70【浮き世】
退職代行サービス
春の訪れとともに、新社会人たちが一斉に社会への第一歩を踏み出す一方で、早くも「仕事を辞めたい」という声も出ている
そんな新社会人のあいだで急増しているのが「退職代行サービス」の利用
退職代行会社「モームリ」には、毎日数十件のペースで依頼が殺到している
退職手続きくらい自分でしろ!と考える中高年も多いだろう
でも自分のしてきたことを専門業者に任せるのは、人類の歴史の大きな流れだ
その方が便利だし、人間は便利にはなかなか逆らえない!
いろいろメンドウだし、気まずい場面もありそうな退職手続きを専門家に任せるのは、合理的な判断かもしれない
衣食住も、かつてはすべて自分で作っていたはずだ
家も竪穴住居のころ(わずか1000年くらい前)は自分(または家族)が作っていたが、やがて大工などの専門業者が登場した
つい数十年前まで、家族の衣服を作り修繕すること(裁縫)は、一家の主婦の必須能力だった
料理の腕前は、今でも未婚の若い女性を評価する要素の一つかもしれないが、無くても何とかなるし、レンジでチンすれば、たいていの「料理」は作れる
キッチンの無い住宅物件(すべて外食)というのも増えている
分業による専門化は、技術の高度化をもたらし、素人の出る幕は減っていく
それでも自分でする!という人もいて、それは趣味の世界になっていく
趣味で自分の家を自分で作る人は今でも時々いるし、修理改善レベルで部分的に実行すればDIYという趣味だ(実益も兼ねているが)
果たして「退職代行サービス」は、世の中に定着するのだろうか?
自分で退職手続きを進めるのは、趣味の世界になっていくのだろうか?
(・_・?)
▲男のヘアスタイルが現代風すぎるような気がするなぁ
この時代に美容室や床屋さんは無いと思うんだけど (^_^;)
何があるんだろう?
先日5/4の当ブログ記事「サッカー国立競技場」の中で
▼002▼5/21 何があるんだろう (・_・?)
と書きましたが、ネットでいろいろ調べたらコレでした
自衛隊の最高エリート実戦集団が第一空挺団だとしたら
警察の最高エリート実戦集団は機動隊かもしれませんね
上の立て看板でも「記念行司のため」とあって内容を明示せず、余り周知広報してないところが奥床しいかな?
過激派によるテロ対策かも知れません
(^_^;)~♪
▲昨年の観閲式の様子
行進曲(マーチ)は、陸上自衛隊と同じ「陸軍分列行進曲(抜刀隊)」
作曲は明治政府の顧問だったフランス人、シャルル・ルルーなので、何となくフランス国歌に似ている気がする
▲映画「カサブランカ」
フランス領モロッコに攻め込んだドイツ軍将校たちが、酒場で大きな顔してドイツ軍歌「ラインの守り」を歌い、それを見た現地のフランス人たちが、対抗してフランス国歌ラ・マルセイエーズを歌う場面
もともとこの映画は、今では映画史に残る超名作だが、第二次大戦中にフランスが自国民の戦意高揚のために作った
フランス人は異常とも思えるほどプライドが高く、常に周辺国を見下し、今でもドイツ人やアメリカ人を「田舎者」として馬鹿にしているが、最近トランプ関税を批判したフランス政治家に対してトランプから
「アメリカが助けなければ、フランス人は、今でもドイツ語を話していただろう」
と言い返された
実際、ドイツ占領下のフランスでは、フランス語の公式使用が禁止されていたから、これは単なる事実を指摘したに過ぎない
▲ドイツ軍歌「ラインの守り」
これはこれで名曲だと思います
ただ「ラ・マルセイエーズ」に比べると、良く言えば親しみ易い、悪く言えば何となく田舎臭いと言うか、都会的な洗練に欠けてるような感じがする
陸軍の「陸軍分列行進曲」は、海軍の「軍艦マーチ」(日本人作曲)と並ぶ、行進曲(マーチ)の世界的名曲だと思います
ゴルフコースに緊急着陸
ロサンゼルスの名門リビエラカントリークラブに軽飛行機が緊急着陸
かなり無茶な着陸に見えますが、よく見ると建物やバンカーは巧妙に避けている
そんな訳でお見事にも、乗員含めてケガ人ゼロ!
すぐ近くにいたゴルファーさん、逃げようともせず冷静です
本当は飛行機とかクルマの事故直後の現場に近づくと、燃料に引火して爆発したときに、機体(車体)の破片などが飛び散って、それが人体に当たると人間は簡単に死にます
今回はそんなこともなく、機体にもゴルフコースにも大した損傷がなくてお見事!
ただ、着陸した機体の移動が大変そうですね(まさか、ゴルフコースから離陸する?)
クラブの歴史的記念物として、このままコースの端っこに残すという手もあるかな
ゴルフルール上の扱いがどうなるのかは知らんけど
(^_^;)~♪
大相撲 稽古総見
▲竹永さんのカメラで撮影 通りすがりの人が親切にも撮ってくれた
昭和100年を記念して?、大相撲の稽古総見(けいこそうけん)が一般公開されたので見学しました
稽古総見とは、横綱審議委員会が、力士たちの稽古の様子を見る(技倆を審査する)ための会です
原則として非公開ですが、昨日5/2は、昭和100年のせいかどうか知らんけど、一般公開されました
(^_^;)~♪
バイデン写真疑惑
▲バイデン一家
アメリカ前大統領バイデン(82)が、家族と一緒の写真(↑)をSNSにアップ
この写真が「不自然だ!」として話題になってる
今はAIで合成写真が簡単に作れるけど、何か不自然な感じが残ったりする
それで、わざと不自然さのある写真を合成して、「どこが不自然か?」を当てるクイズがネット上で流行っていたりもする
上の写真をよく見ると、バイデンは階段の最上段付近にいるのに、背の高さ(頭の位置)が何となくおかしい
立ってるようには見えず、床にヒザをついてる、あるいは階段に腰かけてるくらいの高さなんだけど、スーツ着てヒザをついたり階段に腰掛けたりするかな?
バイデンは在職中に、階段で何度もコケてるから、ちょうどコケて起き上がった(まだヒザついてる)ところの写真なら、さもありなん
だいたい前大統領なんだから、普通はバイデンを中央にして写真とるでしょ
上の写真のせいで健康不安説まで出ている
「すでに死んでいるのではないか?」とか
バイデンは大統領在職中からヨボヨボしていたし、いつみまかっても不思議ではない
遺産相続か何かの関係で、まだ生きてることにしたい事情でもあるのかな?
それに比べて、トランプ(78)の元気なこと!
上のバイデン一家、オシャレとはほど遠い(ダサい)普段着みたいな格好なんだけど、わざと庶民性をアピールしてるつもり?
トランプ一家が常にモデルみたいに超オシャレなのと大違い
実際、トランプの奥さんは元モデルだしね
とにかく私は、ちょっとミステリアスと言うか、ホラーっぽい話がダイスキです
(^_^;)~♪
▲トランプ一家
* * * * * * *
追伸 ローマ教皇フランシスコの葬儀で、
「男性は黒いスーツと黒いネクタイ、白いシャツ」
というドレスコードを無視して、トランプが青いスーツとネクタイで参列し、世界中から非難ゴーゴー
こうゆう
「オレのルールは、オレが作る!」
みたいなオヤジって、面白いから好きです
その下で働きたいとは思わないけど
それでも、トランプは先進国の文明人だから、ルールを破ったことがニュースになってる
これがプーチンとか習近平なら、ルールを守ったことがニュースになるよ
(^_^;)~♪
映画「グリーンブック」
私は映画が好きだけど、観るなら映画館より自宅で一人で観る方が好き、そして字幕より吹替が好き
昨日観たこの映画、2018年のアメリカ映画、とても良かったので少し書きます
1960年代の米国で、成功してカーネギーホールの中の豪華ルームに住む黒人ピアニストが、まだ黒人差別が根強い南部への公演ツアーを計画する(非常に勇気のいること)
▲ニューヨークにあるカーネギーホール
▲カーネギーホールの中にある、黒人ピアニストの住居スペース
▲現在の非白人比率マップ
「黒人は畑で肉体労働する奴隷」という意識の強い南部に、経済的に成功した黒人が行けば、現地の白人たちから激しい反感を買い、何をされるか分からない
そこでピアニストは運転手兼用心棒に、粗野でがさつ、少々ケンカっ早いイタリア系を雇い、2人でクルマに乗って危険な公演ツアーという珍道中をする
このイタリア系というところもポイントで、白人だがアングロサクソンなどから差別されがちなイタリア系
刑事コロンボも主人公が「安月給のさえない」イタリア系の刑事で、成功した富裕な犯人(多くはアングロサクソン)を追い詰めるという設定が、米国庶民に大ウケ(たぶん、成功者の転落を見る庶民の爽快感なんだろね)
「安月給のさえない」を強調するツールが、ヨレヨレのコート、そしてボロボロのクルマ
黒人差別という重苦しくなりがちなテーマだが、ユーモラスに描いていて、時々泣かせる場面もある
経済力と弱点の両方を持つ少し気難しい男が、まったく異なる育ち境遇のがさつな男を助っ人として雇い、やがてふたりの間に友情が芽生えるというストーリーは、先日観た「最強のふたり」に通じる
「グリーンブック」とは、黒人でも泊まれるホテルをリストアップした旅行ガイド本
当時、米国の多くのホテルは白人専用で、黒人の泊まれるホテルはごく限られており、ゴキブリが這い回るような劣悪な環境だった
ピアニストはそれを覚悟で、南部への公演ツアーに出る
それから現在までの60年余り、公民権運動などによる差別撤廃が時代の流れとなるが、その裏で米国の貧しい白人たちは白人としての特権を次々に奪われ、経済的にも追い詰められて不満が鬱積していく
その貧しい白人の鬱積した不満に着目して(利用して)大統領になったのがトランプ
副大統領バンスの著書「ヒルビリー・エレジー」の副題は
アメリカの繁栄から取り残された白人たち
元大統領オバマが、このピアニストに重なって見えた
人種別の出生率の違いや移民の流入などによって、米国の白人比率は下がり続けている
白人が米国の少数民族になる日は、そんなに遠くない
現在のトランプ政権の政策は、白人層の「最後の抵抗」にも見えてくる
この映画には実話が背景にあり、「最強のふたり」と同様、二人は生涯親友でありつづけた
(^_^;)~♪
第一空挺団を歩く
陸上自衛隊の第一空挺団(パラシュート部隊)
創立67周年の記念行事
第一空挺団の歴史は、朝陽27メンバーの人生と重なります
(^_^;)~♪
牛丼すき家が一斉休業
上の2枚の写真は、今朝の朝散歩で、近所の牛丼「すき家」を撮ったもの
我が家の近所(品川駅周辺)には、すき家2軒と吉野家1軒があります
駅の規模が大きい割に、飲食店などが並ぶ繁華街の規模が小さい、というのが品川駅地元民の不満
私は舌が余り敏感ではないようで、微妙な味の違いが感じ取れず、すき家と吉野家の違いもよく分からない
何を食べてもけっこう美味しいし、牛丼は特にダイスキ
他に寿司と焼肉とハンバーグが好き(超子供舌)
ただ食べるのが異常に遅い(これは直りそうもない)
写真1枚目が港南二丁目店で、ここが近いのでよく行きます(月に2~3回)
そんな愛用している「すき家」さんですが、今日は臨時休業
数日前から「すき家」全店休業してる
もちろん、例の「ねずみ汁事件」のせいです
個人経営の外食店で料理にゴキブリ混入くらいは、実はザラにある話で、外食産業でバイトとかしたことのある人は、余りの不潔さに「外食したくなくなる」とかよく聞きます
むしろ「すき家」さんは、客席からよく見えるところに厨房がある店が多いので、かなり清潔な方ではないかなぁと思っています
ただ今回のように、味噌汁の中にネズミが泳いでるような生々しい映像がネットに流れると、巨大外食チェーンの本部としても放置することができません
今回の全店休業措置(売上減24億円)を決定するにあたり、「すき家」の経営トップは、死ぬほど悩み、熟考したのではないかなぁと推察します
で、その「すき家」を経営しているのが
外食チェーン「ゼンショー」のトップ
都立新宿高校出身の小川賢太郎氏
ということで、朝陽27につながってくる訳です
「ゼンショー」の本部が、品川駅の駅ビル(JR品川イーストビル)に入っているので、地元企業的な親しみも感じています
小川賢太郎氏は、都立新宿高校から東京大学に進学するも、全共闘運動にのめり込みすぎて中退
その後は港湾労働者として汗を流し、大学の外での労働運動に身を投じた
音楽家の坂本龍一より少し上の世代で(1948年生まれ)、全共闘運動に巻き込まれて共産主義に洗脳され、一時は道を踏み外したかと思いきや、そこから猛然と反撃に出て、今や日本の外食産業を代表する「外食王」
共産革命に情熱を燃やし、20代はいろいろ回り道してます
外食業界に足を踏み入れたのは1978年、30歳ころに吉野家に入社してから
吉野家で働きながら牛丼店のノウハウを学び、コツコツ貯めた500万円を元手にささやかな弁当屋からスタート
そして今やグループ店舗数 1万5109店(2024年3月末)という巨大企業グループを築き上げた、まさに立志伝中の人物
若いころは労働者の味方となって革命運動に奔走し、やがて経営者(資本家)として成功する
英国首相チャーチルの言葉を思い出しますね
20才で保守なら情熱が足りない
40才でリベラルなら知能が足りない
If you are not a liberal at 20, you have no heart.
If you are not a conservative at 40, you have no brain.
外食産業では、YouTubeに不潔なイタズラ動画が流れた「くら寿司」とか、たびたび社会問題化しています
今回の「ねずみ汁事件」も、悪質なイタズラではないかとの憶測もありますが、真相は闇の中
今回の「すき家」一斉休業という決断には、災い転じて福と成そうという、小川賢太郎氏の不屈の闘魂のようなものを感じます
(^_^;)~♪
新宿駅再開発と物流問題
小田急デパートに続き、先月(3月)に新宿ミロードが閉館、京王デパートも再開発プランを発表し、新宿駅再開発が着々と進んでいます
再開発の目玉は、東京都庁を上回る、高さ約260m、48階建ての超高層ビル
都市開発を戦争に例えると、超高層ビルは最前線の戦闘場面
華やかなデパートや商店の売り場は、日々激しいマーケティング戦争の現場です
それを支えるのが物流機能(ロジスティクス)なのですが、日本人の国民性には、物流軽視という致命的な欠陥があるような気がします
旧日本軍では物流を輜重(しちょう)と呼んでいましたが、最前線の戦闘を重視するあまり輜重(物流)を軽視したことが、最前線での武器弾薬不足や兵士の悲惨な飢餓を招き、戦争に負ける大きな原因となりました
現在の物流トラックドライバーの加重労働問題などの根底にも、この物流軽視があるのではないかと気になります
日本最大の繁華街である新宿では、衣料品や食品が大量に消費されています
これを支える物流機能の整備が追いつかず、路上荷さばき問題など諸々の混乱が生じているようです
このことを扱った記事をみつけました
▲新宿駅西口の超高層ビル 完成予想図 高さ約260m、48階建て