読んでみたら、余りにも内容が無いのでビックリした
普通なら途中で読むのをやめるレベルだが、短いので最後まで読んでしまった
十字軍の守護者として清貧にスタートしたが、やがて調子に乗ってカネを集め、堕落してつぶされたアホな集団として描いている
いくら何でも、そんなに単純な話ではないだろう
読者を馬鹿にしているような本だ
ヽ(`Д´)ノ
読んでみたら、余りにも内容が無いのでビックリした
普通なら途中で読むのをやめるレベルだが、短いので最後まで読んでしまった
十字軍の守護者として清貧にスタートしたが、やがて調子に乗ってカネを集め、堕落してつぶされたアホな集団として描いている
いくら何でも、そんなに単純な話ではないだろう
読者を馬鹿にしているような本だ
ヽ(`Д´)ノ
シリーズ「世界の宗教」全8巻のうちの1冊
ユダヤ教についての、最も正統的な入門書だと思う
10年くらい前に1回読んだが、頭の整理をしたくなって、今回再読した
特に訳者(秦剛平)の造詣が非常に深く、訳文もこなれていて読みやすい
失われたユダヤ10支族が古代日本に渡来して秦氏を名乗ったという説があるが、偶然の一致か?
巻末にある、訳者による参考文献解題は、とてもよく行き届いている
これからユダヤ教の研究を進めたい人には非常に役に立ちそうだ
今のところ私には、ユダヤ教の研究に残りの人生を捧げる気は無いけれど
(^_^;)
旅行ガイドですが、歴史や文化についての説明が詳しい
半世紀以上前の1965年発行なので、東西ドイツ分裂状態の雰囲気が伝わって来る
その20年前に第二次大戦で徹底的に破壊されたはずだが、日本と同様に「奇跡の復興」なのか、中世を感じさせる美しい街並みが蘇っている
中央集権のフランスと異なり、地域の特色が際立っているドイツは、場所が変われば別な国のようだと言っている
大雑把に言えば、北部はゲルマンそのもので謹厳実直だがちょっと暗い、南部はラテンっぽくなり明るい
(^_^;)
地球物理学者・竹内均が旧約聖書を読み、それと考古学の発掘成果を照らし合わせ、さらに過去数千年にわたる気候変動や天変地異との関係を考察したユニークな本
そして旧約聖書は単なる神話ではなく、かなりの部分が事実に対応していると結論する
若い頃から毎日一定枚数の原稿書きを自分に課し、その成果が積もり積もって著書450冊という、奮闘努力の人
学園紛争当時、ゲバ棒もった学生が大学入口を封鎖(ロックアウト)していたが、竹内教授は毎朝それよりずっと早く大学に来て研究しているので、「あの先生だけはしょうがない」と諦めたという逸話がある
著者(→)は、東大教授退職後は雑誌「ニュートン」の編集長をつとめたほど啓蒙熱心なので、文章は非常に読みやすい
2004年に亡くなられているが、ご存命ならば、今月7/2で100歳
(^_^;)
かつてスペインは、ユダヤ教徒、キリスト教徒、イスラム教徒という「一神教三兄弟」の混在する土地だった
キリスト教の極端な宗教的非寛容は、15世紀には、先鋭化、制度化されて、異端裁判(異端審問)が始まる
「洗礼(改宗)か、死(火あぶり)か」の決断を、ユダヤ教徒は迫られる
多くのユダヤ教徒が、キリスト教への改宗を選択し、マラーノ(豚)と呼ばれるようになる
改宗した後もマラーノには差別と弾圧があり、心の中はキリスト教とユダヤ教に引き裂かれる
異端裁判官は「正義の人」として、神の名のもとに何らの罪悪感もためらいもなく、何万人もの異端者を生きながらに、火あぶりの刑に処した
やがて死の恐怖は、改宗したマラーノにも迫り、ポルトガルへ、さらにイベリア半島の外へと、逃避と流浪の旅が続く
キリスト教の残忍な異端裁判制度は、その後300年以上、つい最近まで続いていた
本書は、そのようなマラーノたちの足跡をたどる旅日記風に書かれている
((((;゚д゚))))
スペインの異端裁判官(大審問官)
枢機卿フェルナンド・ニーノ・デ・ゲバラ
こんなの日本のマスコミとしてはカワイイ方ですね
朝日毎日なんか安倍たたきならどんなウソでも書くし
韓国に都合の悪いことは絶対に報道しません (^_^;)
告発したのは、『マキさんの老後』シリーズでおなじみのマキさんだ。
「全8回の放送とダイジェスト版とで計9回。
12年間にわたってフェイク(ウソ)を流されてきました」
日曜日の午後2時からフジテレビで放送されている『ザ・ノンフィクション』。
放送開始は1995年10月で、25年も続いている長寿番組だ。
その中でも人気なのがオカマのマキさんとオナベのジョンさんのアベコベ夫婦の生活を淡々と追う『マキさんの老後』シリーズ。
最初に登場したのは’08年で、以降はほぼ年1ペースで登場。
気性の激しいマキさんとそれをなだめ、耐えるジョンさんの姿が視聴者の心をつかんだのだが。
「これもねぇ、フェイク(ウソ)なんですよ。
私たちケンカなんかほとんどしませんから」
とマキさん。
いったいなぜ今、告発に踏み切ったのか。
「『テラスハウス』の木村花さんの自殺がありましたよね。
私も番組出演時には、アンチサイトまでできるほど叩かれました。
それはひどい罵詈雑言が書かれておりましたよ」
出演中には裏話をすることは避けていた。
卒業した今、番組演出のあり方について、“リアリティー番組の先輩”として苦言を呈することにした。
「私が『ザ・ノンフィクション』出演の話を持ってきたとき、
ジョンは怒ったんですよ。
マキちゃん、あの番組がどんな番組か知っているの? って。
私は番組を見たことなかったので、
男のディレクターの口車に乗せられちゃったんですよ」
マキさんに出演の話が来たのは他局のバラエティー番組に“オカマとオナベのアベコベ夫婦”として出演していたときのこと。
「それは30分番組だったんです。
そうしたら『ザ・ノンフィクション』のディレクターが
“1時間、自分たちだけ出ずっぱりで気持ちいいですよ”
“骨のあるドキュメンタリーにします”
なんて言うわけ。
それで出ることになったんですが……」
イタリアでルネサンスの文化が花開いていたころ、多少のズレはあるが、ドイツ(神聖ローマ帝国)では、宗教改革と魔女狩りが「花盛り」であった
生真面目で律儀、仕事は正確なんだけど、なんとなく余裕がなく、陰鬱で、不機嫌そう、というようなマイナスイメージも付きまとう
そして20世紀、ヒトラーが先頭に立って、派手にやらかしてくれた
とにかく、ドイツ人は何かが違う!
日本も一時は組んだし、明治の日本はお手本にしたこともあるけど、この何かが違う感じは何だろう?
これをドイツにおけるカルト集団の歴史の中で解き明かしている
ひと言で言えば、カルトにハマり易い国民性、民族性
その背景には、合理的な表層文化の裏に潜む、非合理主義の基層文化、ドロドロしたデモーニッシュな心理、キリスト教文化に抑圧されたゲルマン精神
社会が大変動して、ドイツ人が強いイライラに陥ると、これらがまた噴き出してくるかもしれないよ
((((;゚д゚))))
旧約聖書は紀元前2世紀、新約聖書は4世紀に、聖書編集委員会のような集まりがあって、いろいろあった記録史料の中から、これはいい、あれはダメ、などと取捨選択されてまとめられました
当然ですが、宗教の正統派を自認する人たちが選ぶ訳ですから、これは都合が悪いという「異端」史料は捨てられます
さらに、聖書の内容が余り膨大になると面倒なので、どうでもいい些末な史料も除かれます
そうやって削除された史料は「外典・偽典」などと呼ばれており、さらに聖書編集委員会の後に発見された重要史料(例えば「死海文書」)もあります
本書では、これらの聖書から漏れている史料の説明もあって、聖書成立の裏側が見えてきて面白い
「定価580円」とあるように、この本はコンビニの雑誌コーナーの片隅に置いて売ろうとしたらしく、一般大衆向けに分かりやすく書かれています
コンビニに牛乳を買いに来たついでに、聖書の本を買う人がどれほどいるのか知りませんが、それなりにいるから出版されたんでしょうね
(^_^;)
著者はニューヨーク生まれのユダヤ人で、日本在住期間が長く、知日派として多くの著書がある
本書は石油ショックのころに書かれたので、日本人ビジネスマン向けに危機意識を煽る内容で、そのためにはユダヤ人の知恵に学べと諭している
実際、アメリカの政財界や学界など、著名ユダヤ人がキラ星のごとく並び、民族的な差別にもかかわらず社会的に成功しているが、その秘訣があるなら知りたくなる
本書では、その秘訣の一つを「疑問を提出する能力」に置いている
解答を覚えるのではなく、自分の置かれた状況に対して、適切な疑問を考えつくことが重要だと強調する
本書では主にユダヤ教の「タルムード」について説明し、ユダヤ人の知恵の源泉としている
タルムードは聖書の解説書のような存在だが、百科事典のような膨大な情報を含んでいる
その中では様々な疑問が提出され、過去の偉大なラビ(ユダヤ教の学者)たちが、様々な意見を提示している
一つの解答を示すのではなく、いろいろな意見を戦わせる、そのプロセスを記録したものがタルムードなのだそうだ
神については唯一絶対神を信じる民族が、問題の解答となると多様な考え方を尊ぶというのは、面白い逆説だと思う
(^_^;)
▲タルムードの全巻
日本ユダヤ同祖論というものがある
日本人とユダヤ人は、先祖が同じであるとする、かなり荒唐無稽な説なのだが、本書にはその「証拠」が山ほど集めてある
ユダヤ民族の歴史に12の支族が登場するが、そのうち10支族は今から2700年前にこつ然と歴史から姿を消し、行方不明になっている
この10支族が東へ東へと何世紀も旅(移住)を続け、ついに日本にたどり着いたというのが日本ユダヤ同祖論の骨子
日本にたどり着いた彼らは秦氏と名乗り、養蚕技術を伝えるなど、大和朝廷に多大な貢献をした
日本の古代史における秦氏の存在は間違いないのだが、問題は秦氏の先祖がユダヤ民族であるかどうか
正統な歴史学者から見れば、一種のトンデモ学説だと思うが、これが意外に面白く、中には信ぴょう性を感じさせるような「証拠」もある
日本では余り注目されていないが、イスラエルでは10支族の末裔探しが国家レベルで進められており、駐日イスラエル大使が必死に「証拠」集めをしたりして、日本との温度差が感じられる
(^_^;)