子どもへの実害は少なそうですが
何やら心の闇を感じさせる
不気味な事件です ((((;゚д゚))))
生後2カ月の長男の口に何者かの血液を含ませて嘔吐させたとして、大阪府警捜査1課は8日までに、傷害の疑いで、大阪市住之江区新北島、母親のアルバイト井田莉歩(23)を9/7に逮捕した。
井田莉歩は
「血液を注入するようなことはしていません」
と容疑を否認している。
大阪府警は虐待の可能性が高いとみている。
井田莉歩の逮捕容疑は、2月中旬と3月上旬、大阪市の病院の病室で、入院中の長男の口に誰のものか分からない血液を含ませ、吐かせた疑い。
長男の命に別条はない。
子どもを病気にして自分に注目を集めようとする「代理ミュンヒハウゼン症候群」の疑いもあるとみて、慎重に調べる。
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代理ミュンヒハウゼン症候群
ミュンヒハウゼン症候群と同じく、周囲の関心を自分に引き寄せるために、ケガや病気を捏造する症例だが、その傷付ける対象が自分自身ではなく、身近の者に代理させるケースをいう。
症例は子を持つ母親に多く見られ、その傷付ける対象の多くは自分の子である。
懸命または健気な子育てを演じて、他人に見せることによって周囲の同情をひき、自己満足することも挙げられる。
多くの場合、傷害対象は自らの子や要介護者であるため、児童虐待、高齢者虐待、障害者虐待と同列に挙げられる。
しかしながら傷害行為自体は患者の目的ではなく、手段として傷害行為に及び、自分に周囲の関心を引き寄せることで、自らの精神的満足を他者から得ようとしているものである(共依存)。
子が患者の傷害の対象である症例では、患者は傷害を目的として行っているわけではないとはいえ、行為が反復・継続し、重篤な傷害を負わされる危険がある。