80【ヒストリー】

10連休

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来年の春は日本全体が大変な祝賀ムードになりそうですが、一方で「昭和」が遠くなり、一抹の寂しさを覚えます。

現在30歳以上の人は昭和生まれですから、まだまだ仲間は沢山いるんですけどね  (^_^;)

 

日本政府は10月12日午前の閣議で、天皇陛下の譲位と皇太子さまの新天皇即位に伴う一連の式典を円滑に進めるための「皇位継承式典委員会」の設置を閣議決定した。

安倍晋三首相が委員長を務め、各式典の会場や参列者の範囲など具体的な概要を順次作成する。

安倍首相は閣議後に開かれた式典委の初会合で、秋篠宮さまが皇位継承順位1位の「皇嗣(こうし)」となられることを示す「立皇嗣(りっこうし)の礼」を再来年4月19日に行うと発表した。

来年に限り、皇太子さまが即位される5月1日と皇太子さまの即位を国内外に示す「即位礼正殿の儀」(即位の礼)が開かれる10月22日を祝日とする方向で検討する考えも示した。

安倍首相は、祝日に挟まれる来年4月30日と5月2日も休日扱いとする方向で調整する方針も明らかにした。

実現すれば前後で10連休となる。

安倍首相は「天皇陛下のご退位(譲位)と皇太子殿下のご即位が国民の祝福の中で、つつがなく行われるよう、政府を挙げて取り組んでいく」と述べた。

式典委は安倍首相のほか、官房長官と3人の官房副長官、内閣法制局長官、宮内庁長官、内閣府事務次官で構成する。

また、官房長官を本部長とする「式典実施連絡本部」を発足させ、会場警備や外国賓客の接遇などを担当する各省庁間の連絡体制を整える。

日本政府は4月、一連の式典の大枠を定めた基本方針を閣議決定した。

式典委はこれに基づき、平成の代替わりの経験を踏まえ、皇室の伝統や憲法との整合性に配慮しながら、現代にふさわしい式典の実現を目指す。

 

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訃報 元横綱輪島

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▲元横綱 輪島

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「貴乃花の実の父親は輪島だ!」という根強いウワサがあります。

確かに顔はよく似ていますし、あの天才的な格闘能力も、輪島ゆずりと考えると納得できます。

世渡り(ゴマすり)が下手で、相撲協会から追い出されたのもよく似ています。

変なシガラミの多い相撲協会では、一匹狼的な天才は生きにくかったのかも  (T_T)

 

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▲元横綱 貴乃花

 

大相撲の第54代横綱輪島で、史上7位となる14度の幕内優勝を果たした輪島大士(わじま・ひろし)さん=本名・輪島博=が下咽頭(いんとう)がんと肺がんの影響による衰弱で、8日午後8時に東京・世田谷区の自宅で死去したことが9日、遺族への取材で分かった。70歳だった。

「黄金の左」と呼ばれた左差しの攻めを得意とし、大関初代貴ノ花と相撲人気を二分。

ライバルの横綱北の湖(いずれも故人)とともに、昭和40~50年代に“輪湖(りんこ)時代”を築いた昭和の名横綱が、平成最後の秋に旅立った。

 

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ミリオン出版 消滅

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2018年11月末日をもって、サブカル分野で異彩を放ってきた「ミリオン出版」がその歴史に幕を下ろすことが明らかになりました。

詳細は、本誌ライターが少し前にすでに報じています。

ミリオン出版は70年代に創業し成人雑誌をメインに大きくなった出版社ですが、80年代に入ってからは様々なカルチャー誌を大ヒットさせてきました。

「S&Mスナイパー」からはじまり、「ティーンズロード」「GON!」「URECCO」「egg」「MEN’S KNUCKLE」「実話ナックルズ」という代表的な作品を筆頭に、膨大な量の派生誌を誕生させます。

名物編集者の比嘉健二氏(のちに社長)は、その類まれなる発想力で他社にはない雑誌を生み出してきました。

ほとんどの雑誌の誕生に関わっており、まさにミリオン出版進撃の鍵となった人物でした。

比嘉健二氏に憧れて入社する編集者も多く、現在でもそのチルドレンは各界に広がり存在しています。

しかし、折からの出版不況、2010年代からの比嘉健二氏不在によってか、コンビニエンスストアを主戦場としていたミリオン出版は次第に規模を縮小していきました。

数え切れなかった月間発行数は激減し、現在は数誌の定期刊行物しかありません。

状況を見れば、ここまで存在し続けたことが「大健闘」だったと言えるでしょう。

ミリオン出版が倒れてしまうことは、業界はもちろん、青春時代にそのカルチャーに触れた40代以上にとっては衝撃的な出来事かもしれません。とても残念ですが、これが現実です。

倒産ではなく、消滅というのがミリオンらしいですね。

ミリオン出版を支えた全員に贈ります。42年間、お疲れ様でした。

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カリスマ編集者の比嘉健二氏は

  ほぼ同世代です

ウラ社会の情報源として

  貴重な存在でした  (T_T)

 

内藤とうがらし

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江戸時代、新宿の名産品だった江戸野菜の「内藤とうがらし」が今年、発祥の地・新宿御苑(新宿区内藤町)によみがえり、真っ赤な実をつけている。

地元の新宿高校の生徒らも栽培に成功し、商品化に挑戦している。

江戸時代、信州高遠藩内藤家の下屋敷だった新宿御苑。

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苑内の「とうがらし畑」では、つややかな赤い実が花束のように密集し、天を向いていた。

内藤とうがらしプロジェクト」のリーダー、成田重行さん(76、写真下)は「ここが内藤とうがらしが生まれた場所です。こんなに立派に育ちました」と感慨深げ。

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 内藤とうがらしを復活させるプロジェクトは二〇一〇年に発足。

今は区内の小学校や大学、都内の農家などで栽培されているが、「内藤」の地で露地栽培されるのは初めて。

収穫した実は小学生向けの工作教室などで活用される予定だ。

 内藤町で、もう一カ所、御苑に近い都立新宿高校でも、生徒らによる研究チームが栽培を成功させた。

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▲都立新宿高校の研究チームのメンバー▼

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研究チームがユニークなのは、単なる学習で終わらず、事業化を視野に入れていること。

栽培班は実を使ったアクセサリーや薬味入れ、オリジナルブレンドのとうがらしなど数々の商品を開発。

分析班はとうがらしの液を使った生ごみの防臭・除菌スプレーの製造を目指している。

学校の花壇を占拠するように並んだ百五十のとうがらしの鉢。

二年生の土井美亜さん(16)は「現役生と同窓会による研究チームで、栽培班と分析班にわかれて活動しています」と説明。

 

 9月23日に行われる「とうがらしサミット2018」では新宿高校など約二十の学校や団体が研究成果を発表する。

サミットは今年初めて一般に公開される。入場無料で、事前申込制。詳細は同プロジェクトのホームページで紹介。


 

新宿とうがらしサミット2018

日時 9月23日(日)10:00~13:00

場所 学習院女子大学 やわらぎホール
2008年から始まった新宿内藤とうがらしの復活、そして普及活動へと年々その輪が広がり、新宿の新しい歴史、文化の創造へと地域に浸透してきました。
特に学校での普及活動は草の根運動として大きな役割を果たしています。
今年もその活動学校の普及活動を一堂に集めた新宿とうがらしサミットを開催します。
一般公開しますので、傍聴希望の方は事前登録お願いします。(参加無料)

詳細はこちら PDF

内藤とうがらし

江戸時代、内藤家下屋敷(現在の新宿御苑)で栽培され、そばブームを追い風に人気に。

近隣の農家も作り始め、全盛期は秋になると四谷から大久保まで真っ赤に染まったと言われている。

宿場町の発展で農家が減少、さらに刺激が強い鷹(たか)の爪に人気を奪われ、衰退した。

2010年、内藤とうがらしプロジェクトにより復活し、13年、江戸東京野菜に認定された。

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 鷹の爪に 負けたのか~  (^_^;)

30年後

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  爺「あれは平成最後の夏じゃった・・・」

家族「(また始まった)」

o0885063814264159942  爺「40度を超える圧倒的猛暑

    200人超の死者が出た未曾有の豪雨

    大阪での大地震

    主人公金足農業

    台風21号による関空沈没

    北海道大地震・・・」

家族「(いくらなんでも盛りすぎでしょ)」

家族「(絶対あれ色々混ぜて覚えてるわよ)」

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 今年は子孫に語り継ぐ事件が

  とても多い年でしたね  (^_^;)

小さなガリレオ

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最近、こんな投稿がSNS上で話題になっていた。

小学3年の理科のテストで「時間がたつとかげの向きがかわるのはなぜですか」という問題が出され、「地球が回るから」と答えたところ、バツをつけられたというのだ。

教師がテスト用紙に書き込んだ正解は、「太陽が動くから」。

「学習したことを使って書きましょう」というコメントも添えられていた。

この理不尽な仕打ちを受けた小さなガリレオの気持ちを思うと、私の心は痛む。

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「3.9+5.1」で「9.0」と答えたら減点!

  「9」が「正解」

 なのだそうです いやはや・・・ (;´Д`)

 

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リーマン・ショックから10年

飛騨川バス転落事故から50年

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▲事故が起きた日の現場

岐阜県白川町の国道41号で1968年、観光バス2台が土砂崩れに巻き込まれ飛騨川に転落、乗客ら104人が死亡した飛騨川バス転落事故から18日で50年。

国は事故後、雨量を目安に通行を事前規制する制度を導入、全国で道路の防災対策を見直した。

節目の今年、現場付近の新たな整備も決まった。

関係者は「同じような犠牲者が二度と出ないよう、十分な対策を」と願う。

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 太田添乗員さんが 安全でありますように  ((((;゚д゚))))

 

詳細はここをクリック

80年代シティポップ

2010年代前半頃から日本で「シティポップ」が注目を浴びる様になりましたが、海外でも少し前から話題になっている様です。

テレビ番組『Youは何しに日本ヘ?』(テレビ東京系)でも、日本で80年代シティポップのレコードを探す外国人旅行客が紹介されていました。

7a8520竹内まりやさんの「プラスティック・ラブ」は公開8カ月で、なんと739万回再生されています。

この楽曲は1984年に発表されたアルバム『VARIETY』に収録されたもので、プロデュースは山下達郎さんとなっています。

驚くのは、この動画に付いているコメントです。

 「この楽曲を聴いて80、90年代の日本に行きたかったなと思います」

 「曲は最高だし、彼女は可愛いすぎるし、泣いてしまう。人生で1番素敵な8分間だ」

 「神よ、恋に落ちてしまった」

 「うっかりこれをクリックして、超幸せ」

など、世界中から賛辞が寄せられています。

80年代の日本のフュージョンやAORのリズムはもちろん素晴らしいのですが、録音のけだるい質感がとても気持ち良いですね。

上記のコメントにもありますが、私も80年代の日本に行ってみたくなりました。

そして、『Youは何しに日本ヘ?』で印象深かったのは、レコードを買いに来た外国人がお目当てのレコードを見つけた時のシーンです。

ジャケットを見つめながら、それを試聴して聴き終わると彼はうっとりとした顔で「もう1回聴かせて」と言ったのでした。

そういう感動はもう失われつつあるのではないでしょうか。

それは時代によって失われた自らの音楽体験を振り返る瞬間でした。

初めてCDを手にした時の気持ち、こういう感動はいつまでも忘れたくないもの。

でも苦労して音楽と出会って、それを大事に聴く体験が少なくなっているのは事実ですね。

それは少し寂しくもあります。

ただ前述の「プラスティック・ラブ」に寄せられたコメントは、YouTubeというテクノロジーがあって成立した出来事です。

サブスクリプションなども新しい音楽に簡単にアクセスできる素晴らしい文明の利器です。

とどのつまり「人生で一番素敵な時間だ」と言える経験ができるのであれば、アナログやデジタルというのは実はどちらでもよい事なのかもしれません。

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 日本がバブル景気に沸いていたころですね

  良く言えば「日本が輝いていたころ」

 もう一度そうならないかな?  (^_^;)

ヒョーゴスラビア

a13afae3摂津や播磨、丹波など個性豊かな旧五国が一緒になった兵庫の多様性を、多民族国家の旧ユーゴスラビアになぞらえたツイッターの投稿が反響を呼んでいる。

県より旧国や神戸など地域への愛着を記した書き込みが目立ち、「言い得て妙」と感心する声も。

「うちの県も」と全国的に関心を呼び、投稿の転載は数日で1万件を超えた。

兵庫県は七つの県境、六つの方言、五つの国、四つの新幹線駅、三つの空港、二つの海を持つ、一つの県

ヒョーゴスラビア連邦と形容されるほど地域性多様

神戸市出身で東京在住の男性が7月中旬、県政150周年記念ロゴの画像とともに、こんな投稿をした。

きっかけは、ツイッターで読んだ〈静岡県共通の文化なんてない〉との投稿。

静岡(旧駿河西部、同東部、遠江、伊豆)を四つの地域(イングランド、ウェールズ、スコットランド、北アイルランド)からなる英国に例えてあったが、「兵庫の方が地域色が強い」と感じたからだ。

「ヒョーゴスラビア」は数年前にもネット上で話題になった。

バルカン半島にあった旧ユーゴは「七つの国境、六つの共和国、五つの民族、四つの言語、三つの宗教、二つの文字を持つ、一つの国家」だった。

兵庫(ヒョーゴ)との語呂の良さもあり、造語が生まれたようだ。

ちなみに、サッカー・ワールドカップ(W杯)ロシア大会で準優勝したクロアチアを含め、旧ユーゴの構成国は今では六つ全てが独立国家となっている。

男性のこの投稿に対し、「いいね」の数は1万5千を突破した。

兵庫県ゆかりの人からは「出身を聞かれても、兵庫県民とは名乗らない」など、地域色の強さゆえに希薄な県民意識を指摘する投稿が目立った。

「ヒョーゴスラビア」という異名には「ユニーク」「兵庫は奥深い」「多様性県・兵庫って感じで面白そう」といった好意的な声も寄せられた。

また、兵庫と“境遇”が似た県の住民らから「うちの県も」と投稿が続いた。

10以上の藩がまとまって誕生した長野県は、県名が県北部の地名のため、南部の人が「かなり違和感がある」「モヤッとする。長野は長野市のこと」などと不満を書き込んだ。

全国では他にも、青森県の津軽地域と南部地域のように、互いのお国自慢やライバル意識が、テレビのバラエティ番組などでたびたび取り上げられる県もある。

兵庫県の郷土史に詳しい園田学園女子大の田辺眞人名誉教授は「異なる言葉や生活様式を育んできた旧66カ国が、47都道府県になった。旧国が二つ以上ある県は、それだけ県内が“国際的”ということで、統一の県民性がないのは当然。県政150年を機に、個性の違う旧国がうまく融合して一つの県という意識が生まれれば」と話している。

詳細はここをクリック