慶応会

津田ホール 閉館

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豊かな音響と立地のよさで「クラシック音楽の殿堂」として親しまれてきた「津田ホール」(東京・千駄ケ谷)が、今年度限りで閉館されることになった。

所有する津田塾大学が都心の教育拠点として再開発を計画するためだが、音楽関係者からは惜しむ声が上がる。

ホールはJR千駄ケ谷駅前の同大「千駄ケ谷キャンパス」にある。

res13_attpic_brief世界的建築家の槙文彦氏による設計で、1988年に完成。

音響のよさと手ごろな規模(490席)で、首都圏屈指の演奏会場として定着した。

全日本学生音楽コンクールの全国大会や東京大会も開かれ、演奏家を志す青少年には「甲子園」とも呼ばれている。

大学によると、東日本大震災の被害で、ホールに隣接する本館が使用不能に。

ホールは無事だったが、維持負担も重く、存続は困難と判断した。

今年度いっぱいで閉鎖し、数年後に解体。専属職員の契約も打ち切るという。

一方、音楽ファンは教育施設ではなく、演奏会場と認識する。

室内楽専用ホールとしては、使用停止に陥っている「日本大学カザルスホール」(東京・お茶の水)の前例があり、「またも大学の経営判断で姿を消すのか」と嘆く声も聞かれる。

音楽プロデューサーの中根俊士(しゅんし)さんは「ホールは文化の集積場なので何とか存続させてほしい」と願っている。

 

友人の建築家が 槙文彦さんと 仕事でご一緒したんだけど

皇族の方のような やんごとない雰囲気の おじいちゃんだそーです

設計した建物が 壊されるのは つらいだろーなー  (^_^;)

 

アタッカカルテットのインタビュー記事

gate熊谷です。もうご存知とは思いますが
徳永慶子さんの所属するアタッカカルテットのインタビューが
サラサーテという雑誌に載っていました。
やくぺん先生こと渡辺和さんの記事です。

5月のラフォルジュルネで またばったり
やくペン先生に会ったとき この記事を書いてるという
話をされていました。

たしかやくぺん先生はいまニューヨークだったのでは?
アタッカには会えるのかな?
4人がまんべんなく載っていて良い記事と思います。

 

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アタッカが大阪でコンサート

ごぶさたしてます、熊谷です。
やくぺん先生のブログにアタッカが 4月10日
大阪でコンサートをやることになった、とのこと。
>アタッカQが4月10日にいずみホールで
>コンクール直前盛り上げコンサートもやることになりましたし、
大阪 いずみホールの案内
アタッカは 4月10日(木) 11時30分開演とのこと。
チケット2000円

 

熊さん情報ありがとー!
すでに慶応会の皆さんはご存じの通り
4月5日の14:00から東京でもコンサート
上野の国立科学博物館、日本館講堂(2F)
すでにチケット売り切れです すごい人気ですね  (^_^;)

 

熊さんのアタッカ応援メール

 

熊さんからアタッカへ
応援メールいただきました
ありがとー (^_^;)

 

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徳永パパ様
CC皆様
熊谷です。お仕事ご苦労様、
そして慶子さんにも おくればせながら
バンフではお疲れ様でした。
土曜日に横浜のコンサートで やくぺん先生にまた会ってしまい、
バンフのコンクールの裏話を聞きました。
まず、やくぺん先生曰く
バンフは下馬評では アタッカとシューマンの争い、と言われていて
とてもよかったのに 蓋を開けると
どちらも残らず、関係者が一瞬氷ついた、とのこと。
やくぺん先生のお話をまとめると

 

・アタッカの演奏は素晴らしかった、
・慶子さん?が 今回の演奏は
 ”攻めました、攻めないとアタッカではないですから”
 と言っていて、それでよかったが 審査員の好き嫌いは出てしまう。
・しかしアタッカのレベルではもうおとなしい教科書通りの
 ような演奏はすべきでなく、攻める演奏=独自の解釈、個性を出す演奏で
 とてもよかった。
・バンフの審査員の1人に聞くと、彼は アタッカを残したかったので
 最後まで ファイナルの枠を広げられないか?(3を4団体になど)と提言した
 がうまくいかなかった。
・またこの審査員はさらに アタッカを残すのに
 モーツアルト、ハイドン、ロマン派、現代曲のそれぞれに10数%づつ
 与えられている点数配分を変更できないか?とも言ってみたが
 バンフのシステムは事前に公表されていてこれも残念ながら
 変更はできなかった、
・しかしバンフに世界各地から来ていた音楽関係者にアタッカの素晴らしい演奏は
 十分印象に残ったはずなので これからの活動に十分役に立つと思うので
 残念に思わなくても良い。

 

というようなお話でした。
立ち話なので多少勘違いがあるかも、ですが まとめると

 

アタッカの演奏は素晴らしかった、ファイナル3団体に残れなくても
世界から来た多くの音楽関係者に強い印象を残したので
それなりによかった、

 

ということでした。
今回のバンフのように審査員全員の点数性のため、素晴らしいのに個性的な演奏が
ファイナルに残れないケースは ピアノでもあって
誰だったか、ロシアの若手ピアニストがファイナルに残れないのが
わかったとき、審査員のアリゲリッチが抗議のため
”でも彼は天才よ”と捨てゼリフを言って審査員を降りたケース、
の話をしたら、やくぺん先生が ”そうそう、同じですよ”と言って
いました。
 
やくぺん先生の前のブログでも
>あっと驚く結果ですが、まあともかく、これが結果。
http://www.banffcentre.ca/media-release/1144/bisqc-winners-media-release
>正直、ここまでやってくれるともう、これはこれでああそうですか、って感じです。

>つまり、既にキャリアを様々に始めている他の9団体のどこも、
>バンフ・センターが世話する必要がない、って宣言でもあるわけですから。
>その意味では、教育機関のバンフ・センターとすれば最も意味のあるところが
>優勝したわけですな。
と言っていますし、
>このレベルになると、もう完全に「好き嫌い」。はっきり言えば、
>彼らのハイドンやドヴォルザークには、余りに も個性が明快すぎてついてけない、
>やり過ぎ、と拒絶反応を示す聴衆もいて当然だし、
>審査員の中には「あれをやってはいけない」と考える者 もいよう
とのことで この通りだったのでしょうか。
しかし、
アタッカのドヴォルザークが
>この1週間の間での最大の音 楽的 収穫。
>個人的には2013年のベスト演奏のひと つだ
という記述はすごいですね。さすがアタッカ。

 

バンフのファイナルに残れないでも 演奏は1番素晴らしかった、と
多くのプロの評論家が認めるほど アタッカは進化してきているのですね。
とにかくもこれからのアタッカの活躍がさらに期待できそうです。
頑張れアタッカ!!
ではまた。

 

慶応会7/7

 

山崎さんから慶応会の写真をいただきました
ありがとうございます (^_^;)

 

 こんばんは。 山崎 潤です。

徳永パパ・ママ・慶子さん。cc皆様。

昨日の慶応会楽しい集まりをありがとうございました。
今回は映画「25年目の弦楽四重奏」の話題もあり
とても盛り上がりました。

来年のアタッカ演奏会が楽しみですが、チケットが取りにくいとのこと、
是非チケットの達人佐野さんに活躍してもらいたいです。

映画裏話いくつかお伝えします
●クリストファー・ウォーケンは演奏の練習に対して熱心ではなかった。
撮影時は後ろから他の人が手を伸ばして弾いていた。
●慶子さんが教えたフィリップ・シーモアはとても熱心だった。
●アンドリューは「Wow」の一言でギャラが違った。
●慶子さんも笑うシーンがあったがギャラには反映しなかった。
●映画の中で「アタッカ(切れ目無く演奏)」という言葉が出るが監督が気を利かせて入れてくれた。
●映画の中で語られたセカンド・ヴァイオリンの役割は慶子さんの話が元になったが、脚本料は
出なかった。etc.

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「フェロー・トラベラー」リリース!

 

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 ▲上の画像をクリックすると、曲の一部が試聴できます

 

ニューヨークでご活躍中の

アタッカカルテットの徳永慶子さんから

メールをいただきました \(^o^)/

 

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慶応会の皆さま、

大変ご無沙汰しております。ニューヨークもさすがに春の兆しが見えてまいりましたが皆様いかがお過ごしでしょうか。

 

さて、去る3月26日をもちまして私たちアタッカ・カルテットの初のCD,「フェロー・トラベラー」が世界各国でリリースされました。
ジョン・アダムス氏による全ての弦楽四重奏作品を一枚に収録したもので、ありがたいことにニューヨーク・タイムスなどからすでに批評をいただきました。

 

ジョンによるいわゆる舞曲の書について:
 「クロノスカルテットのレコーディングを捨てろとは言わないが(なぜならこの曲はクロノスカルテットのメンバーたちの性格や技巧にあわせてデザインされたものだからだ)、アタッカはこの組曲の順番を変え、そして情熱あふれる、ファンキーながらも(クロノスよりも)表現の明確な演奏を披露してくれる」

 

このほかにも、ストラド、ストリング(米国版)などから批評やインタビューをいただくことになっています。

 

CDの最後に入っていて、タイトルにもなっている「フェロー・トラベラー」は、ちょっと簡単には説明できない理由により、史上最初で最後の録音になる予定です。
ライブで演奏することもありません。
ただ、すでにCDを買ってくださった方々の大半が「この曲が一番いい」とコメントして下さっています。
もしご興味がおありでしたらどうぞ聞いてみてください。

 

このあと4,5,6月演奏でしばらく忙しい日が続きますが7月には帰国します。
皆さまにお会いできる機会を心待ちにしております。
季節の変わり目ですがお体ご自愛ください。

 

徳永慶子

NYタイムス記事(PDF)はここをクリック

 

アタッカ・カルテット演奏ビデオ

 

ニューヨークで活動中の アタッカカルテット 徳永慶子さんから

近況メールをいただきました   ありがとうございます  (^_^;)

 

keikotokunaga

 

慶応会の皆さま、

 

ご無沙汰しております。あっという間に2月になってしまいましたね。
今年はニューヨークも久しぶりにしっかりとした(?)冬が来ています。

 

さて、先日アタッカ・カルテットで、新しいビデオをYouTubeにアップいたしました。
いままでハイドンやヤナーチェク、ベルグなどしかなかったのですが、
今回は初めてロマン派のメンデルスゾーンOp.13を追加いたしました。
お時間がありましたらご拝聴いただけますと幸いです。

 

 

また、以前やくぺん先生も見に来て下さったベートーヴェンマラソンの様子も見られます。
場所や設定がら音質は多少落ちますがもしよかったらご鑑賞ください。
アタッカはOp.18No.2、初期の作品を弾いています。

 

今週の木曜には ”The 68″ の第10回コンサートを行います。
これが終わると32曲完奏です。
それでは寒い日が続きますが皆さまお元気でお過ごしください。

 

徳永慶子