70【浮き世】

軍人哲学者マティス

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元国防長官のジム・マティス氏は、戦場においては敵を容赦なく叩きつぶす一方、平時においては無欲で目立つことを嫌い、軍人には珍しく、書斎での静かな読書と思索の生活を好むので、「軍人哲学者」と呼ばれています。

そのマティス氏が、ここまで言うのはよっぽどのこと。

日本のように天皇制があり、放っておいても社会が一つにまとまりやすい国とは違って、米国は種々雑多な人間の混合体なので、国家の「統合」を維持するために、過去も現在も、常に大変な努力を払っています。

こともあろうに大統領が、その「統合」を脅かす動きをしていると、軍人哲学者は考えているようです。

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西郷隆盛「命もいらず、名もいらず、官位も金もいらぬ人は、始末に困るものなり。この始末に困る人ならでは、艱難(かんなん)を共にして国家の大業は成し得られぬなり」

 

トランプ米政権発足当初に国防長官を務めたジム・マティス氏は6/3、2018年の退任以降の長い沈黙を破った。

トランプ大統領は米国の分断を図っていると非難し、市民の暴動への対応に連邦軍を動員すべきではないと訴えた。

米国では5/25に、黒人のジョージ・フロイドさんが、白人警官に膝で首を押さえられて死亡した。

これをきっかけに、各地で抗議行動が続いており、一部で暴動化している。

マティス氏は米誌アトランティック(電子版)に掲載された声明で

「ドナルド・トランプは私の人生において、

 米国民の結束に尽力しない初めての大統領だ。

 尽力しているふりさえもしない」

「むしろわれわれを分断させようとしている。

 3年に及ぶこの意図的取り組みの結末を、

 われわれは目の当たりにしている」

と断じた。

マティス氏はまた、トランプ氏が6/1にホワイトハウスのそばにある教会を徒歩で訪れ、聖書を掲げ写真撮影に臨んだ際に、エスパー現国防長官が同行したことを批判。

この直前に州兵を含む治安当局が、平和的なデモ隊を排除していた。

エスパー現国防長官と米軍制服組トップのミリー統合参謀本部議長が、デモが行われている場所を「戦場」と呼んでいることについても、

「米国の都市を『戦場』とする、いかなる考え方も拒否すべきだ」

「ワシントンDCで見られたような連邦軍動員の対応は、

 軍と文民社会の間に、誤った対立を生み出すことになる」

と述べた。

 

シュールな観音さま

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 いったい何をすれば

  こんな観音さまを建てられるほど

 儲かるの?  (^_^;)

 

仙台大観音は、真言宗智山派に属している大観密寺に建つ像で、仙台の実業家の方が、自身の事業が成功を収めたのは、日頃から信仰していた観音様のおかげであるとして建立を発願。

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1991年9月に開眼法要が営まれました。

高さは台座を含めると地上100メートルで、世界でも有数の高さを誇る像として知られています。

ちなみに、自由の女神(→)は93メートル。

この像は仙台駅から7キロメートルほどの場所にあるのですが、市内から像を撮影した写真が、非現実的過ぎるとして海外で話題に。

外国人から様々な声が寄せられていましたので、一部をご紹介します。

 

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大村秀章へのリコール運動

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美容外科「高須クリニック」院長の高須克弥(75)が、愛知県知事の大村秀章(60、→)の解職請求(リコール)運動を起こす。

「あいちトリエンナーレ2019」の企画展「表現の不自由展・その後」や、中国コロナウイルスをめぐる大村秀章の対応を問題視する高須克弥は、6/2の記者会見を前に思いを語った。

リコール運動を担う団体として、高須克弥が代表の政治団体「愛知の未来をつくる会」を立ち上げ、愛知県選挙管理員会に届ける。

高須克弥はツイッターで

「英霊を侮辱する作品展を、血税を使って行う大村秀章は、愛知県民の恥だ!」

と投稿。

大村秀章が「東京、大阪は医療崩壊の状態」などと発言したことも「勇み足」と批判した。

リコールは地方自治体の首長や議員を解職できる手続きで、原則として有権者数の3分の1以上の署名で住民投票が実施される。

約86万人の署名が必要とみられる。

高須克弥は6/2、取材にに

「個人の思想は自由だが、愛知県知事には県民ファーストの姿勢が必要だ。

昭和天皇の写真に火をつけるような反日作品は、愛知県民の意思に反する。

財源が限られているのに、他県民も含めた反日活動家への支援を行うなど

愛知県知事としてふさわしくない!」

と話した。

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 愛知県民は なぜこんな人を

  愛知県知事に 選んだんだろう?  (^_^;)

 

暴力テロ組織ANTIFA

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 先日の渋谷で行われたコソボ人のデモでも

  ANTIFAの旗が掲げられました

 しかもデモには立憲民主党の国会議員も参加

  おだやかではありません  ((((;゚д゚))))

 

米ミネソタ州ミネアポリス市近郊で黒人男性が白人警官の暴行で死亡した事件に抗議するデモは全米に拡大、一部が放火や略奪を行うなど暴徒化した。

一時はホワイトハウス地下に避難したというトランプ大統領は、

「ANTIFAと呼ばれる極左勢力が、デモを扇動している!

 ANTIFAをテロ組織に指定する!」

と表明、各州の知事に州兵を使って早急に暴力テロ組織ANTIFAによるデモを制圧するよう要求した。

抗議デモと暴動は全米75都市に拡大、首都ワシントンやニューヨーク市を含む40都市以上が夜間外出禁止令を発令した。

日中のデモはおおむね平和的だが、深夜から一部が暴徒化し、店舗の破壊や略奪、警察車両への放火が起きている。

トランプ大統領は6/1の州知事らとの電話会議で、各州の対応を「弱腰」と非難。

「(デモ隊を)圧倒しなければならない。

 さもないと、ただの間抜けに見える!」

と述べ、逮捕や排除を求めた。

米メディアによると、首都ワシントンでデモがあった5/29夜、トランプ大統領はホワイトハウスの地下に一時避難した。

そして5/31、トランプ大統領はANTIFAをテロ組織に指定するとツイッターで投稿した。

バー司法長官は

「一連の暴動で、暴力テロ組織ANTIFAやその同調勢力による暴力行為は

 アメリカ国内テロであり、しかるべく対処する」

との声明を発表した。

暴力テロ組織ANTIFAは「アンチファシスト」の略とされ、反権威主義体制や反人種差別、反排外主義などを掲げる社会運動を自称する。

黒ずくめの服装に黒いマスク姿で知られるが、指導者や構成員が明確な組織体ではなく、極左思想の持ち主がソーシャルメディアなどで緩やかに連なっているとの指摘もある。

2011年のニューヨークのウォール街占拠運動に参加したほか、黒人運動「ブラック・ライブス・マター」に接近し、14年のミズーリ州ファーガソンでの白人警官による黒人少年射殺を契機とした暴動にも関与したと指摘されている。

暴力テロ組織ANTIFAの反トランプ姿勢も明確で、国際政治学者の藤井厳喜氏は、

「トランプ大統領を支持する講演に

 火炎瓶を投げ込んだこともある。

 今回のデモでもANTIFAが暴動を扇動し、

 反トランプ勢力が責任を追及するという流れだ」

と解説する。

トランプ大統領が唱える「ANTIFAのテロ組織指定」については、現行の法制度では国内の組織や団体を「テロ組織」に指定する法的根拠がなく、困難との見方が強い。

ただ、前出の藤井氏は

「確かに暴力テロ組織ANTIFAは米国内の組織ではあるが、

 当局はANTIFAとテロ支援国家とのつながりを示す証拠を

 つかんでいるのではないか」

との見解を示す。

中国コロナウイルスの死者も多く、国民の不満も高まる米国だけに、暴動が収まる見通しは立っていない。

 

肉食は精神の健康に良い?

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私は焼肉ダイスキなので うれしい研究結果です

  ビールは精神の健康に良い!

という研究結果も出ないかなぁ  (^_^;)

 

近年では

「動物の命を人間のために奪うべきではない」

「肉を食べることは健康に悪い」

といった思想や考えから、宗教以外の理由で菜食主義を選択する人々が増えています。

そんな中、アメリカのチームが行った研究では、

「菜食主義者は、肉を食べる人と比較して

 精神的な問題を抱えている可能性が高い」

という結果が明らかとなりました。

ただし、

「相関関係は因果関係を示すものではなく、私たちは今回の結果についていくつかの説明を付けることができます。たとえば、

『精神疾患に苦しんでいる人は、自己治療の一種として食事内容を変えることがある』

『厳格な菜食主義者の食事は、栄養素の欠乏を引き起こして精神疾患のリスクを増加させる』

『摂食障害を抱えている人は、自身の障害を隠すために菜食主義を利用している』

『動物の苦痛に対して非常に敏感だったり動物の苦しみに注目していたりする人は、うつ病や不安の両方を抱えやすい』

といった可能性があります」

と、今回の研究を進めたDobersek准教授は指摘している。

詳細はここをクリック

 

訃報 ジョージ秋山

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浮浪雲(はぐれぐも)」「銭ゲバ」「アシュラ」などで知られる漫画家のジョージ秋山(じょーじ・あきやま、本名・秋山勇二=あきやま・ゆうじ)さんが5月12日に死去していたことがわかった。

77歳だった。

死因は公表していない。告別式は近親者で済ませた。

東京都生まれ。栃木県足利市育ち。漫画家の森田拳次さんのアシスタントを経て、1966年「ガイコツくん」でデビュー。

ほのぼのギャグ漫画「パットマンX」を経て、70年から週刊少年サンデーで「銭ゲバ」、週刊少年マガジンで「アシュラ」と、悪をテーマにした問題作を発表した。

過激な描写が議論を呼び、高度成長期の世相に衝撃を与えた。

73年からは青年漫画誌「ビッグコミックオリジナル」で自然体で生きる幕末の男を描く「浮浪雲」を始め、同作は2017年まで44年続く長期連載となった。

「パットマンX」で講談社児童まんが賞、「浮浪雲」で小学館漫画賞を受賞した。

全米で抗議デモ

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 良いか悪いかは別にして

  このような騒動が起きるたびに

 黒人の社会的地位は向上しています

  今では映画のキャスティングでも

 黒人を外すことは出来ません  (^_^;)

 

アメリカで白人の警察官に拘束された黒人男性が死亡した事件を受けて、全米各地で抗議デモが行われています。

このうち、事件が起きた中西部のミネアポリスでは過激化した参加者と警察の衝突が続き、南部テキサス州では衝突により、警察官8人がけがをするなど混乱が広がっています。

アメリカ中西部ミネソタ州のミネアポリスで、5/25、黒人男性が白人の警察官らに拘束された際、首をひざで押さえつけられて死亡し、全米各地で警察の対応に抗議するデモが5日間にわたって続いています。

デモは、これまでに少なくとも20の都市で行われ、事件が起きたミネソタ州のミネアポリスでは、一部の参加者が暴徒化し、スーパーで商品を略奪したり、警察署に放火したりしたため、州政府が午後8時以降の外出を禁止する命令を出していますが、参加者と警察の衝突が続いています。

また、西部カリフォルニア州のロサンゼルスでは、参加者の一部が警察官にガラスの瓶を投げたり、車両などに放火したりしたため、警察がゴム弾を使って鎮圧に当たりました。

抗議デモは、首都ワシントンやニューヨークなどでも行われ、南部テキサス州のヒューストンでは地元の警察によりますと、デモ隊との衝突で警察官8人がけがをしたということです。

アメリカのメディアは、ミネソタ州をはじめ激しい抗議デモが行われている少なくとも6つの州政府が、現場に州兵を派遣していると伝えていて、事態が収束する見通しはたっていません。

 

また非常事態宣言

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 アメリカでは まだ毎日1000人以上が

  中国コロナで殺されているのに

 早くも次の 非常事態宣言です  ((((;゚д゚))))

 

映画 レオナルド・ダ・ヴィンチ 美と知の迷宮

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英BBC制作のダビンチ入門ビデオ

見えるものの背後にあるメカニズム、それに対する興味、好奇心、探求心がスゴイ

さらに有力者への自己の売り込み(営業努力)も、しっかりやってる

これ全部、一人でやったの? という感じ

月はなぜ落ちて来ないのか、というニュートンと同じ疑問を持っていたらしい

(^_^;)

 

読書 心配学

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書名がいいですね、「心配学」ですよ

「日本心配学会」とか「××大学心配学部」とかあったら笑えるかも

とにかく人間にとって、生きていくうえで避けて通れないのが「心配」

心肺停止するまで、「心配」は停止することが無い

いま中国コロナで、世界中が「心配」だらけの毎日ですので読んでみました

2016年に出た本なので、中国コロナは出てきませんが、テロとか飛行機事故とか、病気、天災、原発、食品の安全、地球温暖化など、いろいろ「心配」のタネについて、その正しい危険性を判断するための考え方を説明

さらに正しい危険性と「心配」がズレるメカニズムを、統計学や心理学を絡めて、非常に分かりやすく分析しています

著者は元大型トラックのドライバーで、人生の途中から一念発起して心理学者(心配学者?)を目指したという、かなりの変わり種

写真も何となく、教壇よりトラックの運転席が似合いそう

(^_^;)