間をかけて誘導してゆく

18世紀に入ると、武士道の「」が優先されるようになり、現在の平和な日本が形成されてゆく

本書は、ある藩の江戸藩邸に残された詳細な日記から、当時の「時代精神」をさぐる

(^_^;)

読書 ブッダの集中力

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著者は、1945年スリランカ生まれで、1980年に来日、駒澤大学で博士を取得し、その後は仏教伝道と瞑想指導をしている

大量の著書があり、アマゾンで調べただけでも、200冊くらいありそう

これだけの本が売れているということは、何かあるのかな?と思ったのが読み始めた動機

仏教は科学であって宗教ではないと主張する

特にキリスト教などの一神教は、科学的根拠も無いことを信じる愚かなものとしている

基本となる考え方は、ブッダによる原始仏教に置き、中国の大乗仏教や日本の鎌倉仏教とは異なる

科学であると標榜するだけあって、心理学的な洞察には深さを感じさせるものがあり、なるほどなぁと感じ入りました

集中力を、感情(本能)に基づく集中力と、理性に基づく集中力に分け、前者を危険なものとして扱うよう、いろいろ細かく注意を喚起している

理性に基づく集中力を高めるプロセス(主に瞑想)には、必ず「楽しみ」が伴い、この楽しみに高い価値を置いている

逆に、宗教によくある苦しい修行は意味の無いものとして退け、宗教儀式など無価値と断ずる

抹香臭い仏教の解説書かなと思って読み始めたら、まったく違って、非常に理性的な本でした

(^_^;)

 

読書 壬申の乱の謎

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引き続き、反藤原史観の古代史を読む

壬申の乱がテーマなので、天武天皇の出自を細かく追ってゆくことで、天武と出雲系、つまり蘇我氏や尾張氏との関係を明らかにしてゆく

出雲と東国には、深い関係がある

当時は陸上交通が貧弱で、海の道こそが幹線交通だった

山陰地方の出雲は海の道を通じて、北陸地方や越の国(新潟)方面と深くつながっていた

大和朝廷内部でも、出雲系の蘇我氏や尾張氏が東国経営を任されている

壬申の乱の背景には、当時の東アジア情勢における大和政権内の外交政策の対立があった

天智系(九州系):百済外交を重視

天武系(出雲系):唐や新羅を含む多方面外交

現在の日本における、中韓重視派(野党、マスコミ)と米欧重視派(政府、国民)の対立によく似ている

(^_^;)

読書 大化の改新の謎

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いわゆる反藤原史観シリーズの1冊

反藤原史観というのは、要するに

1)3世紀に始まる大和朝廷は、日本各地の豪族が平和的に結びついた連合政権だった(大和=大きな平和)

2)7世紀に政権内の争いが激化した

3)藤原系(九州系・天智系)の始祖・藤原鎌足が、中大兄皇子(天智天皇)と組んで、暴力的なクーデター(乙巳の変・大化の改新)で、当時の権力者・蘇我入鹿(聖徳太子)を殺害し、主導権を奪取した

4)藤原鎌足は、朝鮮半島で滅亡した百済王朝の、日本に亡命した王子だった可能性がある

5)二代目・藤原不比等が、正史(日本書紀)を編集し、その中で反藤原系(出雲系・天武系)を抹殺した

6)藤原系は、明治維新まで名門貴族として、日本史の表舞台で活躍した

7)しかし、反藤原系の勢力も消えておらず、日本史の裏舞台で暗躍を続ける

8)藤原系は、聖徳太子や長屋王などの怨霊によるタタリを恐れて、反藤原系をまつる神社仏閣(出雲大社、法隆寺など)を、異常なほど大切に扱っている

9)これらは天皇家の正統性に関わるので、日本の歴史学会も、俄かに認めることが出来ずにいる

というようなことになる

まさに壮大なミステリーであって、興味は尽きない

(^_^;)

 

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▲乙巳の変(大化の改新)のクーデター実行場面

蘇我入鹿(聖徳太子)のが飛んでいる

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▲かつてお札の顔になっていた藤原鎌足

反藤原史観によると、鎌足は聖徳太子を暗殺したテロリストかもしれない

クーデターは成功すれば革命となり、首謀者は権力を握り、英雄になる

((((;゚д゚))))

 

読書 天武天皇・隠された正体

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天智天皇天武天皇と言えば、額田王(ぬかたのおおきみ)の和歌(↓)をめぐる三角関係が有名

 あかねさす 紫野ゆき 標野ゆき

 野守は見ずや 君が袖ふる

しかし実態は、こんな優雅な世界ではなかった

著者によると、実は二人の天皇は兄弟ではなく、その後の壬申の乱は、九州系と出雲系の権力闘争ということになる

背後で糸を引くのは、鎌足と不比等という、天才的策略家の藤原親子

乙巳の変(大化の改新)の後の天智天皇の異常な低人気、壬申の乱で天武天皇側に続々と援軍が集まったこと、天皇家が出雲大社を異常に尊重すること、などの理由がスッキリ説明できている

壬申の乱で天武系(出雲系)に移った皇位だが、天武の死後、天武の后であったのちの持統天皇によって、再び天智系(九州系)に戻ってしまう理由も、うまく説明している

天皇家の正統性に関わる重いテーマなのだが、推理小説を読むように楽しめる

(^_^;)

 

レバノン爆発事件の背景

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 非常にミステリアスな事件の背景です

  硝酸アンモニウムが日本の港に置いてないか

 非常に気になるんですけど  ((((;゚д゚))))

 

8月4日にレバノンの港で起きた爆発事故の原因となった運搬船「ロサス」について、元乗組員らは、船主はイーゴリ・グレチュシキンという人物で、ハバロフスク出身の彼は現在キプロスに住んでおり、この船は実質的に捨てられたと話している。

運搬船「ロサス」は、ジョージアのバトゥーミからモザンビークまで硝酸アンモニウムを運んでいたが、2013年に船の故障によりベイルートに停泊。

荷をチェック後、検査官が運搬船「ロサス」と荷をベイルート港に停泊させたという。

差し押さえられた2750トンの硝酸アンモニウムは、2014年からはベイルート港の倉庫で保管されていた。

最近も検査が行われたが、倉庫のひび割れた部分から硝酸アンモニアがこぼれだす可能性があることがわかり、溶接処理をしたという。

運搬船「ロサス」は2013年以降、ベイルート港に「放置」されたままだった。いったいなぜか?

当時の様子を知るロシア人で、運搬船「ロサス」の元船長ボリス・プロコシェフに「シベリア・リアリィ」がインタビューをした。

 

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