書名がいいですね、「心配学」ですよ
「日本心配学会」とか「××大学心配学部」とかあったら笑えるかも
とにかく人間にとって、生きていくうえで避けて通れないのが「心配」
心肺停止するまで、「心配」は停止することが無い
いま中国コロナで、世界中が「心配」だらけの毎日ですので読んでみました
2016年に出た本なので、中国コロナは出てきませんが、テロとか飛行機事故とか、病気、天災、原発、食品の安全、地球温暖化など、いろいろ「心配」のタネについて、その正しい危険性を判断するための考え方を説明
さらに正しい危険性と「心配」がズレるメカニズムを、統計学や心理学を絡めて、非常に分かりやすく分析しています
著者は元大型トラックのドライバーで、人生の途中から一念発起して心理学者(心配学者?)を目指したという、かなりの変わり種
写真も何となく、教壇よりトラックの運転席が似合いそう
(^_^;)