71【事件事故】

また警官が黒人を射殺

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 最悪の場所で 最悪のタイミングで 

  最悪の事件が 起きてしまいました

 まさに 火にガソリン!

  一番喜んでいるのは 中国共産党  (T_T)

 

米ジョージア州アトランタで6/12、黒人男性が警察官に銃撃されて死亡した。

不必要な銃撃だったとして批判が集まっており、アトランタ警察署長は辞任に追い込まれた。

ミネソタ州で起きた白人警官による黒人暴行死に対する抗議デモが広がるなか、新たな黒人死亡事件を受けてデモが過熱する可能性がありそうだ。

ジョージア州捜査当局によると事件は6/12夜、アトランタ市のハンバーガーチェーン「ウェンディーズ」の駐車場で発生。

発端となったのは、停車中の車で運転手が眠っており、ドライブスルー客の邪魔になっているとの通報だ。

駆けつけた警官が運転手であった黒人男性レイシャード・ブルックさんに対して呼気検査を実施したところ、基準値を超えるアルコールを検出。

ブルックさんが逮捕に抵抗し、もみ合いの末に逃亡したので、警官がスタンガンを使用した後に銃撃。

ブルックさんは病院に運ばれたが、死亡。

これを受けてアトランタ市長は6/13、アトランタ警察署長が辞任すると発表した。

一連の映像はSNS(交流サイト)で拡散され、武装していない男性を銃撃した警官に対する批判が集まっている。

事件現場となったアトランタ市のウェンディーズ付近には6/13、事件に抗議する多くの人が集まった。

5/25に米ミネソタ州で起きた黒人死亡事件に対する抗議デモは全米50州に広がっており、現在も続いている。

アトランタは1960年代にキング牧師が率いた公民権運動の中心地としても知られており、差別解消へ向けた抗議活動が一段と激しくなる可能性がある。

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▼オレンジ色が、黒人比率の高いエリア

最初の事件があったミネソタ州は5%

アトランタのあるジョージア州は30%

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私のお店を壊さないでよ

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「私のお店を壊さないでよ」と懇願した白人のおばあさんを、デモ隊が角材を使って、激しく暴行しています

日本のような相互信頼(和の心)が比較的維持されている社会とは根本的に異なる、相互不信と憎しみに満ちた世界です

このような社会(米国)の警官は、取り締まる相手も銃を持っている可能性があり、日常的に生命の危険にさらされている訳で、怖い仕事だなぁと思います

平和ボケしそうなくらい圧倒的に平和でノドカな日本にいると、このようなキビシイ現場感覚を、持ちたくても持てないのです

気を付けないと、自分は平和で安全なお茶の間にいて、テレビで最前線の戦争シーンを見ながら、「残酷だ!」と非難するようなことになりかねません

上の動画で最後のところが乱れているのは、撮影していることに気付いたデモ隊に、撮影者が暴行されているのかもしれません

((((;゚д゚))))

 

シアトルで市役所を襲撃

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 アメリカはかなり物騒な状況になってきました

  中国コロナ外出禁止などによるストレス

 はけ口になっている可能性がありますね  ((((;゚д゚))))

 

Hundreds of protesters, aided by a sympathetic City Council member, stormed Seattle’s City Hall Tuesday night to demand the mayor’s resignation, just days after seizing a six-block downtown zone that includes a shuttered police precinct.

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SEATTLE PROTESTERS DECLARE ‘COP FREE ZONE’ AFTER POLICE LEAVE PRECINCT

Demonstrators remained peaceful, without reports of violence or injuries, but are pushing Mayor Jenny Durkan to step down if she refuses to defund the city’s police department.
Jake Goldstein-Street
@GoldsteinStreet
And after over an hour inside City Hall, protesters are headed out and chanting “Defund SPD” as they leave. #seattleprotest

Embedded video
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2:07 PM – Jun 10, 2020
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337 people are talking about this
The protesters continued to camp out in a self-declared “Capitol Hill Autonomous Zone” (CHAZ)– a region spanning six blocks and encompassing the precinct– which has effectively been abandoned by law enforcement after the Seattle Police Department closed the East Precinct on Monday.

For more than two weeks following the death of George Floyd — an unarmed black man who died in police custody after a former Minneapolis police officer kneeled on his neck for over eight minutes — hundreds of demonstrators all over the country took to the streets to condemn police brutality.

In some cities, like Seattle, pockets of violence erupted as a result of clashes with law enforcement.

Rodney Maine displays his new “Black Lives Matter” tattoo after asking a passerby to take his photo in front of a plywood-covered and fenced-off Seattle police precinct Tuesday, June 9, 2020, in Seattle. (AP Photo/Elaine Thompson)
Rodney Maine displays his new “Black Lives Matter” tattoo after asking a passerby to take his photo in front of a plywood-covered and fenced-off Seattle police precinct Tuesday, June 9, 2020, in Seattle. (AP Photo/Elaine Thompson)
On Sunday night, a protester in Capitol Hill was shot and wounded and in another incident, a man drove his car through a throng of protesters and opened fire when a demonstrator approached the car window, police said.

After nearly two weeks of sparring — during which protesters threw glass bottles, rocks, and other items at police, and officers deployed pepper spray and tear gas to break up crowds — the police department made efforts to roll back aggressive policing tactics in an effort to quell the violence.

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Since the police cleared out two nights ago, the area has remained relatively peaceful, despite the ongoing demonstrations.

Demonstrator Keith Brown, right, talks with Seattle Fire Dept. Assistant Chief Willie Barrington as they plan to remove makeshift barricades protesters had put up in the streets next to a Seattle police precinct Tuesday, June 9, 2020, in Seattle. (AP Photo/Elaine Thompson)
Demonstrator Keith Brown, right, talks with Seattle Fire Dept. Assistant Chief Willie Barrington as they plan to remove makeshift barricades protesters had put up in the streets next to a Seattle police precinct Tuesday, June 9, 2020, in Seattle. (AP Photo/Elaine Thompson)
Police said they will be responding to the area only if there is a 911 call for an emergency.

On Friday, Durkan banned the use of tear gas by police, but protesters say it’s far from enough in a climate fraught with tension and distrust for law enforcement.

Seattle Councilwoman Kshama Sawant met protesters inside City Hall on Tuesday night– even though the building is usually closed at night– Komo News reported.

In response to Tuesday night’s protests, Durkan’s office said in a statement that she remains committed to making “actual steps on policing” and other measures of reform.

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“As the person who originally investigated the Seattle Police Department for the unconstitutional use of force, Mayor Durkan believes that SPD can lead the nation on continued reforms and accountability, but knows this week has eroded trust at a time when trust is most crucial,” the statement said.

 

火曜日の夜、同情的な市議会議員に助けられた何百人もの抗議者がシアトルの市役所を襲撃し、市長の辞任を要求しました。

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SEATTLEの抗議者たちは、警察がプレシントから離れた後、「警官の自由地帯」を宣言している。

デモ隊は暴力や負傷者の報告もなく 平和的なままでしたが、ジェニー・ダーカン市長が市の警察部門の資金繰りを拒否した場合、市長の退陣を求めています。
ジェイク・ゴールドスタイン通り
@GoldsteinStreet
市役所の中で1時間以上経った後 抗議者たちは外に出て “SPDを廃止しろ “と唱えています #seattleprotest

埋め込みビデオ
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午後2時7分 – 2020年6月10日
Twitter広告情報とプライバシー
337人が話題にしています
抗議者は、シアトル警察が月曜日に東署を閉鎖した後、事実上、法執行機関によって放棄されている6ブロックにまたがり、署を取り囲む地域である、自称「キャピトルヒル自治区」(CHAZ)でキャンプアウトを続けた。

ジョージ・フロイドの死から2週間以上、元ミネアポリス警察官が8分以上にわたって首に膝をついた後、警察の拘留中に死亡した非武装の黒人男性の死から2週間以上、国中の何百人ものデモ隊が警察の残虐行為を非難するために街頭に繰り出した。

シアトルのようないくつかの都市では、法執行機関との衝突の結果として暴力のポケットが噴出した。

ベニヤ板で覆われ、フェンスで囲まれたシアトル警察署の前で通行人に写真を撮るように頼んだ後、ロドニー・メインは新しい「Black Lives Matter」のタトゥーを展示している(2020年6月9日火曜日、シアトルで)。(AP Photo/Elaine Thompson)
2020年6月9日火曜日、シアトルのベニヤ板で覆われ、フェンスで囲まれたシアトル警察署の前で通行人に写真を撮るように頼んだ後、ロドニー・メインは彼の新しい「Black Lives Matter」のタトゥーを展示している。(AP Photo/Elaine Thompson)
日曜日の夜、キャピトルヒルで抗議者が撃たれて負傷し、別の事件では、デモ隊の群衆の中を男が車を運転して通り抜け、デモ隊が車の窓に近づいたときに発砲した、と警察は言った。

抗議者がガラス瓶や石などを警察に投げつけたり、警官がペッパースプレーや催涙ガスを配備して群衆を分断したりするなど、約2週間に及ぶ争いの後、警察は暴力を鎮めるために積極的な取り締まりの戦術を取り戻そうと努力していました。

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警察が2日前の夜に撤収して以来、デモが続いているにもかかわらず、この地域は比較的平和的な状態が続いています。

デモ参加者のキース・ブラウン(右)は、2020年6月9日火曜日、シアトルの警察署の隣の通りに抗議者が設置したその場しのぎのバリケードを撤去する計画を立てながら、シアトル消防署のウィリー・バリントン副署長と話をしている。(AP Photo/Elaine Thompson)
デモ参加者のキース・ブラウン(右)は、2020年6月9日(火)、シアトルの警察署の隣の通りに抗議者が設置したその場しのぎのバリケードを撤去する計画で、シアトル消防署のウィリー・バリントン次長と話をしている。(AP Photo/Elaine Thompson)
警察は緊急通報があった場合にのみ、その地域に対応すると述べています。

金曜日、ダーカンは警察による催涙ガスの使用を禁止しましたが、抗議者たちは、法執行に対する緊張と不信感に満ちた気候の中では十分とは言えないと言います。

シアトル市議会議員のクシャマ・サワント氏は火曜日の夜、市庁舎内で抗議者に会った。

火曜日の夜の抗議行動を受けて、ダーカン議員の事務所は声明の中で、彼女は依然として「取り締まりに関する実際の措置」やその他の改革の手段を講じることを約束していると述べた。

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“最初に違憲な武力行使のためにシアトル警察を調査した者として、ダーカン市長は、SPDが継続的な改革と説明責任で国をリードできると信じているが、今週は信頼が最も重要な時に信頼を浸食したことを知っている “と声明は述べている。

www.DeepL.com/Translator(無料版)で翻訳しました。

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ネコを大量毒殺

▲ここに写っているネコの多くが、今回殺された模様

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 トンデモないじいさんだなぁ

  殺されたネコが かわいそう  (T_T)

 

猫の島」として知られる北九州市小倉北区の離島・馬島(うましま)の猫が急減した問題。

毒餌をまいて猫を殺すなどしたとして、福岡県警小倉北署が同区の、80代の男を動物愛護法違反と鳥獣保護法違反の疑いで書類送検したことが県警への取材で判明した。

書類送検は5日付。

動物虐待防止に取り組む福岡市の特定NPO法人SCAT(スキャット)が2019年10月に刑事告発していた。

送検容疑は17年9月〜19年5月、馬島で毒餌をまいて、猫を殺傷したり、カラスを殺傷しようとしたりしたとしている。

馬島では14年から約90匹いた猫の大半に不妊手術を施し、島ぐるみで「地域猫」として守る活動が進んでいた。

しかし、最近は約30匹まで急減。

泡を吹いて倒れるなど不審な猫の死骸が40体以上見つかっており、スキャットが調査していた。

スキャットによると、島では農薬とみられる青い薬品のようなものが付いた魚の切り身などが見つかっていた。

犯人の男は19年8月、毎日新聞の取材に対して

「カラスを駆除か脅すつもりでまいていた。

 猫が来たかは知らない」

などと話していた。

スキャットの山崎祥恵代表理事は

「厳罰化された改正動物愛護法も6/1から施行されており、

 この結果が動物の虐待防止につながることを期待している」

と話した。

 

映画 電送人間

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1960年公開、ガス人間、液体人間と同じ東宝変身人間シリーズ

鶴田浩二など昭和の一流俳優が出て、本格的な作品になっていて、見ごたえアリ

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ヒロインは液体人間と同じ白川由美(→)で、同様に下着姿アリ

情報やエネルギーは電送できるが、物質電送は現在でも無理

その架空の技術を登場させたSFミステリーで、「ハエ男の恐怖」の類型

14年前の戦後混乱期に起きた犯罪に端を発して、シリアスに復讐ストーリーが進む

今では高層マンション街となった芝浦も、当時は倉庫が並び、夜は不気味な場所

このころは当たり前のように、蒸気機関車が走っていたんだねぇ

軍事キャバレー「大本営」は笑える

(^_^;)

 

一色克美 逮捕 三重テレビのアナウンサー

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▲のぞき犯人 一色克美 三重テレビのアナウンサー

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 思い上がったマスコミ野郎なら

  いかにもやりそうな犯罪だなぁ

 と思います  (^_^;)

 

三重テレビ放送の45歳のアナウンサー一色克美が、同僚の女性職員が住むアパートの敷地内に侵入したとして逮捕されました。

警察によりますと一色克美は5/23深夜、鈴鹿市白子町のアパートの敷地内に理由なく侵入した住居侵入の疑いが持たれています。

三重テレビによりますと、そのアパートには同僚の女性職員が住んでいたということです。

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調べに対し一色克美は容疑を認め、

「女性の部屋をのぞきしたり、窓に耳を当てて音を聞いた」

と供述しています。

のぞきと言えば田代まさしさん(→) (^_^;)

5月に女性と同居する男性が逃げる一色克美の姿を見て警察に通報し、8日未明、張り込みをしていた警察官が現場付近に現れた一色克美を見つけ、逮捕しました。

三重テレビによりますと、一色克美は1997年にアナウンサーとして入社し、ニュース番組「ウィズ」や高校野球などスポーツ中継を担当していました。

三重テレビは、

「当社社員の一色克美が逮捕されたことは誠に遺憾であり、大変重く受け止めています。事実関係を確認し、社内規定に従って厳正対応(懲戒免職)します」

とコメントしています。

 

映画 美女と液体人間

1958年公開、東宝変身人間シリーズ第1弾で、ガス人間より古い

警視庁の中が、いかにもこの時代のお役所の中という感じ

平田昭彦が、いかにもキャリア警察官僚っぽくて、いい味出してる

キャバレーの雰囲気は、最近営業を終えた銀座「白いばら」を彷彿とさせる

ヒロインは白川由美(夫は俳優の二谷英明、長女は元女優の二谷友里恵)、題名の「美女」という看板に偽りなし

彼女に、下着姿で下水道の中を歩かせるのはスゴい

確かに液体が人を殺すのだが、液体人間というより液体生物で、ばい菌やウイルスに近い

生物の専門家と警察や行政が協力している姿は、中国コロナ対策によく似ている

(^_^;)

同時多発デモ

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 白人と非白人の出生率の違いから

  いずれアメリカの白人は 少数派に転落します

 そのとき世界はどうなるか?  ((((;゚д゚))))

 

人種差別に抗議する同時多発デモが連日のように続くアメリカ。

フロイドさんが暴行死する事件から1週間以上過ぎた今も、それはおさまる気配がない。

抗議デモはうちの前でも起きた。

5/31のこと、やけに大きなヘリコプターの音がするなと思い、窓の外を見たら、サンタモニカにある筆者の住まいの前の大通りをデモ隊が行進していた。

正直、驚いた。

サンタモニカのようなロサンゼルスの外れのビーチタウンまでデモ隊が来るとは思っていなかったからだ。

この前日、抗議デモはロサンゼルス市内の商業地区で起きていた。

その夜には、トレンディーなブティックが並ぶメルローズ通りで略奪が起き、個人商店がひしめくフェアファックス地区では放火も起きた。

その様子をテレビで見ながら、デモ隊はビーチの方までは来ることはないだろうと思っていたが、そんなことはなかった。

実際、今回は、通常、政府に対しての抗議デモが行われる、市庁舎のあるダウンタウンや連邦ビルのあるウエストウッドに加えて、ロサンゼルスのあちこちで大小のデモが行われている。

ロサンゼルスの中心部から遠く離れたリバーサイドやロングビーチでもデモが行われた。

6/2には、ハリウッドの大通りでもデモ行進が行われ、“ゲティー・ハウス”と呼ばれるロサンゼルス市長の家の前には多数のプロテスター(デモ参加者)が集まった。

うちの前の大通りを行進したデモ行進には約700人のプロテスターが参加、CNNでも大きく取り上げられた。

もっとも、デモ隊は、最初は、大通りの脇を歩いていただけだった。

しかし、デモが起きていることを知った人々が次々加わり、次第に大通りの片側がデモ隊に占拠され、最後には通り全体が占拠されてしまった。

ちなみに、この大通りが完全に占拠されるのは、毎年3月に行われるロサンゼルス・マラソンの時くらいだ。

参加者の多くは若い。見たところ、20~30代の男女が中心だ。

人種は様々だったが、白人の姿が多数目についた。

参加者は“Black Lives Matter”(黒人の命は大切だ)、”George Floyd”(ジョージ・フロイド)と叫びながら行進。

手にしているボードには様々な主張が書き込まれている。

“End Racism, Stop Hate”(人種差別を終わらせろ、憎悪するのを止めろ)

“Let My Black Brothers and Sisters Breathe”(黒人の仲間たちに息をさせて)

“Revolution Inevitable”(革命は避けられない)

“We are Equal”(我々は平等だ)

“Stop Cop Lynching”(警察のリンチを終わらせろ)

“No Justice No Peace”(正義なきところに平和なし)

デモ隊は駆けつけた武装警官たちとも対決した。

モンタナ通りという高級な店が立ち並ぶ通りに向かい始めたデモ隊の前に、数十人の警官たちが横一列に並び、前進できないようブロックしたのだ。

店がデモ隊に襲われることを恐れたのだろう。

それでも、デモ隊は引き下がらなかった。

警官たちとデモ隊のにらみ合いはしばらく続いた。

遂に、警官たちの方が根負けしたのか、パトカーに乗ってデモ隊の前から姿を消した。

デモ隊は前進を続けた。

幸い、この日、サンタモニカで起きたデモでは、大きなバイオレンスは起きなかった。

外出禁止が始まる午後4時になっても引き下がらなかった一部のデモ隊に対し、催涙弾かペッパースプレーが発せられたくらいで、デモは概ね平和裡に終了した。

デモ隊たちがしきりにこう訴えていたからかもしれない。

“Peaceful Protest, Don’t Shoot”(平和的な抗議デモだ、撃たないで)

彼らは武装していないことを示すために高らかと両手をあげて、そう繰り返していた。

しかし、そんな平和的な抗議デモの傍ら、略奪や放火、破壊などの犯罪行為も起きてしまった。

サンタモニカのダウンタウンにあるショッピングモールやショップが、白昼から略奪にあった。

地元のテレビ局のヘリコプターがその様子を捉えた。

ジーパンなのか、持ちきれないほどのデニムを抱えてモールから出てきた男。

スポーツシューズ店からは、NIKEの箱を抱えた人々が出て来た。

箱が嵩張るので中のシューズだけ取り出して逃げたのだろう、店頭には空箱がたくさん捨てられている。

店の前は粉々になったガラスの破片が散らばっている。

店内の棚はほとんど空状態に見えた。

よくもまあここまで根こそぎ盗むものだ。言葉も出ない。

VANSシューズも被害にあった。

商品を抱えて出て来た人々が、店頭で待機していた車に乗り込み、あっという間に逃げ去った。

盗む人、車を横づけする人と連携プレーで略奪をしている様が見て取れた。

しかも、横づけされた車の中には、ベンツやアウディーといった高級車もあったので、さらに驚いた。

略奪行為を働く人々は、多くが貧困に苦しんでいる人々か人種差別に怒りを感じている人々ではないかと思っていたが、必ずしもそうではないのかもしれない。

この日、サンタモニカでは400人以上が様々な犯罪行為で逮捕されたが、その95%が、サンタモニカ以外の地域から来た人々だった。

サンタモニカでデモが行われることを知った不届き者たちが、デモの前夜、ツイッターで、車の駐車場所など話し合っていたという。

略奪行為の中には、計画的な犯行も含まれていたのだ。

このような略奪行為は、今、ロサンゼルスのあちこちで起きている。

見たところ、ドラッグストアやスポーツ用品店、スポーツシューズ店がよく襲われている。

逃走した略奪犯たちが乗った車をパトカーが追いかけるカーチェイスの様子も、いくつもライブで放送された。

今、店の周囲には、略奪を防ぐために、木板が張り巡らされており、近くには州兵も待機している。

ロサンゼルスの抗議デモとそれに乗じて起きた略奪行為は、1992年に起きた「ロサンゼルス暴動」と大きく異なる。

「ロサンゼルス暴動」の時は、暴動は、黒人や韓国人の居住エリアだけで起き、他の地域に拡散することはなかった。

しかし、今回のデモや略奪行為は、ロサンゼルスの諸所で起きている。

しかも、デモや略奪とはまるで無縁だった、富裕層が住む地域でも起きた。

ブランド店が立ち並ぶ、ビバリーヒルズのロデオドライブの店も略奪や破壊などの被害を受けた。

30日夕方、「アレキサンダー・マックイーン」に数十人の人々が侵入して商品を略奪、「グッチ」も襲われそうになったという。

ビバリーヒルズに来たデモ隊からは「金持ちをやっつけろ!」という声もあがっていたようだ。

また、サンタモニカを行進したデモ隊の中には、ダウンタウンの大通りだけではなく、富裕層の豪邸がある閑静な高級住宅地の中を行進した者もいた。

そんな光景は目にしたことがない。

「ロサンゼルス暴動」が起きてから約30年。

この間に、アメリカでは貧富の格差が拡大した。

その格差に最も苦しめられているのは黒人だ。

しかし、彼らの声は社会を牛耳っている富裕層には届いていない。

デモ隊は、ビバリーヒルズやサンタモニカの高級住宅地を行進することで、人種差別に対してだけではなく、差別によって生まれた貧富の格差拡大に対しても抗議しているのだ。

敢えて高級住宅地をデモ行進した若者たちは、富裕層の中に、こんな偽善もあると考えてもいるかもしれない。

”Not in my backyard”

黒人差別に抗議するデモ、素晴らしいじゃないか。でも、うちの裏ではやってくれるな。

しかし、富裕層に限らず、そう思っている人は多いことだろう。

フロイドさんは気の毒だ、人種差別にも反対だ、デモすることは重要だ、しかし自分はあまり関わりたくない、巻き込まれたくない、そんなふうに考えている人は少なくないのではないか。

しかし、そんな考えが、人種差別を長い間解決ができない問題にしてきた。

結局、大多数の人々にとって、人種差別問題は他人事なのではないだろうか。

しかし、他人事とは言わせない。言わせたくない。高級住宅地を行進した若者たちは、そう主張しているように見えた。

あるプロテスターが、

“Silence is Violence” (沈黙は暴力だ)

と書かれたボードをかざしていた。

黒人市民に対する人種差別に対して見て見ぬふりをし、沈黙してきた人々に向かって訴えかけているのだ。

“End White Silence”(白人の沈黙を終わらせよ)

と訴えるボードを掲げているプロテスターもいた。

そんな暴力を誰より痛感して来たのは、黒人市民だ。

フロイドさんの死をめぐって起きているデモは、今度こそ、大多数の米国民に、その沈黙を破らせることができるのだろうか?

簡単にできることではないだろう。

それでも、小さくてもいい、人種差別解決に向けた一歩になってほしいと願う。

 

 

暴力テロ組織ANTIFA

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 先日の渋谷で行われたコソボ人のデモでも

  ANTIFAの旗が掲げられました

 しかもデモには立憲民主党の国会議員も参加

  おだやかではありません  ((((;゚д゚))))

 

米ミネソタ州ミネアポリス市近郊で黒人男性が白人警官の暴行で死亡した事件に抗議するデモは全米に拡大、一部が放火や略奪を行うなど暴徒化した。

一時はホワイトハウス地下に避難したというトランプ大統領は、

「ANTIFAと呼ばれる極左勢力が、デモを扇動している!

 ANTIFAをテロ組織に指定する!」

と表明、各州の知事に州兵を使って早急に暴力テロ組織ANTIFAによるデモを制圧するよう要求した。

抗議デモと暴動は全米75都市に拡大、首都ワシントンやニューヨーク市を含む40都市以上が夜間外出禁止令を発令した。

日中のデモはおおむね平和的だが、深夜から一部が暴徒化し、店舗の破壊や略奪、警察車両への放火が起きている。

トランプ大統領は6/1の州知事らとの電話会議で、各州の対応を「弱腰」と非難。

「(デモ隊を)圧倒しなければならない。

 さもないと、ただの間抜けに見える!」

と述べ、逮捕や排除を求めた。

米メディアによると、首都ワシントンでデモがあった5/29夜、トランプ大統領はホワイトハウスの地下に一時避難した。

そして5/31、トランプ大統領はANTIFAをテロ組織に指定するとツイッターで投稿した。

バー司法長官は

「一連の暴動で、暴力テロ組織ANTIFAやその同調勢力による暴力行為は

 アメリカ国内テロであり、しかるべく対処する」

との声明を発表した。

暴力テロ組織ANTIFAは「アンチファシスト」の略とされ、反権威主義体制や反人種差別、反排外主義などを掲げる社会運動を自称する。

黒ずくめの服装に黒いマスク姿で知られるが、指導者や構成員が明確な組織体ではなく、極左思想の持ち主がソーシャルメディアなどで緩やかに連なっているとの指摘もある。

2011年のニューヨークのウォール街占拠運動に参加したほか、黒人運動「ブラック・ライブス・マター」に接近し、14年のミズーリ州ファーガソンでの白人警官による黒人少年射殺を契機とした暴動にも関与したと指摘されている。

暴力テロ組織ANTIFAの反トランプ姿勢も明確で、国際政治学者の藤井厳喜氏は、

「トランプ大統領を支持する講演に

 火炎瓶を投げ込んだこともある。

 今回のデモでもANTIFAが暴動を扇動し、

 反トランプ勢力が責任を追及するという流れだ」

と解説する。

トランプ大統領が唱える「ANTIFAのテロ組織指定」については、現行の法制度では国内の組織や団体を「テロ組織」に指定する法的根拠がなく、困難との見方が強い。

ただ、前出の藤井氏は

「確かに暴力テロ組織ANTIFAは米国内の組織ではあるが、

 当局はANTIFAとテロ支援国家とのつながりを示す証拠を

 つかんでいるのではないか」

との見解を示す。

中国コロナウイルスの死者も多く、国民の不満も高まる米国だけに、暴動が収まる見通しは立っていない。

 

全米で抗議デモ

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 良いか悪いかは別にして

  このような騒動が起きるたびに

 黒人の社会的地位は向上しています

  今では映画のキャスティングでも

 黒人を外すことは出来ません  (^_^;)

 

アメリカで白人の警察官に拘束された黒人男性が死亡した事件を受けて、全米各地で抗議デモが行われています。

このうち、事件が起きた中西部のミネアポリスでは過激化した参加者と警察の衝突が続き、南部テキサス州では衝突により、警察官8人がけがをするなど混乱が広がっています。

アメリカ中西部ミネソタ州のミネアポリスで、5/25、黒人男性が白人の警察官らに拘束された際、首をひざで押さえつけられて死亡し、全米各地で警察の対応に抗議するデモが5日間にわたって続いています。

デモは、これまでに少なくとも20の都市で行われ、事件が起きたミネソタ州のミネアポリスでは、一部の参加者が暴徒化し、スーパーで商品を略奪したり、警察署に放火したりしたため、州政府が午後8時以降の外出を禁止する命令を出していますが、参加者と警察の衝突が続いています。

また、西部カリフォルニア州のロサンゼルスでは、参加者の一部が警察官にガラスの瓶を投げたり、車両などに放火したりしたため、警察がゴム弾を使って鎮圧に当たりました。

抗議デモは、首都ワシントンやニューヨークなどでも行われ、南部テキサス州のヒューストンでは地元の警察によりますと、デモ隊との衝突で警察官8人がけがをしたということです。

アメリカのメディアは、ミネソタ州をはじめ激しい抗議デモが行われている少なくとも6つの州政府が、現場に州兵を派遣していると伝えていて、事態が収束する見通しはたっていません。