アンチエイジング

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 老化を抑制する効果が動物実験で判明しつつある物質を人間に投与し、安全性や効果の有無を調べる臨床研究を、慶応大と米ワシントン大(ミズーリ州)が来月にも国内で開始する計画であることがわかった。

 慶応大の倫理委員会が近く、計画の妥当性などを審査する。

 承認されれば、まずは10人程度の健康な人への投与で安全性を確認し、その後数年かけて、体の機能の改善効果の有無を調べる。

 この物質は「ニコチンアミド・モノヌクレオチド(NMN)」。

 ワシントン大の今井眞一郎教授(51)(老化学)らの研究で、NMNが老化を抑える役割を持つ遺伝子サーチュインを活性化することが判明。

WS000000 マウスにNMN を投与する実験では、老化にともなう代謝や目の機能などの低下が改善されることもわかってきた。

 

ニコチンアミド・モノヌクレオチド(NMN)

すでに市販されてるけど 違うのかな?  (^_^;)

ココナッツオイル

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消費者庁は、根拠無く「がんや認知症を予防する」などとうたってココナッツオイルを売っていた会社に、再発防止などを求める措置命令を行った。

景品表示法に基づく措置命令を受けたのは、「エクストラバージンココナッツオイル」などの商品を売る「ココナッツジャパン株式会社」。

消費者庁によると、ココナッツジャパンは、去年11月頃までの約1年半、ウェブサイトにココナッツオイルを使った商品ががんや心臓病、認知症などの病気を予防するかのように表示し、約1億9000万円売り上げていたが、その効果について合理的な根拠を示さなかった。

ココナッツジャパンは「再発防止策に取り組む」などとコメントしている。

 

ロコモ度 判定基準

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加齢などで立ったり歩いたりする機能が低下する「ロコモティブシンドローム」(運動器症候群)の判定基準を日本整形外科学会が初めて定め、15日公表した。

2種類の運動テストと質問票から「ロコモ度」を2段階で判定する。

運動器の障害は要介護になる最大の要因とされ、学会は「生活習慣の見直しなど予防のきっかけにしてほしい」と呼び掛けている。

ロコモは進行すると介護が必要になるリスクが高まる。

学会は骨や筋肉、関節などの運動器の衰え始めを「ロコモ度1」、衰えが進んで自分で身の回り のことができない恐れが高い状態を「ロコモ度2」と定義。

台から片足や両足で立ち上がる脚力のテスト▽大股で歩いた時の歩幅▽困難な日常動作などを尋ねる 25の質問(各項目0〜4点で最高100点)−−で、それぞれ判定基準を示した。

ロコモ度1に該当する人は運動習慣や食生活の改善などの予防策を始める必要があり、ロコモ度2で足腰に痛みがある人には、専門医の受診を勧めるという。

学会によると、国内にロコモ度1は約4700万人、2は約1400万人いると推計される。

基準作りに携わった大江隆史・NTT東日本関東病院整形外科主任医長は「現代社会は便利になり、移動機能の衰えに気付きにくい。若いうちから予防が必要だ」と話している。

詳細はここをクリック(PDF)

catwalkいつまでも元気で あちこち歩きまわりたい (^_^;)

 

長生きする人は肉食系?

001l成人病の主な原因は、急激な食の欧米化、そしてそれによる肥満が原因だとされ、肉の食べ過ぎや、脂のとり過ぎはNGとされています。

また「年をとったら 魚食を中心にして肉食は避けるべき」とも言われてきたものですが、最新の研究では、肉や卵などの「動物性タンパク質」を多く摂取している高齢者の方が老化 の速度が遅く、病気になりにくいことが分かってきているそうです。

2015年3月24日放送の 『たけしの健康エンターテインメント!みんなの家庭の医学 名医が認めた5大栄養素SP』で、名古屋学芸大学 健康・栄養研究所の下方浩史先生は、

「日本人の場合、たんぱく質の摂取量自体は足りているが、どんな食品から摂るかによって筋肉がどのように作られるかが大きく変わってしまう」

と指摘。若々しい筋肉を保つには、タンパク質のなかでも効果的に筋肉を生成するアミノ酸、なかでもロイシンとアルギニンを含んだ食品をしっかり食べることがカギになるのだそうです。

「ロイシン」は、食べ物から摂取すると筋肉の合成を促すシグナルを発信するとともに、自らも筋肉の材料となるアミノ酸。「アルギニン」は、体内で成長ホルモンを刺激して筋肉の合成を活発化させるアミノ酸で、ロイシンと一緒に食べれば効果的とされています。

ロイシンとアルギニンを多く含む肉類は、牛ロースの赤身、豚ロースの赤身、鳥のむね肉の皮なしと赤身。ポイントは脂身が少ない赤身です。

topまた、高齢世代の認知機能と深く関わっている栄養素として「ビタミンB群」の重要性もわかってきています。ビタミンB群は特に肉や魚、レバーなどに多く含まれています。脳も体も健康でいるためには、意識して動物性タンパク質を摂取することが大切ということですね。

焼き肉 大好き (^_^;)

 

「MIND食」 アルツハイマー発症リスク下げる

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米ラッシュ大学医療センター(シカゴ)の研究チームによると、同チームが開発した野菜中心の食事療法を実践することでアルツハイマー病の発症リスクが低下する可能性があることが分かった。

マーサ・クレア・モリス博士ら研究者はMINDと呼ばれる食事療法を2年かけ て開発。

これを別の2つの食事療法と比較したところ、MIND食にアルツハイマー病の発症リスクを引き下げる効果があるとみられることが分かった。

結局 お寿司とか 和食が一番

とゆー気もするけど  (^_^;)

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カマンベールチーズでアルツハイマー病を予防

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アルツハイマー病を予防できる可能性

カマンベールチーズに原因物質の沈着を抑える成分を発見

 

発表のポイント

◆アルツハイマー病(注1)の症状を再現したマウスで、カマンベールチーズの摂取により脳内でアミロイドβ(注2)の沈着が抑制されました。

◆カマンベールチーズの発酵工程で生成されるオレイン酸アミド(注3)とデヒドロエルゴステロール(注4)が、脳内で異物の排除を担うミクログリア(注5)の働きに作用していました。

◆疫学的に報告のあった発酵乳製品の認知症予防効果について、カマンベールチーズを用いたモデル動物でのアルツハイマー病予防への有用性を確認し、今後のさらなる研究、将来的な認知症予防への貢献が期待されます。

 

ノエルさん 情報ありがとー (^_^;)

 

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心が若い人は長生きする

cat自分は実年齢より若いと感じている人は、そうでない人に比べて実際に長生きする傾向があるという調査結果を英ユニバーシティ・カレッジ・ロンドン大学の研究チームがまとめ、米医学誌のオンライン版に発表した。

それによると、研究チームが調査対象とした6489人の平均年齢は65.8歳だったが、自分で実感している年齢の平均はそれより10歳ほど若かっ た。

ほとんどが実年齢より若いと感じており、大半が実年齢より3歳ほど若いと感じると答えた一方で、実年齢を1歳以上上回っているように感じるという人は 4.8%にとどまった。

対象者をその後8年にわたって継続調査したところ、実年齢より若いと感じると答えていた人の死亡率は約14%にとどまった。

これに対し、実年齢以上に老いを感じると答えていた人の死亡率は24%を超えた。

実年齢相当と感じていた人の死亡率は18%だった。

研究チームはこうした違いが生じる要因として、実年齢より若いと実感している人たちの健康体重の維持や医師の助言に従うなどの健康的な行動、回復力 の強さ、優越感、生きる意思などが考えられると指摘。

「実感年齢は変えられる可能性がある。実年齢より老けていると感じる人を対象に、健康的な行動を促し たり、老化に対する姿勢を伝えたりできるかもしれない」としている。

 

老け込むのは まだ早い (^_^;)

 

平均寿命80・21歳

20140731ax04日本人男性の平均寿命が初めて80歳を超えた。

2013年の平均寿命が前年を0・27歳上回り、過去最高の80・21歳となった。

女性は前年より0・2歳上がって過去最高の86・61歳となり、2年連続の世界一になった。

厚生労働省が31日に発表した「簡易生命表」でわかった。

厚労省は毎年1回、各年齢の人が平均してあと何年生きられるかを表す「平均余命」の見込みを計算していて、そのうち0歳の平均余命が平均寿命となる。

平均寿命を押し上げたのは、各年齢でがんや心疾患、脳血管疾患、肺炎の死亡状況が改善したためという。

厚労省が把握している海外の国・地域のデータと比べると、日本人女性は前年に続いて世界一だった。

日本人男性の平均寿命は前年の5位から4位に上がった。

世界一は香港の80・87歳だった。

 

ちなみに 58歳(男)の

平均余命は 約24年です

先は長いなぁ~ (^_^;)

 

早稲田大学 出張講義

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早稲田大学 出張講義

・日時  7月8日(火)  13時15分~14時50分

・場所  新宿高校 視聴覚室(3F)

・講師  早稲田大学 先進理工学部

      化学・生命化学科教授
      寺田 泰比古(テラダ ヤスヒコ)先生

・講義  「分子生物学で解き明かす、生命の誕生から老化まで」

 

・講義内容と当日の様子

今回、最先端の技術・分野に関する知見を深め学問に取り組む姿勢を学ぶ貴重な機会とするため、2年生を対象に出張模擬授業を実施しました。

寺田先生は、ヒトの遺伝子機能を明らかにする上で不可欠な「遺伝子ライブラリー」の設計・作製や、細胞が分裂する際の分子機構などを主に研究されています。

講義では「分子生物学で解き明かす、生命の誕生から老化まで」というタイトルで、分子生物学という学問がどのように発展し、生物の老化や遺伝をどう解明しようとしているか、についてご教授いただきました。file1122

手塚治虫さんの作品を例に挙げながら「生命の謎」について私たちに強い興味を抱かせつつ、高度な分子生物学の内容についてお話ししてくださいました。

発展的な内容ではありましたが、生徒たちは意欲的に理解しようとしていました。

終了後、大学での専門分野の内容などについて質問している生徒もいました。

これを契機として生徒たちが大学での研究に対する興味・関心を高め、学習や進路選択に役立ててくれればと思います。