早稲田大学 出張講義
・日時 7月8日(火) 13時15分~14時50分
・場所 新宿高校 視聴覚室(3F)
・講師 早稲田大学 先進理工学部
化学・生命化学科教授
寺田 泰比古(テラダ ヤスヒコ)先生
・講義 「分子生物学で解き明かす、生命の誕生から老化まで」
・講義内容と当日の様子
今回、最先端の技術・分野に関する知見を深め学問に取り組む姿勢を学ぶ貴重な機会とするため、2年生を対象に出張模擬授業を実施しました。
寺田先生は、ヒトの遺伝子機能を明らかにする上で不可欠な「遺伝子ライブラリー」の設計・作製や、細胞が分裂する際の分子機構などを主に研究されています。
講義では「分子生物学で解き明かす、生命の誕生から老化まで」というタイトルで、分子生物学という学問がどのように発展し、生物の老化や遺伝をどう解明しようとしているか、についてご教授いただきました。
手塚治虫さんの作品を例に挙げながら「生命の謎」について私たちに強い興味を抱かせつつ、高度な分子生物学の内容についてお話ししてくださいました。
発展的な内容ではありましたが、生徒たちは意欲的に理解しようとしていました。
終了後、大学での専門分野の内容などについて質問している生徒もいました。
これを契機として生徒たちが大学での研究に対する興味・関心を高め、学習や進路選択に役立ててくれればと思います。