メンタルヘルス

読書 ブッダが考えたこと

ブッダが考えたこと 仏教のはじまりを読む (角川ソフィア文庫)_01

 

ブッダ(仏陀)は、本来は「目覚めた人」の意

言うまでも無く、仏教の創始者「お釈迦さま」であり、本名は「ゴータマ・シッダールタ」で、インドの地方豪族であったゴータマ族の王子、シッダールタさんということになっている

実在した人物であったことは、ほぼ間違いがないとされているが、生没年について正確なことは不明で、紀元前5~7世紀の人であろうと言われている

著者は、インド哲学の研究者で、お坊さんや仏教信者ではなく、あくまでもインド哲学の一つとして、バラモン教、ジャイナ教などとも比較しながら、かなり冷静に「哲学としての仏教」を扱っている

特にインド哲学の根幹である輪廻説(りんねせつ)の説明は、著者独自の見解も含まれていて、読みごたえがある

本書を読む前から感じていたことではあるが、仏教は哲学としてみると、非常に奥が深い

ブッダ本人の言葉に最も近い「スッタニパータ」などの原始仏典を見ても、認識論や存在論について、非常に高度な哲学を展開している

別にキリスト教を馬鹿にするつもりは無いが、原始仏典に比べると、聖書の哲学は子供じみている

宗教は、必ずしも哲学である必要は無いから、それはそれで構わない

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ブッダは、若い頃に人間の生老病死の苦について深く悩み、将来の王になる身分を捨てて出家し、苦行や瞑想を経て、菩提樹の下で悟りを得たとされている

重要なのは、この「悟りを得た」の具体的な内容だ!

何を、どのように考えて、どのような結論に至ったのか?

どのような結論ならば、「悟りを得た」と言えるのか?

この最も重要な点で、多くの仏教書の説明は、曖昧模糊としている

それもそのはずで、多くの仏教書の著者は、お坊さんや仏教信者で、教祖であるブッダの思索について、余り具体的に突っ込んで記述することを避けているきらいがある

教祖というものは、神秘的な雰囲気を帯びていた方が、信者にとっては信仰のしがいがあるということかもしれない

お坊さんや仏教信者は、特定の宗派(浄土真宗とか日蓮宗とか)に属しているから、その宗派の教え(教学)との兼ね合いもある

余り自由奔放に原始仏教について語ると、属している宗派内での、自分の立場が悪くなる恐れもある

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私は敬虔な仏教信者ではない

葬式や墓参り、あるいは旅や散歩でお寺に行くことはあるが、信仰心は平均的な日本人と余り変わらない(それ以下かもしれない)

私は敬虔な仏教信者ではないが、哲学者としてのブッダの思索(哲学)には大いに興味があるので、この点で従来の仏教書には、少々物足りないものを感じていた

かと言って、「スッタニパータ」などの原始仏典を読むと、ブッダが一般の衆生に向けて分かりやすく説明するために、非常に多くのたとえ話などが混じり、文章も冗長だ

そのために、哲学的な思索の焦点が、ややボケているようにも感じられる

そのものズバリ、ブッダは2700年くらい前に、何を考え、何を結論としたのか?

本書は、それに対する答えを、私が今までに読んだどの仏教書よりも、ストレートに説明しているように感じた

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【追記】

私は敬虔な仏教信者ではないが、海外旅行などで書類に「religion(宗教)」の欄があったら「Buddhist(仏教徒)」と記入している

「Muslim(イスラム教徒)」などと書くとテロリストと疑われそうだし、「Jewish(ユダヤ教徒)」では差別されそうだ

「No religion(無宗教)」が最悪で、キリスト教徒から、悪魔を見るような目で見られかねない

「Buddhist(仏教徒)」が一番無難なのだ

(^_^;)

 

全仏オープン棄権 大坂なおみ

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 このところ言動がオカシイなぁと思っていたら

  メンタルの弱さをかかえていたんですね

 世の中には

  鉄筋コンクリートのような

  強靭な精神力(ずうずうしさ)

 を持った人もいるのにねぇ

  (^_^;)

 

テニスの全仏オープンに出場している女子シングルス世界ランキング2位の大坂なおみ(日清食品)は5/31、自身のツイッターに

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「私が棄権することが大会や他の選手、

 私自身の健康にとってベストであり、

 皆が再びテニスに集中できると思う」

と投稿し、大会を棄権する意向を表明した。

大坂は全仏の開幕前、規則で義務づけられている試合後の記者会見を

「選手の心の健康を無視している!

とし、全仏では会見に応じないことを表明した。

5/30の女子シングルス1回戦で勝利後は記者会見をせず、大会主催者は同日、違反行為を繰り返した場合は大会への出場停止など重い処分を科す可能性があると警告していた。

大坂はツイッターで、優勝した2018年全米オープン後にうつ病となり、心の不調に苦しんでいることを明かし、

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「私は元々、社交的に話せる人間ではなく、

 世界のメディアと話す際は大きな不安を抱えている」

と説明。

全仏の開幕前に会見拒否を表明したのは

「規則がとても時代遅れのものだと強調したかった」

とした上で、

「今はいくらかの時間、コートから離れようと思っている。

 正しい時期に、選手やメディア、ファンにとってより良い方法を議論するために、

 ツアー(大会側)と一緒に取り組みたい」

とした。

 

大田区の猫殺し事件

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▲東京・大田区の「平和の森公園」

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この種の犯罪は、

 「虫→小動物→猫や犬→人間の子供→大人の女性」

のようにだんだんエスカレートしていく場合があるので、周辺にお住まいの方は警戒が必要です

カワイイ猫を殺すなんて、犯人を捕まえてカマユデの刑にしてやりたい気分ですが、実際は人間に危害を加えない限り、微罪としてすぐに釈放されてしまいます

(T_T)

 

東京・大田区の「平和の森公園」で、木につるされた猫の死骸が見つかっていたことがわかりました。

「平和の森公園」では、今月に入り猫の不審死が相次いでいて、警視庁が捜査しています。

大田区や捜査関係者などによりますと、5/11、大田区の「平和の森公園」で猫の死骸が見つかったということです。

猫の死骸は遊歩道のそばで見つかり、首はひもでくくられ、木につるされた状態だったということです。

「平和の森公園」では、この3日前と前日にも、池や公衆トイレ付近で不審な状態で死んでいる猫が2匹見つかっている。

警視庁は、何者かが危害を加えた可能性が高いとみて、動物愛護法違反の疑いで捜査しています。

 

* * * * * * * * * *

 

6年前にも類似事件

 

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▲6年前の猫殺し犯人、久保木信也

 

東京都大田区の公園や駐車場で相次いだ猫の不審死事件。

2014年4月から半年にわたって、毒入りの餌を食べるなどして、計45匹の猫が殺害された事件は、住民に大きな不安を与えた。

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警視庁は2014年9/18、動物愛護法違反容疑で、IT関連会社の会社員、久保木信也容疑者(33、→)を逮捕。

猫殺し犯人の久保木信也は、現場近くの大田区蒲田に住んでいた。

「仕事のストレスでやった。

 野良猫への餌やりに憤慨していた」

猫殺し犯人の久保木信也は取り調べに対し、そう供述している。

猫殺し犯人の久保木信也は一連の不審死への関与を認める供述をしている。

猫殺し犯人の久保木信也の逮捕に、子供を抱える親たちは安堵の表情を浮かべた。

猫殺し犯人の久保木信也は

「野良猫への餌やりに憤慨していた」

と動機を供述しているというが、自宅で飼っている猫については

「母親に餌をやるよう伝えて」

と捜査員に話しているという。

「怪しい!」

2014年9/18、午前3時20分ごろ、東京都大田区蒲田の路上に、暗闇の中で自転車を降りて立ち尽くしている猫殺し犯人の久保木信也を、警戒中の警視庁大森署員が発見した。

近づくと、自転車の前かごに入ったポリ袋からは異臭が漂い、猫の死骸らしきものが見えた。

言い訳の着かない状態に観念したのか、猫殺し犯人の久保木信也は、警視庁大森署員の職務質問に対し

「猫に農薬入りの餌を与えて殺した」

と認め、署員もポリ袋の中に4匹の死骸を確認。

猫殺し犯人の久保木信也が

「直前に猫の首を絞めて駐車場にたたきつけた」

と供述したことから、警視庁保安課が同日、動物愛護法違反容疑で逮捕した。

 

読書 「がまん」するから老化する

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著者は東大医学部出身の精神科医で、一般向け健康書をたくさん書いている、「売れっ子」健康作家

本業で長年、老人病院(本当に65歳未満は受診できない珍しい病院)で働いていた

間違った健康常識にとらわれた、下手な「がまん(節制)」やダイエットが、逆に老化を進めてしまうとして警告を発している

最近は肉が健康に良いという説が世の中に増えているが、この著者が最初に言い出したのかな?

日本人の寿命が劇的に延びて、しかも見た目も若返ったのは、高度成長期以降で、ちょうど日本人が肉を食べ始めた時期に一致する

それ以前、サザエさんの磯野波平氏のように、54歳は完全に老人だった

定年は55歳で、男の平均寿命は65歳くらいだった

いまどき54歳の人を老人扱いしたら、ギョっとされるだろう

アメリカ人のように、肉ばかり大量に食べていれば良くないが、肉と魚をバランスよく食べることは、非常に健康に良いと力説している

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実は肉と魚を両方、日常的にバランスよく食べている国は、世界でもそれほど多くはなく、日本以外では、フランス、イタリア、スペインくらいだそうだ

著者が絶対にダメ(完全に有害)!と断言しているのはタバコくらいで、いわゆる「飲む打つ買う」、酒、ギャンブル、恋愛や不倫、風俗、SEXなどは、がまんしないで適度にたしなんだ方が、アンチエイジングには良いとしている(家庭内の波乱は、医者なので専門外)

バイアグラは健康に良いので毎日飲め、とも言っている

ホンマかいな~?

(^_^;)

著者のHPへ

 

サイのツノのように

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 ブッダが弟子に与えた言葉です

  哺乳類で角が一本なのはサイだけです

 ブッダは弟子が修行中に

  群れることを好まなかったようで

ただ独り歩め」と繰り返し繰り返し 説いています

 (^_^;)

 

「 寒さと 暑さと 飢えと 渇えと 

風と 太陽の熱と 虻と 蛇と

これらすべてのものにうち勝って

 サイのツノのように ただ独り歩め 」

 

スッタニパータ』は ブッダ本人の言葉に最も近い

と言われている原始仏典です

中村元さんの訳で 岩波文庫に入っています アマゾン

 

ブッダの言葉(YouTube)へ

 

読書 右脳の冒険

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コリン・ウイルソンが、人間の意識の構造について書いた「フランケンシュタインの城」の続編(実践編)ともいうべき作品

人の意識に関する私の問題意識の原点は

「天国は人の心の中に存在する

 地獄もまた同様である」

という言葉に要約される

天国が人の心の中にあるか、西方浄土にあるか、宇宙のかなたにあるか、そんなことよりまず

「私は天国の住人になりたい!」

ということなのだ

すると、西方浄土や宇宙ではなく、自分の心(脳)の中に天国があるのなら、もしかすると天国の住人になるということは、自分の意志の力で可能なのではないか?という問題意識が生じる

本書は、この問題意識に対する解答を提供しようとしている

 

読書 この人を見よ

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ニーチェが44歳で、発狂する直前に著した、自叙伝のような、一種の著作目録

このときのニーチェは理解者を失い、非常に孤独だったが、自分の思想の重要性は深く自負していたので、自分に注目しない世間に「私に注目せよ!」という叫びを発していて痛々しい

 1)噴出するような創造力

 2)同時代人に理解されない

 3)狂気と紙一重

という天才の3条件に見事に適合している

脳(おそらく右脳)から噴き出すような直観と情動を、知性(左脳)がかろうじて文章化したような作品群

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あの「ツァラトゥストラ」全4部を、各部10日程度で書き上げていることからも、その噴出の速さと激しさがうかがわれる

私はまだ「ツァラトゥストラ」と本書だけなのだが、激しく情動を揺さぶられるような読後感が残る

本書の読後に、手塚富雄「ニーチェの人と思想」(中公「世界の名著・ニーチェ」所収)を再読して彼の人生をたどり直してみたが、まさしく「天才はつらいよ」という悲壮感に満ちている

(^_^;)

 

 

読書 荒野のおおかみ

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自分は人間ではなく、荒野から出てきたおおかみだということを、心の底でいつも知っていたという男の告白の体裁をとった、ヘッセの内面的な自伝

コリン・ウイルソンの言う「アウトサイダー」の典型の、その生きづらい人生を克明に描写している

今では常識化しているが、ごく大雑把に言うと、人間は右脳と左脳が機能していて、右脳が情動(無意識)、左脳が理性(意識)を支配している

多くの人は、この2人の支配人の間で、何とかバランスをとって生きているが、特に脳が肥大化した人(いわゆる天才)にあっては、このバランスが崩れ、自意識が過剰化し、いわゆる精神の分裂状態を招きやすい

クレッチマーの気質分類(↓)に無理に当てはめると、右脳優勢が粘着型、左脳優勢が分裂型、ほぼ拮抗してるのが循環型かな?

右脳左脳論が流行するよりもずっと前、ウイルソンが「アウトサイダー」で文壇に華々しく登場するよりも前に、天才ヘッセは人の脳の複雑な多重構造に着目していた

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ヘッセに言わせれば、人の精神の分裂は2つだけに限られず、実は非常に多くの人格に多重分裂しており、その不安定な統合体が人間であるとしている

人間の意識の多重性や奥深さには、古来多くの文学者や哲学者が着目してきた

古くはブッダもこの点に着目し、非常に深い認識論を展開しているようだ

(^_^;)

 

▼クレッチマーの気質分類

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読書 ものぐさ精神分析

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この本を初めて読んだのは20年以上も前だが、読み始めたとたんにグイグイ引きづりこまれて、正続あわせて800ページ以上、ほぼ一昼夜で読み切った記憶がある(余りにも面白くて面白くて、興奮して夜も眠れなかった)

冒頭に

「フロイド理論は

 何よりもまず

 社会心理学である」

とある通り、個人の深層心理がいかに社会現象として現出するかを主に扱っている(著者は、フロイではなくフロイと表記している)

つまり、毎日のニュースに現れるような社会現象や歴史上の事件を、フロイト理論の立場から、バッサバッサと切りまくる、その分析の切れの鋭さが実に痛快なのだ

本当の発見とは、まったく未知の存在を発見することではなく、今まで何気なく見ていた存在(世界)がまったく違って見えるような、そんな斬新な視点の発見であると言われるが、まさにそれを体験できる

しかもそれは、どうでもいいような世界の話ではなく、自分自身の一回限りのかけがえのない人生の生き方に深く関わって来るのだから切実感がある

著者は自分の立場を「唯幻論」と呼んでいるが、

「この世のすべては、幻(まぼろし)である」

という考え方は、日本人の考え方や生き方に合っているようにも思えるし

「人間は、本能が壊れた動物である」

という主張は、人の心の闇を解析する上で実に示唆に富んでいる

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20世紀の天才による三大理論というと、アインシュタインの相対性理論、マルクスの共産主義理論、そしてフロイトの精神分析理論というのが定番とされている

この3人がすべてユダヤ人というところに、ユダヤ人のすごさが感じられる

フロイト理論は創始から100年以上が経過し、新しい学説による様々な批判も受けているが、人の心の闇を解析するための最も基盤となる理論としての重みは変わらないように思える

フロイト理論をより高い視点から批判したと主張する同時代の学者に対して、フロイトは

「巨人の肩の上に乗った小びと」

と手厳しく反論している

ピュアなフロイト理論なら、フロイト自身の著作に当たるのが良いのかもしれないが、フロイト理論を楽しく学ぶなら、本書は超オススメです!

(^_^;)

 

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▲ギリシア神話の盲目の巨人オーリーオーンと

その肩の上に乗る小びとケーダリオーン (プッサン、1658年)

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このところ書評(読書感想文)が少ないのは、関心が一時的に別のことに移ってサボっているからです

読書そのものは続けていますし、今までも読んだ本のすべてに書評を書いていた訳ではありません

また気が向いたら、バリバリ書評も書きますね

(^_^;)

 

読書 フランケンシュタインの城

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大学時代、工学部だったので、「意味の欠乏」に悩んだ記憶がある

工学部は、科学技術を用いて世の中を変革するための方法を研究をする場所だ

そこでは主に「方法」が議論され、「意味」はほとんど議論されない

方法の議論とは、HOWの追求(方法論)であり、そのためには世界の成り立ちを「原因と結果」の連鎖として解明し、その一方の究極は宇宙成立のビッグバンにまで及ぶ

意味の議論とは、WHYの追求(意味論)であり、世の中を「目的と手段」の連鎖として解明し、広くは人類や宇宙の存在にとって、狭くは自分ひとりにとっての、存在や行動の意味(価値)の中身を明らかにしようとする

毎日、詳細な工学的方法論を頭に詰め込んでいると、「いったい、これらは何のためにあるのか?」ということが気になってくるのだが、そのような哲学的な意味論は自然科学の対象外であるとして、工学部では余り議論されないことになっている

という訳で、若かりし私は、「意味の欠乏」に悩んだ

まったく同じような生活環境や状況に置かれていても、そこを天国と感じている人もいれば、地獄と感じている人もいる

「天国は人の心の中に存在する。地獄もまた同様である」

と言われるが、まったくその通りだ

毎朝目が覚めると、今日もまた天国のような世界で活動できることに喜びを感じ、ワクワクしながら生きている人がいる

毎朝目が覚めると、今日もまた地獄のような一日かと感じて、会社や学校へ行くのにもウンザリして、生きることに何の喜びも興味も感じない人がいる

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世界の受け止め方における、この大きな違い(天国と地獄の違い)を生じさせているものは、いったい何だろうか?

言うまでもなく、それは人の心(脳)であり、「意識」と呼ばれている

本書は副題にもある通り、その意識のメカニズムを明らかにしようとしており、これは著者コリン・ウイルソンが生涯をかけて追及したテーマでもある

(^_^;)