42【アート&ホビー】

浮世絵・水彩画に見る新宿風景展

img_main_04 3月13日まで、江戸から昭和まで移りゆく新宿を紹介する「浮世絵・水彩画に見る新宿風景展」が、東京・新宿の中村屋サロン美術館で開かれている。

新宿区立新宿歴史博物館所蔵の浮世絵、水彩画など、退色を避けるために公開の機会が少ない約80点を展示している。

江戸時代、現在の新宿御苑周辺が甲州街道の宿場町だった。

そのにぎわいは浮世絵師・歌川広重が馬の脚と“名物”の馬ふんを強調した構図で「名所江戸百景 四ツ谷内藤新宿」で表現した。

関東大震災後、焼失した下町から東京西部へ人々が移住し、新宿駅周辺が繁華街に。

芸術家を支援していた老舗飲食店の中村屋は、かくまっていたインド民族運動の指導者ラス・ビハリ・ボースから本場のインドカレーを伝授され、名物料理にした。

中村屋サロン美術館の太田美喜子学芸員によると、日中戦争が始まり、物資が不足した1940年、少量のカレーを分けて、多くの人に食べてもらおうと中村屋 が考案したのが「カリーパン」。

新宿を愛した画家堀潔が中村屋を描いた40年の水彩画には店頭に並ぶ行列が描かれている。

「カレーパンを求めてできた行列 かもしれません」と太田さんは話す。

新宿駅の乗降客数が日本一になった31年、軽演劇の小劇場「ムーランルージュ」が開場。

都会感覚のしゃれた風刺喜劇が売り物で、益田喜頓、森繁久弥、由利徹なども舞台に立った。

堀の41年の作品には、ムーランルージュの赤いネオンやかつての新宿武蔵野館も描かれている。

さっぽろ雪まつり

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「第67回さっぽろ雪まつり」が2月5日、札幌市内の3会場で開幕する。

 メイン会場となる大通公園(札幌市中央区)の各区画では4日、この日までに仕上げられた雪像の引き渡し式が行われた。

 大通4丁目の区画では、人気漫画「進撃の巨人」の大雪像が、制作した陸上自衛隊第11旅団から、管理する札幌テレビ放送(STV)に引き渡された。

夜には雪像などがライトアップされ、訪れた人たちが一足先に雪まつりの雰囲気を楽しんだ。

 期間中、計208基の雪氷像が来訪客を出迎える。

大通、すすきの会場(同区)は11日まで、つどーむ会場(同市東区)が18日まで。

 

春節とほとんど重なってるんだね (^_^;)

 

死ぬときぐらい好きにさせてよ

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WS000000つい先日、内田裕也さん樹木希林さん夫妻について友人と話していたところ、最終的には

内田さんよりも樹木さんのほうがよっぽどロックだよねー

という結論に達した記者(私)です、こんにちは。index

さて、そんな “ロケンローな女” 樹木さんが、めちゃくちゃロックな広告になって登場しているというニュースが飛び込んでまいりました。

1月5日(火)、新聞4紙(全国版)に同時掲載された株式会社宝島社の企業広告には、水の中に横たわる樹木さんの姿が。

その傍らにはインパクト抜群、死ぬときぐらい好きにさせてよという、強烈なメインコピーが記載されております。

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マルタの猫

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sty1612050001-p10 地中海の真ん中に浮かぶマルタ共和国は、紺碧(こんぺき)の海に美しい石造りの家々や城壁などが調和する印象的な島国だ。

十字軍由来の「マルタ騎士団」やハンフリー・ボガートが主人公の探偵にふんした映画でもおなじみのダシール・ハメットの小説「マルタの鷹」などもこの島由来とされる。

人口の倍近くのネコが住むマルタは、ネコ好きの間では、田代島(宮城県)や青島(愛媛県)と同じ「猫島」として知られている。多くの愛好家が、風光明媚なネコの“聖地”に癒やされにやって来る。

「ネコは好きだよ。獲った魚はもちろんあげるさ。この島の伝統だからね。すごく古い文化だ」。島東部の港町・マルサシュロックで、漁師のアンソニー・ダマートさん(49)はそう話した。「まあ、あげるのは食べられない大きさのものだけど」 続きを読む

水木しげる死去

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WS000000『ゲゲゲの鬼太郎』などで知られる漫画家の水木しげるさんが30日、心筋梗塞のため都内の病院で死去した。93歳だった。

水木さんは1922年、鳥取県境港市生まれ。

太平洋戦争時、激戦地であるラバウルに出征、爆撃を受け左腕を失うも復員後紙芝居画家となり、その後、貸本漫画家に転向。

代表作に『河童の三平』『悪魔くん』など。

1991年に紫綬褒章、2003年に旭日小綬章などを受章。

2010年には文化功労者にも選ばれている。 続きを読む