アメリカ大統領選挙で
すっかりカスんでしまった
秋篠宮殿下の立皇嗣宣明の儀
最近は深酒が過ぎて依存症の危険も
((((;゚д゚))))
▼ロング・バージョン
アメリカ大統領選挙で
すっかりカスんでしまった
秋篠宮殿下の立皇嗣宣明の儀
最近は深酒が過ぎて依存症の危険も
((((;゚д゚))))
▼ロング・バージョン
世界の命運を左右する米大統領選挙まで
あと1週間となり、泥仕合が激化しています
アメリカ国民にはキリスト教原理主義者が多いので
性的スキャンダルは命取りになります
((((;゚д゚))))
上の写真は、2013年12月5日、北京への公式訪問中に、胡同を訪れた前副大統領ジョー・バイデンと、息子のハンター・バイデン(左)、孫娘のフィネガン・バイデン(右)。
米民主党大統領候補ジョー・バイデンの次男ハンター・バイデンのわいせつビデオが米メディアによって公開され、ネット上で再び話題になった。
ネットユーザーたちは、ビデオの中の女性3人の身元を分析した。
台湾の「自由時報」によると、ハンター・バイデンのわいせつビデオに写っていた女性の1人は、ハンターの姪であり、大統領候補ジョー・バイデンの孫娘である可能性が高いという。
数日前、News Maxの報道によると、ルディ・ジュリアーニ前ニューヨーク市長は、ハンター・バイデンのコンピューターのハードディスクの証拠をデラウェア州警察に引き渡したという。
銃と弁護士は、とてもよく似ています
物理的に戦う時の武器が銃ですし
法律的に戦う時の武器が弁護士です
敵が持てば、自分も持たざるを得ません
周囲がみんな銃を持っている社会で、自分だけ銃を持たないという決断は、簡単に出来ることではありません
アメリカの社会は男性原理が強いので、家族のいる男性は、自分の力で家族を守ろうとする意識が非常に強いです
例えば強盗に入られて家族を殺された場合、日本の男性はたいてい被害者として発言しますが、アメリカですと、家族を守れなかった自分を責める発言が大きくなります
日本よりも治安が悪く、みんなが銃を持っていて、しかも日本ほど警察が頼りにならない訳ですから、アメリカの男性が家族を守ろうとすれば、何としても銃が必要になります
今回の訴訟も、銃の所持を禁止せよという話ではありません (^_^;)
米国ニューヨーク州の司法長官レティシア・ジェームズ(→)は8/6、全米ライフル協会(NRA)による資金の長年にわたる不正使用が、ニューヨーク州法と連邦法に違反しているとし、全米ライフル協会(NRA)の解散を求める訴訟を起こした。
ニューヨーク州の司法長官レティシア・ジェームズ(→)は、全米ライフル協会(NRA)の幹部が不正に数十億円規模の私腹を肥やして散財し、全米ライフル協会(NRA)に対しての人々の信用を損ねたと告発している。
これに続き、ワシントンD.C.のカール・ラシーン(Karl Racine)司法長官も、同様の理由で全米ライフル協会(NRA)を提訴した。
特に問題とされているのは、全米ライフル協会(NRA)のウェイン・ラピエール(Wayne LaPierre、←)副会長など4名の幹部が、家族や友人らを伴って度重なる贅沢三昧をしてきたことだ。
例えば、度々プライベートジェット機での豪華絢爛な海外旅行、理事会の承認を得ずに自身に発行した1700万ドル(約17億円)と180万ドル(約2億円)の雇用契約書、ガールフレンドへ100万ドル(1億円)の用途不明の支払いなど、汚職の一部だけ聞いても「やりたい放題」だ。
この結果、2015年には約2800万ドル(約29億円)の黒字だったのが、18年には3600万ドル(約38億)の赤字に転落し、3年間で6400万ドル(約67億円)の損失をもたらしたされる。
司法長官のレティシア・ジェームズ(Letitia James)は民主党派で、18年の中間選挙運動中に全米ライフル協会(NRA)を「テロリスト組織」と名指しし、調査を誓った人物だ。
調査は翌19年2月から行われ、今回の訴訟はその調査結果を元にしたもの。
「全米ライフル協会(NRA)は影響力が非常にあるため、
何十年にもわたって不正行為が暴かれずにきた。
このような詐欺集団は解散しなければならない!」
と、司法長官のレティシア・ジェームズ(Letitia James)は声明を出している。
これに対して全米ライフル協会(NRA)側は
「この訴訟は政治的な動機によるもので、
銃の暴力に対して銃で身を守る権利に対する攻撃だ」
とし、反訴を提起した。
バージニア州に本部を置く全米ライフル協会(NRA)は、もともと1871年に非営利団体としてニューヨークで創設した(ニューヨーク州の司法長官がNRAに対して規制権限を持っているはこのためだ)。
以来、全米ライフル協会(NRA)は500万人以上の会員を擁し、アメリカでもっとも影響力のある銃の権利を主張するロビー活動団体、保守派圧力団体として知られる。
米国でどれだけ不条理な銃撃事件や乱射事件が起こり、罪のない人々が命を落とそうとも、銃規制が一向に進まないのは、全米ライフル協会(NRA)が政権と癒着しているからだ。
今回のニュースを聞いた人々からは、さまざまな声が聞こえてきた。
「全米ライフル協会(NRA)は長年、数々の法律違反をしてきた
犯罪者により運営されているマンモス組織だ」
とジェームズ氏を擁護する人。
また、全米ライフル協会(NRA)が銃の権利を擁護する唯一の団体ではないことから
「おそらくそんなことはないだろうが、ここが解散したところで
ガン・オーナーズ・オブ・アメリカ(GOA)などほかにも強力な団体がある。
全米ライフル協会(NRA)ただ1つの問題だけではない」
「損失額について取り返せることがあっても、全米ライフル協会(NRA)や
この国から銃を取り上げることは絶対にできないだろう」
などだ。
また、修正第2条(合衆国憲法で保障されている武器保有権、1791年成立)については支持するが、全米ライフル協会(NRA)の支持者ではないという年配の男性はこのように語った。
「私の幼少時は各家庭に銃器が普通にあった。
第2次世界大戦後、男にとって身近なものとなり、
攻撃や防衛用から娯楽性の高いものへと取って代わった。
全米ライフル協会(NRA)は責任ある所持の重要さを十分に伝えることなく、
銃器の拡散だけに専念してきた。 銃器は携帯電話や車とは違う。
誰もが必要としているものではない」
と、全米ライフル協会(NRA)が利益だけを追求するがために、闇雲に銃が拡散されてきたことに異議を唱えた。
全米ライフル協会(NRA)の長年の盟友であるトランプ大統領は、今回の訴訟について、全米ライフル協会(NRA)を擁護する姿勢を見せている。
多額の損失額は、これまで起こった数々の訴訟に対する資金として充てられたものだとし、ホワイトハウスで記者団に対しこのように語った。
「(訴訟は)まったくひどい話だ。 全米ライフル協会(NRA)は
本社を(今のワシントンD.C.近くから、より大きな銃社会である)テキサスに
移すべきだろう。
ここでの人々の非常に素晴らしく美しい生活を引率してはどうだろうか」
▲テキサス州の銃砲店
【弁護士バージョン】
周囲がみんな弁護士を雇っている社会で、自分だけ弁護士を雇わないという決断は、簡単に出来ることではありません
アメリカの社会は男性原理が強いので、家族のいる男性は、自分の力で家族を守ろうとする意識が非常に強いです
例えば不法行為で家族の身体や財産を侵害された場合、日本の男性はたいてい被害者として発言しますが、アメリカですと、家族の身体や財産を守れなかった自分を責める発言が大きくなります
日本よりも訴訟が多く、みんなが弁護士を雇っていて、しかも日本ほど共同社会(世間)が頼りにならない訳ですから、アメリカの男性が家族を守ろうとすれば、何としても弁護士が必要になります
(^_^;)
著者は高校の世界史の先生で、NHKの高校講座の講師もしていたみたい
教科書のような無味乾燥な文章ではなく、まず最初に「・・・なのはなぜか?」という疑問を出し、それに答える形で説明を進めるスタイルをとっている
さほど目新しいことは書いてないが、面白く読めた
西洋史だけでなく、中国やインドも含めて、文明の発生から13世紀くらいまでを扱っている
中国って、ずぅーっと専制王朝国家であって、大部分の中国人は歴史上一度も、自由とか民主主義を味わってないんだよね
一時(唐のころ)は世界で最先端の文明を持ったこともあるけど、その後の進歩が余り感じられない(むしろ退歩してる)
今でも大陸中国には普通選挙も無く、共産党独裁政権の残酷な支配に甘んじている
つい最近まで、子供は一人までとか共産党が勝手に決めてたし、住所も自由に変えられない
最近の中国コロナの大騒ぎもあって、中国みたいな国が世界の覇権を握ったら、人類は大変なことになるって、いま世界中の人が思い始めてるんじゃないかな?
(^_^;)
芸人なら不倫すると 芸能生命に関わるけど
この政治屋さん 不倫しても平気です
ツラの皮の厚さが 違うのかな~? (^_^;)
国民民主党に入党した衆院議員の山尾志桜里(45)がスタートダッシュにつまずいている。
山尾志桜里の入党届は6/16に提出していたものの、地元・愛知7区の地方議員らが反発し、手続きを先送りされていた。
ようやく8日に入党が承認された山尾志桜里はツイッターに
「さあ、野党共闘に代わる旗印を作ろう!
それは『経済』と『憲法』で示す骨太の国家像であり社会像だ」
などと白々しい内容を投稿した。
山尾志桜里といえば、2年前に政策ブレーンを務める弁護士の倉持麟太郎との不倫が報じられたことで知られる。
昨年2月にはIT企業経営者の夫と協議離婚が成立。
今年3月に立憲民主党を離党した後は、無所属で活動を続けていた。
「国民民主党は7/17に開く衆参両院議員総会で、
立民との合流を再び議論します。
しかし山尾志桜里が入党したことで、立民との溝が
埋まらなくなったでしょうね」(永田町関係者)
国民民主党内では、ゴタゴタ騒動を起こした山尾志桜里に対する反発が起こり、まだ所属県連が白紙の状態で、次期衆院選では愛知7区から別の選挙区に国替えする可能性が強くなっている。
山尾志桜里は秋にも衆議院解散・総選挙が行われた場合、どこの選挙区から立候補するのか。
ある国民議員は
「山尾志桜里は仙台市出身の東京育ち。
国民民主党は衆院東京選挙区に国会議員が一人もいませんから、
都内の選挙区から出馬する可能性がある。
しかし、どの選挙区から出ても、現職が強いから苦戦しますよ」
と話す。
山尾志桜里には、厳しい現実が突きつけられている。
開票速報 始まったと同時に 当選確実!
予想通りの結果でしたね
意外に投票率 高かったなぁ (^_^;)
立候補者数 22 有権者数 11,290,229 投票率 55.00%
▼小池ゆりこ、無所属、現。当選。366万1371票。
▼宇都宮健児、無所属、新。84万4151票。
▼山本太郎、れいわ新選組、新。65万7277票。
▼小野泰輔、無所属、新。61万2530票。
▼桜井誠、諸派、新。17万8784票。
これより下は選挙ではなく 奇人変人大会 ですね
ドクター中松(←)がいないのが ちょっとさみしかった
スマイル党のマック赤坂は 港区議会議員になったので
今回は静かにしていたようです (^_^;)
▼立花孝志、諸派、新。4万3912票。
▼七海ひろこ、諸派、新。2万2003票。
▼後藤輝樹、諸派、新。2万1997票。今回の大会優勝者(→)
▼澤紫臣、無所属、新。2万738票。
▼西本誠、諸派、新。1万1887票。
▼込山洋、無所属、新。1万935票。
▼平塚正幸、諸派、新。8997票。
▼服部修、諸派、新。5453票。
▼齊藤健一郎、諸派、新。5114票。
▼市川浩司、諸派、新。4760票。
▼内藤久遠、無所属、新。4145票。
▼関口安弘、無所属、新。4097票。
▼竹本秀之、無所属、新。3997票。
▼石井均、無所属、新。3356票。
▼長澤育弘、無所属、新。2955票。
▼押越清悦、無所属、新。2708票。
▼牛尾和恵、無所属、新。1510票。
▼後藤輝樹 政見放送 民放バージョン
▼後藤輝樹 政見放送 NHKバージョン
美容外科「高須クリニック」院長の高須克弥(75)が、愛知県知事の大村秀章(60、→)の解職請求(リコール)運動を起こす。
「あいちトリエンナーレ2019」の企画展「表現の不自由展・その後」や、中国コロナウイルスをめぐる大村秀章の対応を問題視する高須克弥は、6/2の記者会見を前に思いを語った。
リコール運動を担う団体として、高須克弥が代表の政治団体「愛知の未来をつくる会」を立ち上げ、愛知県選挙管理員会に届ける。
高須克弥はツイッターで
「英霊を侮辱する作品展を、血税を使って行う大村秀章は、愛知県民の恥だ!」
と投稿。
大村秀章が「東京、大阪は医療崩壊の状態」などと発言したことも「勇み足」と批判した。
リコールは地方自治体の首長や議員を解職できる手続きで、原則として有権者数の3分の1以上の署名で住民投票が実施される。
約86万人の署名が必要とみられる。
高須克弥は6/2、取材にに
「個人の思想は自由だが、愛知県知事には県民ファーストの姿勢が必要だ。
昭和天皇の写真に火をつけるような反日作品は、愛知県民の意思に反する。
財源が限られているのに、他県民も含めた反日活動家への支援を行うなど
愛知県知事としてふさわしくない!」
と話した。
愛知県民は なぜこんな人を
愛知県知事に 選んだんだろう? (^_^;)
▲これで本当に78歳? ((((;゚д゚))))
ひと言だけでいいから
不易流行!
と言って欲しかった (^_^;)
竹本直一IT・科学技術担当相は24日の閣議後の記者会見で、自身が務める
「日本の印章制度・文化を守る議員連盟」(はんこ議連)
の会長職について
「辞めろと言われれば 辞めても構わない」
と述べた。
政府は新型コロナウイルス対策で在宅勤務を促進。
紙や印鑑を前提とした業務の在り方を見直す方針を示しているが、施策を進めるIT担当相がはんこ議連の会長を務めていることに、一部からは疑問の声が上がっていた。
竹本氏は印鑑を手掛ける業界では、テレワークの広がりではんこ離れが進むとの懸念があるとした上で
「はんこの文化を時代にどう共存させていくか
を考えなければならない」
と語った。
一方で、竹本氏は
「はんこ業界は山梨県に多い。
議連には山梨の議員が多く加盟しているが、
私は(選挙区が)大阪なのであまり関係ない」
とも述べた。
←この人との対決
見たい気がします (^_^;)
新型インフルエンザ等対策特別措置法改正案(新型コロナウイルス特措法)の採決で反対し、立憲民主党(枝野幸男代表)に離党届を提出した衆院議員の山尾志桜里(45)が注目されている。
山尾志桜里は同改正案の採決で、党の方針に従わず造反した後
「賛成ありきの短い党内議論で
民主的手続きが担保できないのは残念だ」
と枝野執行部を批判。
離党会見では
「反対すると決めて行動した時から
離党という選択肢はあった」
とし
「国会での議論や立憲主義、民主主義に対する考え方について
私と党にギャップがある」
と党に三くだり半を突き付けた。
かつて民進党時代には幹事長に一時内定していたともいわれたが、2017年に週刊文春が男性弁護士とのダブル不倫疑惑を報じ、山尾志桜里は男女関係を否定したが、その後は要職からは遠ざかった。
今年7月の東京都知事選挙では、立民の目玉候補として小池百合子都知事の対抗馬に名前が浮上していたが、離党で出馬の可能性はほぼなくなった。
今後は特措法で同じく反対した「れいわ新選組」山本太郎との連携もささやかれる。
野党関係者は
「山尾志桜里は小学時代、ミュージカルの初代アニー役を務めたことで知られ、元俳優の山本太郎と合体なら話題を集める。
れいわは東京育ちに支持者が多く、地元育ちの山尾志桜里は擁立しやすい」
と話す。
東大を出て司法試験合格、検察官を務めた後、当時の民主党代表だった小沢一郎にスカウトされて政界入りした山尾志桜里。
立民議員によると
「民主党が下野すると『民主党でなく自民党に入っていればよかった』と愚痴をこぼした人」
と権力志向は強かったという。
自民党関係者は
「旧民主党からは既に保守系の細野豪志や長島昭久が自民党に入っている。
山尾志桜里は保守というよりリベラルですが、政界は一寸先が闇。
急接近してくるかもしれない」
と話している。
▲野党のみなさん
派手な格好で羽振りのいいイメージが強かった「金ピカ先生」が孤独死したというニュースは、日本中に衝撃を与えた。
それは、多くの人にとって彼の死に様が他人事に思えぬものだったからに他ならない。
「ハァ、ハァ、ハァ……早く死にたい」
8月下旬のまだ暑い日、本誌は生前の「金ピカ先生」こと佐藤忠志さん(享年68)を取材し、9月7日号の特集でその変わり果てた姿を伝えていた。
かつて築いた財産をすべて使い果たし、生活保護と、週に2回のデイケアサービスだけを頼りに生きていた佐藤さんの家は電気もガスも止められ、熱気がこもる寝室には、異臭が充満していた。
骨と皮だけのようになった身体にパンツ一枚の姿で、ガラス玉のような両目は、遠くを見つめたまま動かない。
口にするのは近所のコンビニで売られている格安のカップ焼酎と、タバコだけ。息も絶え絶えの様子で焼酎をあおり、ゴホゴホとむせる。
「山城(新伍)、梅宮(辰夫)、(菅原)文太、あの頃の東映ヤクザ映画は楽しかったですね……」
頭がもうろうとしているのだろう。予備校講師時代の思い出を尋ねても、会話が嚙み合わない。
取材中、佐藤さんの口をつくのは「自分は生きる屍」「何にも関心がない」「早く死にたい」という、絶望に支配された人間の言葉ばかりだった。
そして、この取材からわずか1ヵ月足らずで、佐藤さんは誰にも看取られることなく、たった独りでこの世を去った―。
バブル期に一世を風靡し、最盛期には年間2億円とも言われる収入を得ていた佐藤さんは、なぜこれほどまでにも哀しく、孤独な最期を迎えなければならなかったのか。
佐藤さんは、’90年代前半にはすでに講師を引退。その後は、知名度を活かしてタレントとして生活していたが、ブームはあっという間に過ぎ去り、収入は講師時代の100分の1以下に。
それでも、かつては毎日のように高級ホテルで食事をし、地方への移動も常にファーストクラスだった佐藤さんの放蕩ぶりは一向に収まらなかった。
「貯金はあっという間に減っていきましたが、決定打になったのは、なけなしのおカネを元手に出馬した’01年の参議院選挙でした。自民党から出馬したものの、落選してしまった」(佐藤さんの友人)
穴埋めのため、予備校講師時代に建てた「豪邸」も売り払った佐藤さんが、中野区内にある実家に妻と共に越してきたのは、いまから5年ほど前のことだった。
「もともと、あの家には佐藤さんの母親が住んでいました。お母さんはハデな人で、ヒラヒラのフリル傘を片手に真っ赤な帽子をかぶったりしていて、佐藤さんの独特のファッションセンスは母譲りだったと思います。
そんな母親が亡くなって間もなく、佐藤さんと奥様が引っ越してきた。あの頃はまだ元気で、『いくらの時計を買った』とか『収入がウン千万円あった』とか、昔の自慢話をよくしていました。でも奥様は常識人でね。いつも腰が低い人だった」(近隣住民)
金遣いの荒さは「金ピカ先生」の異名どおりだった佐藤さんだが、人柄については見た目とは裏腹に穏やかで、人を怒鳴るようなことは一切なかったという。
そして、周囲の人が口をそろえるのは、「人一倍仲の良い夫婦だった」ということだ。
「先生は温泉が大好きで、羽振りの良かった時代はいつも夫婦で伊豆や箱根に出かけていた。そういう旅行も、外食するときも、先生は絶対に奥さんを連れていました。
奥さんはお嬢様育ちで、実家は相撲部屋の後援会会長をしていたほど。先生とは対照的に常に地味な服装で、とても出来た人でした。旦那さんを常に立てていて『うちの佐藤がすみません』というのが口癖でした。
先生はおカネの管理がまったくできない人なので、カネ回りの世話は奥さんがぜんぶやってあげていました。誰かとご飯を食べるときはいつも先生の奢りなので、奥さんの鞄には100万円の束が入っていた。
先生が、講師を辞めてあまりおカネがなくなってからも、奥さんが先生のもとを離れることはありませんでした。10年ほど前に先生が脳梗塞で倒れた直後も、奥様は献身的に世話をして、きっちり断酒を成功させていました」(前出・佐藤さんの友人)
仕事以外のことはまるで何もできない夫と、半歩後ろを歩きながら身の回りを甲斐甲斐しく世話する妻。
典型的な「昭和のおしどり夫婦」の関係に亀裂が走ったのは、実家に移ってから2年ほどが経ち、夫婦の生活が本格的に困窮してからのことだった。
相変わらず近所の飲食店に行くにもタクシーを利用するような佐藤さんの暮らしぶりに妻は呆れ果て、二人の間には喧嘩が絶えなくなった。
ついには「死ぬまで住み続けていい」という条件のもと、知人に自宅を売り払い、そのカネで高級外車を買おうとした佐藤さんに妻の怒りは限界に達した。’17年のある日、突然家を出ていってしまう。
そこから、佐藤さんは死に至る孤独な日々を過ごすことになる。
〈もう女房に未練ないし〉
〈(独りで生きる余生は)バラ色ですよ、ずっと〉
昨年の夏に『スポーツ報知』の取材を受けた際には、以前の威勢の良さがまだ残っていた。だが、それは精一杯の強がりだった。
プライドと見栄の塊だった佐藤さんは、実入りが減って人に奢ることができなくなってからは、次第に友人たちとも没交渉になっていったという。きっと、「みっともない姿は見せられない」と思っていたのだろう。
そんな佐藤さんにとって、妻はありのままの姿をさらけ出すことのできる、唯一の相手だった。
その「たった一人」を失った瞬間から、佐藤さんの本当の苦しみが始まった。
誰もいない部屋で、話し相手もなくタバコをくゆらせながらぼんやりと過ごす毎日。
「過去の人」になっても、カネがなくなっても、病気になっても、多くの人が離れていっても、それでもそばにいてくれた妻が、ついにいなくなってしまった。
〈自分の人生には、もうなにひとつとして残されていない〉
決して取り返すことのできない過ちに気づいたとき、佐藤さんが感じた絶望はいかばかりだっただろうか。
気づけば、すっかり自暴自棄になり、心の痛みを少しでも紛らわそうと、朝から晩まで大量の酒をあおるようになった。
そして、昨年の秋には、デイケアサービスがないと生活できないところまで体調が悪化した。
デイケア施設の関係者が言う。
「地域包括支援センターの職員が様子を見に行った結果、『もう一人では生きられないから、サービスが入ったほうがいい』という判断になりました。
担当のヘルパーが佐藤さんの家に初めて足を踏み入れたとき、中は荒れ放題で、床のそこかしこに落ちたゴミが異様な臭いを放っていた。
できる限りのことはしようと思いましたが、当のご本人が生きる意欲をまったく持てなかった。当初はコンビニでサンドイッチなどを買っていましたが、次第に食べることすらやめてしまった」
電気もガスもつかない真っ暗な家のなかで、服をまとわぬ佐藤さんはじっと虚空を見つめ、微動だにしなかった。
このときの様子を「恐らく、完全な『自己放任』状態だったのではないか」と語るのは、遺品整理業「あんしんネット」の石見良教氏だ。
「『自己放任』は社会から孤立していた人が、死別や離婚で唯一の心の拠りどころだった人を失ったり、病気などの負の出来事に見舞われたりして、孤独に耐えられずに自暴自棄になってしまうことです。
とりわけ、佐藤さんのように子供のいない高齢男性はその傾向がより顕著になる。普通、人間は生ゴミの臭いに耐えられず片付けたくなるものですが、毎日ボーッと過ごしているうちに感覚が麻痺して、それが異常であることにすら気づかなくなってしまう」
すでにほとんど会話することさえままならなくなっていた佐藤さんだが、時折、妻への気持ちをこぼしていたという。
「よく言っていたのは『こうなったのも全部オレが悪いから仕方ないよな』と。もとから、奥さんの悪口を言うのは聞いたことがありませんでした。
自分が悪かったというのは重々わかっていたと思います。ごくたまに奥様が訪ねてくることがあったようで、そのときは嬉しそうに話していました」(前出・施設関係者)
羽振りが良かった時代を忘れられず放蕩を続け、すべてを頼り切っていた妻に愛想を尽かされる。
佐藤さんの辿った末路を、「自業自得」の一言で片付けるのは簡単だ。
しかし、どんな形にせよ、すべての夫婦に離別のときはやってくる。佐藤さんが襲われた絶望は、誰にとっても決して他人事ではない。
「連れ合いと離れた後、女性は『独りで生きなきゃ』と覚悟を決めて強くなる場合も多いのですが、男性の場合は、一気に弱ってしまう人が少なくありません。
近所付き合いや友人付き合いの多い女性にとって、夫は『たくさんある人間関係の一つ』に過ぎませんが、定年後に仕事関係のお付き合いがなくなった男性にとっては、奥さんとの関係は唯一無二のもの。
死別や離婚でそれが失われると、どうしていいかわからず、ただ呆然と立ち尽くしてしまうのです」(ケアマネージャーオフィス「ぽけっと」代表の上田浩美氏)
自分では何もできない男が独りになったときに襲われる、どうしようもない孤独。
人知れず最期を迎えた瞬間、佐藤さんがせめて絶望から解放されたことを願ってやまない。
「週刊現代」2019年10月12・19日合併号より