同情するならカネをくれ

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英国のエリザベス女王(94)の夫エディンバラ公フィリップ殿下が4/9に99歳で死去したことを受け、英国は全ての政府庁舎で葬儀の翌朝まで半旗にするなど、全土で喪に服している。

新型コロナウイルスの感染拡大でソーシャルディスタンス(社会的距離)の規則が出ていることを受け、エリザベス女王が葬儀の形式など詳細を検討している。

英国政府は人混みができることを防ぐため、追悼や献花で関連施設に集まらないよう呼びかけている。

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英王室は

「献花の代わりに寄付をして欲しい」

と声明に記した。

弔問者向けの芳名録は、王室施設には置かれず、オンラインで実施されている。

それでも4/9夕方、ロンドン市内のバッキンガム宮殿には、多くの人々が集まっていた。

人々はマスクを着用して献花し、少し立ち止まって黙禱(もくとう)していた。

 

米国の西成区

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これは米国の動画なんですけど

大阪の西成区と非常によく似ています

自由な国では、こうゆうエリアが生じます

自由でない国(北朝鮮とか中国)では

彼らは強制収容所に送られたり

処刑されたりします  ((((;゚д゚))))

 

 

読書 シッダールタ

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ブッダ(ゴータマ・シッダールタ)の伝記小説かと思ったら、そうではなく、ブッダも登場するが、主人公シッダールタとは別人物

若き日に人生に悩み、出家して恵まれた生活を捨てるところはブッダと共通だが、その後の展開は還俗して恋をしたりカネを儲けたりと激動する

しかしシッダールタの心は満たされず、再び全てを捨てて、川のほとりで渡し守となる

鴨長明の「発心集」には、大きな寺の高僧(玄賓僧都、げんぴんそうず)がある日突然、全てを捨てて貧しい渡し守になる話が出てくるが、それが連想される

書物や人からではなく、川の流れから学ぶという考え方も、方丈記の「ゆく川の流れは絶えずして・・・」を思い出させる

人生に大切なことは、所有することでも、知ることでもなく、体験することにあると考え、ブッダのような悟りを追体験しようとして、シッダールタは苦闘する

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文学作品として非常に完成度が高く、小説でありながら詩のように美しい文章は、ノーベル賞作家ヘッセの、詩人としての才能が輝いている

キリスト教徒であるヘッセが書いているので、輪廻転生や涅槃といった仏教思想に、原罪や愛といったキリスト教思想が混入しているが、これはこれで面白い

(^_^;)

「荒野のおおかみ」へ

 

道頓堀 カニ看板 壊される 

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これ(→)のことかと思ったら違った!

被害額はせいぜい150万円だそうです

もちろん損害保険には入ってるだろうし

ニュースに出た宣伝効果を考えると

損害より利益の方がずっと大きいかも~

早朝でも人がかなりいたはずのエリアですが

中国コロナのせいで、ひっそりしてますね

(^_^;)

 

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大阪・ミナミにあるカニ料理の飲食店で4/5、カニのオブジェが壊される被害があり、防犯カメラに犯行の一部始終が映っていました。

4/5の午前5時前の道頓堀商店街です。

犯人の男2人が、カニ料理店のオブジェを蹴ったり、揺らしたり。

そして最後には、引き倒して逃げていきました。

カニのオブジェは、高さ約3メートル、重さ100キロほど。

製作には150万円ほどかかり、5年前の開業当初から店のシンボルになっていました。

「こういうご時世で、みんな苦労してるじゃないですか。

 人として絶対許せないですね。

 営業時間短縮で人が少なくなってるわけじゃないですか。

 目撃者もそれだけ少ないわけですから、やりたい放題ですよね」

 (大阪かに源・武田源社長)

警察が器物損壊の疑いで捜査しています。

周辺では4月、ビルのエレベーターのボタンが壊されるなど被害が相次いでいて、警察が関連を調べています。

 

読書 荒野のおおかみ

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自分は人間ではなく、荒野から出てきたおおかみだということを、心の底でいつも知っていたという男の告白の体裁をとった、ヘッセの内面的な自伝

コリン・ウイルソンの言う「アウトサイダー」の典型の、その生きづらい人生を克明に描写している

今では常識化しているが、ごく大雑把に言うと、人間は右脳と左脳が機能していて、右脳が情動(無意識)、左脳が理性(意識)を支配している

多くの人は、この2人の支配人の間で、何とかバランスをとって生きているが、特に脳が肥大化した人(いわゆる天才)にあっては、このバランスが崩れ、自意識が過剰化し、いわゆる精神の分裂状態を招きやすい

クレッチマーの気質分類(↓)に無理に当てはめると、右脳優勢が粘着型、左脳優勢が分裂型、ほぼ拮抗してるのが循環型かな?

右脳左脳論が流行するよりもずっと前、ウイルソンが「アウトサイダー」で文壇に華々しく登場するよりも前に、天才ヘッセは人の脳の複雑な多重構造に着目していた

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ヘッセに言わせれば、人の精神の分裂は2つだけに限られず、実は非常に多くの人格に多重分裂しており、その不安定な統合体が人間であるとしている

人間の意識の多重性や奥深さには、古来多くの文学者や哲学者が着目してきた

古くはブッダもこの点に着目し、非常に深い認識論を展開しているようだ

(^_^;)

 

▼クレッチマーの気質分類

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歌唱力ランキング

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 藤圭子がもし現役だったら

  ダントツ1位だったと思うのですが

 つくづく残念でなりません

  (T_T)

 

4/4放送の『本当のとこ教えてランキング』(TBS系)の中で、声楽家190人が選んだ、歌が上手い歌手ランキングのベスト50が発表された。

オペラやクラシックコンサートなど、様々な音楽シーンで活躍するプロの声楽家190人に、ジャンル、性別を問わず、

「本当に歌がうまいと思う現役の日本人歌手」

を投票してもらい、それに基づいたベスト50を発表。

50位に選ばれたのは緑黄色社会・長屋晴子。続く49位に乃木坂46・生田絵梨花、42位にあいみょん、40位に切ない歌声で知られるUru、37位に北島三郎、36位に桑田佳祐、29位にデーモン閣下など、様々な顔ぶれが発表されていった。

そんな中、5位はミュージカルに欠かせない新妻聖子が。

4位は、Superfly。声楽家たちは「高音も気持ちよく歌っている」「天性のもの。マネできない」「パワフルでスーパーボイス」と評価した。

そして3位は、演歌歌手・島津亜矢。スタジオに登場した彼女はYOASOBIの『夜に駆ける』を、声楽家たちとコラボで生披露。

歌う前は「本当に緊張してます」「手汗がすごいんです」と恐縮していたが、いざ歌い出すとパワフルな歌声でスタジオの共演者を圧倒した。

2位は玉置浩二

そして栄えある1位はMISIAとなった。

SNS上ではこうしたボーカリストの凄さに「心に響く歌声って本当にすごい」と感動するとともに、島津の歌声に「歌で震えたのは久しぶり」「しびれた」と、絶賛の声が寄せられた。

 

 

 

白血病からの復活

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 久しぶりにスポーツを観て

  心の底から感動しました!

 (T_T)

 

競泳の東京五輪代表選考会を兼ねた日本選手権2日目が4日、東京アクアティクスセンターであり、女子100メートルバタフライ決勝では白血病から復帰した池江璃花子(20)=ルネサンス=が57秒77で優勝。

400メートルメドレーリレーの派遣標準記録(57秒92)を突破し、リレーメンバーとしての東京五輪代表入りを決めた。

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電光掲示板を確認した池江の目にみるみる涙があふれた。

「今までのつらかったことが、

 あの一瞬ですごく思い出された。

 ここまで戻ってこられたんだと」

闘病中の写真→

感情を整理するように時間を置いてプールサイドへ上がると、また顔を覆った。

代表を争ったライバルたちが、悔しさを脇に置いて次々と池江を祝福した。

2月末の東京都オープンでのタイムは59秒44。

バタフライは体力の消耗が激しく、池江自身も

「この種目で戦えるようになるのは先のこと」

と苦戦を覚悟していた。

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3日の予選、準決勝と泳ぐたびにタイムは縮めた。

それでも五輪切符は難しいのでは、それが大方の見方だった。

予想を覆したのは天才肌の勝負眼だ。

決勝では、準決勝まで苦しんだターンを

「スタートからのドルフィンキックの数を変える」

ことで調整。

後半に向けて体力を温存する策も的中し、残り25メートル付近でトップに立ち、タイムも57秒台まで引き上げた。

「何が起こったのか。気持ちの整理がつかない」

神懸かり的なレースだった。

この2年間の歩みは苦難に満ちていた。

女子自由形とバタフライで次々と日本記録を塗り替え、東京五輪の主役と目された天才スイマーが白血病を公表したのは2019年2月。

長い闘病生活に入った池江にとって、五輪どころか、人生そのものが根底から揺らいだ。

20年3月にプールに戻った時点で体重は約15キロ減。

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スタート台から満足に飛び込むことができず、チームメートと練習すると、

「誰にも勝てなかった」

と池江は言う。

東京五輪は1年延期となったが、池江は

「これからが第2の競技人生。目標は2024年パリ五輪」

と明言。

「まず3食をしっかり食べること」(西崎勇コーチ)

から始めた地道な復活への歩みが、一度は諦めた東京五輪を現実にした。

16歳で出場した16年リオデジャネイロ五輪では、100メートルバタフライで5位。

2度目の五輪へ、池江は

「このタイムでは世界と戦えない。さらに高みを目指す」

と貪欲に語る。

新型コロナウイルスに揺れる東京五輪に、大病を乗り越えた20歳が目に見えない力を吹き込みそうだ。

 

* * * * * * * * * *

 

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池江の所属先であるルネサンスの前社長である吉田正昭氏(64、→)=現同社顧問=も、復活への道のりを支えてきた一人だ。

中学生の頃から成長を見守ってきた吉田さんが、再び五輪の舞台へ立とうとしている池江への思いを語った。

去年の8月の復帰レースの時に、私も辰巳に行ったんです。

璃花子はプールじゃなくて、会場の外にいました。

僕が新木場駅から歩いてきたら、何人かの人影が見えて、その中に璃花子がいたんです。理由を聞くと「中が寒くって…」と。

不安とかドキドキがいっぱいで、1か所に落ち着いてとどまることができないんじゃないか、緊張しているな、と思ったものです。

白血病の一報を聞いたときは、考えられない、信じたくないという思いでした。

世界と戦えるメドが立ってきた時です。そこまでの努力、葛藤も見てきましたが、それが一瞬にして消えました。

言葉になりませんよ。生きてくれっていう思い、それだけです。

元気になればプールにも入ればいいだろうし、と。

競技に戻ってここまで上がってくることは考えられませんでした。

ルネサンスにとっても池江璃花子はシンボルチックな選手で、背負ってくれた部分があると思います。決して強い、勝つというだけではない。存在が誇りです。

入院中には会長や社員、選手までメッセージを集めて、動画にして送りました。

お見舞いに行っても、我々の前では「きつい」とか、弱音は絶対吐きませんでした。

体調が悪くて話せないという日は顔だけ見て帰りました。しっかり治療しよう、病院食もしっかりとるように、と言葉はかけていました。病院食が食べられないでいるときには、おいしいサンドイッチを探しに行ったりもしました。

退院して、去年の3月にプールにつかったときも、まだ泳げる筋力ではなかったと思います。あのときの笑顔は、子供がプールに入ったときの表情。一番うれしいことだったのでしょう。

璃花子との出会いは彼女が中学1年の頃ですが、プールを離れれば完全に現代っ子。ファッションセンスもいいし、音楽も好きですし。

でもやっぱりプールに入ったら、ひとかきで進む距離、パワーの出しどころ…練習を見ていても、モノが違います。

5年間は病気の制約がありますから、まずは体調に気をつけながら、完治を目指してほしい。

練習量がまだ全然少ない中でこれだけの成績なわけですから、どこかで過去を超える時が来ると信じています。

過去の璃花子は、日本でも例を見ないすごい選手でした。

未来の璃花子には、人間としての可能性も含めて、もっとスケールの大きな人になってほしいと願っているんです。

 

 

ヤクザとクラシック音楽

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 クラシック音楽を本当に好きになるには

  子どもの頃にクラシック音楽を日常的に聴けた

 ということが決定的に重要だと思いますが

  これは残念ながら多数派ではありません

 (^_^;)

 

暴力団を取材し、1000人の親分に訊いても、カラオケで演歌を熱唱するのが好きな人はごまんといたのに、クラシック音楽のレコードを鑑賞したり、コンサートやオペラを観に行ったり、ピアノや楽器演奏を趣味とした人はひとりもいなかった。

わずかひとりもです。

クラシックの素地がなければ、カラヤンが指揮するベルリン・フィルの演奏だって喫茶店のBGMにしかならない。

自分で人生を選んだつもりでも、育った環境が決定的に重要です。

金を掴んだヤクザの子供からは、世界的な芸術家も生まれています。

ヤクザ(という職業)が、貧困の連鎖を断ち切る手段となった証明です。

詳細はここをクリック

 

訃報 田中邦衛

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 子どものころ近所に東宝系の映画館があって

  その広告を貼る掲示板が我が家にあった

 そのお礼に映画の入場券がもらえたので

  若大将シリーズいっぱい見ました

 (^_^;)

 

個性派俳優の田中邦衛(たなか・くにえ)さんが3/24、老衰のため亡くなった。88歳だった。

映画「若大将」シリーズやテレビドラマ「北の国から」などで活躍した。

* * * * * * * * * *

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田中邦衛(たなか・くにえ)

1932年(昭7)11月23日、岐阜県生まれ。

1955年に俳優座養成所入り。

1958年の初舞台「幽霊はここにいる」で主役に抜てきされる。端役で数多くの映画に出演。

1961年にスタートした東宝「若大将」シリーズで敵役の青大将を演じて一躍人気者に。

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1965年から東映「網走番外地」シリーズにも出演。

1966年フジテレビ「若者たち」で好演。

1972年に俳優座を退団。

1976年日本テレビ「泣かせるあいつ」で連続ドラマ初出演。

1981年フジテレビ「北の国から」で演じた黒板五郎が当たり役に。

1983年の映画「居酒屋兆治」でブルーリボン助演男優賞、1986年「ウホッホ探検隊」で同賞主演男優賞を受賞。

1999年(平11)紫綬褒章を受章。

長女淳子さん(54)はNHK職員で、同局で女性初の海外特派員、ワシントン支局長などを歴任。

 

 

ボルツワーゲン

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有り得ないものの代名詞として

 「ドイツ人のコメディアン」

というジョークがあるほど

ドイツ人のユーモアセンスの無さは有名です

それにしてもなぜあと2日、待てなかったんだろう?

(・_・?)

 

フォルクスワーゲンのアメリカ法人は3/30、

「社名を ボルツワーゲン に変更する」

とホームページなどで明らかにしました。

「ボルツワーゲン」とは、新型の電気自動車の発売に合わせ、電圧の単位である「ボルト」と「フォルクスワーゲン」を組み合わせた名前だとしています。

この発表を受け、フォルクスワーゲンの株価が5パーセント近く上昇するなど、株式市場にも影響が出ました。

しかしその後、フォルクスワーゲンは、この発表がエイプリルフールに先駆けた冗談だったと発表。

広報担当者は

「新モデルの電気自動車を話題にしてもらうための

 マーケティングの一環だった」

と釈明しています。