「ウチもできた妻なら」とため息をついていませんか。
“笑う哲学者”土屋賢二氏が結婚の神髄を語り尽くします。
土屋賢二 ユーモア・エッセイスト
東京大学文学部哲学科卒業。1975年にお茶の水女子大学に講師として就職、同大教授、文教育学部長などを経て、2010年より同大名誉教授。専門は哲学。『ワラをつかむ男』『妻と罰』など著書多数。
独身者から見ると 既婚者には人格者が多い よーな気がします
人格者だから結婚できたのか 結婚したから人格者になったのか (^_^;)
女と電気製品を一緒にしてはならない
その証拠に、それを聞いただけで女は「〈扱う〉とは何事か。電気製品みたいに言うな」と怒るだろ う。
もちろんわたしは、女と電気製品を一緒にするつもりはない。
電気製品は維持費がほとんどかからず、寿命がくれば文句も言わず黙って故障するだけだ。
女とは大違いだ。
女は簡単に怒る。怒る原因は無数にある。
しかもたいてい、なぜ怒っているのか理由がわからない。
理由を聞くとさらに怒るから、聞くに聞けず、どこを直せばいいのかわからないままだ。