読書 死ぬための教養

41CB5P9KBSL._SX294_BO1,204,203,200_

 

若いころ雑誌「太陽」の編集長をしていた著者は、多くの作家たちと、個人的にも深い交流をした

著者が還暦を迎えたころから、その作家たちの訃報に接することが多くなり、その作品を読みながら、死について考える

モンテーニュは「哲学の目的は、死に対して心の準備をすること」と言ったが、かつてその役割を宗教が担っていた

そしていま、それは教養だと著者は言う

かつてテレビでもよく見かけたし、ひょうきんな人柄というイメージだが、実際はかなり神経質で重い胃潰瘍を患い、何度も大量の血を吐いている

さらに交通事故で瀕死の重傷を負い、死線をさまよう

そんな著者だが、78歳の現在もご健在

(^_^;)

 

映画 ラストスタンド

カリフォルニア州知事を退任したアーノルド・シュワルツェネッガーが、久々の単独主演を果たしたアクション。メキシコへの逃亡を図る超凶悪犯を迎え撃とうと、国境付近の町を守る保安官と住民がし烈な戦いに身を投じていく。シュワルツェネッガーが人々に慕われ、腕っ節も強い保安官を快演。『ラストキング・オブ・スコットランド』のフォレスト・ウィッテカー、『ジャッカス3D』のジョニー・ノックスヴィルらが脇を固める。ブランクを感じさせない、シュワルツェネッガーの屈強な肉体は圧巻だ。

以上、予告編の宣伝文句なんだけど、ストーリーが不自然過ぎて白けます

近年まれに見る駄作  (^_^;)

 

国際逃亡犯罪者ゴーンの今

soc1903270010-m1

hanzai_datsugoku

 

 わずか5か月前 大騒ぎだったゴーンの逃亡劇も

  中国コロナ騒動で 吹っ飛んでしまいました

 国際逃亡犯罪者ゴーンは 今ごろレバノンで

  どうしているのでしょうか?  (^_^;)

 

2019年12月に、日産の元会長のカルロス・ゴーンが、日本からレバノンに逃亡した。

私はその頃、レバノンにたまたま滞在していて、日本に住む知人たちから

 「レバノンと言えば、カルロス・ゴーン!」

と言われることが多かった。

しかし、いまいちピンと来ない感じが続いていた。

というのも、当時のレバノン国内は、国際逃亡犯罪者ゴーンどころではなかったからだ。

2019年10月から続いていた反政府抗議デモと、それに伴う経済の悪化で、人々はかかりきりだった。

むしろ日本人向けに

「ゴーンの家の前には、日本の報道陣が大勢いて、

 車が通れないから、困っちゃうのよね~!」

と笑い話として話す程度。

そんな会話の後、今日のデモで何が起きているのかを、レバノン人同士が真剣に話していた。

国際逃亡犯罪者ゴーンなんぞの脱出劇よりも、自分たちの国がどうなるのか、という危機的な局面だったのだ。

OBJET-002

詳細はここをクリック

 

映画 ザ・エージェント

プロのスポーツ選手のエージェント(トム・クルーズ)が主人公

大手エージェント会社の利益第一主義を批判してクビになり、シングルマザーの会計係(レニー・ゼルウィガー)を仲間にして細々と独立するが、頼みのクライアントはアメフト選手( キューバ・グッディング・Jr.)一人だけ

エージェントとクライアントの間のビジネスライクな葛藤はドタバタ喜劇化して描かれ、代わりに会計係とのハートウォーミングな恋愛がストーリーの中心

映画の中のレニー・ゼルウィガーは、とてもカワイくてチャーミングなのだが、24年前(1996)の作品であり、近影を見たら、余りの変貌にビックリした

白人女性は老けやすいと言われるが、これは変わりすぎ!

(^_^;)

main

読書 町沢静夫「天才の法則」

517m9Mst0bL

 

精神科医が過去の天才(政治家、文学者、思想家など)を精神分析する

ニーチェ、リルケ、フロイトという3人の天才に深くかかわった女性ザロメに興味がわいた

ヒトラーやスターリンは明らかに精神病者だが、多くの理性的な人々が、このような精神病者に簡単にダマされてしまった歴史的事実が恐ろしい

習近平や金正恩の精神分析もして欲しい!

((((;゚д゚))))

読書 アイヒバウム「天才 創造性の秘密」

51AEPELaZDL

 

天才論の二大古典のうちの1冊で、どちらも100年近く前に書かれた

クレッチマーの「天才の心理学」が、天才の精神の内部(ミクロ)に深く切り込んでいるのに対して、アイヒバウムは天才という存在に関する社会学的考察(マクロ)が中心

「天才と狂気」という昔からある疑問に対して、「名声」という中間項を置いて、天才が社会から天才として認知されるプロセスを、スッキリ分析している

「オレはビッグになりたいんだ!(名声が欲しいんだ!)」という人には、参考になる点が多々あるだろうと思う

しかし、クレッチマーの「天才的」な分析のキレと比べると、相対的には凡庸な「非天才」が、外から天才を観察しているという印象は残る

ただし、アイヒバウムには「天才・狂気・名声」という主著(600ページ以上もある大著)があり、本書はその要約版であるから、主著を読まずして評価を下すのは、公平を欠くかもしれない

主著「天才・狂気・名声」の日本語訳は、現在絶版で手に入らない(原書で読むのは、ちとツライ)

(^_^;)

 

世界の空港トップ10

large

 

世界中の空港利用者が投票した「2020年世界の空港トップ10」

 

passport_checkin

1.チャンギ空港(シンガポール)
2.羽田空港(東京)
3.ハマド空港(カタール・ドーハ)
4.仁川空港(韓国)
5.ミュンヘン空港(ドイツ)

6.香港空港(香港)
7.成田空港(千葉)
8.中部空港セントレア(愛知)
9.アムステルダム・スキポール空港(オランダ)
10.関西空港(大阪)

 

今はどこも閑古鳥だとおもいますけどね  (^_^;)

 

映画 キック・オーバー

hanzai_datsugoku

 

ある米国人の主人公(メル・ギブソン)が警察に追われて国境を越え、メキシコの刑務所に収監される

警官も看守も所長も腐敗の極みで、ワイロを渡せば、脱獄以外は何でもできる

どこまで事実か知らないが、刑務所というより「犯罪者の街」といった雰囲気で、所内にお金も商品も麻薬も銃も流通しており、個人の家や貧富の格差もあり、当然のように裏組織がはびこり暴力が蔓延している

以前動画で見た、現実のフィリピンの刑務所も、これに近い壮絶な世界

ここで育ったスレた少年(母親が囚人)と主人公の交流が面白い

主人公の活躍で、悪党がバッタバッタと殺されていく、スカッとするような勧善懲悪映画

(^_^;)

 

読書 創造の心理

OBJET-026501

 

大学時代に半年ほど、著者・穐山貞登先生の心理学研究室に毎週1回通った時期がありました

教養課程の授業で、学生はわずか4人、毎回テーマを決めて90分くらいディスカッション

穐山先生と研究室の助手さんが議論に耳を傾け、ときどき短いコメントを挟む程度

なつかしい思い出ですが、すでに19年前に穐山先生はご他界、ツン読だった本書も絶版になっていました

本書は、主に天才の創造活動に関する心理学などの諸研究を網羅(1962年現在)してあります

延々と学説を、広く浅く羅列してある感じで、少々退屈

今回も飛ばし読みになってしまいました

(^_^;)

 

検察官定年延長法案

51um9JhtjQL._SX341_BO1,204,203,200_

実業家のホリエモン堀江貴文(47)が10日、自身のツイッターを更新。

SNS上で広がっている、検察官の定年を延長する検察庁法改正に抗議意思を示す活動について、持論を投稿した。

「#検察庁法改正案に抗議しますとか言ってる奴ら

 むしろ問題なのは検察官起訴独占主義と

 独自捜査権限と人質司法のコンボなのであって

 そこが三権分立を脅かしてること

 知ってるんかいな?」

と反応し、

定年延長なんぞ、些末な事項にすぎぬ!

 そんなクソどうでもいいことに馬鹿は気付かず

 ほくそ笑むのは検察ばかりなり」

と思いをつづった。

続けて

「検察特捜部が独自のシナリオに基づく捜査をして起訴をする。

 両方できるから独善的になりがち。

 人質司法で無理矢理自白調書を作れる。

 結果世論が議員に立法を促し裁判官が忖度する。

 つまり行政、立法、司法のオールマイティとなっているのが検察」

とツイートした。

検察官の定年を延長する検察庁法の改正部分を含んだ国家公務員法改正案を巡っては、検察庁の独立性が安倍政権にゆがめられる危険性を指摘する声が出ている。

ツイッター上では「検察庁法改正案に抗議します」というハッシュタグがついた投稿が多く見られ、著名人も投稿している。

 

police_torishirabe

 やはり「体験者」のご発言は 重みがあります

  日本の刑事訴訟制度が かなり特殊であるのは

 知っておくと イザという時に役に立つかも~

  逮捕されてからじゃ 遅いですよ  (^_^;)