なつかしの名曲

死刑囚の歌「思い出のグリーングラス」

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台風6号が去ったと思ったらすぐに台風7号が接近中で、8/15ころ紀伊半島あたりに上陸しそうです

新幹線や空の便が混乱して、お盆休みで里帰りする人たちには大迷惑

私は東京育ちで、遠くに引っ越したという経験が無い

旅や出張はいろいろしたけど、それは短期間なので、東京に戻っても「里帰り」という感覚にはならない

だいたい、東京って「里」っぽくないしね

だから里帰りしたときの気持ちというのは、本当は良く分からないのですが、子供の頃に遊んだ場所とかに触れて胸がキュンとしたりするのかな?

そんな気持ちを歌った曲に「思い出のグリーングラス」という名曲がありますね

この歌は日本の小中学校で音楽の授業に使われたり、NHKの「みんなのうた」で放送されたりしているので、知らない日本人は少ないであろう有名な曲

日本語に訳された歌詞では、都会に出て来た若者が孤独の中で懐かしい故郷を思い出したりしています

もちろんアメリカの歌なので、日本語に訳される前の英語の歌詞があります

それを先日じっくり読んだら、じつは途中でとんでもないドンデン返しが起きます

実はこの歌、死刑囚が故郷を思い出している歌なんですよ!

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途中までは日本語の歌詞と同じで故郷を思い出しているのですが、それは夢の中の話で、目が覚めたら自分は死刑囚の独房にいて、明日の朝、死刑が執行される

そして自分の遺体は、懐かしい故郷に葬られるだろうという痛烈な歌詞です

このままでは小中学校の授業で使いにくいということなのか、日本語の訳詞ではソフトなものに変えたようです

残酷な現実からは目をそらして無かったものにしてしまうという日本の文化には、多少疑問を感じますけどね

 (^_^;)

 

 

 

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音楽と脳 2つの仮説

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昨夜はYouTubeで、Oldiesをいっぱい聴いた

特に、Joan Baezが良かった!

それにしても、この時期(1950~60年代)の音楽には、なぜかくも名曲が多いのだろう?

あるいは、なぜ「名曲が多い」と、私は感じるのだろう?

一つの仮説は、直前に第二次大戦が終わり、その爆発的な開放感が多くの名曲を生んだという仮説(外部要因)

そもそも、Oldiesという言葉があること自体、この時期の音楽の特異性を示している

もう一つの仮説は、人はその人生の初期(おそらく20歳くらいまで)に聴いた音楽を、脳の奥深くの特定の部位に記憶し(刻み込み)、後になって名曲として感動し易い認識構造が脳に形成されるという仮説(内部要因)

脳の深層記憶にはタイミングが重要という仮説だが、生まれたばかりの小鳥の母親認識などに明瞭に現れている

また、聴覚や味覚臭覚など人間の根源的感覚に関する記憶が、それを初めて感じ取った時の生々しい周辺記憶を呼び覚ますという現象は、人間心理(脳)の特徴として広く認識されている(プルーストの『失われた時を求めて』など)

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私は今でこそ高校の友人に誘われて時々クラシックのコンサート(多くは無料)へ行くこともあるが、残念ながらOldiesに感じるような、深層心理に突き刺さって来るような強烈な感覚は、クラシック音楽からはまったく得られない

生演奏特有の迫力があるので、クラシックのコンサート自体は嫌いじゃないんだけど、曲によっては「早く終わらないかなぁ」と感じることも少なくない

私の家は貧しかったから、子供のころ家にステレオはおろか、モノラルのプレーヤーすら無かった

日本全体が貧しかった時代だから、私の親が特別に悪いわけではない

小学校の半ばに家にテレビが入ったので、歌謡曲とかは聴くようになったが、親が新潟の山奥から東京に出て来たばかりで、世の中にクラシック音楽というものが存在することすら知らないような感じだったので、私がクラシック音楽を聴くことは皆無だった

私の両親は死ぬまで、クラシック音楽とは無縁だった

おそらくこのころ歌謡曲に混じってOldiesの曲もテレビから流れ、私の耳(脳)に入り込んだのかも知れない

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私がクラシック音楽も聴くようになったのは、大学生になって自分の部屋にステレオを買ってからだったように記憶している

高校の友人(熊さん)に勧められて、クラシックの廉価版LPを買ったのが最初、たしかヴィバルディの「四季」だったかな

ただ、その時すでに私の「人生の初期(おそらく20歳くらいまで)」は過ぎ去っていたので、クラシック音楽が私の脳の奥深くの特定の部位に記憶(刻み込み)されることは無かったのかもしれない

いま私がクラシックのコンサートへ一緒に行ったりする友人たちは、みなクラシック音楽に深く傾倒しているクラシックマニア(オタク)なのだが、彼ら彼女らに共通しているのは、「親もクラシック音楽が好きだった」という決定的な事実だ

おそらく彼ら彼女らは、生まれたときからクラシック音楽を日常的に聴き、クラシック音楽に囲まれて生きて(成長して)きているようだ

これがおそらく、彼ら彼女らの耳(脳)に、決定的な影響を与えているのだろう

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そして、その決定的な影響は、私には無かった

暴力団の世界を取材して、多くの本を書いている作家がいる

彼はこれまでに1000人以上の暴力団組長を取材してきているのだが、これまでクラシック音楽のファンだという組長には、一人も会ったことが無いと言っている

世の中にクラシック音楽のファンがそれほど多数派ではないことは知っているが、1000人の中に一人もいないというのは、かなりスサマジイことだ

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安部譲二(←)のような恵まれた家庭出身の例外もいるが、ヤクザの世界に入るということは、その生育環境が恵まれたものではなかったであろうことは容易に想像できる

時代の違いもあるが、おそらくステレオもモノラルプレーヤーも無い貧しい家庭がほとんどだったはずだ

そして1000人の組長の親に、クラシック音楽のファンは、ほぼ皆無だったのだろう

(ちなみに安部譲二は、クラシック音楽に関する本やCDも出しているが、組長ではない)

私は幸か不幸か、ヤクザにはならずに成長したが、クラシック音楽から「深層心理に突き刺さって来るような強烈な感覚」は、今でも得られずにいる

果たして2つの仮説のうち、どちらが正しいのか?(どちらも正しいのか?)

 (^_^;)

 

 

 

 

江戸のお座敷芸「かっぽれ」

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このところ、こうの紫さん(←)を中心に、YouTubeで小唄長唄などの古典邦楽をBGM的に聴いているのですが、この「かっぽれ」もその中の名曲のひとつです

もともと大道芸だったので、他のお座敷芸に比べると飾り気が少なく、いかにも庶民の芸能という感じがしますね

上の動画のおばさん(師匠?)の、ノリの良さには感動します

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江戸時代のちょっと豊かな町人は、こんなお座敷芸を楽しみながら、のんびり飲んだり食ったりしていたのでしょうか

日本の江戸時代260年は、世界史でもまれに見る長く平和が続いた時代で、「パクス・トクガワーナ」などと呼ばれたりもします

芭蕉に代表される江戸の都会的な文人たちは、「軽み」というものを重視し、重々しく深刻ぶることを田舎臭いものとして嫌いました

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何ごとも壮大な体系を構築して重々しく深刻ぶるドイツ流の学問が明治日本で重視されたのは、明治政府の高官たちの多くが、薩長の田舎侍出身だったからかもしれません

人生なんて長いようで実は短いんだから、深刻ぶってないで軽いノリで楽しんだ方がいいんだよと、江戸っ子は考えていたのかな

  (^_^;)

 

ソプラノ 「津軽海峡・冬景色」

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 超有名な曲なので

  いろいろ聴き比べの

 バリエーションが豊富です

  (^_^;)

 

▲石川さゆりの元歌

▲12年前、高校生だった野々村彩乃さん

▲松田聖子

▲アメリカ海軍

▲元アイドル 長山洋子

▲歌唱力トップの玉置浩二

▲坂本冬美

▲アンジェラ・アキ

▲クール・ファイブ

▲市川由紀乃

テ▲レサ・テン

▲ヴァイオリン

▲EDM風

▲初音ミク

 

♪ 神田川

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 近所の区の施設へ行ったら会議室で

  高齢者団体が「神田川」を歌っていた

 みなさん70代、80代といった感じ

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  若かったあのころ~♪

 実にしっくり来ます

  あなたはもう忘れたかしら~♪

これもしっくり(認知症で忘れちゃった?)

 という訳で、ほっこりしました

  (^_^;)

 

山下達郎と坂本龍一

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 日本の音楽に一時代を築いた世代が

  いま静かに引退の季節を迎えています

 でもその音楽は、永遠です

  (^_^;)~♪

 

――山下達郎さんの世代は、いまだ“現役”の音楽家が多いですよね。

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日本のポピュラーミュージックを牽引してきた“戦友”は数多いと思います。

同世代で「友人」と呼べる存在を挙げるとすると。

坂本龍一君(→)かな。

 彼がYMOのメンバーになる前、70年代半ばから2年半ほど、それこそ毎日のように会っていた時期がありました。

 数年前、久しぶりにゆっくり話す機会があったんですが、距離感はまったく同じだった」

――『戦場のメリークリスマス』に出演、音楽も担当して以来、“世界のサカモト”と呼ばれて久しい存在ですよね。

今となっては、ちょっと意外な人脈とも思えますが。

「坂本龍一君に初めて会ったのは1974年頃で、福生にあった大瀧詠一さんのスタジオでのリハーサルでした。

 それまで面識はなかったんですが、坂本龍一君は新宿高校、僕は竹早高校で、同時期に高校紛争を経験しているんです。

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 年齢的には坂本龍一君が1級上。

 僕が高校サボって茗荷谷の喫茶店で三島由紀夫(→)自決の臨時ニュースを観ていた1年前、坂本龍一君は新宿高校に3人だけだった某マイナー新左翼のメンバーとして、長髪・下駄ばきで新宿高校内を闊歩してたそうです。

 ちなみに新宿高校のあと2人は、後年衆議院議員になった塩崎恭久さんと、『アクション・カメラ術』で有名になった馬場憲治さん。

そういう背景もあって、坂本龍一君とは初対面からウマが合った。

 新宿のゴールデン街の飲み屋で、坂本龍一君が東京藝大で専攻していた現代音楽について客と論議を戦わせているのを眺めていたり、行きつけのライブハウスの酒を飲み尽くしたり(笑)」

――「政治の季節」を共有された。

「坂本龍一君にしても僕にしても、70年安保で人生が狂ったクチなんです。

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 これはよく言われることですけど、60年安保を機にドロップアウトした人たちが流れた先が雑誌メディア。

 雑誌文化は60年代安保世代が作ったと言えるんです。

 同じ世代が年を重ねるのに合わせて、雑誌も対象年齢が上がっていってますよね。

 育児雑誌、中年雑誌と来て、今や老人雑誌が花盛りになっている」

 

 

 

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訃報 山本コウタロー

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前歯のスキマはトレードマークなので、矯正せずに維持したのかな?

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 「走れコウタロー」なつかしいですね~♪

  この歌の中に出て来る変なジジイは

 美濃部亮吉(←)という共産党系のアホ都知事で

  「悪夢の民主党政権」みたいなことを半世紀前の都政で実行

東京都の重要財源の都営競馬を廃止する一方、超バラマキ行政で都財政を破綻させた

 いま都バスが老人無料なのはこいつのせいで、若者は高い運賃を払わされています

いったんバラマキ福祉やっちゃうと、なかなか廃止出来ないという悪い見本です

 (^_^;)

 

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ヒット曲「走れコウタロー」などで知られる、フォークシンガー山本コウタローさんが7/4、脳内出血で死去した。73歳。

東京都千代田区出身。一橋大社会学部在学中にフォークグループ「ソルティー・シュガー」を結成し、1970年に「走れコウタロー」が大ヒット。

卒業後の1974年には「山本コウタローとウィークエンド」を結成し「岬めぐり」をヒットさせた。

テレビやラジオ番組の進行役や、講演活動なども精力的に行い、1999年からは白鴎大教授を長く務めた。

 

▲当時は左翼系(共産主義者)が都知事になるくらい共産主義全盛時代で

若者の長い髪は反体制(共産主義)のシンボルで、反体制デモやってました

今でもこの世代(団塊)は左翼政党(立憲共産)への支持率が高いです

若者が自民党を支持している現在からは、想像しにくいですね~ (^_^;)

 

 

吉田拓郎(76)オリコン2位

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フォークソング全盛時代のビッグスターたちが後期高齢者になり、芸能活動を終えつつあります

今は動画がいくらでも見れるので、よほど熱烈なファンで最新の芸能活動を追いたい人でない限り、彼らの音楽を楽しみ続けられるのはありがたい

アルバム名は、「ah-、人生、面白かった」なのかな?

 (^_^;)

 

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シンガー・ソングライター、吉田拓郎(76、→)のニューアルバム「ah-面白かった」(6/29発売)が初週売上4.6万枚を記録し、7/11付オリコン週間アルバムランキングの2位にランクインしたことが7/4、分かった。

拓郎のトップ3入りは、9年10/29付で3位に入ったLP「TAKURO TOUR 1979」以来、42年8カ月ぶり。

拓郎は年内で芸能活動を終了予定で、「ah-」は事実上のラストアルバムとなる。

ランキング1位はKing&Princeの「Made in」だった。

 

 

 

 

東京は夜の7時

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 いま夜の7時、東京の夜の7時って、いい時間だなぁ

  1993年、30年近く前の曲だけど、いい曲だなぁ

 バブル崩壊の直後、まだバブルの余韻が残ってる感じ

  (^_^;)

 

東京ラムストーリー

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近所にラム(羊肉)のお店が出来てました

最近リバイバルしている往年の人気ドラマ

  東京ラブストーリー

にうまく便乗して

  東京ラムストーリー

(^_^;)

 

▼平成バージョン バブルムードたっぷり

 

▼大ヒットした主題歌

 

▼令和バージョン 平成版を超えるのは無理かな?