まずは一安心、といったところですが、数日間の通行不能とはいえ、かなりの経済損失が発生しているようなので、これから責任関係の確定や賠償交渉が大変そうです
それにしてもビックリするほど巨大な船!
下の方のコンテナ、つぶれないのでしょうか?
このような大規模海運による物流合理化のおかげで、私たちの豊かな文明生活が支えられている訳ですが、今回は意外な弱点が露呈しました
シージャックで船を乗っ取って、船内で爆薬を爆発させて運河に沈めるという方法を、凶悪なテロリストなら計画するかもしれません
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エジプトのスエズ運河で座礁し、動けなくなっていた大型のコンテナ船は、現地時間の3/29午後、離礁に成功しました。
運河の管理当局は、日本時間の3/30午前3時をめどに、運河の通航を再開させるとしています。
エジプトにとってスエズ運河は、年間約60億ドル(約6600億円)の外貨を稼ぎ出す重要施設だけに
「全面封鎖は極めてまれだが、
どの海路でも起こり得る」
(エジプト政府)
と火消しに懸命だ。
エジプトのモハブ・マミシュ大統領顧問は取材に対し、
「責任は船の所有者らにあり、
スエズ運河庁にはない。
厳然と賠償を要求する!」
と強調する。
「エバー・ギブン」の運航会社エバーグリーン(台湾)や、船の保有会社の正栄汽船(愛媛県)は今後、スエズ運河庁や航路を妨害された他の海運会社から損害賠償を求められる可能性がある。