フランスと言えば、個人主義の本場ですが、こんなことやってる会社もあるんですね
楽しくないのに楽しんでるフリをする、気分が落ち込んでるのに「明るい」フリをする
そうしなければならない集団圧力(同調圧力)というものが、程度の差はあれど、どこの職場(集団)にも存在します
日本なんか、それが強そう
会社の募集案内に「和気あいあいとした職場です」なんて書いてる会社は、そうかもしれません
もちろん飲み会が好きな社員には、天国ですけどね
集団主義には、欠点ばかりでなく、長所もあります
最高裁判所を破毀院(破棄院)と呼ぶのは、そのものズバリな感じがします
(^_^;)
職場で「つまらない人間」でいる権利を、フランス人の男性が裁判で勝ち取った。
この男性は、会社側の求める「同僚と飲みに行く」のを断り、非公式な交流時間が少なかった。
「Cubik Partners」社は、「明るい」チーム構築アプローチを採用して、勤務時間後に同僚とパブに行くことを奨励している。
しかし社員の1人が、この会社方針に従わず、飲み会に顔を出さなかった。
同社は2015年、役職に不適合との理由で、男性を解雇した。
男性は「つまらない人間」であると非難された。
会社幹部は、この男性が人の話を聞くのが下手で、一緒に仕事をしにくいと判断した。
「つまらない人間」であるとされた男性は、会社側を相手取り裁判を起こして勝訴した。
パリ破毀院(最高裁判所)は、男性には飲み会を拒否する権利があるとの判決を下し、企業に対し男性へ2900ユーロ(約42万円)の支払いを命じた。
裁判所の決定によると、男性はプライベートな生活の尊重と尊厳に対する基本的権利を 持っており、企業行事に参加しないという表現の自由を実現したことになる。