本が売れなくなった
と言われて久しい昨今
久しぶりの販売チャンスに
出版社も書店も色めき立ってる?
(^_^;)
作家の三島由紀夫の死から50年、大手出版社から関連書の出版が相次いでいる
最も強烈なタイトルは宝島社の『三島由紀夫事件 検視写真が語る「自決」の真実 』
中央公論新社『彼女たちの三島由紀夫』には岸田今日子氏らとの全集未収録対談も
本が売れなくなった
と言われて久しい昨今
久しぶりの販売チャンスに
出版社も書店も色めき立ってる?
(^_^;)
作家の三島由紀夫の死から50年、大手出版社から関連書の出版が相次いでいる
最も強烈なタイトルは宝島社の『三島由紀夫事件 検視写真が語る「自決」の真実 』
中央公論新社『彼女たちの三島由紀夫』には岸田今日子氏らとの全集未収録対談も
こりゃ笑える (^_^;)
著者は1927年生まれの現在93歳
海軍兵学校→三高→東大医学部というコースで、京都大学霊長類研究所で脳生理学を研究
50代後半から一般向けの本を書くようになり、いまでは「長生き先生」といった立ち位置になって、日本全国の高齢者団体などから講演に招かれたりして飛び回っている
秦の始皇帝が全てを手に入れて、最後に望んだものが不老長寿
そのためのポイントは「かきくけこ」、つまり
感動・興味・工夫・健康・恋
ということになるのだとする
本書はそんな著者の日常生活をエッセイ風に語りながら、上記の5要素を軸に、不老には何が良いかを説いている
そのライフスタイルを貫く好奇心と楽天性は、確かに不老の決め手になるように思える
(^_^;)
妖怪マンガの水木しげるの愛読書がゲーテだった
カントやヘーゲル、ニーチェやショーペンハウエルも読んだが、ゲーテが一番「性に合った」らしい
「ヴィルヘルム・マイスター」や「ファウスト」より、「ゲーテとの対話」が好みだという
片腕を失った戦地にも持って行った
作品よりもゲーテの人間性や生き方が好きなのだろう
人生訓の本家のようなゲーテなので、マンガが売れなくて極貧の時代を乗り切るパワーも、ゲーテから得ていたようだ
したくもない戦争に狩り出されたので、終戦のときに本当に自由を感じたという
人生で最も大切なことは「好きなことをすること」と信じる
そして寝ることが好きだから、マンガが売れて余裕が出来てからは、毎日好きなだけ寝ているそうだ
「葉隠」の山本常朝に似ている
(^_^;)
毎期数十億円の赤字垂れ流し
さすがのヤマダ電機も
支えきれなくなったようです
(^_^;)
ついに大塚家具社長「家具屋姫」大塚久美子(52)の名が、大塚家具経営陣の中から消える。
10月28日、自ら12月1日付の辞任を申し入れ、取締役会が受理したのだ。
その理由は、“過去の業績についての責任を明確にする”ためだという。
ようやく、5期連続の赤字経営の責任を取る気になったかと思えば、さにあらず――。
「家具屋姫」大塚久美子の辞任が発表された28日、大塚家具は6月に公表するはずだった今期の業績予想も発表した。
6月段階では、“新型コロナウイルス感染症のさらなる拡大や長期化への懸念”から合理的な算出が困難としていたためだ。
これまでの業績を合わせると以下のようになる。
今年4月期決算は77億円の超大赤字だった。これに比べれば、来年4月に予想される赤字は約29億円なので、確かに縮小されている。
関係者が語る。
「それでも大赤字であることに変わりはありません。
家具屋姫・大塚久美子社長の単独政権となった初年の15年12月決算こそ
かろうじて黒字でしたが、5期連続の大赤字が決定的となったわけです。
しかも今年4月期に比べ、売上高は落ちています。
前期は16カ月決算という変則決算のため、今期を16カ月に換算すれば、
400億円程度となり計算上は売上が伸びることになります。
しかし、大塚家具の業績予想は期中に下方修正され、
期末にさらに下回るということを繰り返してきました。
来年以降、赤字幅が縮小される保証はありません」
圧勝でしたね
(^_^;)
世界ボクシング協会(WBA)、国際ボクシング連盟(IBF)バンタム級タイトルマッチ12回戦が10/31、米ネバダ州ラスベガスで行われ、WBA、IBF統一王者の井上尚弥(大橋)が、挑戦者でWBA2位、IBF4位のジェーソン・モロニー(オーストラリア)を7回KOで下した。
WBAは4度目、IBFは2度目の防衛成功。
井上尚は6回に最初のダウンを奪い、7回に右ストレートで仕留めた。
株式会社nevele(代表取締役:3人制プロバスケ2019年日本代表候補-齊藤洋介)は、現役プロバスケ選手による1DAYトレーニング講座『Backside jam』を都立新宿高等学校バスケ部(男女)を対象に実施しました。
齊藤本人が理論化&監修を行ったSNSで話題のバスケスキル理論 “Back beat Attack” を、現役高校バスケ部を対象に指導しました。
革命や敗戦などで体制がひっくり返ると、旧体制の上層部も路頭に迷う
明治維新では旧幕臣の多くが、単なる失業者に転落した
江戸時代初期には、多くの藩が「お取りつぶし」になって、藩士は禄を失った
何か武士以外の特殊技能を持つことは、本物の武士にとって恥とされていたから、ツブシが効かない人も多くいたことだろう
映画「一命」では、失業した武士の一家が内職をしながら、極貧の中で細々と暮らしていて涙を誘う
(T_T)
朝ドラ『エール』の「智彦さん」(奥野瑛太)(←)は、当時のふつうの人である。
がちがちに真面目で、家でも威厳を保つ主人である。
外で起こったことを、家内では話題にしない、というタイプだった。
これは軍人にかぎらず、昭和前半の家庭風景としては、ふつうのことだったとおもう。
ふつうの血の通った人として描かれていた。
軍人だったから、戦争が終わると路頭に迷う。
軍人は「政府の役人」でもあり「戦争という特殊技術の人」でもあった。
でも戦争が終わり、軍は解体されて再軍備は禁止されたので、それまでのキャリアがまったく使えない。
過去のキャリアが何も役に立たない、ただの無職である。
職を探して苦労している姿が見られた。
すべてをもてあましてる感じが出ていて、その姿を見せる役者・奥野瑛太が見事だった。
この人は、とても身体性を強く感じさせる役者だとおもう。
セリフを言う前の存在感がきちんとしていて、その佇まいだけで見入ってしまう。
再就職のときに彼の出した履歴書が映しだされていたが、それには赫々たる履歴が並んでいた。
陸軍幼学校から士官学校に進んだエリートで(幼学校は当時の中等学校にあたる)、卒業後、騎兵隊第十九連隊の少尉に任官。
最後は中佐まで昇進している。すごいエリートである。
最後の昇進はいわゆる「ポツダム昇進」、つまり敗戦が決まってからの昇進ではないかとおもわれるが、それまででも少佐である。
すごく偉い。なんか、軍人さんの位で偉さを測るのは裸の大将をおもいだしてしまうのだが、でもそういうしかない。
履歴書が映し出されたあとに、工場の鉄屑拾いの仕事があるといわれ、そんなものができるかと、憤然と席を立つシーンがあったが、たしかにそうだろう。
陸軍中佐は、ふつう鉄屑拾いをやらない。
プライドがあまりに高い。
金閣寺放火事件を題材にした、三島由紀夫の代表作の一つ
放火犯人は吃音(どもり)に悩む金閣寺の見習僧で、彼の幼いころからの自伝調の内面告白が、三島独特の美文で淡々と語られている
見習僧の「建物フェチ」とも言えそうな、ファナティックな金閣に対する愛が全体の基調を成しているので、犯行動機に感情移入するのが難しい
ジョンレノンの熱烈なファンが、レノンを銃殺した事件を思い出す
彼はやがて浄土真宗の大谷大学に進学し、そこで足の不自由な男と出会い、言葉の不自由な自分との共通性を見出して接近し、親しく付き合うようになる
その親友が語る独特の人生哲学や女性観が面白い
時代背景が第二次大戦の前後で、その時代の空襲の無かった京都の雰囲気が伝わって来る
(^_^;)
▼消失前の金閣寺 金箔が剥げて枯れた風情だった
▼放火による消失直後の金閣寺
▼再建された現在の金閣寺 創建当時の姿に戻した