アンチエイジングの秘訣?

 

1962年生まれ とゆーことは 5~6歳下のゴメス氏が書いた

アンチエイジング(若さ維持)の秘訣 だそーです (^_^;)

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40代のころ、キャバクラや風俗やおねえちゃんのいる席で、実年齢を申告すると、「うそ~! ぜんぜん見えな~い!!」などと言われ、そのたびに鼻の下をだらしなく伸ばしていたものだ。

でも、50歳になると、その相変わらずの外見と実年齢のギャップが激しすぎるのか、ちょっとした“バケモノ”扱いされはじめてきているのでは……と、感じるのは気のせいだろうか?

原因を突き詰めてみると、意外な事実が判明した!


髪の毛は確実に後退し、薄く、そして細くなっている。ヒゲも伸ばせば、もはや70%近くが白髪である。

だが逆に言えば、髪を帽子で隠し、ヒゲをそれなりにキレイに剃れば、ものすごく若く見えちゃうみたいなのである……ボクって。

たしかに悪い気分ではない。ないけど、「見えすぎ」ってえのは、やはり問題だろう。

まず、顔にまったくシワがない。なさすぎ!

次に肌がすべすべ。つるつるすぎ!

毛穴もほとんど開いていないし、肌のたるみも二日酔いの朝にそこそこ気になる程度……。

あと、多少横腹は出てきているが、基本的に体重が10代からまったく変わっていない。

なにしてるわけでもないのに、なんでだろ?

とにかく思いつくポイントを挙げてみよう。

 

【POINT.1】 苦労してない

いや、ボクだって50年生きてきて、なんらかのことはありましたよ。

でも、他の同世代の男性と比べると、あまりに悩みの少ない半生を過ごしてきた点は否めない。

なんせ、この年になって、まだ父はバリバリの現役で働いていて、母も元気に海外を飛び回っている。

50歳にして自分のことだけを考えていればいい環境にあるということは、たしかに「恵まれている」の一言である。

なので、おそらく両親になにかあったら、急激に老けこんでしまうに違いない。

 

【POINT.2】 鍋ダイエット

ジムには絶対に行かない。

いわゆる“イイ体づくり”を第一目的に運動をするのが自分のポリシーに反するから。

ってことで、現在続けているスポーツは週2回の野球と、たまーにテニス。

もちろん、これだけじゃあダイエットの足しにはほとんどならない。

むしろ、効果があるのは夏でも週4回くらいのペースで食べている鍋料理、だと思う。

野菜もいっぱい取れるし、カロリーも少なめだし。

ただ、この程度のことは多少意識の高い読者モデルクラスでもやっていることなので、やはり決定的な要因ではないだろう。

 

【POINT.3】 生まれついての地黒

一番、日焼けしていない状態でもけっこう色黒なんです、ボク。

だから、シミとかが目立ちにくいんでしょうね、たぶん。

 

【POINT.4】 50歳になっても怒られる

これは、かのみうらじゅんさんから聞いた話。

「人から怒られるのが究極のアンチエイジング!」。

なんとも名言ではないか!

「叱られたくない叱られたくない……」といつもビクビクしていることによって、童心をキープし続けることができる、という理屈だ。

そう言われるとボクだって、いまだにオトンからは怒られるわ、20代とか30代の若い編集者からは怒られるわ、女子からは怒られるわ……

きちんと“みうら理論”を実践しているのである。

もちろん好きで叱られているわけではないのだが……。

 

【POINT.5】 そもそも若い外見は遺伝である!

これを言っちゃあ身もフタもないんだが、とりあえず山田一家は父も母も妹も、みんな相当若く見えます。

父なんか今年で80歳だけど、まだトンカツとか食いまくって顔中脂ぎってるし、腹もあんまり出てなくて、髪もだいぶ残ってる。

さすがにキャバクラとかで「いくつに見える?」なんてことは、もうやってないだろうけど……。

 

【POINT.6】 洗顔は四角い石鹸のみ!

洗顔クリームや男性用美容液などは一切使わない。

ずーっと「花王」とかの四角い白い石鹸で顔も体も洗って、さらにはシェイビングクリーム代わりとしても活用させていただいている。

科学的に正しいかどうかはわからないが、これくらいのスパルタぶりのほうが、結果的に肌を程よく鍛えることになるのではなかろうか。

肌のお手入れに対するストレスも抱えずにすみますしね。

 

【POINT.7】 育菌!

長々と自慢めいたことを書き続けてしまったが、今回一番言いたかったのはコレ!

ボク、じつは風呂嫌いなんです。

仕事で家に閉じこもりっぱなしだと、風呂なしでも3日間くらいは全然平気。

だが、この一見不潔な生活慣習が、じつは肌にとてもいいらしいのだ。

生物医学研究所・所長の青木皐先生の著書『人体常在菌のはなし~美人は菌でつくられる』(集英社)によると、「お風呂に入りすぎ、体の洗いすぎは、皮膚の上にある“肌に潤い”を与える常在菌(善玉菌)までも落としてしまう」という。

つまり、過度に清潔すぎず、適度な育菌を心がけることが、アンチエイジングにもつながるわけである。

どうです? 目からウロコでしょ!

ってことで、クンニひとつできないイマドキの草食男子諸君!

病的なまでに雑菌を自分から遠のけるような生活ばかり送っていたら、キミたちが命より大切にしてる“美肌”も、すぐ衰えてしまうかもよ?

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筆者【山田ゴメス】

1962年大阪府生まれ。

マルチライター。

エロからファッション、音楽&美術評論まで幅広く精通。

西紋啓詞名義でイラストレーターとしても活躍。

日刊SPA!ではブログ「山田ゴメスの俺の恋を笑うな!」も配信中。

http://nikkan-spa.jp/gomesu

著書『クレヨンしんちゃん たのしいお仕事図鑑』(双葉社)も好評発売中!

 

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