31【クラシック音楽】

日本製鉄 USスチールを買収

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▲カーネギーホール

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日本製鉄が、米鉄鋼大手USスチールを買収します

買収額は141億ドル(約2兆円)

USスチールは122年の歴史を誇り、かつて世界最大の企業でした

米国を代表していた大企業が海外勢に買収されるというのは、米国人にとっても感慨深いようで、米国でも大きく報じられています

「中国ではなく日本の企業に買収されて良かった」

と感じているかもしれません

いま中国は不動産バブルの破裂で、それどころではないと思いますけどね

日本でも東芝が、海外ファンドに買収されそうになってましたね

私も理系出身なので、友人が何人も東芝に就職しました

いま「半導体JAPAN」復活の流れに乗って、東芝が大復活して欲しいものです

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USスチールは1901年の大合併で誕生しました

日本製鉄の前身の八幡製鉄も1901年の設立

良きライバルと言いたいところですが、かつての八幡製鉄から見たら、USスチールは雲の上の存在でした

USスチールの設立に深く関与したのが、鉄鋼王カーネギー(←)

日本で言えば、新一万円札の顔、渋沢栄一みたいな人

NYのカーネギーホールで有名です(↑↓)

カーネギーホールで演奏することは、世界の演奏家の夢

Pianist Arthur Rubinstein ontvangt gouden tulp van RCA, Amsterdam, Arthur Rubinstein ontvangt gouden tulp *8 november 1971ピアニストのルービンシュタイン(→)が、ニューヨークで道を歩いているときに観光客から

カーネギーホールへの道

を尋ねられ

Practice, practice, and practice.

(練習して、練習して、さらに練習してください)

と答えたという逸話は余りにも有名

歩行者には5分で行ける道のりでも、演奏家には遠い遠い、さらに遠い道のようです

鉄鋼王カーネギーにも、次のような有名な逸話があります

母親と一緒に市場へ買い物に行ったカーネギー坊や

果物屋に山積みされていたサクランボに見入る

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気付いた果物屋のおじさんが

「一つかみ、あげるよ」

しかしカーネギー坊や、手を出さない

おじさん「サクランボ、嫌い?」

坊や「好き」 でも手を出さない

おじさんは不思議そうな顔で、サクランボをつかんで坊やの帽子に入れてやる

帰宅後に母親が「どうして自分で取らなかったの?」と尋ねると、カーネギー坊や

「おじさんの手の方が大きかったから」

さすが大実業家、ガキのころからシタタカだったようです

この種の逸話は、伝言ゲームで話が盛られていくので、どこまでホントか知らんけど

(^_^;)

 

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▲カーネギーホールの内部

 

ヴァイオリンの弦は弓が当たっていない場所で折れ曲がる

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▲高速度カメラによる弦の動き

 

ヴァイオリンの音は、弦と弓(弓毛)がコスレて出ていることは、シロウトの私でも知っていますが、そのとき

弦は弓が当たっていない場所で折れ曲がる

という不思議な動きをしているそうです

100分の1秒単位の動き(メカニズム)なので、人間の目では追えませんが、高速度カメラで明らかになっています(上の図)

弓毛が触れていない場所で、弦がかなりハッキリ曲がっているのが分かります

高速度カメラの無い時代から、一流の演奏者はこのメカニズムを「直感的に把握」しながら演奏しているのでしょうね

さらに19世紀、この動きを予言(理論化)した物理学者(ヘルムホルツ)もいました

下の絵は北斎の富嶽三十六景の中の、有名な「神奈川沖浪裏」ですが、現代の高速度カメラで撮影すると、波しぶきの瞬間的な形がこの絵に酷似しているそうです

高速度カメラの無い時代に、北斎には波しぶきの瞬間的な形が見えたようです

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驚くべき動体視力と言うべきか、天才が対象を「直感的に把握」する能力が発揮されているように思われます

哲学者ヘーゲルは「フクロウは夕暮れに飛ぶ」
と言いました

芸術の世界でも、直感に遅れて理論化が為されるようです

(^_^;)

 

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▲葛飾北斎 富嶽三十六景「神奈川沖浪裏」

詳細はここをクリック

 

八王子市役所にクマ出没

▲八王子市役所

 

昨日12/7の夕方、八王子市役所の近くでクマが出没した。

警視庁八王子署員が現場に駆けつけたところ、クマはいなかったが、市民がスマートフォンで撮影した動画にクマが映っているのを確認した。

八王子署によると、クマは1頭で体長などは不明。

現場は浅川沿いにあるグラウンドで、八王子市が住民や学校に注意を呼びかけている。

 

* * * * * * *

 

つい数日前(12/3)に、多摩ファミ定期演奏会に出かけた八王子に、なんとクマ出没!

八王子市は高尾山など山岳部も含んでいるが、昨日クマが出たのは市役所から500mくらいで、完全に市街地

多摩ファミ定期演奏会のあったJCOMホール目利きの銀次から、わずか2キロくらいしか離れていません

クマは時速50キロで走れますから、2キロなんて数分です

危うく「クマファミ」になるところだった

((((;゚д゚))))

 

▲赤い点線の内側が八王子市 かなり広い(186km²)

世田谷区(58km²)、山手線内側(63km²)の3倍もある!

 

▲八王子市の西側は山岳部だが、クマが出たのは中央の市街地

 

▲JCOMホールや「目利きの銀次」から、わずか2キロくらい

 

 

▲クマに勝てるのはプーチンだけ

 


▲国内史上最悪の獣害事件『三毛別羆事件』

 

12/3多摩ファミ定演の動画

 

先日12/3の多摩ファミ定期演奏会の動画が

YouTubeにアップされました

山潤さんからご案内いただきました

ありがとうございます

あの日の感動をもう一度!

(^_^;)

 

 

 

 

当日の写真へ 当日の録音へ 当日の動画へ これまでの多摩ファミの歴史へ

 

多摩ファミ定期演奏会


当日の写真 録音 動画 歴史
 

▲コンサート終了後、八王子JCOMホールのロビーにて

クリックすると当日の写真へ移動します

 

多摩ファミに親しむようになって7年くらい

こんなに大応援団になったのは初めてかもしれません

井野先生(写真右端)と二人だけ

コンサート後の飲み会をしたこともあったなぁ

(^_^;)

 

土屋さん ホルンを持つ山潤さん F組の柴田さん

コンサート終了後の飲み会にて

 

土屋さんは、日本ヘンデル協会の会員です

ちなみに、日本メンデル協会ではありません

日本メンデルスゾーン協会というのもありますね

(^_^;)

 

* * * * * * *

 

山潤さんが参加している多摩ファミのコンサート

私が親しむようになって、もう7年くらい

例年は数名でしたが、今回は十数名の大応援団!

会場も大きく、音響効果も良かったようで、多摩ファミの歴史の中でも画期的な定期演奏会のようです

その直前には、調布稲門会(萩原会長)が出店している福祉バザーも見学させていただきました

当日の写真をアップしましたので、ご高覧いただければ幸いです

写真の削除修正などのご要望あれば、小杉までどうぞ (^_^;)

当日の写真へ 当日の録音へ 当日の動画へ これまでの多摩ファミの歴史へ

 

▼当日に会場で配布されたパンフレット(クリックすると拡大します)

 

ベト7は、こんな曲です

大野さんの大のお気に入りで、1000回聴いたとか(ホンマかいな)

 


当日の写真 録音 動画 歴史
 

多摩ファミ定演 いよいよ今日12/3

 

毎年恒例の多摩ファミ定期演奏会

いよいよ今日です!

下は山潤さんから11/3にいただいたメール

(^_^;)~♪

 

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こんばんは。山崎潤です。

皆様。

私がホルンで参加している多摩ファミリーオーケストラの第17回定期演奏会まであと1ヵ月となり練習も追い込みに入りました。

今回ヴァイオリン協奏曲の独奏に読売日本交響楽団の對馬哲男さんをお招きしています。

聴きに来て頂けるとうれしいです。

ちなみに私は1曲目と3曲目を演奏します。

●日時 : 2023年 12月3日(日)

開場13:30 開演14:00 終演16:30頃

●会場 : J:COMホール八王子(旧オリンパスホール)JR八王子駅直結

●曲目 :

1.ベートーヴェン/プロメテウスの創造物序曲

2.メンデルスゾーン/ヴァイオリン協奏曲

3.ベートーヴェン/交響曲第7番

●料金 : 全席自由 ¥1,000

チラシ及び前売りチケットの販売方法は以下となります。当日券もあります。

https://teket.jp/7680/26500

 

これまでの多摩ファミ記事へ

前回の定期演奏会の写真へ

▲ホルンを演奏する山潤さん(右)

立花オペラ『ラ・ボエーム』

 

立花さんからオペラのご案内をいただきました

情報提供ありがとうございます

(^_^;)

 

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ようやく涼しくなってきましたがいかがお過ごしでしょうか?

お元気のことと存じます。あの猛暑が懐かしくもありますが…

さて10月28日(土)15:30開演オペラ『ラ・ボエームのご案内をさせてください。

私は、1幕・若者たちの住むアパートの老管理人「ベノワ」、2幕・ムゼッタのいけ好かないパトロン「アルチンドーロ」、そして子どもたちも楽しめるようにと日本語での「語り」と3役を演じます。

只今3役の絶賛役作り中!

藤原歌劇団を代表するプリモテノール藤田卓也のハイCは凄いですよ。

お時間ありましたらどうぞお出かけください。

会場は小田急線「新百合ヶ丘」駅南口より徒歩4分のユリホール。

心よりお待ちしています。

お問い合わせは

bartoshi★a.toshima.ne.jp または baritoshi112★gmail.com

(★を@に)まで宜しくお願い致します。

立花敏弘

 

 

多摩ファミ定期演奏会

 

毎年恒例の多摩ファミ定期演奏会が近づいてきました

私は毎年鑑賞させていただいています

山潤さんからご案内のメールをいただきましたので、転載させていただきます

(^_^;)

 

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こんにちは。山崎潤です。

皆様。

私の参加している多摩ファミリーオーケストラ第17回定期演奏会まであと2ヶ月半となり、練習も追い込みにかかって来ました。

今回ヴァイオリン独奏に読売日本交響楽団の對馬哲男さんをお招きしています。聴きに来て頂けるとうれしいです。ご検討よろしくお願いいたします。

●日時 : 2023年 12月3日(日)

開場13:30  開演14:00 終演16:30頃

●会場 : J:COMホール八王子(旧オリンパスホール)JR八王子駅直結

●曲目 :

ベートーヴェン/交響曲第7番

メンデルスゾーン/ヴァイオリン協奏曲

Vn.ソリスト 對馬哲男(読売日本交響楽団 次席第1ヴァイオリン奏者)

●料金 : 全席自由 ¥1,000

チラシ及び前売りチケットの販売方法は以下となります。

当日券もありますが混雑の可能性があります。

https://teket.jp/7680/26500

 

今回のメインプログラムは当オーケストラ8年振りのベートーヴェン交響曲第7番です。

この曲はTVドラマ・TVアニメ「のだめカンタービレ」で演奏されご存じの方も多いと思いますが、リズムがとても印象に残る曲で現代でも人気のある曲の一つです。

https://youtu.be/-76PybdeoE8

またもう一つのプログラムのメンデルスゾーン/ヴァイオリン協奏曲は誰でも聞いたことのある美しい旋律を持ち、ベートーヴェン・ブラームスと並ぶ三大ヴァイオリン協奏曲の一つとして知られています。

https://youtu.be/Js7wxuQcLb0

両曲とも人気曲であると同時に難曲でもあるのでいつも以上に気合いを入れて練習中です。

今回はヴァイオリン独奏をプロ奏者の對馬哲男さんにお願いしているため、申し訳ありませんが入場は有料になります。

よろしくお願いいたします。

 

 

音楽と脳 2つの仮説

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昨夜はYouTubeで、Oldiesをいっぱい聴いた

特に、Joan Baezが良かった!

それにしても、この時期(1950~60年代)の音楽には、なぜかくも名曲が多いのだろう?

あるいは、なぜ「名曲が多い」と、私は感じるのだろう?

一つの仮説は、直前に第二次大戦が終わり、その爆発的な開放感が多くの名曲を生んだという仮説(外部要因)

そもそも、Oldiesという言葉があること自体、この時期の音楽の特異性を示している

もう一つの仮説は、人はその人生の初期(おそらく20歳くらいまで)に聴いた音楽を、脳の奥深くの特定の部位に記憶し(刻み込み)、後になって名曲として感動し易い認識構造が脳に形成されるという仮説(内部要因)

脳の深層記憶にはタイミングが重要という仮説だが、生まれたばかりの小鳥の母親認識などに明瞭に現れている

また、聴覚や味覚臭覚など人間の根源的感覚に関する記憶が、それを初めて感じ取った時の生々しい周辺記憶を呼び覚ますという現象は、人間心理(脳)の特徴として広く認識されている(プルーストの『失われた時を求めて』など)

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私は今でこそ高校の友人に誘われて時々クラシックのコンサート(多くは無料)へ行くこともあるが、残念ながらOldiesに感じるような、深層心理に突き刺さって来るような強烈な感覚は、クラシック音楽からはまったく得られない

生演奏特有の迫力があるので、クラシックのコンサート自体は嫌いじゃないんだけど、曲によっては「早く終わらないかなぁ」と感じることも少なくない

私の家は貧しかったから、子供のころ家にステレオはおろか、モノラルのプレーヤーすら無かった

日本全体が貧しかった時代だから、私の親が特別に悪いわけではない

小学校の半ばに家にテレビが入ったので、歌謡曲とかは聴くようになったが、親が新潟の山奥から東京に出て来たばかりで、世の中にクラシック音楽というものが存在することすら知らないような感じだったので、私がクラシック音楽を聴くことは皆無だった

私の両親は死ぬまで、クラシック音楽とは無縁だった

おそらくこのころ歌謡曲に混じってOldiesの曲もテレビから流れ、私の耳(脳)に入り込んだのかも知れない

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私がクラシック音楽も聴くようになったのは、大学生になって自分の部屋にステレオを買ってからだったように記憶している

高校の友人(熊さん)に勧められて、クラシックの廉価版LPを買ったのが最初、たしかヴィバルディの「四季」だったかな

ただ、その時すでに私の「人生の初期(おそらく20歳くらいまで)」は過ぎ去っていたので、クラシック音楽が私の脳の奥深くの特定の部位に記憶(刻み込み)されることは無かったのかもしれない

いま私がクラシックのコンサートへ一緒に行ったりする友人たちは、みなクラシック音楽に深く傾倒しているクラシックマニア(オタク)なのだが、彼ら彼女らに共通しているのは、「親もクラシック音楽が好きだった」という決定的な事実だ

おそらく彼ら彼女らは、生まれたときからクラシック音楽を日常的に聴き、クラシック音楽に囲まれて生きて(成長して)きているようだ

これがおそらく、彼ら彼女らの耳(脳)に、決定的な影響を与えているのだろう

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そして、その決定的な影響は、私には無かった

暴力団の世界を取材して、多くの本を書いている作家がいる

彼はこれまでに1000人以上の暴力団組長を取材してきているのだが、これまでクラシック音楽のファンだという組長には、一人も会ったことが無いと言っている

世の中にクラシック音楽のファンがそれほど多数派ではないことは知っているが、1000人の中に一人もいないというのは、かなりスサマジイことだ

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安部譲二(←)のような恵まれた家庭出身の例外もいるが、ヤクザの世界に入るということは、その生育環境が恵まれたものではなかったであろうことは容易に想像できる

時代の違いもあるが、おそらくステレオもモノラルプレーヤーも無い貧しい家庭がほとんどだったはずだ

そして1000人の組長の親に、クラシック音楽のファンは、ほぼ皆無だったのだろう

(ちなみに安部譲二は、クラシック音楽に関する本やCDも出しているが、組長ではない)

私は幸か不幸か、ヤクザにはならずに成長したが、クラシック音楽から「深層心理に突き刺さって来るような強烈な感覚」は、今でも得られずにいる

果たして2つの仮説のうち、どちらが正しいのか?(どちらも正しいのか?)

 (^_^;)

 

 

 

 

坂本龍一 追悼コンサート 

 

 この大島理紗子さん(←)

  萌慧ちゃん

 芸大時代の大親友です

  一緒のバンドで活動してた

 (^_^;)

 

5月6日(土)に北とぴあで、坂本龍一さん(→)の追悼コンサートが開催されるみたい。

情報ソースはこちらのプレスリリース

■コンサート概要

タイトル: ―記憶に残り続ける、坂本龍一の美しきメロディーたち― 坂本龍一追悼コンサート
日時  : 2023年5月6日(土) 開場 19:00/開演 19:30
会場  : 北とぴあ つつじホール
〒114-8503 東京都北区王子1丁目11-1
入場料 : 無料
出演者 :大島理紗子(ヴァイオリニスト)、高倉圭吾(ピアニスト)、三谷野絵(チェリスト)
主催  : 株式会社Big Island
URL   : https://b-island.co.jp/application/

■プログラム
・戦場のメリークリスマス
・ラストエンペラー テーマ曲
・八重の桜 メインテーマ
・energy flow
・ゴリラがバナナをくれる日

お申し込みフォームはこちら

申し込みは、名前・連絡先・チケット枚数を登録するだけのようです。