▲東京科学大学
東京科学大学(旧東京工業大学、東京医科歯科大学)は11/2、
大岡山キャンパス(東京都目黒区)を11/3に爆破する!
という趣旨の予告があったとして、この日に予定されていた学園祭「工大祭」を中止するとホームページで発表した。
東京科学大学は
「学生、教職員の安全を最優先に考え、安全が確認できるまで大岡山キャンパスへの立ち入りを制限する」
としている。
警察と連携し、事実関係の確認と安全確保に向けた対応をしているという。
田園調布署によると、10/31午後3時ごろ、東京科学大学から「爆破予告があった」との相談の電話があった。
キャンパス内から爆発物は見つかっていないが、予告がされている11/3は警備態勢を強化するという。
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というニュースが、今日11/3に流れていました
まだ犯人情報は全く報道されていないようですが、想像するに
教授からアカハラされた学生や助手など(愛のムチに対する逆恨みも含む)
高市内閣になったあたりから、外国人留学生への対応が厳しくなったので、それへの反発
学園祭の準備中に何かトラブルがあり、その腹いせ
あたりかなという感じがします
安全の確認、つまり「(爆弾が)無いことの証明」は、悪魔の証明ですから、いくらキャンパスの中を細かく調べても、完全な証明は不可能
メールだけで学園祭中止というのは、過剰反応かな?という気もしますが、難しいところ
ただ、メールというのは結構足が付きやすいので、すぐ逮捕になるかもしれません
犯人は普通、匿名プロクシサーバーなどをかませて身を隠すんですけど、各サーバーにはログ(アクセス記録)が残りますし、警察なら令状を得てログの押収など強制捜査も可能
もちろん悪質かつスキルのあるハッカーなら、アクセス後にログを消したりするので、イタチごっこですけどね
それに海外の匿名プロクシサーバーには、日本の警察の捜査権が及びにくいのも、捜査の壁になりがち
学園祭の模擬店のために食材を仕入れた学生たちは、今その処分で困っています
東京科学大学には、情報セキュリティの専門家もたくさんいるでしょうから、警察と協力して、卑劣な犯人を徹底的に追い詰めていって欲しいものです
(;´Д`)
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追伸 そう言えば爆弾で思い出しました
もうずいぶん前になりますが、私の出身学科の研究室に実際に爆弾が送られてきて、それが爆発するという事件がありました
爆弾の規模が小さかったので、荷物を受け取って開封した教授秘書が、手に軽いケガをした程度で済んだようです
とは言え、一種の爆弾テロですから警察が動き、各研究室のOBにも聞き込み捜査が実施され、私の所にも来ました
警察官が2人やってきて(聞き込み捜査は原則2人らしい)、しばらく話を聴いて帰りました
私が疑われる要素は無かったみたいで、それっきりでしたが、話の中で警察官が
「東工大の皆さんなら、爆弾くらい作るの簡単でしょうね?」
なんて言うので、つい
「そうですね。原爆だって作るかもしれませんね」
と答えたら、苦い顔してました
別学科ですが原子力工学科(大前研一はここの大学院の出身)もあり、キャンパスには小型の原子炉もあったので、少量の核燃料も置いてあったでしょうから、丸っきり冗談という訳でもありません
まだ革マル派や中核派みたいな過激派集団が活発だったころ、米軍基地や警視庁のイベント会場などに向けて、鉄パイプで小型の迫撃砲のようなものを造り、石か何かを飛ばした事件がありました
もちろん石が人を直撃すれば死人が出る可能性もゼロではありませんが、しかしいかにもチンケな武器という感じ
道ばたの石ころを拾って手で投げたって、当たり所が悪ければ人は死にます
ある評論家はこれを見て、「手製の迫撃砲は、左翼過激派の素朴な伝統工芸品だ」などと皮肉っていました
過激派の活動家って文系しかいないのかな?などと思った記憶があります
最近、仏教関係の本をよく読んでいるのですが、その中には仏教系カルトとしてのオウム真理教の説明もあり、
なぜオウム真理教が、あれほど優秀な理系科学者を集めたか?
という議論もありました
当時のオウム幹部の中に、土谷正実という化学の専門家がいて、簡単にサリンを合成してしまったのです
今でもそうですが、世界中のテロリスト集団がノドから手が出るほど欲しかった猛毒サリンを、日本のカルト宗教団体オウムが簡単に作ってしまったというので、当時の世界中のテロリスト集団が超ビックリした訳です
土谷正実がいかに優秀な化学者だったかが分かりますし、方向を間違えなければノーベル賞も狙えたかも知れない(大学時代の指導教授が、そう証言している)
何とも才能のもったいない使い方をしたものです(すでに死刑執行済み)
もともと工学部(School of Engineering)は兵器研究が主目的であり、そのためにわざわざ「平和目的の工学(Civil Engineering)」という言葉まであります(この言葉は、現在では土木工学という意味)
人間のすることには何でも「目的と手段」がありますが、工学を含めた科学(サイエンス)は、「手段(構造)の研究」に特化して大発展を遂げました
「目的(価値)の研究」は必然的にイデオロギーが前面に出ますから、派手な議論をしているようでも、実は同じ所をグルグル回っているような平行線的な議論になりがちです
これを日本では昔から「坊主のケンカ」と呼んでいます
(^_^;)~♪











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